新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月31日 その2 気懸かりな話題

2017-03-31 13:53:28 | コラム
安倍総理夫人・昭恵さん他

今朝ほどもジムで何人かの論客に持ちかけられた話題に安倍総理夫人昭恵さんの問題と、今後総理が如何に籠池問題というか悪魔の証明に対応されるかがあった。読者諸賢が既に読まれたかどうかだが、週刊新潮の今週の昭恵夫人を採り上げた記事は一寸凄まじ過ぎるものがあると思う。週刊文春も負けじと採り上げていたが、この方がやや扱いが穏やかだった。だが、所詮は同じように批判的だったと思う。私は既に散々論じたように、何れにせよこの問題が安倍内閣の危機にまで発展せねば良いと思うだけだ。

YM氏とも語り合ったのだが、米中首脳会談の結果がどう出るかも気になるとはいえ、八ヶ岳で見たPrime Newsで「アメリカが何時DPRKに先制攻撃をかけるか」という時代を先取りしたかのようなテーマには驚かされた。フジテレビがあそこまで言っているのに、国会議員の方々や他のメディアは何を考えているのかと問いかけたい思いだった。今やこの話題がそれほど荒唐無稽ではない辺りが恐ろしいのではないか。

YM氏と語り合った5日間

2017-03-31 07:44:49 | コラム
矢張りトランプ様が気懸かりだ:

昨日までの静養中にはYM氏と多くの話題を採り上げて語り合った。その中でも矢張りアメリカが屡々採り上げられたし、中でもトランプ様を批判することが多かった。結論的に言えば「矢張り”unpredictable“というか”unpredictabilityが高い”ということになった。YM氏は大統領の数ある問題点の中でも未だにワシントンDCの閣僚と各官庁の主要幹部の入れ替えが住んでいないのは困ったことだと指摘したが、私も尤だと思っている。

ここには昨年に共和党の正式候補となった時点で、彼自身の”transition team”が結成されていなかった辺りに直接の原因があるようだ。

オバマケアの代替案が議会に提出される前に引っ込められたのも大きな失点だろう。だが、根本的な問題点は未だに選挙キャンペーン中のように何か新規の政策案をぶち上げるだけで、それらの政策(なのだろう)を具体化する方策が固まっていない点だろう。即ち、大統領が手足として使っていかねばならぬ官庁の幹部の体制が整っていないことも影響しているだろう。

現在のアメリカの景気は好調であるが、それは優柔不断と散々批判され、多くの外交面での失態があったオバマ政権の置き土産であり、トランプ大統領の新政策の結果ではない点も問題だろう。また、対北朝鮮政策も大いに重要な懸案となりつつある。それは既に一部のマスコミや評論家がアメリカが何時先制攻撃をかけるかなどと論じ始めていることを指している。トランプ大統領は選挙中には金正恩との語り合いも辞さないようなことを言っていたが、もはやそんな事態ではないだろうということになった。

そこで別な問題として二人で採り上げたことがあった。それは我が国の国会における体たらくで、明けても暮れても籠池問題問題であり、安倍総理夫人・昭恵さんの私人か公人問題であり、財務省等における忖度有無であり、何もアメリカ対北朝鮮問題に限らず、UKのEU離脱の正式通告、ロンドンにおけるイスラム教徒のテロ、韓国に親北で反日政権が誕生しそうで、不可逆的合意が反故になりそうな情勢等々、放置すべきではない問題を完全に忘れている能天気な姿勢には呆れるばかりだ。

また、予算委員会とは言いながら97兆円を超える税収を無視したとしか思えない予算をノウノウとして通過させた民進党他の野党の姿勢も厳しく非難されて然るべきなのでにマスコミも一緒になって「安倍内閣倒し」に協力するかも如き報道姿勢を取っているのも、真っ向から非難する前に笑いたくなってしまうとなった。

話題が逸れたかの感があるが、決してそうではないと思う。国会もマスコミや評論家もそうだが、我が国の中でももう少し急変しつつある国際情勢に目を向けておかないことには変化について行けないだろうと危惧するから、二人で言っているのだ。トランプ大統領の”unpredictability”(=予測出来ない、変わりやすい、意外性がある)に敏速に対応せねばならない時期に「忖度」の解釈ごっこをしていては仕方がないだろう。

トランプ様はまもなく習近平と会談するのだ。そこで何が出てくるのか。キャンペーン中から現在までの対中国強硬姿勢を貫くのか否かなどを議論してほしいものだ。側近には対中国強硬派がいるではないか。気懸かりなのはトランプ様ではなくて、我が国の国会だったかも知れない。マスコミさん、如何ですか。


帰京致しました

2017-03-30 15:59:27 | コラム
謹告

6日間のご無沙汰をお詫びします。先ほど3時間強の昼食抜きのドライブ(とは言っても、私は座っていただけでしたが)で山梨県の山中から戻りました。静養後とは申せドライブ疲れで本日は再度休養致します。山中ではYM氏と国内外の事情を色々と語り且つ論じ合いましたので、何かその中から纏められればと思っております。

真一文字拝

3月25日 その2 籠池問題

2017-03-25 08:20:28 | コラム
安倍内閣は適切な野党とマスコミ対策を採って欲しい:

私は以前から「国会はこんな森友問題如きにかまけている時ではない、速やかに片付けて、極めて困難な時期にさしかかっている国際情勢に速やかに対応すべきだ」と主張してきた。それなのに、偏向した野党とマスコミは一昨日からあの大騒ぎで揚げ足取りに狂奔しているのには胸が悪くなる思いだ。

大体からして100万円だろうと何だろうと私立学校に寄付することの何処が悪いのか、私にはさっぱり解らない。しかも、その寄付があったかのごとくに言いふらし、証人として証言してしまった籠池泰典なる人物が密室で行われたと言うに及んで、それが国有地を安く売り渡したことに関わる証拠になると言い募る野党には本当に困ったものであると思う。彼らは安倍総理が「関わりがあったことが真実ならば、総理も議員も辞める」と大見得を切られたことにかこつけて、籠池泰典氏の証言に(安倍内閣打倒の?)絶好の機会を見い出したのだろうか。

私は事がこれだけに止まれば、政府は速やかに籠池氏を偽証罪で告訴すれば終わりだったと思うが、総理夫人:昭恵さんの自由奔放な活動と官僚の付き人がいたことが野党につけいる隙というか、取っ掛かりを与えたのだろうと思っている。後難を恐れずに言えば「安倍総理夫人・昭恵さんに行動の自由を与えたこと」は決して好ましいことではなかったのではないか。

上述のような決して大騒ぎになるような問題ではなかったにも拘わらず、野党とマスコミは昭恵夫人の行動と総理の大見得を絶好の安倍内閣打倒の機会と捉えたのだろう。貴重な国会の会期を無駄にさせる手段を採ってきたのだ。一部のマスコミが言うように、寄付の有無が悪魔の証明の如くになってしまった以上、総理も与党の何か思いきった形で対応されないと、風雲急を告げるかも知れない国際情勢に対応出来なくなる。それは我が国にとっても危機になりかねないのだ。

私はこの問題の芽が出てきた頃に「安倍総理はこの件の処理を誤ると、取り返しのつかないことになるのでは」との懸念を表明した。多くの方は否定されたが、どうもその心配が簡単に杞憂に終わりそうではないのが気懸かりなのである。