みうらじゅん氏の「『そこがいいんじゃない!』みうらじゅんの映画批評大全」を読みました。帯には「日本映画批評家大賞受賞(2004年度・功労賞)」とありますが、こんな賞は聞いた事がありません。おそらくでっち上げなのではないでしょうか?(もし、そうでなかったら、すみません。)
主に1本の映画(じゃない場合も多い)を取り上げて、「オレはそれを~と呼ぶね」という副題をつけ、文章は3ページ、そして1ページのマンガが付く、という体裁で進んでいくのですが、文章もですがマンガも結構笑えて面白かったです。
特に面白かったのは、「ニットー怪獣プラモシリーズ」(「女のアソコには6つ穴があるんやで」から始まる、怪獣面白談義)、「ジョン・ギラーミン」(「大金出して、つまらないのをオレはギラーミンと呼んでいる」からはじまるキャバクラの反省会の話)、「ビデオ屋の店長」(タクシーの運転手からビデオ屋の店長にされる話や、エロビデオ・コーナーにはなぜ「店長推薦」のシールが貼ってないのかという話)、「松本清張」(「オレはそれを『マツキヨ映画』と呼ぶね」の文から始まる、熱いマツキヨ映画談義)、「えなりかずき」(子役の歴史を面白く語る)、「中野の都こんぶ」(昔の映画館に必ずあった酢こんぶの話)、「Tバック ビーチバレー」(「オレはそれを『カムバック』と呼ぶね」の文から始まる、このビデオへの熱い思い)、「はねるのトびら」(「はねるのトびら」への熱い思い)、「チャールズ・ブロンソン」(チャールズ・ブロンソンへの熱い思い)などです。
こうして見ると、変なものにばかり目をつけているように思われますが、この本には1998~2005年の映画ベストテンというのも載っていて、結構普通の映画も見ていらっしゃいます。とにかく、私のような、みうらじゅんフリークにとっては、必読の書でしょう。定価税込1365円。洋泉社発行です。まだ読んでないみうらじゅんフリーク、書店にダッシュ!
主に1本の映画(じゃない場合も多い)を取り上げて、「オレはそれを~と呼ぶね」という副題をつけ、文章は3ページ、そして1ページのマンガが付く、という体裁で進んでいくのですが、文章もですがマンガも結構笑えて面白かったです。
特に面白かったのは、「ニットー怪獣プラモシリーズ」(「女のアソコには6つ穴があるんやで」から始まる、怪獣面白談義)、「ジョン・ギラーミン」(「大金出して、つまらないのをオレはギラーミンと呼んでいる」からはじまるキャバクラの反省会の話)、「ビデオ屋の店長」(タクシーの運転手からビデオ屋の店長にされる話や、エロビデオ・コーナーにはなぜ「店長推薦」のシールが貼ってないのかという話)、「松本清張」(「オレはそれを『マツキヨ映画』と呼ぶね」の文から始まる、熱いマツキヨ映画談義)、「えなりかずき」(子役の歴史を面白く語る)、「中野の都こんぶ」(昔の映画館に必ずあった酢こんぶの話)、「Tバック ビーチバレー」(「オレはそれを『カムバック』と呼ぶね」の文から始まる、このビデオへの熱い思い)、「はねるのトびら」(「はねるのトびら」への熱い思い)、「チャールズ・ブロンソン」(チャールズ・ブロンソンへの熱い思い)などです。
こうして見ると、変なものにばかり目をつけているように思われますが、この本には1998~2005年の映画ベストテンというのも載っていて、結構普通の映画も見ていらっしゃいます。とにかく、私のような、みうらじゅんフリークにとっては、必読の書でしょう。定価税込1365円。洋泉社発行です。まだ読んでないみうらじゅんフリーク、書店にダッシュ!