一般財団法人 知と文明のフォーラム

近代主義に縛られた「文明」を方向転換させるために、自らの身体性と自然の力を取戻し、新たに得た認識を「知」に高めよう。

教育シンポジウム開催のお知らせ

2007-02-17 22:53:48 | 活動内容

知と文明のフォーラム★日本女子大学人間社会学部教育学科・文化学科★共催

■■■シンポジウム■■■■
北欧型教育と日本の教育

――デンマーク・オランダ・フィンランドと日本を比較して――

子どもに、ほんとうに考える力と生きる力を身につけてほしい。
賞罰や競争で子どもを追い立てない教育がほしい。
このような教育のありかたは、今の日本では不可能なのでしょうか。
ひとりひとりを尊重した教育実践を重要視する北欧型教育について学び、
日本型の教育と比較することによって、
よりよい教育のための展望をさぐります。
 

 オランダ在住で子ども二人を育てたリヒテルズ直子、デンマークに子ども三人と滞在した伊藤美好、フィンランド教育などを研究する古山明男、日本の教育行政学を専門とする佐藤全が、身近な生活から制度まで、北欧と日本の教育を縦横に語ります。

日時・・・・・2007年3月3日(土) 14:00-16:30
●場所・・・・・日本女子大学目白キャンパス 香雪館202号室 
        (JR目白駅から徒歩15分、バス5分)
●参加費・・・無料

発言者紹介

リヒテルズ直子
(りひてるずなおこ)
1955年下関市生まれ。九州大学(教育学修士・社会学博士課程単位取得中退)出身。1996年よりオランダ在住。翻訳・通訳業の傍ら、オランダの教育や社会情勢についての自主研究を続ける。著書に『オランダの教育多様性が一人ひとりの子供を育てる』『オランダの個別教育はなぜ成功したのかイエナプラン教育に学ぶ』(共に平凡社)、共著に『学力を変える総合学習』(明石書店)など。

伊藤 美好(いとうみよし)
1956年名古屋市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。専攻は西南アジア史学。北欧留学情報センターでデンマーク語とスウェーデン語を学ぶ。東京都在住。著書に『パンケーキの国で子どもたちと見たデンマーク』(平凡社)、共著に『笑う不登校』(教育資料出版会)、『戦争のつくりかた』(マガジンハウス)、『11の約束えほん教育基本法』(ほるぷ出版)など。

古山明男(ふるやまあきお)
1949年千葉市生まれ。京都大学理学部卒業。動物雑誌などの編集者を経て、私塾・フリースクールを開設し、不登校の子どもたちの支援や教育相談に携わる。一方、古山教育研究所を主宰し、国内外の教育史や教育制度を研究する。イギリス、アメリカ、オランダ、フィンランドなどの教育行政を視察する。著書に『変えよう!日本の学校システム教育に競争はいらない』(平凡社)など。

佐藤 全(さとうあきら)
1940年宮城県生まれ。東北大学大学院教育学研究科修士課程終了後、県立高校教員、私立大学専任講師、東北大学助手、香川大学助手・講師・助教授、国立教育研究所主任研究員・室長・部長を経て、現在日本女子大学人間社会学部教育学科教授。教育学博士(東北大学、1983年)。最近の著作に『教育経営研究の理論と軌跡』(玉川大学出版部、共編著)、『教員の人事考課読本』(教育開発研究所、編著)、「政策過程から見た教員評価制度の特質と課題」(『教育社会研究』第72集、分担執筆)など。

後援:平凡社 お問い合わせ先:知と文明のフォーラム 東京事務局042-371-8165



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