東京ナイト

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『AKBがいっぱい ~ザ・ベスト・ミュージックビデオ~』

2011-06-27 00:01:16 | AKB48
今日は一日中、家でAKBのミュージックビデオを観ていました。
『AKBがいっぱい ~ザ・ベスト・ミュージックビデオ~』というタイトルで、08年のデフスター・レコーズとの契約解除後のすべてのミュージッククリップを収めた集大成的なPV集が発売されたのでさっそく買ってみたのです。

全36曲、収録時間は何と325分!
見応えがありました・・・。



「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」といったメジャー曲だけではなく、アンダーガールズの歌うカップリング曲や企画曲も入っているのですが、それがかなり面白かった。

どのPVも工夫されて撮られているので楽しいのですが、さすがに選抜メンバーばかりだと飽きが来てしまいます。
でも、ふだんは露出の少ないアンダーガールズやシアターガールズのメンバーが一生懸命に歌っているカップリング曲は良曲が多く、画面に見入ってしまいます。

中でも高城亜樹さんがセンターで、指原莉乃さん、松井玲奈さんもいる今から考えればすごいメンバーが揃った09年の「君のことが好きだから」と、シアターガールズ達が自分自身を応援しているような歌詞の「僕のYELL」は、どちらもキラキラした輝きが見られる名曲。

この『AKBがいっぱい』は、それぞれの楽曲ごとに、そのPVに出演したメンバーが数人、思い出や感じたことをコメントしているのですが、同じ選抜メンバーばかりが出てきます。
まあ、それだけたくさんの楽曲に出ていると言えば、それまでですが、バリエーションを考えると、いろいろなメンバーを出してあげて欲しかった。
せっかく丁寧に作った集大成的な作品なのに、コメント収録に工夫が無くて、それだけが残念でした。

で、他にも、是枝裕和監督が今年の春に撮った「桜の木になろう」は、まるで映画。
しっかりストーリー性があって、見応えがありました。
役者から芝居っぽくない自然な演技を引き出すのが上手い監督なので、是枝監督を起用して、AKBメンバー総出演の、ちゃんとした映画を作ってみても面白そうです。

あと、さいきん注目している松原夏海さんの姿を探しながら観ていたのですが、なかなか映りません・・・。
映ってもちょっとだけだし、あまり魅力が引き出されている感じではないので、がっかり。
PVになると表情が生き生きしていないのはなぜでしょう?
ただ、名曲「ひこうき雲」のPVはAKB劇場で収録した作品だからなのか、自然で楽しそうな表情を観ることが出来ました。

という訳で、バラエティーに富んだ楽曲と、それに合った映像がたっぷり詰まったお得なPV集でした。
どのPVも、ほんとうに丁寧に作られていることに改めて驚かされます。
今なら出せば売れるだろうし、スケジュールも取れないはずなのに、粗製乱造的な作品がまったく無いのはさすがです。
こうした部分で絶対に手を抜かないところが、秋元康の凄みなのでしょう。

ところで、何も考えず「DVD」を買ってしまったのですが、考えてみれば「Blu-ray」を買えばよかった・・・。
失敗です。

<収録曲>
・Baby ! Baby ! Baby !  ・大声ダイヤモンド  ・10年桜  ・涙サプライズ! 
・言い訳Maybe ・飛べないアゲハチョウ ・RIVER ・君のことが好きだから 
・ひこうき雲  ・桜の栞  ・マジスカロックンロール ・遠距離ポスター 
・Choose me!  ・ポニーテールとシュシュ ・盗まれた唇 
・僕のYELL ・マジジョテッペンブルース ・ヘビーローテーション ・涙のシーソーゲーム
・野菜シスターズ ・ラッキーセブン ・Beginner <ORIGINAL VER.> ・僕だけのvalue
・泣ける場所 ・君について ・チャンスの順番 ・予約したクリスマス 
・胡桃とダイアローグ ・ALIVE  ・ラブ・ジャンプ ・桜の木になろう <完全版>
・偶然の十字路 ・キスまで100マイル ・エリアK

<特別収録>
・心の羽根 ・あなたがいてくれたから