自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

初代 DURA-ACE

2012年01月22日 22時13分20秒 | パーツ
昨年(2011年)の「サイクルモード」、多くの来場者で賑わった様子をTVでも放映していました。
残念がら私は見に行けなかったのですが、シマノブースに「初代DURA-ACE」の展示があったことを知りました。
私が自転車に興味を持ち始めた1974年の自転車雑誌の広告を思い出します。

そこで「初代DURA-ACE」の話。





日本で初めての「コンポーネント」(=自転車パーツセット)が、この初代DURA-ACEでした。

各パーツには、「DURA-ACE」の刻印があるのですが、リアディレーラーだけは、「CRANE」(クレーン)の刻印。
リアディレーラーだけは、DURA-ACEがコンポーネントとなる前から販売されたいたモデルを組み入れたためでした。





これが、その頃の「CRANE」。

「CRANE」と言えば、白鳥和也氏が「丘の上の小さな街で」で題材にした小説を執筆されています。
小説のシチュエーションが良く理解できるのは、白鳥氏と同年代の「CRANE」世代だからでしょうか。


フロントディレーラーは、DURA-ACEとなってからのオリジナルです。





この当時のフロントディレーラーは、シマノのタイトリストやサンツアーのSL、コンペといったもので、今から思うとDURA-ACEの登場は、デザイン進化のエポックメイキングだったのかもしれません。
この後国産のディレーラーのデザインはより洗練されたものになっていきました。
コメント (2)
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