メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

水野がセルティックへ

2008-01-11 00:32:02 | 中村 俊輔
あちこちに報道の通り、千葉の水野晃樹(22)が、俊輔のいるセルティックへ移籍決定となった。
水野が海外を志向しているのは知っていたが、セルティックとは意外だった。
というのも、セリエAやリーガ・エスパニョーラやプレミアのような、メジャーな国を選ぶのかと思っていたからだ。

しかし、俊輔が海外に渡った頃とは状況が違っている。
今は一流の国じゃなくても、CL(チャンピオンズ・リーグ)への出場が可能であれば、レギュラーを取れる国にいた方が有利だと思われてきたようだ。
それもこれも、俊輔のCLでの成功が大きいと思う。
あの大会で、マンUのデンマーク代表GKファンデルサール相手に、30mものFKを決めた。
そのおかげで、CLの抽選会の時に、3人しか写らなかった昨年のリプレイに俊輔が選ばれたのだ。
日本人のサッカー好きなら、これを栄誉と呼ばずに何と呼ぼう。
その影響は計り知れない。

それと、スイスのバーゼルでレビュラーを勝ち得た中田と、オーストリアのザルツブルグで試合に出た三都主や宮本、フランスのル・マンでずっと活躍してきた松井の存在もあるだろう。
出場機会を求めて、3大リーグ以外で活躍するのは悪くない。

水野は俊輔の活躍-スコットランド・プレミア・リーグで昨年のMVPを軒並みかっさらったこと-には、羨望の思いがあったことだろう。
俊輔ができたなら、自分だってという思いもあろう。
また、俊輔がセルティックでレギュラーを取って試合出場を重ねるうちに、俊輔のプレーが洗練され、判断力も早くなり、倒されにくくなった事実もある。
俊輔のプレーを好んでもいるだろう。

それらを判断するに、水野のセルティック移籍はいい選択だと思う。
日本人の好むプレーを採用するストラカンは、素晴らしい監督だ。
必ず、水野をすぐにではないにしても使ってくれるだろう。

各国の代表が集まるセルティックは、競争もあるが、自分のイメージするプレー、特に得点シーンを具現化してくれるチームメートが多くいる。
そういった、高いレベルで試合をするのはやっぱり貴重だ。
俊輔が、練習がキツイと言ってたっけ。
ポジションを奪われないように、毎日必死だと言ってたっけ。
水野のこれからのジャンプアップに期待でワクワクする。


ただ、気がかりなのは俊輔の動向だ。
高原の浦和移籍を見て、代表の試合-W杯アジア予選を重視するのなら、今年日本に帰ってきて予選を勝ち抜かないと、W杯出場が危ぶまれる。
俊輔だったら、代表を重視しちゃうんじゃないかなぁ。
日本に帰ってきちゃうかも。
水野は、せっかくついた日本のファンをつなぎ止めるためでもあるような。。

本当は、2月のCLの本戦で活躍し、活躍が認められてスペインに渡ってほしいのだが。
相手はバルサだけどね。