本は「毛沢東と中国共産党」竹内実(中公新書)。

先日「上海にて」を読んだばかりなので中共関連の本が読みたくなり家の本棚をあさったら出てきた本。
1972年の刊行なので、文革もまだ終わっていない段階で書かれた本だが、中国共産党の政治闘争の複雑さはよく分かる。文献だけを元に中国共産党の成り立ちから始まり毛沢東が政治権力を握り党内闘争の一環としての文革までの歴史が描かれている。ただ、民衆の生活などは一切触れられず指導層の闘争のみに焦点を当てているので今読むと不満が残る。でも情報の少ない当時ではこれが精一杯だったのかもしれない。
全体を読んで思ったのは、何よりも路線闘争の複雑さ。中国国内の国民党や軍閥などとの関係だけでなくコミンテルンの指導も党内の権力闘争は密接に結びついている。こんなシビアな争いをしながら革命を成功させるとは・・・。
毛沢東が重視してきたのは「党」は「革命」に服従する、という事。毛沢東は中国共産党とイコールではなく、むしろ「革命」と同じだと自己認識していた。なので、「造反有理」という事なのだろう。
毛沢東が今の中国を見たらどう思うだろうかね。

先日「上海にて」を読んだばかりなので中共関連の本が読みたくなり家の本棚をあさったら出てきた本。
1972年の刊行なので、文革もまだ終わっていない段階で書かれた本だが、中国共産党の政治闘争の複雑さはよく分かる。文献だけを元に中国共産党の成り立ちから始まり毛沢東が政治権力を握り党内闘争の一環としての文革までの歴史が描かれている。ただ、民衆の生活などは一切触れられず指導層の闘争のみに焦点を当てているので今読むと不満が残る。でも情報の少ない当時ではこれが精一杯だったのかもしれない。
全体を読んで思ったのは、何よりも路線闘争の複雑さ。中国国内の国民党や軍閥などとの関係だけでなくコミンテルンの指導も党内の権力闘争は密接に結びついている。こんなシビアな争いをしながら革命を成功させるとは・・・。
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