東京ナイト

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『アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE 横浜大決戦(仮)』2部@横浜BLITZ

2013-04-14 09:23:31 | アイドル
という訳で、昨日はアップアップガールズ(仮)のワンマン。

アプガを初めて見たのが去年の3月。
六本木umuでのライブで、対バン相手がLinQにでんぱ組と、今から考えればすごい面子。
でも、当時は普通にのんびり見られたけどね。

で、その時のアプガの印象は、正直に言えば「これは売れないな・・・」。
ハロプロカバー曲を歌って、ファンもハロヲタの人ばかりで、まあ2軍感がハンパなかったです。
唯一、新井愛瞳さんのパフォーマンスだけが印象に残っていました。

その後、すっかり忘れていたのですが、夏にどこかの対バンで久し振りに見て、あまりの成長振りに驚きました。
特に「UPPER ROCK」!
ステージを立体的に移動するフォーメーションのかっこよさ、超攻撃的でノンストップの盛り上がり曲に、ただ「すげー、いつの間にこんなに変わったの?」とびっくりしたことを覚えています。

以来、いろんな対バンのステージで見て、都度、盛り上がっていたのですが、今回、彼女達が夢に描いていた「横浜BLITZ」でのワンマンと言うことで、熱いパフォーマンスを期待して初めてワンマンに行ってみました。

横浜BLITZの前は、大勢のアプガヲタさんが結集。
みんな色とりどりの推しTを着ていて。、まるでももクロちゃんのライブみたいな賑やかさ。
そういえば、この日は、ももクロちゃんも西武ドームでライブだったんですね。
全然チェックもしていなかったよ・・・。

会場の前で、有志の方が、白いサイリウムを配ってくれました。
チケ番良く、新井愛瞳さんポジの下手4列目を確保。

で、終わった後「あー盛り上がった!」っていう声が出ちゃうくらい良いライブでした。
鉄板曲「UPPER ROCK」に続けて「アッパーカット」のコンボ。
やばいくらい盛り上がったよ。

しょうじき、メンバーの名前は新井さん以外、知らなかったし、曲も2、3曲しか分からなかったけど、そんなの関係ないくらいの盛り上がり。
とにかくメンバーのパフォーマンススキルの高さにびっくり。
あれだけの運動量で、あんなに歌えるって本当にすごい。
さすが、ハロプロエッグ出身だけのことはあります。

で、今回は、エッグ時代の最後のステージとなったBLITZに帰ってきた!、ということで、彼女達のエッグ卒業からの軌跡をお芝居形式で語ったり、開演前に映像で振り返ったりと、「ハロプロエッグを首になって、でも頑張って頑張って、ようやくここに帰って来れた!」という「物語」を繰り返しアピールしていました。

こういう「物語」はとても大切なこと。
アイドルって、短い青春の輝きをどう使っていくかが、ひとつの「物語」だと思うので、ももクロちゃんの代々木路上ライブとかもそうだけど、それをどうドラマチックに演出するかで共感が深くなるし感動も生まれるはず。
単に、歌って踊ってっていうだけじゃない、「アイドルという生き様」そのものの演出が大切なんですよね。

今回は更に、ヲタ有志の方が配ってくれた白いサイリウムが、アンコールのあと会場中を照らし、美しい風景になっていました。
詳しくは分からないのですが、エッグ最終公演でも同じ白いサイリウムが振られたようで、メンバーは、この光景を見ただけで泣き出したりしていました。

最後の挨拶でも、口々に「エッグを首になって、途方にくれて、アプガを始めても将来が見えなくて、何度も辞めそうになった。でも夢を諦めなくてよかった!BLITZに帰ってこれて本当に嬉しい!」と語っていました。
で、「次の目標は、聖地、中野サンプラザです!」と宣言。

エッグを首になっても、諦めず、地道にただただ頑張ってきたアプガのメンバー。
魂を込めてライブを続けていれば、いつか花開くと言う事を自分たちの力で証明した熱いライブでした。