メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Last Autumn's DreamのWinter In Paradise

2006-01-05 21:15:25 | メロディック・ハード
このところ、メインのはずのメロディック・ハードを書いていないので、さすがに書かねば!
ってことでLast Autumn's Dreamの3作目。
80年代のRock/Popsが随所に顔を出し、懐かしくも美しいサウンドになっている。
近作は、特にメロディラインを重視し、極上かつ珠玉の作品が並んでとっても聴きやすくなっている。

中心メンバーはギタリストのAndy Malecek。彼はFair Warningのギタリストだった。
Fair Warningというと、ヘルゲ・エンゲルケを思い浮かべる。どうやらヘルゲの意見を取り入れることの多かったバンドのようで、Andyは不完全燃焼していた。

その憂さ晴らしじゃないが、Andyは自分のトーンで弾きまくる。早弾きじゃないけれど、メローで琴線をくすぐる。泣きのギターにもなっている。
強いて例えると、ニール・ショーンのようだ。
ただ、ギターソロが短いので、もっと長い方がいい。

5曲目のサビが『I Think あ~、すいません、ぼでぃ』と聴こえるのがおもしろい。
実際は『I think I see myself falling』なのだ。

6曲目のピアノで始まる美しいバラード“Echoes From The Past”を聴くと、初期のQueenを感じる。もっと古くはBeatlesか。この感触が懐かしいんだな。

ボーカリストのMikael Erlandssonのしゃがれ声は、決して好きな声ではないのに、味わいがあって、悪くない。
どうやらコーラスワークが80年代になっているようだ。私なんか、クリストファー・クロスまで出てきてしまったぞ!
ほど良いシンフォニックな味付けがあって、まったく疲れない。
こってりサウンドに食傷気味な時にぴったりのアルバムである。


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2 コメント

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Unknown (まいるど)
2006-01-05 22:03:31
 クリストファー・クロスですか~。今日、電車の中で「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」を聴いていました。何だか彼の声は、元気があるのに哀愁がある感じがしますね・・・って、クリストファー・クロスのことしか書いてないですね(汗)
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Unknown (massh@まー)
2006-01-05 22:24:18
クリストファー・クロスは切ないんです。

かつては“おしゃれ”だと言われていたんですが、本人の姿がバレたとたん崩壊。。

ニューヨーク・シティ・セレナーデ哀愁がありますよね。はかなさと男の孤独さも感じちゃう。



「南から来た男」はジャケのフラミンゴのせいもあって、明るいと思ってましたが、Last Autumn's Dreamの方が遥かに明るいです。



いろいろと、気長にお待ちくださいね。

Dragonforce買うからね。
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