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[弥生賞(G2)]ファウストラーゼン、モズアスコット産駒重賞初制覇!

2025-03-09 16:49:10 | JRA G1・重賞戦線

【弥生賞ディープインパクト記念】ファウストラーゼンがまくり決めて押し切る!モズアスコット産駒初の重賞制覇:サンスポZBAT!
第62回弥生賞ディープインパクト記念(G2、3歳オープン、芝2000m)は、杉原誠人騎手の7番人気ファウストラーゼン(牡、栗東・西村真幸厩舎)がレース序盤は後方2番手追走も向こう正面でまくりを決めて先頭に立つと、直線に入っても後続の追撃を許さず押し切った。モズアスコット産駒は初のJRA重賞制覇。タイムは2分1秒3(稍重)。
クビ差の2着にはヴィンセンシオ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にアロヒアリイ(5番人気)が入り、上位3頭が皐月賞(4月20日、中山競馬場、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。なお、1番人気のミュージアムマイルはスタート決めて中団追走も直線であともうひと伸び足らず4着に敗れた。
ファウストラーゼンは、父モズアスコット、母ペイシャフェリス、母の父スペシャルウィークという血統。北海道新ひだか町・友田牧場の生産馬。通算成績は4戦2勝。重賞は初勝利。西村真幸調教師、杉原誠人騎手ともに弥生賞ディープインパクト記念は初勝利。
◆杉原誠人騎手(1着 ファウストラーゼン)「作戦としては前回がうまくいったので、今回も同じようにいければと思っていました。2コーナーに入ったところで(ペースが)遅かったので、僕の馬はここにいても仕方ないと思い、積極的にいきました。この馬を信じて、最後まで持ちこたえてくれるだろうと思いながら追っていました。心肺能力が高い馬だと思っていて、瞬発力勝負になるのは分が悪いと分かっていたので、そうならないように心掛けました。本当に頑張り屋さんで、長くいい脚を使ってくれますし、中山の舞台も合っていると思います。とにかく無事にいってほしいです」

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いやぁ、かなり個性的で面白い馬が出てきましたねぇ…

勝ったファウストラーゼンと杉原騎手は、前走ホープフルS3着時からのコンビ。その前走でうまくハマった『向こう正面でのマクリ』をもう一度カマして勝ってしまうのですから、これは単なるフロックとは言えなくなりました。

もちろん、前半のペースもありますし、毎度同じ戦法が通用するとは限りませんが、「僕の馬はここにいても仕方ない」「瞬発力勝負になるのは分が悪い」など、馬の個性を掴んだ上での開き直りはやっぱり怖いと思います。

ちなみにファウストラーゼンはモズアスコット産駒で母父はサンデー系スペシャルウィーク。母系にはSadler's Wellsがいてアスゴッドと似たところがあるんですよね。アスゴッドも切れ味勝負は向かないタイプですし、あとは直線でのしぶとさ、粘りが似てくれたら…みたいな話はさて置いて、モズアスコットも重賞馬が出せて本当に良かったです。

ちなみに1番人気、朝日杯FS2着のミュージアムマイルは最後に追い込んできたものの、稍重でレースの上りが37.2秒という消耗戦にやられました。それを考えると、ホープフルSでのクロワデュノールの強さがさらに際立つ気がするものの、果たして本番ではどうなるのか?? なかなか興味深い皐月賞になりそうです。

 

**2025/3/9中山11R 弥生賞(G3/芝2000m)・稍重**

報知杯弥生賞ディープインパクト記念【2025年3月9日】:競馬ラボ

 


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (FT)
2025-03-09 17:21:45
サドラー直系にさらにクロスができるのはさすがに日本には向かないんじゃないかと思ってましたが……こういう方向が正解なんですかねぇ。
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Unknown (Az)
2025-03-09 18:17:04
>FT さん

正解とかではないでしょうが、ベースのレベルを高めることで、こういう馬も出るんでしょうね。
Sadler's Wellsとか、やっぱりすごいと思います。
返信する
Unknown (Ribot)
2025-03-10 10:10:40
大変な持続力の持ち主。向こう正面からのまくりでホープフルSを好走したのに続いて今回は勝ちきってしまいました。
特定の戦法で馬の個性が覚醒したケースとしてはパンサラッサとよく似ていますね。リーディング上位の騎手にあれと同じことをやれというのはイメージできないので、おそらくパンサラッサ同様、主戦騎手が乗り続けることになると思います。
無事に出てくるようなら皐月賞もこの馬の大まくりからロングスパート合戦になりますね。どの馬が対応できるのかは見ものです♪
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Unknown (Az)
2025-03-10 10:27:49
>Ribot さん

あの戦法で重賞を勝ち切るのはなかなか大変ですよね。
確かに、上位騎手はあそこまでやれないかも…とも思います。
こういう馬がいると、一緒に走る馬たちは意識せざるを得ませんし、相当に面白いことになりそうです。
パンサラッサも相手はイヤだったんだろうなぁ(^^;)
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