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山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

畑に丘づくり

2014-05-18 | 農業
たんじゅん農法の講座に参加して、
自分の畑で実践してみることにした。

まずやることは5~6m間隔で溝を掘ることだった。
溝は幅10cm、深さ50cmである。

50cmといえば自分の膝位まであり相当深い。
幅10cmというのは崩れない程度ということらしい。

深い溝を掘ることにより丘をつくるのである。
これは水を抜いて土を乾かすためらしい。

野菜を植えていないところは草が伸びており、
そういうところはあらかじめ刈っておいた。

さっそく鍬を使って溝を掘ることにした。
ちょうど10cm幅の鍬がありよかった。

いきなり50cmは大変なので少しずつ掘ることにした
ジャガイモを植えている畑からはじめた。

とりあえずは1回目の溝堀りは15cm程度にした。
畑も3か所ありなかなかの重労働である。



でも新たな挑戦は楽しいものである。
久しぶりに手に豆ができそうである。

たんじゅん農法講座

2014-05-14 | 農業
この地区の地域活性化プロジェクトチームに対して
市役所の方からもいろいろアドバイスをいただいている。

今回「たんじゅん農法講座」のチラシをいただいた。
「たんじゅん農法」とは炭素循環農法の略である。

無肥料・無農薬で野菜を育てる農法ということで、
自然農法に関心があるだけに参加してみることにした。

今回は、この農法を提唱者である林幸美さん(ブラジル在住)
のお話が聴けるというまたとない機会であった。

ご多忙の中わざわざ、出雲市まで出向いていただいた。
悪天候にもかかわらず60名近い参加があり関心の高さがうかがえた。

「たんじゅん農法」の基礎的な知識をお話いただき、
また実践農園に出向いての説明もありとてもわかりやすかった。



自然農法と理解していたのは「耕さない、草を取らない」であったが、
それは自然の仕組みに逆らっている反自然農法だそうだ。

作物に虫がつくのは化学肥料や堆肥で土に腐敗層ができ、
「腐敗型」の微生物やミミズが増えるからだそうだ。

ミミズがいるのは土を団粒化してくれていいと思っていたが、
「腐敗型」の土であることの証明だとは知らなかった。

また、虫がつくのは無農薬でおいしいと思っていたが、
虫がつく作物は虫のエサで人間の食べ物ではない(まずい)そうだ。

この「腐敗型」の土を「発酵型」に転換すれば、
虫もつかず、味はおいしくなり、収穫量も増えるらしい。

それに、雑草も生えなくなり、水やりも定植時だけでいいそうだ。
さらにミミズなどのいなくなりイノシシも素通りするそうだ。

「発酵型」の土にするには、溝を掘って土を乾かし、
キノコ菌やチップや半生の草などを投入していけばいいそうだ。

目からウロコが落ちるお話をたくさんしていただきとても有益だった。
さっそく「たんじゅん農法」を試してみることにしよう。

小麦に穂が

2014-05-11 | 農業
そういえば小麦はどうなったか気になってきた。
田植えをしたときに近くなので行ってみた。

知らない間に穂が出ていた(^^♪
今回は種もよかったせいか順調である。



ところどころに紫色の花のカラスノエンドウが生えていた。
これが麦の茎に巻きつくと厄介なのですぐに抜いておいた。



来月になれば黄色く色づいてきそうである。
そうなれば収穫時期である。

品種は農林61号なので中力粉になりそうである。
自家製小麦で手打ちうどんが食べれたらいいな。

パンに使える強力な小麦を育てたいが、
こちらの地方では、気候・風土から難しいようだ。

小さな田んぼ

2014-05-08 | 農業
レンコン種が入手できなくなったので、
その栽培予定地で米づくりをすることにした。

といっても、「ひとくぼ」(一枚)だけで、
それも1畝(99?)にも満たない小さな田んぼである。

近所から苗を一箱分けてもらったので、
母と二人で手植えすることにした。

子どもの頃、苗を田んぼまで運んで、
適当な間隔で投げ入れた経験はある。

昔の田植えは近所の人が手伝い合って行い、
それを「手がわり」(労働交換)と言っていた。

実際に手植えするのは初めてである。
母は昔取った杵柄で慣れたものである。

「ばばひき」(線引き)がなかったので、
竹の棒にヒモを結んで張ることにした。

母はそんなものはいらないと言っていたが、
素人の私のため協力してくれた。



私と母で両端から植えていった。
なかなか楽しいが長くやると腰を痛めそうだ。

小さい面積なのであっという間に終わった。
余った苗は植え替え用に活けておいた。



今年の楽しみがまた一つできた♪
ここにはもう一つ楽しみがある。

田んぼへ水が入る付近(余分な水が流れるところ)に
わさびやクレソンを植えつけておいて。



順調に根付いているようでうれしくなった(^^♪

レンコン栽培断念

2014-05-07 | 農業
いとこにレンコン種を頼んでいた。
知り合いに頼んであるとのことで安心していた。

今年に入り忘れていないか何度か確認した。
いつでも植えれるように畑の準備もしておいた。

さすがに4月も下旬になり心配になる。
もらいに行く日程を確認してもらうことにした。

電話があり、第一声が「ごめん」であった。
レンコン種は3月までに全部植えてしまったとのこと。

今年の農業の目標の一つだっただけに残念!
私以上にやる気になっていた母もがっかりである。

しかし、母は転んでもただでは起きなかった。
せっかくだから田植えをしてみようということになった。

さっそく苗づくりをしておられる近所に電話して、
余分があれば分けて欲しいと頼んでいる。

運よく一箱分けていただけることになった。
やったぁ、明日は田植えだ!