山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

笹の子

2014-05-31 | 植物
道路から家への進入路の山側に笹が群生しており、
昨年末に頑張って伐採しずいぶん明るくなった。

しかし、また新しい芽が出てきたのである。
今、これをどうしようかと迷っている。





このまま放っておけばどんどん生長していく。
今のうちに刈り取っ方がいいのだろうか。

でもまだまだ生えるのかもしれないので
もう少し様子をみた方がいいかもしれない。

母によると、この笹の子は牛の大好物らしい。
昔はわが家も牛を飼っており、よく笹刈りをしたようだ。

手で折り取ることができるかどうか試してみたら、
小さいものは何とか手でもちぎれるほどにやわらかい。



牛が好んで食べるのもわかるような気がする。
我々がタケノコを食べるのと同じような感じかもしれない。

これはクマザサのようであるが、
漢字では熊笹かと思ったら隈笹らしい。

一般的には熊笹と思っている人が多いようで、
クマの出るような深山に生えるからというのが由来らしい。

実は、隈笹は秋から冬にかけて
葉のふちが白く隈(ふち)どりされるからである。

イノシシも家のまわりを掘ったりしないで、
この笹の子を食べてくれるとありがたいが。