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非武装の宣言 & 水素エネルギーの盲点

2007-03-07 16:25:59 | ノンジャンル
 今日の朝日新聞の朝刊に来日中のボリビア大統領の記事が載っていました。
 モラレス大統領は講演で「新憲法で戦争を放棄する」と語り、現在の徴兵制を無くし、約4万6千人の軍隊も解散し、「軍隊なしで人命を救える。武装放棄しながら、社会的な戦いを続ける」とも述べたそうです。
 またモラレス氏は同日、安倍首相と首相官邸で会談した際も、戦争放棄をうたう日本の憲法を念頭に、「ボリビアは日本のような大国ではないが、似た点もある。人々が手に手を取って生きる社会。そういう観点から、戦争放棄を憲法改正で掲げたい」と語った、とありました。
 この時、安倍首相はどんな顔でモラレス氏の言葉を聞いていたのでしょうか? 日本では第9条を変えるために、国民投票法なるものを国会で通そうとしているところなのです。そしてその張本人が安倍首相です。ボリビア大統領の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたいと思います。

 また、これは全然違う話題ですが、月刊ソトコト3月号に掲載されたアル・ゴア氏の対談で、ゴア氏はブッシュ・チェイニー政権が野心的な水素エネルギー計画を企ててることに警告を発していました。水素ガスというと燃えると水だけが残るクリーンなエネルギーという印象があると思いますが、ブッシュ・チェイニー政権が企む、石炭や石油から水素を製造する方法は、多大な二酸化酸素を発生させ、かえって地球の温暖化に悪影響を与えるというのです。チェイニーが石油関連の大企業の利益を考えてしていることは明々白々です。とにかく、こういうことを聞いても、次ぎのアメリカ大統領選は、民主党に勝ってもらわないと困ります。ヒラリーでも誰でもいいから、がんばれ~。