新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

4月15日 その2 東京大学上野千鶴子名誉教授の祝辞に思う

2019-04-15 17:50:58 | コラム
あらためて「女性の能力と地位」について考えせられた:

東京大学でも学部長に女性がいないのであるという指摘を聞いて、これまでに2度採り上げて論じた「アメリカにおける女性の地位」でも指摘した、私が在職中の従業員45,000人を擁するW社では数多ある副社長兼事業本部長に地位には女性は1人もいなかった事を思い出した。だが、事業部の中でマネージャーのタイトルを持つ我が国で言えば部乃至は課の長の仕事をしている女性はかなりの数いたと思う。男女同権、男女均一労働・均一賃金の本家本元であるアメリカでもこの程度だったのである。言ってみれば「ふーん、東大と雖もその次元にあったのか」辺りが偽らざる感想だった。

テレビのニュースで流れた上野千鶴子名誉教授のスピーチの中では「男女差別」であるとか「女性蔑視」のような言葉はなかったと思う。穏やかな口調で現実を淡々と述べておられたのかと受け止めていた。アメリカでは先頃の大統領選挙でも、我が国の専門家の方々やマスコミがあれほど確実視したヒラリー・クリントン氏はあえなく落選してしまった。国会議員に女性があれほどの比率を占めているアメリカでも、未だ女性大統領は出現していないのだ。私にはこれが意味するところの分析など出来ないので、事実を述べてみただけだ。

安倍総理は女性の登用と多方面への進出を奨励しておられると思う。確かに女性の大臣も登用されてきたし、中央官庁でも村木氏のように事務次官になった女性もでた。その国家公務員の登竜門であるかのような東京大学でも女子の学生に比率が低いのだと、不勉強にして私は今回初めて知った。だが、東京の有名私立大学の中には女子の比率が50%を超えているところもあれば、学部によっては入試の成績通りに合格させていけば男子は皆無になってしまう例があると聞かされている。であれば、真面目に真剣に勉強に励む女性はさぞかし東京大学でも比率が高いのだろうなと勝手に考えていた。

確かに、今年の東京大学に合格者を出す高校の上位30校を見れば、女子校では6位に桜陰があっただけで、第1位の開成は男子校だったと記憶するし、男子校の数が多いなという印象だった。私に即座に閃いた感想では「上記の2校の私立大学とは異なって、東京大学は女性にとっては人気校ではなく、将来に向かってのある目的か目標を定めた女子の高校生が目指す大学なのかな」だった。換言すれば「高校生たちの間では通俗的な人気で選択する大学ではないようだ」ということになる。

私はアメリカの大手メーカーで経験した実績からも言えると思うのだが、女性がビジネスや学問や政治等の世界で責任者や指導者の地位に就いて行くことは、男女間でその至らざる面を相互に補完し合っていくことが可能になるので大いに結構なことだと思う。だが、それを何処かで阻止するかの如き傾向が残っているのならば、残念であると思う。私は幸運にも20年以上も優れた能力を持つ秘書さんたちに支えられて(「仕えて」とも言えるが)女性の能力を十分に認識させられていたから言うのだが。



大和 勇様

2019-04-15 09:11:04 | コラム
意見交換の場を設けて頂いた形になって感謝申し上げます。ここでは「勝手に流入してくる異邦人ども」について申し上げてみます。

私が毎月「新宿区の人口」で指摘しているように、如何なるヴィザで入国しているのか知りませんが(観光ヴィザかも)異邦人どもが好き勝手をしているのを毎日のように見せられれば、おいそれと「移民を受け入れよう」とか「難民申請を認めるべきだ」などと言う気にはとてもなれる訳がありません。

昨日も新大久保駅前のイスラム横町にあるトルコのケバブのスタンドの前の椅子に無造作に腰掛けて食べているイスラム教徒を見ましたが、鎌倉の食べ歩きを非難するくらいならば、ここ新宿区のこの界隈に来て彼らの無作法さを見てからにしてくれと言いたくなります。彼らは喫茶店に入って語り合う習慣がないのか、経済的に余裕がないのか、常に路上に群れを為して立ち話をして一般の歩行者の妨げになっております。

石原慎太郎君の指摘した池袋のアパートの状態も問題でしょうが、私はこの地区の大病院や開業医の先生方のクリニック等に国民健康保険証を持って堂々と受診に来る連中の方が問題が大きいと思っております。彼らはスマートフォンのアプリを参照しながら問診票に苦もなく記入していきます。私は彼らに唯々諾々と保険証を交付する制度にも問題があると思いますが、彼らに我が国の保険制度に参加を許すのは財政上に問題があると思うのです。保険金は我々が負担しているのです。

昨年だったかに東京山手メデイカルセンター(旧社会保険中央病院)の産婦人科で見た光景は、受診待ちの妊婦が全部アジア系の人たちだったことです。新宿区では出産すると30万円と児童手当が支給されるのです。また、テレビの報道では在留許可証(以前の外国人登録証)と国保の保険証は中国でセットにして数千円で偽造されているとかです。毎月指摘しているように、この街には「海外送金」の事務所(店舗?)は増加の一途です。我が国が食い物にされている揺るぎなき証拠です。私はこういう状態にあるからこそ、無闇に労働力としての移民や外国人の入国を歓迎するなと主張するのです。

自分の経験から言えることは「何処の国に行っても街を歩く時は四方八方に気を配り、同時に自分が外国人であると悟られないようにすること」が非常に重要なのです。ニューヨークでは転勤される前から付き合いがあったメーカーの駐在員に「交通信号の前で立ち止まったりキョロキョロしないこと。無造作に信号無視して歩くこと(J walk)」とあらためて警告されました。ところがどうでしょう、この街ではそこの国の若者でも恰も自国の街を歩いているかの如く全く無警戒です。我が国の安全保障に只乗りされているのです。見方を変えれば「我が国ほど良い国はない」となります。

このような状態が続き、一層悪化すれば、仰せのようにこの街に住む日本人が激減から皆無になる区域が出てくるかも知れませんね。

真一文字拝