新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

4月6日 その3 塚田一郎副大臣の辞任に思う

2019-04-06 15:45:07 | コラム
政治家に何を期待すべきか:

この塚田一郎前副大臣について昨日の午前中にジムで顔見知りの連中と語り合いました。言うまでもないことですが、この時間帯にジムに来ているのですから皆高齢者です。大勢の意見は当然のことながら「何故あれほど自民党からは間抜けなな議員が数多く出てくるのだろうか」との嘆き節でした。

私は今更ながら「政治家に自分よりも高度というか高級なことを期待するのは誤りである」という格言(だったか?)を思い出していました。だが、「自分はあれほどアホではない」とも考えていました。何れにせよ、マスコミが言う衆議院議員たちの「魔の三回生」だけならば兎も角、塚田一郎は参議院議員だし、確かボストン大学出身とテレビが報じていました。中にはその点を捉えて「英語に神経を集中してきた余りに、日本語での思考力が退化したのだろう」と笑った者もいました。

野党の連中は鬼の首でも取ったかのように威丈高に批判していますが、彼らが塚田一郎副大臣よりも優れているなどという保証は何処にもありません。あの3年半の民主党政権が何を成し遂げたかを思えば、彼らが如何に至らなかったかは明々白々であり、安倍内閣の閣僚や自民党を批判する資格などないでしょう。だが、我々も心すべきは「あのような議員たちを選んだのは、我々国民だった」という事実でしょう。

4月6日 その2 大和 勇様に

2019-04-06 08:35:22 | コラム
大和 勇様

身に余るほどの有り難いコメントを賜りまして、誠に有り難く厚く御礼申し上げます。

今後とも浅学非才の高齢者として可能な限りご期待に添うべく精進して参る所存ですので、宜しくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。有り難う御座いました。

真一文字拝

非常識もここに極まれり

2019-04-06 08:18:41 | コラム
我が国の英語教育の限界を露呈

私は佐藤隆一氏が教えて下さらなかったら知らなかったであろう、故内田裕也氏の葬儀で娘であったはずの内田也哉子の「謝辞」(あれがそうだったそうだが)の最後に現れた救いようもない英語の表現には驚き呆れ且つ嘆いていた。それは

“Fuckin' Yuya Uchida ! Don't rest in peace ! Just Rock’n Roll !”

だったのだが、葬儀のニュースなど見ようともしなかった私には、佐藤氏が知らせて下さったので「何ということだ」と解ったのだ。それが今朝6時からのテレ朝の番組で全体を流してくれたのであらためて確認できた。内田也哉子にも問題があるが、それを無邪気に全国に流してしまうテレビ局も誠に困ったものであると言えるのだ。彼らには英語文章の冒頭にある“fucking”とはそもそも英語の中で如何なる分類に入っている言葉であるかが解っていないとしか思えないのだ。何とも情けない我が国の英語教育の限界が見えたのだった。

これこそが、将に私が永年指摘し続け、私自身がカナダの免税店で使って日系人の高齢の婦人の販売員に叱責され、W社内で迂闊にも使用して副社長と東京の副社長補佐の日系人に厳しくその使用を戒められた「汚い言葉」(=swearword)の代表格である表現なのだ。何度も説明してきたことで、これを使った時点でその人物は知識階層から格下げされ知的には下層階級と分類されても苦情が言えない性質であるほど、忌み嫌われている下品で「汚い言葉」なのである。

だが、往々にしてそうとは露知らない我が国の英語教育で育った方々は、「何か格好が良い言葉か」と思い込んで飛びついてしまうのである。私は何度もこの類いの言葉と“slang”(=俗語)とは全く別の分類に入る言葉であると説明してきたが、そういうことを教えていないようなが我が国の英語教育の至らなさで、これを真似るのと“you know”を多用する人たちが後を絶たないのである。非常に嘆かわしいことである。両方ともアメリカの支配階層では受け入れない言葉遣いであり、使ってしまえば「その程度の非知識階層の者」との烙印を押されるのを請け合った置く。

中継していたテレビ局が「もしも“fuckin’”がそうだと解っていても、現場では何とも手の下しようがなかったこと」は解る。だが、ニュースで採り上げる場合には、あの冒頭の言葉だけでも何か音を入れてでも消すことくらいは出来たはずだ。私は内田也哉子が何処か外国に留学したとか聞いた記憶もあるが、そうでなかろうとテレビまで入った公衆の面前で、大した綺麗でもない発音の英語の中で得意になって使ってはならない禁句とも言えない言葉を使った無知と無教養振りを、厳しく非難する。テレビ局とて同罪である。全国の英語教師にも恥じ入って貰いたい。