山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

施設に行って

2014-01-12 | 日記
母は10人の兄弟姉妹であったが、
今では2人姉妹だけになった。

母は88歳、お姉さんは91歳である。
お姉さんはご主人と一緒に施設に入っておられる。

ご主人が体調を崩された関係で、
二人だけでの生活は困難となったのである。

お姉さんは歩行が不自由で認知症はあるが、
食事も普通にでき、目や耳も大丈夫である。

母も2か月くらいご無沙汰しているので、
今年に入ってはじめて連れて行くことにした。

母が「わかる?」と聞くと、
「わかるわね~」と元気そうだった。

寡黙なお姉さんであるが、
「お茶も入れんで…」と何度も口にされる。

嬉しくて何度もタオルで目頭を拭かれた。
母もそれを見て目頭を熱くしている。

なんか顔も似てきたような気がする。
会話ははずまなくても和やかな雰囲気である。

狭い部屋の中でとてもさみしそうである。
月に一度くらいは母を連れてきてあげたい。

ず~とここで生活されると思うとかわいそうである。
母も帰りの車の中で、「あ~なったらつまらん」と言っていた。

母は以前みんなに迷惑かけたくないから、
施設に入ればいいなんて言っていたが…

少しは気持ちが変わったかもしれない。
母には健康で長生きしてほしい。

たぶん大丈夫だろう。
私よりフットワークが軽い。

わが家では鉄人と呼んでいる。
でも調子に乗って無理をしてほしくない。

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