新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月1日 その3 「Go to トラベル」で学んだこと

2020-12-01 17:38:01 | コラム
クーポン券の有効期限他:

意外にも今回の静養旅行に「Go to トラベル」が適用されて、クーポン券を頂戴できました。ところが、このクーポン券の有効期間は滞在期間中のみだと知りました。我々は未だ街に比較的近いところにいましたが、本当に人里離れた山中だったらお手上げかと思いました。

ところが、我々は箱根に宿泊していましたが、帰路に何か買い物が出来そうな湯本には車を駐められる場所はなさそうだったし、駐車場は遙か街中を離れたところにしかありませんでした。

このままでは折角のクーポン券を抱えて無駄にして、泣き泣き東京に帰らざるを得ないのかと思っていました。ところが良く調べてみると、宿泊施設に街から蒲鉾を取り寄せできると知って、そのサービスを利用してチェックアウトの時に蒲鉾を受け取ることが出来て、クーポン券を無事に有効活用できました。余談ですが、往路の28日に見た箱根湯本の人のでは凄まじいものがあり、あの駅の周辺を抜けるのには大渋滞に遭って、約半時間ほど止められました。

あの大勢の観光客の動きを見れば、確かにウイルスの感染があるのかも知れないなと思わずにはいられませんでした。我々は車での移動でしたし、宿でも誰とも接触せず、人混みは避けていました。だが、愚息の感染の状況を聞くにつけても、目に見えないウイルスから身を守るのは、幾ら注意しても注意しすぎとはならないだろうと思わずにはいられませんでした。私は後2週間ほどは、それなりに緊張して過ごさねばなるま
いかと自覚しております。
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12月1日 その2 日本大学フェニックスが甲子園ボウルに出場を決めた

2020-12-01 11:01:01 | コラム
橋詰功監督の指揮・指導の下に甲子園ボウルに:

先月28日からの静養の間には、テレビにも新聞にも接していなかった。だが、29日の関東大学リーグからの甲子園ボウル出場校を決定する順位戦はある程度ハラハラしながら、静養先の山中でインターネットでの中継を見ていた。有り難い時代になったもので、テレビ局や一部の新聞には見捨てられたかのような大学フットボールの試合を、遠隔地でも観戦できたのだった。実は、正直なところ、昨年度の日本大学フェニックスの桜美林大学との対戦の結果もあって多少「ハラハラ」していたのだった。

結果的には点数の上でも「スタッツ」に於いても、我が永年のご贔屓であるフェニックスが悠々と勝ち上がったのだったが、勝負には多少以上「ハラハラ」の要素もあった。この試合は新型コロナウイルスの感染の蔓延の影響もあって、例年とは異なる言うなれば不規則な形でリーグ戦が行われたの結果だったのだ。その結果で、何としたことか昨年度のリーグ戦で言わば2部(規定上は1部の下位リーグとでも言おうか)から昇格してきた、日本大学フェニックスと桜美林大学スリーネイルスクラウンの対戦となったのだった。

私にとっては桜美林大学スリーネイルスクラウンについての予備知識と言えば(亡くなられた)学長の意向でフットボール部を強化されたということ程度。即ち、早稲田大学や立命館大学等の強豪校からフットボール界では知名度が高いコーチを数多く招聘され、フットボール強豪高校からも多くの将来有望な選手たちをスカウテイングしていたという辺りでしかなかった。その試合振りも決定戦出場となった対立教大学との大接戦のビデオを途中から見ただけで、実力のほどを測りかねていた。

話を解りやすくする為に敢えて率直に言えば「橋詰監督は立命館大学パンサーズがライスボウルを制覇した時のおフェンスコーチであり、アメリカの強豪大学であるオクラホマステート大学にコーチ留学の経験もある実力者なのだが、諸般の事情もあって担当外であるデイフェンスのコーチから何から監督自らが就任以来3年間も指導されてきたのだった。そのせいもあるのか、専門外であるデイフェンスにやや弱点とも言える要素が見られるのだった。この辺りを「ハラハラ」と表現したのだった。

結果論にはなるが、そのデイフェンスの問題点が前半に2回ほど現れて、2本のタッチダウン(TD)を取られて17対14と、フェニックスはフィールドゴール1本の差のリードで終えたのだった。その2本の取られ方が余り芳しくなく、1本目はフェニックスの先取点後のキックオフを捕ったリターナーがそのままフェニックスの守備陣を切り裂いて走り抜けてのTD。2本目はフェニックスのデイフェンスがスリーネイルスクラウンのレシーバーに抜かれた所にロングパスが一発で通り「あれよ、あれよ」という間にTDという不安な失点だったのだ。

しかも、前半の終わり頃に「「何処を何時故障したのか」を確認できないままにフェニックスのエースクオーターバック(QB)である林大希が引っ込んでいまい、2番手である同じ4年生の小野祐亮が投入されたのだった。3点という僅差でしかもエースが欠場となれば「ハラハラ」どころではない不安材料となったのだった。私の目の前にの暗雲が立ちこめたのだった。ハーフタイムの間に橋詰監督が如何なる作戦を授けるかが大いに気になった。ところが一緒に見ていた元Xリーグの助監督兼コーチは「彼は決して慌てないし、悠々と構えているはず」と動じていなかった。

このQBの小野君はどう考えても林ほどの試合経験もなく、練習中も一軍の連中と息というか阿吽の呼吸を合わせられる時間がなかったはずなので、大いに不安だった。ところが、名にし負うフェニックスの選手たちは大したもので、小野は一本のパスを通すことに成功してからは、非常に落ち着いたプレーコールを出せるようになり、3年前の甲子園ボウルを制覇した時から健在であるエースランニングバックの川上等を巧みに使って3本のTDを獲得してくれた。デイフェンス陣もそのオフェンスの勢いに鼓舞されたのか、桜美林のフェンスをを0点に抑えて見事に38対14で勝ちきって見せたのだった。

今年のリーグ戦では早稲田大学がウイルス感染者が出て立教大学との試合が中止となって勝ち点を逃したこともあれば、強豪校である慶応が不祥事で言わば2部落ちしていたという事もあった。だが、私の持論は「ついているついていないは腕(実力)のうち」であるから、日本大学フェニックスは橋詰監督の指揮の下にマスコミに散々「悪質タックル」と不当に悪し様に言われた悪条件を克服して1年で1部に復帰し、1年目で念願の甲子園ボウル出場を成し遂げたのだった。「見事」と言うしかない。

一時は「橋詰氏には監督経験がない」などと見当違いなことを言う物を知らないスポーツ専門のジャーナリストもいた。日大の伝統的な精神力を重視したフットボールに彼のアメリカ式合理主義が合うのか等の色々な疑義も出ていた。だが、橋詰監督はその他諸々の悪条件を克服し、その合理的な指導力を十二分に発揮して3年目に甲子園ボウル出場を果たして見せたのだった。その対戦相手が関西リーグにおける永年の宿敵である関西学院大学ファイターズであるのも、甲子園ボウルの一大呼び物になるだろう。橋詰監督にすれば「勝手知ったるライバル・ファイターズ」なのだから。

あらためて、橋詰監督とフェニックスの全員に敬意を表すると共に、甲子園ボウル制覇を祈念して終わる。29日は静養中に楽しい思いをさせて貰ったことにも感謝したい。

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小池百合子東京都知事にはウンザリだ

2020-12-01 09:27:34 | コラム
小池都知事には現場の経験がないから:

石原慎太郎君がPresident誌に故田中角栄氏の言を引用して「現場の経験がない者は指導者になってはならない」と書いていた。尤も至極だと思って読んだ。小池百合子東京都知事はその経歴を見れば何らの実務(というか現場)の経験無しに国会議員にもなり、遂にはと言うべきか何と言うべきか知らないが、実務の塊のような東京都知事にもなってしまった。小池都知事は口先だけは達者だが、悲しいかな現場を知らない為に色々と聞いた風なことを言われるが、その空虚な指令は全く実務段階の現場には降りてきていないと、保健所で現場で奮闘しておられる方々が批判していた。

私は先月末まで暫く静養しており、テレビにも新聞にも接していなかった。昨日の午後に帰京してテレビのニュースを見れば、小池さんが例のしたり顔で(とは言ってもマスクに覆われて表情全体を確認できなかったが)東京都下に重症者が増えたことについて「高齢者が多いので、家庭内に持ちかえられないように十分に注意して感染されないようにして頂きたいと思います」と仰せになっていた。私は何らの具体性がない一言だと思って聞いた。これを言いたければ「観戦しない為には~して頂きたい。その為の対策をこのように講じます」と言うべきではないのか。

この辺りが保健所の実務担当者たちに「女帝の威令は行われていない」と揶揄されたように、実務を知らない悲しさがあると思う。この知事は「国と対立してみせる」といったような空疎なスタンドプレーしか出来ないのだ。一体「感染しないように」とは具体的にはどのように行動し注意をせよという辺りを、明確に言明乃至は指示すべきではないのか。小池さんは「高齢者には目の前にウイルスの塊でも見えているのだから、それを避けよ」とでも言っているのか。あの語りは全く何の内容もない独り言ではないのか。

現実に感染した者の経験談を聞けば(ほんの一例だけかも知れないが)「都内は車だけで移動し、余程の事情がない限り公共交通機関は利用せず、仕事は時節柄も手伝って全てリモートでこなし、感染したと思う期間内に接触したのは1人だけで、その人物はPCR検査は陰性だったというのだ。それでも何時か何処かでウイルスの飛沫を浴びていたのだ。感染とはこういう性質だと東京都知事足る者お解りでないと困るのだ。現場の声をどの程度お聞きかと伺いたくもなるのだ。私も後期高齢者としては都知事様のご指示を承っても、どうすべきか全く想像もつかないのだ。

西村大臣は「現場の事情を最も良く知る各都道府県の知事さんたちに任せたい」と言っていたではないか。任せられるべき都知事がこんな抽象的なことしか言えなくてどうする。石原元都知事にでも会って「知事とは」を基礎から勉強して出直して貰いたいものだ。
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休載のこと

2020-11-28 08:40:30 | コラム
各位

先月後半から今月前半にかけて精神的に消耗する事が多く発生し、些か草臥れてきました。そこで、本日の午後から30日一杯を休養に充てることに致しました。超後期高齢者には息抜きが必要ですし、東京都区内で新型コロナウイルスの感染を避ける努力をする生活を続けるのも負担が大きすぎます。宜しくご理解のほどを。

真一文字拝

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アメリカのアジア向け輸出が振るわない理由(ワケ)

2020-11-27 15:16:01 | コラム
ロッキー山脈が経済圏を別けているので:

私がこれまでに何度か述べてきたことで、アメリカの経済圏をロッキー山脈が東側で70%、西側が30%に別けてしまっている。このロッキー山脈の存在が更にアメリカの太平洋沿岸の諸国というか、東南アジア向けの輸出を困難にしているのだ。簡単に言えば、ロッキーの東側の州から山を越えて西海岸の港(例えばカリフォルニア州ならばサンフランシスコかロスアンジェルスで、ワシントン州ならばシアトルという具合)に製品を輸送するのは物理的に困難でありコスト高を招き、国際市場における競争能力を低下させるのだ。

従って、アジア向けの輸出には立地条件としてはワシントン州、アイダホー州、カリフォルニア州等が有利なのだが、残念ながらこれらの州には有力な輸出産業が少なく、僅かにワシントン州やオレゴン州からの林産物や紙パルプ製品や飼料用の干し草、アーカンソー州のポテト等の一次産品が主体となってしまうのだ。この辺りを嘗て上智大学経済学部の緒田原教授と語り合った際に「何だ。それではアメリカは日本にとっては植民地のような存在ではないか」と言われてしまった。「そう言われて見れば、そうだな」と痛感した。

ではロッキー山脈の東側の多くの州からに我が国を含めたアジア向け輸出は、どのようにして実行されているかを解明してみよう。敢えて山を越えて行かない方法を選ぶのである。その際は製品をトラック乃至は貨車輸送で、メキシコ湾というかガルフの港か、いっその事東海岸のジョージア州サバナに向けるとは既に述べた。そう言うのは簡単だが、輸出する為には海上輸送用のコンテイナー(containerだが、カタカナ語は「コンテナ」だ)が必要になる。ここに問題があるのだ。

例えば、アーカンソー州やテキサス州という内陸の工場から輸出しようとすれば、西か東か南の何れかの港から輸入の荷物を運んでくるか、あるいは空のコンテイナーを運んでこないことには、話が始まらないのだ。ところが、内陸の地域に何らかの活発な輸入品の需要があれば良いのだが、そうでない場合は遠くの港から輸送費をかけて空のコンテイナーを運んでこなければならないのだ。これではコスト高を招く。代替案は何れかの港向けの貨車輸送だ。これとても時と場合によっては空の貨車を手配しなければならないこともある。更なる代案が最もコストが高いトラック輸送だ。

細かいことを言えば、貨車輸送は工場で製品を詰めた後で貨車に乗せる際の扱いを丁寧にしないとその際の衝撃で微妙な機械類などには傷がつくことになるのだそうだ。輸送中にも揺れるのだそうだ。しかも港ではまた荷下ろしがあるので、更に危険度が増すと聞かされてきた。屁理屈を言えば海上輸送でも揺れるし、コンテイナー船からの見下ろしでも揺れるという事もあるとか。

そこで、アメリカ式の大量生産でコストを抑えてある製品だから輸送コストをかけても競争力があったとしよう。それでも未だ難問が残るのだ。それは製品が出来上がってから輸出港までの内陸輸送に時間がかかる上に、海上輸送が西海岸から我が国までの2週間と較べれば大回りをするか、パナマ運河を経由になるので航海日数が1週間以上余分になって、船便の都合次第では納期に間に合わない事態になりかねないのだ。換言すれば、アジアの需要家か輸入業者は納期に余裕がある製品しか輸入しないことを選ぶのだ。

ここでの問題点は輸入品の決済は出港した時点で請求されるので、輸入者の金利負担も西海岸よりも大きくなるのだ。しかも、アメリカからの高高度工業製品は概ねロッキー山脈の東側の企業からとなるので、この点は決して有利とは言えない条件となるないのだと聞いている。であるからと言えばそうなるが、嘗ての一次産品会社のウエアーハウザーがアメリカの対日輸出の会社別実績で何年間かボーイング社に続く2位だったというようなことになってしまうのだ。

ここで視点を変えて経済的というか品質面を考察してみよう。アメリカという市場は俗に言う「売り手市場」や「買い手市場」という類いの表現が当たらず「生産者市場」と看做す方が適切だと思っている。即ち、近代のアメリカの製造業は第一に「生産効率」に重きを置いてきたので、大量生産・大量販売に指向してきた。これを解りやすく言えば「市場の需要に合わせるのではなく、製造するのに最も効率が高い設備とスペックを採用して、消費者に『我が製品最高なり。これを買え』と押しつけているのと同じ方式」なのだ。

中間の需要家も消費者も「商品がその機能を果たしてさえくれれば、それで十分満足だ」という物の見方か考え方をしているのだ。即ち、我が国のように芸術的な外観や見てくれを追及はしないのである。しかも、往年は大量生産のお陰で価格的にも十分競争能力もあり、世界的に通用していた。ところが、そこに自動車産業に見られたように我が国からの安定した品質と美観を備えた新興国からの製品が入ってくるに至って、アメリカの製造業の地位が低下し、何時の間にか空洞化が始まり、非耐久消費財等における中国を主体としたアジアからの輸入に席巻されたのだ。

私の知るところではないアメリカの輸出品には、航空機や戦闘機やイージス艦等々の物があるが、民間向けでは矢張りボーイング社の旅客機が群を抜いていたが、今やその世界も大きく変わってきた。一般の商品ではアメリカの製造業には未だに「相手国の需要に合わせる」という方向にはないようだし、労働者の質の向上も未だしの感が消え去っていない感がある。例えば、「ヨーロッパでは皆右ハンドルの車を作っているのだが、デトロイトは」などと言いたくもなるのだ。

これ以外にも、1994年にUSTRのカーラヒルズ大使がいみじくも指摘された「識字率や初等教育」の問題点が、移民が増えてしまった結果で、未だに解消できていないという問題点も秘めている。更に言えば、このままアメリカの大統領が替わってしまった場合に、トランプ大統領が習近平に強硬に押された農産品の輸出などが何処まで実行できるかという問題も生じかねない。穀物のような一次産品の取引では勿論製品の質も関係するだろうが、私は政治案件ではないかと思っている。バイデン氏が何処まで中国に迫れるのだろうか。最早ロッキー山脈の問題ではないようだ。

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