下北沢で友人の出演しているお芝居

今日は下北沢で友人の出演しているお芝居。
劇団桃唄309公演「おやすみ、おじさん3　草の子、見えずの雪ふる」。

かなり不思議なお芝居だった。
田舎町にある旅館が舞台の物語なんだけれど、時間やシチュエーションがめまぐるしく変わりその都度、物語が軌道修正されたりしてけっこう複雑なお芝居。
ラストシーンがいまひとつ納得できなかったけれど、ひじょうに不安定で可変的でスピーディーな展開は楽しめた。舞台も背景がそれぞれの役者の手によりめまぐるしく変わる今まで見たことのない意欲的な状況。

その中で、友人は物語の中心で動かずどっしりと構える重要な役柄。
彼女がふにゃふにゃだと物語りはばらばらになってしまうが、ちゃんと安定感を持って、でも奥深い役柄を演じて印象的だった。やはり友人が出ているお芝居で、その友人がちゃんと演じていると心底ほっとする。

意欲的な舞台で久しぶりのスズナリを楽しんだ。
で、お芝居の後は一緒に見た友人と、出演した友人も合流しての飲み会。
日本酒が安くて種類も揃っている「宿場」で。相変わらずみんな愉快で楽しんだ。
お芝居はやっぱり面白いな～。