Symphony Xの7作目。2枚組。
この作品もトータルアルバムになっている。
これまで、古代、太古の昔-創世記と、過去の文明(?)をテーマにしてきた彼らが選んだ新たなテーマは、『未来』だった。
人類が機械に操られている世界観だ。
そのせいか、重低音を利かし、リフ重視の無機質なサウンドになっている。
そのせいで、単調に成り下がってしまって、おもしろくない。
もちろん、やってることは高度だ。
変リズムを使い、リフは複雑だし、マイケル・ロメオのギターソロは、テクニカルな速弾きだ。
これでもかと、攻撃的に襲ってくるのだが、どうも感情に訴えかけて来ないのだ。
この感覚は、Dream Theaterが余りにもメタルに走ってしまったのと似ている。
私はSymphony Xの魅力は、メタルの中に、抒情的なメロディ、印象的な場面展開、
そしてラッセル・アレンのアツいハートのこもった魂の熱唱だと思っている。
その反動なのかに、1枚目のラストのロッカ・バラード“When All Is Lost”は、素晴らしく感情に訴えかける。
スローなピアノで始まる。
まるで静寂のぴんと張りつめた空気の中の、一筋の光のようだ。
コード進行も、バックに流れるピアノのアルペジオも、マイケルのギターソロも、まさにこれぞSymphony X!!
この曲だけで、満足する。
他に気に入った曲は、1曲目のタイトルナ1まいバー“Iconoclast”
サビの ♪We are strong, We will stand and fight~が印象的だ。
ラッセル・アレンが、ロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュートの意味で、曲によって彼そっくりの歌い方をしている。
高音の喉の絞り方、唸り方なんて本当によく似ている。
これまでも似てると思っていたけれど、物真似ではなく、なりきっているのがすごい。
サバス的な中に、バビロンの城ちっくな曲があるのは楽しい。
1枚のにまとめたダイジェスト盤の選外の方に、気に入った曲がある私は、天邪鬼なのだろうか?
いや、彼らはこれまでのスタイルを排除し、意図的に硬質な作品を作り上げたのだろう。
この作品もトータルアルバムになっている。
これまで、古代、太古の昔-創世記と、過去の文明(?)をテーマにしてきた彼らが選んだ新たなテーマは、『未来』だった。
人類が機械に操られている世界観だ。
そのせいか、重低音を利かし、リフ重視の無機質なサウンドになっている。
そのせいで、単調に成り下がってしまって、おもしろくない。
もちろん、やってることは高度だ。
変リズムを使い、リフは複雑だし、マイケル・ロメオのギターソロは、テクニカルな速弾きだ。
これでもかと、攻撃的に襲ってくるのだが、どうも感情に訴えかけて来ないのだ。
この感覚は、Dream Theaterが余りにもメタルに走ってしまったのと似ている。
私はSymphony Xの魅力は、メタルの中に、抒情的なメロディ、印象的な場面展開、
そしてラッセル・アレンのアツいハートのこもった魂の熱唱だと思っている。
その反動なのかに、1枚目のラストのロッカ・バラード“When All Is Lost”は、素晴らしく感情に訴えかける。
スローなピアノで始まる。
まるで静寂のぴんと張りつめた空気の中の、一筋の光のようだ。
コード進行も、バックに流れるピアノのアルペジオも、マイケルのギターソロも、まさにこれぞSymphony X!!
この曲だけで、満足する。
他に気に入った曲は、1曲目のタイトルナ1まいバー“Iconoclast”
サビの ♪We are strong, We will stand and fight~が印象的だ。
ラッセル・アレンが、ロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュートの意味で、曲によって彼そっくりの歌い方をしている。
高音の喉の絞り方、唸り方なんて本当によく似ている。
これまでも似てると思っていたけれど、物真似ではなく、なりきっているのがすごい。
サバス的な中に、バビロンの城ちっくな曲があるのは楽しい。
1枚のにまとめたダイジェスト盤の選外の方に、気に入った曲がある私は、天邪鬼なのだろうか?
いや、彼らはこれまでのスタイルを排除し、意図的に硬質な作品を作り上げたのだろう。