番屋銀座店さんで、久しぶりにヤバイものを食べてしまいました。
思い返してみると、新橋の徳壽さんで食べたシャトーブリアン以来でしょうか。
(あれ? だとすると、それほど久しぶりじゃないのかな… (^^ゞ)
いやいや、身体に悪いという意味でのヤバさなら、これから紹介する寿司(?)の方が数段上かもしれません。
という事で、今日は前置きはやめて、早速行きます!
最初の一杯は煎茶割りから、何となく健康に配慮しているのがわかって頂けるでしょうか。

お通しは、それほど酸っぱくないもずく酢で、この味は意外に珍しいです。
もずくは細いものだけを使ってあるので食べやすさは間違いなし。 酸味が好きな方には物足りないかもしれませんが、こういう上品なもずく酢も悪くないかもしれません。
いずれにしても、お通しに手抜き感がないのは、美味しい居酒屋さんの基本ですね。
番屋さんは今年の春にリニューアルしたお店で(多分)、私はこれがリニューアル後の初訪問でした。
マグロ自慢の寿司居酒屋を標榜しておられますので、まずはマグロを味わうのが基本でしょう。
マグロを味わうならまずはこれ、本マグロ五種盛り合せです。

赤身、

背トロ、

脳天、

カマトロ、

大トロ、以上で五種です。

この日のマグロは150kgほどのものだそうで、それを聞いてもピンとはこないのですが、何となく、『これからマグロをやっつけるぞ!』、みたいな気分が盛り上がってきます。
このあたりはお店の演出ですが、築地できちんとマグロを仕入れていることが伝わってくるお刺身でした。
まず、赤身が濃厚で美味しいのが嬉しいです。
以前は好んでトロを食べた時期もありますが、歳を重ねるに連れて、本当に美味しいマグロは赤身こそ!、と思うようになり、最近はトロを食べても基本は中トロまで。 そんな私が感心するほどいい赤身だったと思います(^^)
(これは日によってバラつきとかあるのかな?)
味の濃厚さで言えば、脳天は特筆モノ。
マグロ本来の旨みがどういうものなのか、この脳天を食べるとよくわかります。
大味さがなくて、どちらかというと魚より肉に近いかも、と言えば少し伝わるでしょうか。
カマトロ、背トロは脂のノリが丁度良いです。
質のいい中トロぐらいのイメージで、一般的に誰もが美味しいと思う、“程よいトロ”ですね。
そして大トロ。
もうですね、これは脂がノリノリで、絶対に身体にいい訳がありません。
ただ、お店のオススメでやった、塩とわさびで食べる方法、これだと脂っぽさが少し中和をされるんです。
塩で食べるマグロ。 実にいろいろなことを考えるものですねぇ(^^)
塩とわさびをのせた大トロちゃんです!

この五種盛りは、普通に頼むと五種をふた切れずつなのですが、この日は三人だったので三切れずつにしてもらいました。 そういう融通を利かせてくれるのも、この手のお店の大事なところですね。
濃厚なマグロを堪能したあとは、大好きな目玉の煮つけをいってみました。

ネギをどけると、トロトロになった目玉の周りが現れます。

最初は本当に目玉だけかと思ったのですが、さすがにそうではなかったです(^^ゞ
目の周りのコラーゲンたっぷり、プルンプルンのお肉が柔らかく煮付けられていて、これだけで丼飯が何杯かいけるのは間違いない味付け。 先ほどの刺身と同じ魚とは思えない豹変振りに、改めてマグロの奥深さを思い知ったのでした。
こちらもお店のオススメの一品、イカゲソのガーリックわたー焼きです。

アップにするとこんな感じ。

わたのほろ苦く深い旨みがバターでまろやかにまとめられていて、アクセントはニンニクとゴマの香り。
これはもう、間違いなくお酒が欲しくなるパターンです。
そう、スキッとした日本酒が欲しくなる濃厚な料理…。
そりゃあ、こうなりますわなぁ。。 (^_^;

それはさて置き、イカを食べていると、お店から一握りのご飯が提供されます。

で、そのご飯に先ほどの“イカわたー焼き”のおつゆをかけて食べるんです!

いや、あこれは参りました。
イカわたーは日本酒に合うと思ったのですが、酢飯にもピッタリ合うんですね!
ここまで完璧にコラボが成功すると、むしろイカ本体はいらないぐらい(^_^;。 そんな事にはならないと思いますが、イカゲソわたーご飯として、いつでも食べられるようになって欲しいです。
そしてそして、この日のメインはこの“本当にヤバイ”一品です!

名づけて濃厚贅沢巻き!!

何しろ、トロトロのマグロで黄身醤油で味付けられたしゃりを巻き、その上にウニとキャビアをオンしてしまうという、贅沢というか悪趣味というか、これが出てきた瞬間にテーブル上が、あのバブルの頃にタイムスリップしたかのようでした。
正直、ちょっとやりすぎな感じもしますが、たまにはこういうのもアリなのでしょう(^_^;
いや、食べた感想はですね、トロトロ&マッタリ&ズッカンドッカンですわ。
スミマセン、意味不明だと思いますが、とにかくこれはヤバイです。
(代わりに健康を削っている気も…)
ここまで一気に食べてきて、改めて思ったのですが、魚と言えども脂ノリノリのマグロとか、ウニとかイカわたとか、濃厚なものを続けて食べるとお腹がすぐに満足感を覚えてしまうようです。
それほどたくさん食べたわけでもないのに、気づくと進むのはお酒ばかりになっています。
そういう状態になったら、軽く寿司でもつまんでお開きモードにするのが大人ですが…。
なんかですね、マグロの濃厚さにどっぷりつかりすぎて、お寿司はトロたく巻きだけで充分でしたm(_ _)m

番屋さん自慢の料理を紹介してきましたが、このお店は使い方によってはすごく楽しいでしょうね。
お値段はソコソコ飲んで三人で1万6、7千円でしたから、料理の質を考えれば充分以上にターゲット範囲内。 マグロ以外のお魚もあり、例えば、最初の刺し盛りを赤身とか鯛とかの単品にしてバランス取るなど、いろいろ作戦が考えられると思います。
それと、ウニとキャビアの乗った濃厚贅沢巻きは、一日限定20貫なので、注文するタイミングに要注意です。
これを最後のメインに!とか思っていると、4人で行ったのに残り3貫みたいな、非常に緊迫したじゃんけん大会の火種が発生する可能性もありますから。(それもひとつの楽しみ方かもしれませんけれど(^_^;))
いずれにしても、久しぶりに食べたヤバイ料理、本当にご馳走様でしたm(_ _)m
寿司居酒屋 番屋 銀座店
中央区銀座7-3-13 ニューギンザビルB1F
050-5589-7387(予約専用)
03-3573-0411(問合せ専用)

ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
思い返してみると、新橋の徳壽さんで食べたシャトーブリアン以来でしょうか。
(あれ? だとすると、それほど久しぶりじゃないのかな… (^^ゞ)
いやいや、身体に悪いという意味でのヤバさなら、これから紹介する寿司(?)の方が数段上かもしれません。
という事で、今日は前置きはやめて、早速行きます!
最初の一杯は煎茶割りから、何となく健康に配慮しているのがわかって頂けるでしょうか。

お通しは、それほど酸っぱくないもずく酢で、この味は意外に珍しいです。
もずくは細いものだけを使ってあるので食べやすさは間違いなし。 酸味が好きな方には物足りないかもしれませんが、こういう上品なもずく酢も悪くないかもしれません。
いずれにしても、お通しに手抜き感がないのは、美味しい居酒屋さんの基本ですね。
番屋さんは今年の春にリニューアルしたお店で(多分)、私はこれがリニューアル後の初訪問でした。
マグロ自慢の寿司居酒屋を標榜しておられますので、まずはマグロを味わうのが基本でしょう。
マグロを味わうならまずはこれ、本マグロ五種盛り合せです。

赤身、

背トロ、

脳天、

カマトロ、

大トロ、以上で五種です。

この日のマグロは150kgほどのものだそうで、それを聞いてもピンとはこないのですが、何となく、『これからマグロをやっつけるぞ!』、みたいな気分が盛り上がってきます。
このあたりはお店の演出ですが、築地できちんとマグロを仕入れていることが伝わってくるお刺身でした。
まず、赤身が濃厚で美味しいのが嬉しいです。
以前は好んでトロを食べた時期もありますが、歳を重ねるに連れて、本当に美味しいマグロは赤身こそ!、と思うようになり、最近はトロを食べても基本は中トロまで。 そんな私が感心するほどいい赤身だったと思います(^^)
(これは日によってバラつきとかあるのかな?)
味の濃厚さで言えば、脳天は特筆モノ。
マグロ本来の旨みがどういうものなのか、この脳天を食べるとよくわかります。
大味さがなくて、どちらかというと魚より肉に近いかも、と言えば少し伝わるでしょうか。
カマトロ、背トロは脂のノリが丁度良いです。
質のいい中トロぐらいのイメージで、一般的に誰もが美味しいと思う、“程よいトロ”ですね。
そして大トロ。
もうですね、これは脂がノリノリで、絶対に身体にいい訳がありません。
ただ、お店のオススメでやった、塩とわさびで食べる方法、これだと脂っぽさが少し中和をされるんです。
塩で食べるマグロ。 実にいろいろなことを考えるものですねぇ(^^)
塩とわさびをのせた大トロちゃんです!

この五種盛りは、普通に頼むと五種をふた切れずつなのですが、この日は三人だったので三切れずつにしてもらいました。 そういう融通を利かせてくれるのも、この手のお店の大事なところですね。
濃厚なマグロを堪能したあとは、大好きな目玉の煮つけをいってみました。

ネギをどけると、トロトロになった目玉の周りが現れます。

最初は本当に目玉だけかと思ったのですが、さすがにそうではなかったです(^^ゞ
目の周りのコラーゲンたっぷり、プルンプルンのお肉が柔らかく煮付けられていて、これだけで丼飯が何杯かいけるのは間違いない味付け。 先ほどの刺身と同じ魚とは思えない豹変振りに、改めてマグロの奥深さを思い知ったのでした。
こちらもお店のオススメの一品、イカゲソのガーリックわたー焼きです。

アップにするとこんな感じ。

わたのほろ苦く深い旨みがバターでまろやかにまとめられていて、アクセントはニンニクとゴマの香り。
これはもう、間違いなくお酒が欲しくなるパターンです。
そう、スキッとした日本酒が欲しくなる濃厚な料理…。
そりゃあ、こうなりますわなぁ。。 (^_^;

それはさて置き、イカを食べていると、お店から一握りのご飯が提供されます。

で、そのご飯に先ほどの“イカわたー焼き”のおつゆをかけて食べるんです!

いや、あこれは参りました。
イカわたーは日本酒に合うと思ったのですが、酢飯にもピッタリ合うんですね!
ここまで完璧にコラボが成功すると、むしろイカ本体はいらないぐらい(^_^;。 そんな事にはならないと思いますが、イカゲソわたーご飯として、いつでも食べられるようになって欲しいです。
そしてそして、この日のメインはこの“本当にヤバイ”一品です!

名づけて濃厚贅沢巻き!!

何しろ、トロトロのマグロで黄身醤油で味付けられたしゃりを巻き、その上にウニとキャビアをオンしてしまうという、贅沢というか悪趣味というか、これが出てきた瞬間にテーブル上が、あのバブルの頃にタイムスリップしたかのようでした。
正直、ちょっとやりすぎな感じもしますが、たまにはこういうのもアリなのでしょう(^_^;
いや、食べた感想はですね、トロトロ&マッタリ&ズッカンドッカンですわ。
スミマセン、意味不明だと思いますが、とにかくこれはヤバイです。
(代わりに健康を削っている気も…)
ここまで一気に食べてきて、改めて思ったのですが、魚と言えども脂ノリノリのマグロとか、ウニとかイカわたとか、濃厚なものを続けて食べるとお腹がすぐに満足感を覚えてしまうようです。
それほどたくさん食べたわけでもないのに、気づくと進むのはお酒ばかりになっています。
そういう状態になったら、軽く寿司でもつまんでお開きモードにするのが大人ですが…。
なんかですね、マグロの濃厚さにどっぷりつかりすぎて、お寿司はトロたく巻きだけで充分でしたm(_ _)m

番屋さん自慢の料理を紹介してきましたが、このお店は使い方によってはすごく楽しいでしょうね。
お値段はソコソコ飲んで三人で1万6、7千円でしたから、料理の質を考えれば充分以上にターゲット範囲内。 マグロ以外のお魚もあり、例えば、最初の刺し盛りを赤身とか鯛とかの単品にしてバランス取るなど、いろいろ作戦が考えられると思います。
それと、ウニとキャビアの乗った濃厚贅沢巻きは、一日限定20貫なので、注文するタイミングに要注意です。
これを最後のメインに!とか思っていると、4人で行ったのに残り3貫みたいな、非常に緊迫したじゃんけん大会の火種が発生する可能性もありますから。(それもひとつの楽しみ方かもしれませんけれど(^_^;))
いずれにしても、久しぶりに食べたヤバイ料理、本当にご馳走様でしたm(_ _)m
寿司居酒屋 番屋 銀座店
中央区銀座7-3-13 ニューギンザビルB1F
050-5589-7387(予約専用)
03-3573-0411(問合せ専用)

