おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

赤煉瓦倉庫前広場でドイツビ-ルのお祭り

2017-10-03 | 日記

 赤煉瓦倉庫前広場で例年のドイツビ-ル祭り

オクト-バ- フェスト 2017 です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治時代の遺跡です。

 

明治時代の横浜駅の遺跡です。

横浜まで汽車で来てここから船で外国に行きました。

 

 

 

 

 

秋が忍び寄ってきています。

 

 

 

数日前、NHKで腎臓の働きについての最近の研究成果が報告されていました。

腎臓は大きな働きをしていること。寿命を延ばす働きがあることなど。

特に、興味を引いたのは、薬を減らすことにより病気が治った話がありました。

まさに桜井竜生先生の書かれた本に書いてあります。

カラダにいいことをやめて見る 漢方医 桜井竜生。

 本名 桜井正智 日本東洋医学会漢方専門医。

 北里大学東洋医学総合研究所、聖マリアンナ医科大学勤務

 消化器一般外科を専攻後、漢方専門医に。

 

病院に行けば、何かしてくれる」と期待する患者が多い。

でも、「何もしない」という治療法もあることを知っておいてほしい。

救急病院でアルバイトをしていた若いころ、風邪をひいたと思われる男性が来て、「すぐに治る点滴をしてくれ」と言った。

風邪なんて、自分で抗原(免疫反応を引き起こす物質)から抗体をつくるしか治す手はない。

でも、「家で温かくして休むしかないですよ」と言っても聞かない。しかたなく、

あたりさわりのない中身の点滴で補液(水分補給)してあげると、喜んで帰っていく。今なら絶対にしないが、

当時は医療技術を学ぶのに必死で疑いを持たず、先輩医師と同じことをしていた。

 医者もサービス業だ。患者の期待に添いたい。決してずるいのではなく、

悪意があるのでもないが、「その病気を治す手はありません」とはなかなか言いにくい。というか、言いたがらない。

それが、たとえば風邪の一般的な処方内容にも端的に表れている。

風邪はウイルスが原因で引き起こされる。なのに、たいていは抗生物質が処方される。

抗生物質は細菌に対応する薬であり、ウイルスを殺す力はない。化学物質だから、必要もなく服用して体によいわけがない。

 それを知りながら、医者は「二次感染の予防のためと、まあ、リスク回避のためにね」というあいまいな理由で処方する。

患者からの期待に添おうと、無意味な薬を出してしまうのである。

 「薬がほしい」と要求し、出さなければ文句を言う患者の勘違いも問題だが、投与する医者のほうにやはり問題があるだろう。

私に言わせれば、患者に突っ込んだ医学知識を求めるのは酷であり、医者が、製薬会社の儲けに加担せず、

正直に「何もしないほうがいいです」と教えるべきだ。そのほうが、医者も気が楽だと思う。

 前に述べたがんと化学療法の場合も、がんが消えるわけではなく、

どの量を何クール投与すれば一番長生きするかわからない時は、「体力を消耗し、

場合によっては逆効果になります」と、もっとていねいに、わかりやすく伝える努力が必要だと感じる。

何もしないのは「無作為」なのではなく、一つの「治療法」である。休ませる、つまり自分の力で治るのを待ってやるのだ。

 たとえば骨折の治療もそうだ。よい場所で固定したら、あとは動かさない。

それだけで、自分の力でくっついてくれる。胃腸の炎症も、絶食が治療になる。

消化管の手術後などは、浮腫(むくみ)や炎症が治まるまで何も食べず、消化管を動かさないほうが治りが早い。

 経験的には精神も同じだと思う。休ませると自分の力で治る。自己治癒力があるのだ。

 自傷他書(自殺をくわだてたり他人を傷つけたりすること)の恐れのある患者なら、

安定剤を使用し、少しゆったりして寝かせる。そうして時間が経つと、少しずつ回復していく。

 必要以上の投薬をしなくても、少し時間をかせぐだけで、

心の傷が皮膚の傷のように治る。そんな例をたくさん見てきた。当たり前だが睡眠薬にも安定剤にも心の傷の薬は入っていない。

 医者は「何もできない」「何もしないほうがいい」と、勇気をもって患者に伝えるようにしたいものだ。

 時間がかかっても、自己治癒力で治すほうがきれいに治ることが本当に多いのである。

と書かれています。

小曽戸 洋先生の「漢方の歴史」を読み直しました。

この中で、中国古代における医者の分類があります。

上医、中医、下医の区別があり、上医の医者は、

病状が発現しないうちに見抜いて治療を施すもので、

病状が悪化してから初めて治療を施すのは

ランクの低い医者であると言われていました。

それも今から2000年も前の話です。

また「五禽戯(ごきんぎ)」の話が書かれています。

清水義久さんノセミナ-での「熊、鳥、龍の方」を実践しています。

 

中国武術 カンフー 横浜武術院 日本華侘五禽戯倶楽部のblogで紹介されています。

 

「鹿戯:鹿の型」では、小走りにステップを踏み、伸びやかに体を動かす特徴を持ち、
「熊戯:熊の型」では、穏やかにのっそりと歩く動作が含まれています。
「猿戯:猿の型」では、身軽に躍動する様を行い、
「鳥戯:鳥の型」では、優雅に翼をはためかす動作があります。
五禽戯を練習することで人体機能のはたらきを高めることが出来て、

 

しかも動作によって五臓の所在を知るきっかけにもなります。
そして1800年前にも存在し躍動していた五種の動物の俊敏さを感じ、その動きが行う自身に備わってきます。
どんな人であっても、大切な自分自身の精神と肉体両面の生命力アップの意識的向上を

実感できる運動というものは現代であっても重要であります。

ありがとうございました。

漢方の歴史を読んでいるといろいろなことに驚かされます。

 

 

 

 

 

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