山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

ミノムシ(2)

2014-06-08 | 動物
麦畑の草取りをしたときに
サクランボの苗木にもミノムシがいた。



最近枯葉を取り付けたような感じである。
この春に孵化した幼虫だろうか?

後でまた様子を見に行ったらいなくなっていた。
何かに襲われたわけでもないだろうし…

草取りの後雨が降ったので落ちたのかもしれないと
枝の下の方を探してみると落ちていた。

持ち帰って開けてみると幼虫がいた。
2cmほどの大きさである。



そこで、箱の中に小さく切った色紙と一緒に入れてみた。
ひょっとして蓑(みの)をつくるかもしれないと期待して。



すると短冊状の色紙に触れて葉っぱの方へ行った。
どうも目に見えないが糸のようなものでつながっている。

大いに期待したが、蓑はつくらず箱の中をウロウロしだした。
すると、一緒に入れておいた別のミノムシの蓑につかまりだした。

するとその蓑が動いたのである。
ミノムシの重みで動いているかと思ったら違う。

蓑に入っているミノムシが自分で動かしていた。
何と振り落とそうとしているのである。

そんなことができるのかとびっくりした。



一晩様子をみようと、箱を外に置いておいたら、
翌朝、ミノムシの幼虫はどっかへ旅立ってしまった。

蓑に入ったミノムシは、
庭先の桜の木の枝に放してやった。

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