おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

桜井聖生先生の漢方講座に初めて参加しました。

2017-10-23 | 日記

 10/21日午前は運慶展で午後から桜井先生の気功教室と

漢方講座に参加しました。

気功教室では、初心者と経験者とに別れて気功を学びました。

最初なので様子が分からないので初心者のグル-プに参加。

初心者は、スワショウを中心に気功。

経験者のグル-プは、小周天を行っていました。

終わって、お茶を飲みながら歓談でした。

指導していただいた方は、静岡清水から来られた方で

ミカン畑の話に花が咲きました。

皆さん熱心ですね。

終わってから漢方教室で最初、施薬院の指導者から冷えについてのお話でした。

「冷えは万病のもと」で冷えが原因で風邪をひくやすくなっtらり、

頭痛がおきたり、気力が低下したり、便秘や鼻炎、アレルギ-などになったりします。

体温が0.5度下がると免疫力が30%下がると言われています。

冷えに3タイプあります。

①気冷えタイプ

 気冷えタイプは、ストレス・不安・うつ・不眠などにより「気」の

パワ-が不足し、全身の血流が悪くなることで気の巡りも

悪くなります。

体が冷えれば、心も冷え、心が冷えれば体も冷えます。

②のぼせ、ほてりタイプ

 更年期に多いタイプで冷え性でないと勘違いしがちなタイプ。

原因は、内臓の冷えやおへその下あたりを触れると冷たいはずです。

血液が末端にいったまま戻れなくなりほてりやのぼせのような不快な

病状になる。

③むくみ冷えタイプ

体の中の水を上手く排出することが出来ずに、溜まりすぎて体を

冷やしてしまう状態で水毒と言います。

この前に、自分の体の状態をアンケ-トに答えてから解説されました。

下の裏側を毎日観察して体の状態を観察することから始めてくださいとのこと。

終わってから桜井竜生先生の漢方の歴史や

東洋医学の基本的なお話でした。

最近、西洋医学の先生が、漢方を処方するが

専門医でない先生の処方に危険性があるとか。

一人一人の体の状況を見ながら処方してゆくのが

本来の姿だそうです。

中国では、薬剤が少なくなり、10年か15年したら

漢方の処方が出来なくなる状況だそうです。

面白い話を聞きました。

日本の歴史上、1000年以上外国との戦争をしないできたのは、

日本人の特性で明治になり西洋の弱肉強食の文化に侵されて

日本が悪い方向に向かっているのではとのお話でした。

明治時代に、修験道が禁止され東洋医学を禁止されたことで

いろいろなことが悪い方向に向かっているとのお話でした。

桜井先生の診察室に法螺貝がありました。

金峯山寺のお札がはってあり、懐かしく思いました。

今度、聞いてみようと思います。

終わってから気冷えタイプ用のの薬の調剤の実習でした。

生薬を煎じたお茶をいただきましたが、さらとして飲みやすいお茶?でした。

僕は、最近自分の体に合うのと合わないのがわかるようになりました。

真武湯 茯苓(ブクリョウ) 5g 水はけをよくする

      そうじゅつ    3g  水はけをよくする

      芍薬(シャクヤク) 3g 痛みをとる

      生姜(ショウキョウ) 0.5g 身体を温める

      附子(ブシ)  1g 身体をあたため痛みをとる

箱の中に生薬が入っています。

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

桜井先生は、小人数で教える方が良いとおしゃていました。

新しい本が出ました。

桜井竜生 横田南嶺 対談集

「なぜ死ぬのが怖いのか?」

 

速購入、読み始めました。

横田南陵貫首は、円覚寺の管長さんで僕の大好きなお坊さん?です。

来月も楽しみです。

桜井先生を知るきっかけは、円覚寺の季刊誌「円覚」で知りました。

施薬院のホ-ムペ-ジ http://seyaku.com/

 

 

 

 

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