自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

初代 DURA-ACE その3

2012年01月24日 22時48分51秒 | パーツ
DURA-ACE のチェンホールです。





現在でも現役!
Mini Velo で使用しています。
(Mini Velo の話は、改めてしたいと考えています。)

このチェンホール、クランクとインナーリングが初期のDURA-ACEで、アウターリングは DURA-ACE EXです。
初期の DURA-ACE のアウター・インナーの組み合わせでは、補強アームが多くうるさい感じがします。
EX の登場で補強アームが省略されすっきりしたフォルムになりました。
Mini Velo では、あまりにスポーティすぎるのもどうかと思いこの組み合わせにしました。

こういった組み合わせのベースは、カンパです。
旧レコードのインナーに旧スーパーレコードのアウターを組み合わせたDeRosaの完成車が鮮烈で、こんな組み合わせがあるんだ!とハッとさせられたのです。

ちなみにこのクランク長は、167.5mmで当時は意外と細かい設定がなされていました。



全く関係のない話ですが、今朝は昨夜降った雪で一面真っ白。
わが村は雪と光でキラキラしていました。

通勤は大変でしたが・・・




(玉川上水です。)

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初代 DURA-ACE その2

2012年01月23日 22時22分02秒 | パーツ
「CRANE」は、その後マイナーチェンジをし、「DURA-ACE EX」で純正のリアディレーラーへ引き継がれていきました。

マイナーチェンジした「CRANE」がこちら↓です。





これでは、どこが違うのか分かりませんよね?





よく見ると、ボルト部分にブッシュが入りさらにボルトに刻印、アウターカップは可動式になりました。


「DURA-ACE EX」は、この「CRANE」を小ぶりにしたものです。





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初代 DURA-ACE

2012年01月22日 22時13分20秒 | パーツ
昨年(2011年)の「サイクルモード」、多くの来場者で賑わった様子をTVでも放映していました。
残念がら私は見に行けなかったのですが、シマノブースに「初代DURA-ACE」の展示があったことを知りました。
私が自転車に興味を持ち始めた1974年の自転車雑誌の広告を思い出します。

そこで「初代DURA-ACE」の話。





日本で初めての「コンポーネント」(=自転車パーツセット)が、この初代DURA-ACEでした。

各パーツには、「DURA-ACE」の刻印があるのですが、リアディレーラーだけは、「CRANE」(クレーン)の刻印。
リアディレーラーだけは、DURA-ACEがコンポーネントとなる前から販売されたいたモデルを組み入れたためでした。





これが、その頃の「CRANE」。

「CRANE」と言えば、白鳥和也氏が「丘の上の小さな街で」で題材にした小説を執筆されています。
小説のシチュエーションが良く理解できるのは、白鳥氏と同年代の「CRANE」世代だからでしょうか。


フロントディレーラーは、DURA-ACEとなってからのオリジナルです。





この当時のフロントディレーラーは、シマノのタイトリストやサンツアーのSL、コンペといったもので、今から思うとDURA-ACEの登場は、デザイン進化のエポックメイキングだったのかもしれません。
この後国産のディレーラーのデザインはより洗練されたものになっていきました。
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古いチューブラーリム

2012年01月21日 22時15分48秒 | パーツ
古いチューブラーリムの話を少し続けます。

Mavic OR7 がマビックの軽量リムだとすれば、スパーチャンピオンの軽量リムは、MEDAILL D'OR(メタドールと呼んでいました)でした。
重量は、OR7とほぼ同じで260~270gぐらい。





このリムにも、Super Championのメーカーシールとモデル名のシールが貼ってあります。





OR7もそうですが、この当時の軽量リムはかなりデリケートで、取り扱いは「要注意!」です。





度々ブログに登場するホルクスのロードは、このリムを使っています。
「このリム」というのは、フロントが MEDAILL D'OR でリアが OR7 のことです。





前後、MEDAILL D'OR を使っていたのですが、走行中にリアを道路のグレーチングにはめてしまい、振れが出てしまいました。スポークの調整で振れ取りを試みたのですが、ダメで交換したのです。
当時(随分昔です)、MEDAILL D'OR を探したのですが見つからず OR7 で代用しました。
前後 OR7 に入れ替えれば良いのですが、いつまた潰すか分からないので、ダメにした方だけ代えたためです。

軽量リムにスポーク本数の少ない組み方で「超軽量!」ホイールが仕上がるのですが、それはそれで気を遣います。
ロードでは、路面の段差や危険回避、歩道への乗揚げ等々意図せずホイールに大きな負担のかかることが多々あるので乗るときは、「軽量ホールである」という意識を強く持って乗るようにしています。
ホルクスは、32H 15×16スポークで組んだ軽量ホイールを履いています。

このバイクは、ゴールドのリムにこだわり、これまで OR10 と OR7、それに MEDAILL D'OR を使ってきました。
OR10は、340~350gぐらいでOR7に比べれば重量がある分丈夫なのですが、スポーク本数や番手によって強度は異なり、どこを狙うか(重さか、強度か)で組み合わせも幾通りもありました。

Mavic OR7 と Super Champion MEDAILL D'OR が同等で、OR10 と ARC-EN-IEL が同じぐらいの重量。
OR7、OR10は、同じMavicで Agent7(エージェント7)、Agent10 の名前でシルバー仕上げのモデルもありました。

当時のアルミ材質と現在のアルミ材質では硬さが随分違うようで、形状・構造も変わり、比べてみると随分柔らかかったように思います。

やはりある程度の重さを覚悟してでも安心できるホイールが、乗って楽しいホイールです。

でも、こっそり Mavic GEL280 を手に入れたりもしています。

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チューブラーリムのキーホルダー 

2012年01月19日 22時22分46秒 | その他
キーホルダーにしたのは、Super Champion 650B だけではありません。
チューブラーリムでも作っていました。



WOは、形状に変化があってそれだけでもキーホルダーとして楽しめるのですが、チューブラーは単純なパイプ形状で、普通の人(?)が見てもなんだか分かりません。
金属のパイプをぶら下げている変な人に見られてしまいます。

そこで、ラベル部分を使って「それっぽく」見えるようにしました。




ただ、これだと作れるのは1本のリムから1つだけ。

正確に言うと、1つないし2つです。
上↑の写真、手前ゴールドのリムが Mavic OR-7、
真ん中と奥が Super Champion ARC-EN-CIEL(アルカンシェル)です。
アルカンシェルには、メーカーシールとモデル名シールの2つが貼ってありました。
2つのシールを使って2つ切り出し!

OR-7は、当時の軽量リム。
アルカンシェルは、ベーシックモデルでした。



リムの肉厚を見比べてみると良く分かります。

OR-7で1本 270~280gぐらいだったでしょうか。
非常にデリケートなリムでした。
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