湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ちょびっとKITTE

2013-03-27 | 食べモノのこと。
土曜日に友達とごはんのあと東京駅まで歩いて
おのぼりさんしてきた。

Kitte。郵便局の裏側に色々楽しい気なモノが出来てた。
時間遅かったのでちらりとのぞき見しか出来なかったけど

春めいてるなぁ。




何やら映像とこらぼれーしょん的ことをしていたのだが
良い画がとれず。

お土産物やもちらり見しか出来ず残念。
気になるのもいろいろありましたが。
とりあえず、形がかわいくてかったもの。



味はこれより、みたらし団子の方がおいしかったんだが
写真撮り忘れちゃった。

メリーズカフェにてちょっと一休み。



アイス・チョコレート・ドリンク 480円。
チョコレート・ムースとバナナ・ムース

キャラメルナッツとスプレーチョコと
白と黒の丸くて小さいチョコかけ放題なので
ざくざくふりかけてみた。
白黒の丸チョコがうまくて好きだったー。

でもドリンク自体はあまり甘くなくて
思ってたのと違ったかな~。

オープン記念なのかな? 切手ぽいデザインのチョコ付き。

パン屋さんほぼ売切れてたので残念でした。
一人だったら迷子確実なのでまた誰かと一緒の時にうろうろしたいぜ。

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「隠し剣鬼の爪」楽。

2013-03-20 | 畑中さんのこと。
大阪楽。真ん中辺の、上手の端っこの方で~
東京下手観劇が多かったのでこんな表情発見! な個所がちらほら。

まずね。堀。
いやー、堀。むーかーつーくー。
見事に悪役でしたな。こんなに腹立つやつだったか。

あとはお気に入り個所を。
逃げる訳には行かんのだ。の時の多田くんの表情が
と、めもってあるが思いだせてないし←ごめん。ここいつも畑中さん見てるし
んでも、大阪楽は胸きゅんポイントが多かったな。
狭間との決闘前に友である首藤に見せた片桐の表情がダントツにきゅんとした。
同年代の友に見せる顔と言うのでしょうか。
死に対する怖れもそれでも行く決意も。頷きあうというか目線を合わせる二人の
片桐の表情にその後の真剣勝負がより一層凄みを増してたように思う。
生き死になんだよね、これ。どちらかが倒れるまでの。
そう思うと高見の見物にきた堀腹立たしいねぇ! ←ここでも。
緒形さまはこの人がいたから反面教師的にいい上司のような気がしないでもないが
今後も堀みたいにならずによいお人でいてください。
傷を気遣ったりする優しさや、
二人の間の確執を問おうとしたりが公正な人だなと思ってた。
声よくていいねぇ。
堀とセットで出てきてる時、気に入らない光線を送りまくってるのが
人間味あって良かったです。

狭間との闘いは上手からの方がやっぱり好きみたいだ。
背中で語るというか、背中からのぼる狭間の執念を感じる方が
怖いと言うか。逆に片桐の必死さに繋がるというか。
腕を斬ったり、なぶるように背中を斬りつけたりして、
鬼の爪にこだわらない剣の試合なら狭間の方が上だったんじゃないかな。
本当にこの人は剣でなく「鬼の爪」に捕らわれていたのね。
上役を斬りつけたのもそのせい?
それさえなければ、
やっぱり剣のことだけ考えたにしても鬼の爪にとらわれることなく
結女としあわせに暮らせてたのかな。

緒形さまのお呼び出しから戻って羽織を脱ぐとこ、
ぽんぽんを乱暴にほどく畑中さんの手にときめいた。
やっぱり畑中さんの手の動きが好きのようだー。

岡内さん東京よりさらにゆっくり話してるような感じがした
ここは片桐の表情より結女の心情に添いたいので
上手より下手が好きかな。
片桐の出来ませんの時の表情久々に見られて嬉しかったけど。
ここの手の動きも好きなんだな。
彼女の勢いを止めかねて膝の上で困ってて、でも決する時のぎゅっとした手。
結女さん。本当にどうかしてた、のね。
狭間が牢を破ったことを後悔してるなんて思ってないくせに。
と見るたび思うのだ。自分を目一杯騙してるよなぁ。
傘のシーン。そこにいない狭間に傘を差しかけるような仕草に悲しくなる。
ここは少し離れて見た方が全体見られて好きです。

あとね。
何故私を選ばれたのですか、の辺りの会話で小刀に触るのが
何故か私のチェックポイントだったようです。
東京の後半に気付いたのだけど。ここは大抵触ってるような
心もとない片桐の心理?

結女が上がらずに帰るシーンの照明アジサイのようだった。
ウツクシイです。はかないです。水気を感じる空間になります。
今回は「何も」の後は畑中さんに見入りました。
愕然と怒る片桐様。どれだけ口惜しかったことでしょう。
二人の間の言葉にならない悔しさに胸を塞がれます。
泣き出さずに背を伸ばして帰る結女の姿に涙します。

大阪で見た片桐はなんかいろいろそぎ落とされていたなぁ。
まだ仕事が残っている、と言う時から決意している顔だった。
なので「鬼か」のシーンの「そうかもしれんな」は悲しげではなく、
そっけないと言うか感情を押し込めるとも違う、表面には既に出さないようだった。
多田くんの首藤も答えを聞きに来たのではなく
自分で見極める為に問うたように思えた。

ここのシーンは二人の表情から勝手に気持ちを読み取るのを楽しんでた。
今日はこんな風などと思って観られるのも生の感情がそこにあるから。

そんなこんななラストシーン。
きえと片桐のやりとりは
片桐「お前の実家にはいつ行くか」
きえ「では、明日はどうでしょう」
片桐「明日、明日か。急だな」
きえ「善は急げと首藤さまも仰ってました」
片桐「む」仕方ないと頷く。
きえ、旦那様の苦虫をかみつぶしたような表情を見ているうちに
先ほどの求婚の言葉やら、やりとりを思い出して、ふいに笑う。
片桐「何が可笑しい」
きえ「嬉しくて」←ここもうちょいなんか違うと思うのだが。
片桐、力を抜いて笑う。二人とも笑いあう。暗転てな感じで見てました。
いやー、こしょばゆいね。←お前がな。

舞台上の一本の爪は堀の体内にそして、片桐の胸に刻み込まれた鬼の爪の傷で
その傷跡と共に生きていくのだな片桐は。

「谺返し」より「鬼の爪」の方が全体に照明暗かったように思うので。
結構見え辛かったりしました。自分の目が悪いのもあるけど。

余談だけど。首藤は片桐が落ち着いたら即、自分もヨメをもらいそう。
片桐大好きだよね。この人。
ヨメ。既にいるのかもしれないが、
なんかマザコンぽく感じてたので好きだったのは片桐母か?
はいはいもうすぐ終わりますよ、と言うことを知らしめるように
最初と同じ位置に寝ころぶ姿好きだったわ。
道場で小野センセイとのやりとりはゆるゆると和ませていただきました。
彼はどんな場でも、よき友でしたね。

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「盲目剣谺返し」楽。

2013-03-20 | キャラメルボックス辺りのこと
サントラ聞きながら脳内再生。

楽の挨拶見てて思ったけど、こちらは天然さんご夫婦ね。
似たもの夫婦というか
演じている時はかっこよかったり美人さんだったりするのに
素になると面白いと言うか。素敵です。
大内さんと温井さんのバランスは美男美女とかお似合いの二人とか
言いたくなるなる並びでした。
時代劇では「裏切り御免」「降りそそぐ百万粒の雨さえも」
それから「あしたあなたあいたい」でもこの二人。他にもあったかな?

大阪の楽を見ていて唐突に、ここの三村って目が見えてるのかと思った。
島村様の弱点。三年前の「女ですよ」の辺り。
回想シーンだけど唯一、舞台上で目が見えてていいとこだなぁと、
今まで筒井君の「女ですよ」がすんごい好きでそっち大注目してました。
女のところで声が裏返るのが好きなんです。

だだ茶豆のところの筒井君が言う後添えの台詞。
終わりのタイミングは公演が進むにつれ分かりやすく
楽では大内さんもぐいっと膝を回して言葉封じにしてたので
笑いが大きかったのですが、
東京公演の前半の方が好きだったなぁ。
大内さんがゆっくりと少しずつの圧力をかけるように身体の向きを変えて、
それに合わせて声のトーンも落ちて、大内さんの膝が筒井君の方を向くのと
同時に筒井君の台詞おわると言う感じががちょうどよくて、
笑顔で脅すような雰囲気が好きでしたな。

徳平のまるまった背中。佳世が出て行ってからの気の落ち込みようが気の毒で。
武士の一分の決意を見せられる辺りの、手ぬぐいで涙を拭うところは
本当にちいさいおじいちゃんのようでかわいそうだったなぁ
ラストで後ろに控えているのは大阪の方が分かりやすい気がした
照明少し明るくなったような気がしないでもなし。
徳平の喜ぶ姿を見せないのがまたいいんだけど存在に気付かれないままだと淋しいしね。

坂口さんのだだ茶豆を手に立ち上がりゆらりと揺れる鬼のような背中
大内さんの気配で怯える様子と合わせて楽しませて頂きました。
坂口さん29歳とは。

遠縁の娘! のところかな、大内さんが見えないながらも
変な気配に目ぱちぱちさせてるのがかわいかったです。
こちらも似たもの夫婦で。
相手が見えていてもいなくても関係なしに
身振り手振りで語る様が愛おしい人達でした。

ショパンのようだなぁと思うエンディング
でもショパン知らないんだけどね。
佳世の涙がこぼれるシーンの音楽は聞くだけであの場面に心が連れて行かれる。

良い音楽たちだったなぁ。どちらも。
サントラ出て本当に嬉しいよ。

ほぼ前説の質問もいろいろありました。
畑中さんの画もいろいろあったようですが、ワタクシはぴょん吉しか見られませんでした。
一番よいなと思った質問は東京公演の千秋楽、
谺返しをあと一回残すというところで出されたアンケートからの質問。
隠し剣鬼の爪に出てくる菅野さんと筒井君の見分け方を教えてください。というヤツ。
私も初めて見た時、それ思いました。どっちがどっちだって。
似てますねぇ。中身はまるで違うそうですが。

小野道場でセンセイに返す言葉がそれぞれ印象的で。
目に焼き付けました、の隠し剣と
心に焼き付けました、の谺返し
そんな、舞台だったなぁと思ったりなんだリしました。
しばらくサントラ聞いて思い出に浸る日々。
彼女達のように背筋を伸ばして凛々しくそして、丁寧に日々生きていきたいものです。

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サントラ買いに。

2013-03-19 | キャラメルボックス辺りのこと
大阪まで~

東京公演で発売されなかったので大阪で購入してきたよ。
本当に欲しいなと思っていたのでようやく手に入って嬉しい。
ジャケット写真の手は畑中さんの手だよね?
チラシの着物の柄と一緒、だものね。

まだ全部聞いてないというか、
一番気になっていた
隠し剣のエンディング曲しか聞いてないんですが。

「あなたのそばにいさせてほしい」

これ。ラストのきえの台詞に被せてかかるのと
潔いまっすぐな曲調にてっきりきえの心情だと思ってたけど
結女の曲でしたのね。
一番はきえと取れないこともないんだけど。
二番の歌詞はやはり結女の想いだわね。
そして、傘のシーンはやっぱりそうだったのね。

アジサイの言葉が入っているのは聞き取れてたので
二人の思いが通じた季節とか結女殿ことを思い出して語る具合かと思ってたら。
これちゃんと歌詞聞いてから舞台を見たかったなぁというのがちょっと心残り。

作詞に、成井さん。なるほど、と思う言葉の選び方。
不思議だわ。歌として聞くと違うんだけど、
歌詞を読むと成井さんの言葉だなと思うのだ。

音の流れに字余りだったり字足らずだったり、
一音一語でなく音の並びの不均等加減ていうのか
不安定な言葉運びが聞き返していると
結構癖になってくる。

ほしいものは何もないとか
言葉は何もいらない~のところでふいに音が低く下がるとこが
むっしょうに好きで、舞台見ながらここ、ここ。と思って聞いてた。

玲里さんの歌声としては珍しく、
揺らぎがないというか
情感の滲みが少ないというか。
特徴を消したような歌声かなと思っていたのですが
そう思って聞くとやはり玲里さんで。
高音が素晴らしく突き抜けててが気持ちいい。

でもって今日はその玲里さんのライブも行ってきたよん。
ギター弾き語りバージョンのHere Tonightを聞いて
不意に「夏への扉」の千秋楽の時にロビーで歌っていた彼女を思い出したり。
「わらっていいよ」の歌詞に泣きそうになったり。
新曲にむずむずしたり、Never Let me goも良かったなあ。
ライブ行くたび思うのよ、聞き足りないって。
またソロでばばーんと歌いまくって欲しいわ。

ピアノ→ Fake/Never Let me go/miss beautiful world/十九夜
ギター→ here tonight/新曲/ミザリー/ドキドキドク

かな? 曲順ちと違うかも。
十九夜のうっとりするような笑顔が好き。騙されたくなるわね。
ドキドキドクのラストがラストまでちゃんと聞けての拍手でよかった。
どっかで先に拍手きちゃったことあったような気がしたな

さて。今夜も隠し剣のラストの曲聞いて寝ようっと。

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大阪楽。

2013-03-18 | キャラメルボックス辺りのこと
とりあえず、挨拶まとめ。

隠し剣でおしまいだったので、仕切りは畑中さん。
挨拶後(千秋楽言い過ぎですねとか言ってたのここの挨拶だった?)
谺返しチームを呼び込む。上手からわらわら登場。
ここで隠し剣チームの順番の入れ替わりがちょっと残念。
東京の時は真ん中の畑中さんの隣に多田くんがいて
友と並んでる感じが物語を引摺ってて良かったんだけどなぁ。
や、小多田くんの緒形様がいやっていうんじゃないのよ。
これたぶん、後の〆の為の順だったのかなと思うけど。

一言挨拶スタート。音楽は東京と同じ隠し剣のエンディング曲。
ここで下手の端っこにいた多田さんが曲に合わせてピアノの鍵盤を弾くような手つき。
少し無伴奏のクリスチャンの名残でときめく。

皆様から向かって右手からということで、上手端 とはいえ、結構順不同。
(かじもん、筒井君、菅野さんは隠し剣の衣装のまま)
かじもん。同じような茶色の衣装で双子にはさまれてるようだったとかそんな感じ。
筒井君。おや、またもや思い出せないよ。……ごめんなさい。
菅野さん。「戸沢」「高畠」とかじもん筒井君の名前を呼ぶ、二人「は」と一歩前へ。
二人は芝居中名前を呼ばれるのに自分だけ呼ばれないのが淋しいので、
皆さんで「大蔵」と呼んでください。←噛んだ。せーので「大蔵ーっ」「かたじけない」
三浦さん。アンケートでむかつくともっと斬られればいいのにとか書かれたそう。
最後笑いにかき消されて聞き取れず。
坂口さん。この役の設定年齢29歳でした。どうもすみません。
温井さん。昨日みんなで飲みに行った話。飲みの後、畑中君がラーメン食べたいと言い出して、みんなで12時過ぎなのに天一に食べに行った。8人中6人がラーメンとチャーハンのセット頼んだとのこと。それもすごいが、なにより会計が畑中さんだったことにびっくりした。そんな同期をもって嬉しいとかそんな話。
(畑中さん一歩前へ出て、同期なんですよみたいなこと。同期対決見たかったぜ)
大内さん。隠し剣が谺返しの30年後の話なので出てみたかったようなこと?

反対側に移って(隠し剣チームは東京とほぼ同じだったなぁ)
多田さん。時代劇出演は俺たちは志士じゃない以来7年ぶり、次は7年後にお会いしましょう
じっきー。小さい頃かごを背負って畑仕事に行く祖母に憧れていたのでその夢がかなった。
子供の頃の夢がかなった。成井さん次はキャッツアイでお願いします。
岡内さん。何やら恐ろしい夢を見たそうで、血まみれの左東さんが倒れてて、アベジョーととどめをさそうとしてた、んだっけ? 今日からゆっくり眠りたいとか。
岡田さん。秘剣を伝授されたいあなた(女性限定?)小野道場に入門ししてください。今なら入会金無料キャンペーン中とか。
アベジョー。我が藩きっての嫌われ者です。若い人にはわからないかもしれませんが、と前置きして、私はこれで(小指をたてる)あの世に行きました。
→なつかしのパイポのCMですね。岡内さんが横で崩れ落ちてるのがなんとも。
左東さん。妹さんが見に来た話、狂った演技がうまかったとか。なんで大きい筒井君を人質にとっちゃったのか、くるってたからかもしれません。
小多田さん。カツラをとると髪がぼーぼーなので、帽子かぶってる。花粉症なのでめがねしてマスクしてる。最近二度ほどしょ、で噛む。職質かけられたって言おうとしたようだが。
気を取り直して、職質言い直すかと思いきや、カツラなのでと最初まで戻りみんなにつっこまれありがとうございました。と終わる。
畑中さん。鬼の爪のシーンの寸止めが出来ずに刺しちゃった話。
アベジョーが二度ほど血が出ましたって言ってました。

そして、お手伝い諸々の人々を呼び込んで三本〆。
畑中さん皆さんご存知だと思いますがとざっくり説明省きすぎなような。
〆職人指定は畑中さん。

畑中「緒形様、よろしいでしょうか」
小多田「あい、わかった」←かっこいい!
というか、流し目王子とかまだそのフレーズ生きてたのか! と思ったり
ここで三本〆の説明と客席退場するので階段の準備。
〆の後わぁーとなっているところで、緒形さま、セットの裏に回って掛け軸を手に
センターへ、ぱぱんと投げるように広げるとそこには
「おそれいります」
どうやら片桐の台詞のようだったけど。うーむ。
岡田さんが突っ込んでくれて面白くなった、かな。
ぽっかーんとっていうか、え? 何なに? それで? って感じだったかも私は。
他に何も用意してないと、
小多田さん押し切る感じでありがとうございましたっで客席退場へ。
階段が上下と2個所用意されたので
上手から谺返し、下手から隠し剣がそれぞれ下りていくのだけど、
通路真ん中で折れてみんな上手側のドアへ流れ途中で両チーム合流。

西川さんが坂口さんに先を譲る時の仕草とか笑顔がかわいかったなぁ。
そして、わらわらとみんなドア向こうに吸い込まれていくのだがー
近くで見ると却って畑中さんだけとか追えず
どこ見ていいんだか視線がくるくるしちゃって
あっという間に終わってしまいました。

でもって、ちょっと一言。
これね。客席退場って確かに普通に舞台上で捌けるより近い分嬉しい。
なので、嬉しい分さびしいというか。
終演後2階席の人はやっばり残念そうだったのよ。
大阪の会場は特にあっという間に見えなくなっちゃうらしいから
せめて途中で少し上を見上げてくれるとか、舞台から下りる前に手を振るとか
ちょこっとしたサービスをプラスしてくれたらもっといいのになあと思ったり。
2階席で残念じゃなく、
2階席でもよかったと思えるような瞬間があれば、なおいいと思うのだ。
ちょっと嬉しい。ちょっと良かったっていう。
そういう小さいほわっとした気持ちを何か残せるといいなと思う。
そこのところよろしくお願いしたいぜ。

お疲れのところ笑顔で近くまできてくれて、
いっぱい手を振ってくれて、サービスしてもらってありがたいと思うのに
贅沢言うよなぁと思うけど。
最後の最後も、W主演の大内さんと畑中さんで揃って扉手前でお辞儀とか
手を振るとかしてくれたら、物語が閉じるというか、きちんと終わるような
そんな風に思えるのになぁと思ったのだった。
なんかあっという間だったんだもん。特に大阪の客席退場。
まぁ自分がいっぱいいっぱいだったのもあるだろうが。

終わってしまったなぁ。
さびしすぎる。
とか言ってるうちに、次の予定が飛び込んでまいりましたけどね。
今年もたくさん楽しみが待っているのだね。

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ふむ。

2013-03-13 | 畑中さんのこと。
終わってしまったなぁ。

隠し剣の方の「鬼か」のシーンはなんだかすっきりしてしまった。
以前の方が好きーと思ってたけど、
なんだかんだいって、こちらも好きだった。

首藤のまっすぐさと
片桐のかなしそうな「そうかもしれんな」を見ていたら
以前の首藤だと自分から疎遠になるか
片桐から距離を置かれて素直に離れるかしそうに思えたけど
この首藤はきっといつまでも片桐の友だな。

そのせいかわからないけど、
多田さんの片桐への友達っぷりとでもいうか
憤るところも心配するところも愛情たっぷりで
今までの多田さんもよかったけど、
更に愛を感じたりした。

片桐のきえへの愛情を感じるのは、名前を呼ぶとこ。
最初に出てきて、かごを下ろせというところと
結女が来ていて、お茶を持ってきた時に。
名を呼ぶのがなんか、愛があるなぁと思っていたりした。
首藤と「小さいお花がぱっぱっぱー」で遊んでいるところで
苛々と足を動かしてるのも、立ち去るきえを見送った後のため息も
お墓に花を供えてきたというきえの言葉に淋しそうな泣き出しそうな顔をする時も
愛があるな、とは思うけど。

ラストの照明が当たって、消えゆく中で見せる笑顔もまた素敵だった。
タイミングと表情は日々様々だったけど、
きえと目があって照れてるのを隠すように睨んで黙った後
破顔するところの嬉しそうな幸せそうな顔がよかったのです。
気難しくて怒りっぽいけど、優しい殿方、なんだろうな。
きえちゃん幸せにね。

畑中さんファンとしてはかなり羨ましい役どころのきえちゃんだが
羽織を着せたり脱がしたり、刀を預かったりもいいなぁと思うけど
一番好きなのは、最初の方で首藤が立ち去った時にすかさず
「申し訳ありませんでした」と頭を下げるところ
どうにもこうにもこの場面が好きで、羨ましい。と思うのだ。
タイミングを弁えてる、長年旦那様と過ごしてきてる故の間合いを心得てる
そんなところがいいなぁと思うのかな。

楽の鬼の爪のシーン。
音楽ばっちりで見ててめちゃめちゃ気持ち良かった。
音量の上がるタイミングが見事過ぎる。

そして「盲目剣谺返し」
泣かされっぱなしだったなぁ。
賢者の贈り物のようだと思ったり。

ラスト、2階席から見るとおみそ汁の椀の中も見えるそうですね。
空だと思ってたら結構なみなみと、汁が。そして何やら具まで見えたそう。
今回2階席から見ることなく終わってしまったので友達から聞いた話ですが。
あと、おかずにのりのようなモノがあったとか。
後半聞き取れなくなっちゃったんだけど、前半ご飯茶わんに
箸をかん、て、当ててからご飯を掬ってたので
お茶わんの位置とご飯の位置をあれで確認してたのかなぁと思ったりしたのだった。
佳世は毎回横で見ていて、旦那様が食べやすいようにご飯よそってたんだろうな。
そんな風に尽くしても尽くしても尽くし切れないほど大切な人がいるって
いい、なぁ。尽くしがいのある旦那様だしなぁ。

大内さんの蕨のところの香りをかいで嬉しそうにする笑顔に春を感じるわ。

三浦さんとの果し合いのところで、身を隠した三浦さんの
刀だけが見える位置で見られたのがすごいよかった。

そして、余談すぎる余談。
ちよが夕餉の膳を旦那様の前に置くところで
ぱき、と音が聞こえるような気がするのだが
温井さんの骨の鳴る音だろうかと密かに思ってたりした。

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とりあえず。

2013-03-11 | キャラメルボックス辺りのこと
楽の挨拶だけまとめておこう。
木曜からの観劇はかなりいい加減なメモなので
後で感想と共にまとめられたらいいなぁ。
色々受け取る側も変化したのでね。

盲目剣谺返しで東京公演は幕でしたので、挨拶の仕切りは大内さん。
みんなを呼び込み、並び順が変わる時のわらわら感が楽しかった。
着物で並ぶとなんというか、見応えあるなあ。
下手側に隠し剣チーム、上手側に谺返しチーム。
一言挨拶の時の曲は隠し剣のエンディング曲。

下手の隠し剣チームから、順不同、内容結構うろ覚えだわ~

小多田さん:実年齢よりかなり上の役をやるにあたって、ほうれい線やらなんやら描き入れるメイクをしてだんだん楽しくなってきた。小さな女の子がお母さんの化粧台でどきどきするようなとか ←ちょっとここから覚えてないけど、なんかその例え変じゃないですか?

アベジョー:元劇団員の成瀬さんと藤岡さん夫妻が見に来てくれた時に、娘さんがぱぱにだっこされながら、自分をみて「じゅ、じゅ」と云っていたので、ジョージとうまく言えないのかなと思ってたらぱぱが「ジュース欲しいのか」と言っていたような話だったと思うのだけど、話の着地点を覚えていないわ。ごめんなさい。

岡内さん:30代女子としてアンケートで嬉しい言葉を頂いた「壇密さんより色っぽいです」ありがとうございます ←壇密さん名前はよく聞くけど実物知らないのよね。でも岡内さんは本当にウツクシかったでございますよ。

左東さん:妹さんが見に来た時の話。なんであんなに大きな筒井さんを人質にとったのと言われたとか。 ← 何でだろうねぇ

じっきー:小さい時におばあちゃんがカゴ背負ってたのに憧れていたので、その夢が叶った。キャラメルにいると色々夢が叶う。成井さん次はキャッツアイでお願いします。

多田さん:俺たちは志士じゃない以来の時代劇出演、次はいつかなー的こと。
この着物全部買い取りたいと言ったので、そんなキャラクターの子だったっけ? と思ったら
一歩下がる時に「嘘です」って言い切ってた。

畑中さん:鬼の爪を使うシーンで稽古の時うまく寸止めが出来ず何回か刺してしまったような、大阪公演気を付けます。だったかな?

逆サイドに移って上手端から。谺返しチーム

かじもん:医者役でオープニングの脈を計るシーンでどきどきしすぎてて自分の脈がどうにかなりそうだったとか。

菅野さん:アンケートで坂上二郎に似てるとか前田吟さんがいるとか、クリスマス公演でも言われたらしく似てるはもういりません。みたいなことを最後に噛んでしまって、噛んですみませんとな。

三浦さん:見に来た妻に、あなたにぴったりの役言われたらしい。←なるほど。

温井さん:旦那さんに自分の作った料理の味を覚えてもらってて嬉しい。
大阪でも~で、ここで、大内さんの方向いて「お前様よろしくお願いします」
と言っていたような。
でもって大内さんが頑張ろうねとかああとかうんとか答えて、
↑返事をしてたんだけど言葉を覚えてない。
その答えに対して温井さんが「軽いー」と言った声がからりと元気で明るくて、
温井さんのしっとり美人系な役もいいが
きゃんきゃんした役も観てみたいなぁなどと思ってしまった。

岡田さん:秘剣を伝授されたい人、小野道場でお待ちしてます。

筒井くん:うぉ。思い出せないよ。誰か見に来てくれてた話? ごめんなさい。

坂口さん:遠縁の娘と跳ねるところでカツラも一緒に跳ねた回があったらしい。大阪では気を付けます。

大内さん:ごはんの話。ラストでごはんを口に入れるシーンで、二度とり損なって、がっといっぱい口に入れた時にしゃべれるか不安だったような話。
カーテンコールでも何回かごはんの話してたので、
食べてしゃべるというのがとても気になるのだなというのは伝わりました。

お手伝いの人を呼び込む。ほぼ前説の西川さんと亜矢奈ちゃんと春世ちゃんと
毛塚君と鈴木くんと新人ちゃん女子。

でもって、〆はかじもん。
大内さんの指名する側のタイミングもあれ? って感じだったんだけどね。
いつも通り、いきなり始めようとして止められて
ぐだぐだいいながら、油断してると明るくなりますよと言った途端会場が明るくなって
まだ緊張するので落としてくださいとお願いしてから3本〆。
落ちがね、自分の脈を計る仕草。だけ。ええ、だけ、ですよ。
前方の客席でも誰かえーって声上げてたらしいけど、後方でもえー、でしたよ。
期待しすぎなの? 

まぁそんな締らない感じのパスを受けて大内さんもぐだぐだしながら
なんと、客席退場!! しますと。
着物だしお腰に刀差してらっしゃる方もいるので、ないだろうと思ってたよ。
そしてお着物なので、やはり洋服と違って舞台から下りられないらしく
毛塚君と鈴木くんの二人が階段セッティング。
二人が階段取りに袖にひっこんでからしばらく大内さんがぼーっとしてた。
横から畑中さんが何か言って、慌てていろいろ説明してたな。
まぁ匂わないでくださいとかそんなことを

階段前のじっきーが一番手で下りてきた。
畑中さんと大内さんは最後なのか、みんなとわちゃくちゃしながら
笑いながらずっと舞台上残ってて、楽しそうだなぁと眺めてたら
横にいた友達の岡内さんがこっち! という声がしたので視線を移したら
通路を横切るウツクシイ結女様がお手振りしてたぜ。
左東さんと筒井君が上手だったね。というかそれしか覚えてないの。

お席は21列上手サイドというかなり後方、席も中途半端席でしたので
脇を通られても微妙に遠かったのですが、こちらまでは来ず
13列手前の通路から脇の出入り口へ流れていく通路退場でした。
それでも後方座席は最後に手を振ってくれるので嬉しい位置でしたね。

でもって、まさかの畑中さん。
こういった通路を通る時は大抵逆サイドばかりでしたから
こっち来てくれると思わなかったので嬉しいよりびっくりした。
上下に別れるところで見失っていたので(筒井君見てたから)
横にいた友達が大内さんあっちかぁと呟いたので、わかったくらいだったよ。
わぁびっくりした。でもってやっぱり嬉しかった!!

東京公演無事終了、お疲れ様でした。
大阪も頑張ってくださりませ。

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ごめんなさい。

2013-03-10 | 畑中さんのこと。
3/9土曜日マチソワ。10列目くらいで上下行ったり来たり。
だったんだけど、ちゃんとみられなかった。
土曜日13:00~っていつもだったら嬉しい時間帯なんだけど
前日も出掛けてたりしてたから結構寝不足で、
ラストの隠し剣は、もう、目がしょぼしょぼだったんすよ。
ごめんなさい。自分的に大好きな前楽なのに。口惜しい。

この日は昼の回の挨拶が男子で夜の回は女子だった。
大内さんが唐突にご飯のこと話したのこの回だったような。
岡田さんに突っ込まれまくってたような。

ほぼ前説のおまけ映像の筒井君の早業なTシャツ脱ぎがもう一回見たい。
そして脱ぎ終えた後の筒井君の顔が得意げでかわいい。
あれなんだったんだろう。マジックみたいだったなぁ。

谺返しの小野センセイに四人いっぺんに挑むところ。
負っけるもんかーで倒れる筒井君もかわいいけど、
その後、打たれた足をさする姿がほんっとに可愛くて
連れて帰りたい気持ちになりました。キュート過ぎる。

ここで筒井君に気を取られて小多田さんの「あ」を聞き逃す。
胴と尻を打たれた小多田さん、小野センセイに尻を打たれて上げる声が
毎回妙な高さの「あ」で気になるんです。

隠し剣の方は、
鬼か、のシーンの迷いなさ
彼はこれからも友達。
岡内さんの手にすべらせる手
きえの背中

という具合にメモってるねぇ。
ラストの旦那様の告白にきえのぺしゃんてなる背中が好きだわ。

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上手。

2013-03-09 | 畑中さんのこと。
3/8(金)隠し剣のみ観劇。19:00の谺返しは間に合わず見送り。
2度目くらいの上手席。今回ほぼ下手席だったのでちょっと嬉しい。

左東さんのやられる時の顔初めて見たかも。
ああ、ホントに斬られたって感じだった。
アベジョーのシーンも見てて思うけど、こういうのって、
やられる側のタイミングも上手いんだなぁと改めて。

左東さんと二人の殺陣のシーンも上手からの方が迫力ある気がする

左東さんの狭間が廊を破ったといって出てくるシーンの殺陣。
つい小役人達の小刀を確認してしまうのだが、みんな帯刀してるような
誰も奪われてないということは、狭間が小刀を奪った人は
怪我したか、斬られたかしちゃったのかなぁ。
奪われるならかじもんの戸沢かなぁなどと思ってたんですけど
ここんところの左東さんの面倒くさそうに腹立たしそうに
下手側を一瞥する時の肩の開き具合が好き。

片桐の「鬼か」のシーンの「そうかもしれんな」が、かなしそう。
ということは、この人はまだ人なのだなと思ったり。

花をの時の岡内さんの顔。
下手でここの顔見たかったんだなぁ。
思い出すだけで泣きそう。

だがしかし、「結女殿」の時の片桐の顔まったく見えず。

挨拶は畑中さん。なんでか今日までとか言い出したりして、舞台上も当惑。
あと二日残ってるのにねぇ。
何でそんなこと言っちゃったんだろうとご本人も仰ってましたが。
久しぶりに前に出てきちゃう畑中さん見た。←困ると前に出るのか?
片桐。と小野センセイが叱る声で呼ぶのがよござんした。

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眠い中。

2013-03-08 | 畑中さんのこと。
3/6(木)隠し剣前方下手→谺返し後方下手で観劇。

隠しの方、
左東さんのカーテンコールのお姿が変わってた。
ひょっとして火曜から変わってたのだろうか
あっさりしちゃってて、ちょっと。勿体ないって言うのも変か。
あれ、かなり目を引くからなぁ。
でももっさり姿好きだったのに。

左東さんの道場で師匠と試合のところ。
片桐の突きに対して
以前見た時はつまらんて感じだったんだけど
この日は怒りを感じた。なんに対してだ。
鬼の爪に対して、選ばれなかったことの憤り?
そしてそれも秘剣と共に受け取ったという片桐を
センセイはどこまでお人よしなんだっていうけど
私は逆に傲慢に感じたなぁ。何が何でも自分のせいにしたいのかと。
その後の首藤との会話で中和されていくけど。

工夫はなった。
というところの左東さんの声のふわふわした言い方が好き。

「鬼か」笑みなし決定のようだなぁ。
まぁ、幻を見てしまったと思おう。

失礼にも上から目線で言っちゃうが
この日になんとなく固まったような気がしたよ。
ここから先は大丈夫って勝手に思ったりした日。

岡内さんの結女さんも最初の頃に比べてやわらかくなった感じがする。
片桐を最初に訪ねた時、色気を見せるためか
首をくねらすのがちょっと多くて気になってたんだけど
それも少なくなって、でも色っぽくなってた。
覚えてません。忘れましたと振り向いた先にある片桐の表情を独占出来てていいなぁ。
あそこの畑中さんを一番間近で見られるんだもんなぁ。
といいつつ、ここは岡内さんの背中と肩のラインをつい見ちゃう。
何も、の後の崩れる背中が好き。
あ、でも。この日かな? 立ち去る時の
草履のぱたぱた音がちょっと大きくて気になったの。

背中と言えば、じっきーのふわっと気がぬけてぺしゃんとなるとこの背中も好きだわ。
少し前の首藤が縁談を勧める時のすねたような膨れたほっぺも可愛いが。

狭間が牢を破ったぞのシーンで、左東さんが出てくる時に
手を付いて話を聞いてる姿勢の畑中さん、
表情が消えるというか、奥が暗くなる時に少し顔を伏せるのね。
でもって狭間が立ち去り際に奥が明るくなる頃は元の位置に戻してる
この注意の引き方? 逸らし方? 僅かなんだけどなんだかすごいなと。
思ったりなんだりした木曜日。

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んー。

2013-03-05 | 畑中さんのこと。
3/5(火)休演日明けの隠し剣、前方かなり下手寄り。
下手好きなんだけど下手過ぎて思ってたより片桐様の表情見えず。
結女に誘惑されかかる時の表情と尾形様に対する背中の姿勢の良さはばっちりでしたが。
あと、道場で師匠に突きを繰り出す時の必死な表情と構えが本日のツボでございました。
そして本日は全編というか全幕というのか?
声はずっとよい響きでございました。
あ、畑中さん。なんとなく、襟元が緩かったような気がするよ。

本日もそれなりにいろいろあるけど。
あれ? と思ってしまった。「鬼か」のシーンが簡潔になってた、よね?

多田くんの首藤は迷いなくまっすぐ片桐を見つめてたような。
返す言葉を探すような間もなくきえが登場したような。
で。畑中さんの片桐の「そうかもしれんな」の時の
淡い笑みがないよ! この時の目が好きだったのに!
口元だけ笑ってて目は醒めてるような、淋しいような感じの。
漫画のコマ割だと口元だけアップで「ふっ」とか描かれて、
その後全身で「そうかもしれんな」とか ← かなり脳内変換、たぶん元から違ってる。
そんな感じの、そのテンポがすきだったのに。
わー。なぜじゃ。
きゃー。この先あの笑みが見れんのか。
ちとしょんぼり。
まぁ、静かな抑えた感じの「そうかもしれんな」もよかったものな。
まぁ、うん。

たぶんというか、おそらく
記憶の方でいろいろ補完しちゃってるんだろうな、私。
笑顔のシーンが少ないので探しちゃってるのかもね。

どこかなぁ、男っぽい顔しててかっこいいなぁと思って
観てたとこあったのに「鬼か」で記憶飛んだな。
アベジョーの堀様が「色仕掛け」を「命乞い」と言い間違いしてたような
あの辺かな。だんだんと怒りに表情が硬くなって、
ひどく汚いものが近くにあるような堪えた顔をしている時かな。
あと、鬼の爪が、ホントに目の前で、ちょっとすごかった。
今確実にやった。そんな迫力ある瞬間を観てしまった。

谺返しは下手後方にて観劇。

そしてこちらの方はこれまた、お気に入りだった
果たし合いの後の師匠の存在に気付いて会釈、の、会釈がなかった。
気配に気づく、のみで立ち去ってしまった。
でも、この時の岡田さんの立ち去り方は好きだったな。

「島村様はどこだ」の台詞がかなしいなぁと
気配を感じることができない状態というのに気付かされる。
どちらもかっこいい殺陣ではあるのだけれど
してることは罪深いのよね。

挨拶は男子に変わりました。
畑中さんの通常運転な挨拶も
大内さんの旦那様この話はどこへ行くんですかの挨拶も
楽しかったです。

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いいひと。

2013-03-04 | 畑中さんのこと。
友達がチケットを取ってくれた土曜日。
席が2列目ほぼ真ん中という、すんごい良いお席だった。
友達と二人、二階席までの階段シアターを冷やかしつつ

2階席からの眺めも楽しみ、
あそこが自分たちの席かー近いなぁすごいなぁと見ていたら
結構大きい男性が二人、自分たちの席のまん前に着席するのを目撃。

よりによってそこかいー(泣)

と思いつつも自分たちも席に着いてみたら
案外気にならず。こんなものかと思っていたら
終演後、にょきっと前の二人の座高が伸びた。

どうやら腰位置をずらして小さくなって座っていてくれたらしい。
キャラメルのお客さんてわりとこういう気遣いが標準仕様だったりするのね。
いいひとたちだ。ありがたいことでした。
西川さんのほぼ前説の初日効果かな?

そして翌日曜は21列目。谺返しをセンターで隠しをちょい上手で観劇。
谺返しの方は後方で見るなら下手が好きかな。
影がゆらゆらと大きく映るのが下手からの方がおもしろい。

隠しはこれだけ後ろで見るの初めてで
左東さんとの対決シーンの照明もかっこよかったし、
秘剣のシーンは全体の動きが見られてよかった。
でも音が大きくなる瞬間、畑中さんの動きとちょっとずれて感じた。
席、後ろだったから?

畑中さん、最初の結女殿とのシーン。
ちょっと呂律があやしくて、昨日の疲れか? 大丈夫か?
と思ったら道場の師匠に教えを乞うとこのシーンで持ち直してた。
日曜はここの時の声がよい響きでした。

多田さん、刀腰に差すとこ今日はばっちりと思ったら
立ち上がる時に気付いた。
どうやら袴の内側に突っ込んでいたようで
変な感じで退場していったな。

多田さんと畑中さんの「鬼か」のシーン。
畑中さんの表情がとても好きなのですが、
二人の対比がよいなぁと。

多田さんの着物の衣擦れの音が大きいのは、彼の着物が上等だからで
育ちも家柄も、たぶん片桐より良くて。その分、誠実で少し臆病なのかなと。
言葉を捜しあぐねているとところに、きえが帰ってきて会話が途切れるのだけれども
きえが来なくても彼はその先を続けられなかったかなと思うのだ。
自分の中で答えが出てないような迷いを感じる。
そして、対する片桐の静けさ。
ここの、なんてことなく浮かべる笑みが好きなのだ。
秘剣を教わった時でもなく、実際に使った時でもなく、
この時に。秘することで片桐は秘剣を受け取ったのかなと思うのだ。

カーテンコールの挨拶は日曜も女子。
温井さんの自在さもいいが、じっきーのてんやわんやな感じもかわいい。

袖から真ん中に歩いてくるまでまっすぐに向かい側のじっきーを見てる畑中さん。
わりかし、どの舞台でも相手役をものすごく見てるなあと思うけど。

そして退場際に畑中さん珍しく手を振るなぁと思っていたら
2階席も結構、人が入っていたようですね。
2階からの照明も気になるなぁ。

ちょこっとメモ。
狭間と師匠の試合のところで、竹刀をお貸しくださいと
師匠から竹刀を受け取るところの手の動きがなんか好きだった。
上から竹刀を持つ時の丸み? なんかかわいい手だったのね。

大切なのは試合を終えた後、のときの師匠は狭間でなく片桐を見ているのね。

狭間との対決を終えた後の片桐の傷を気遣う尾形様の表情が優しくて好き。

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かっこいー

2013-03-03 | 畑中さんのこと。
春の目覚めのような、緑が芽吹くような、やわらかい光を感じる音楽。
そして少女の思いが開放されて夜の空へ、朝の光に溶けていくような
まっすぐな音楽で終わるなぁと思って見ている「隠し剣鬼の爪」
3/2(土)の昼がともかく素敵でした。
夜も良かったんですけどね。自分のコンディションのせいかもだけど
昼の回よかったんですよ。

響きが好きだなぁと思う畑中さんの台詞。
逃げる訳には行かないのだ。
出来ません。
断じて。
はい。←狭間と戦って勝ったのかと問われた時の頷き。

結女と対峙している時の表情。
きえがお茶を運んでくる時の、少し視線をそらした二人の間の張りつめた空気。
結女の決意、片桐の怯まなさ。

結女が傘をさして歩くシーン。
彼女は狭間と二人で歩いているのかなと勝手に思っているのだけど
思い出の場所、かつて語られた場所をなぞるように
もしかしたら、二人で歩いているのかな。

鬼の爪を見た狭間がまだこの世にとどまりそうなのを、
結女がもう行きましょうと、連れて行くような気がする。

結女が語る言葉で狭間という人物の形が完結する気がする。
死ぬ直前までこうすればよかったのではないか
と、語るところ。それで、狭間と言うのはそのような人なのだなと。

結女殿、から後の畑中さん。表情が色っぽいですねぇ。
最初の頃にはない色気でございます。
うっすらと立つ結女に見つめられた先で、
少し斜め下の方を向いて、自分の内の鬼を捕まえるところ。
掘様の卑怯な仕打ちに腹を立て、
結女殿の愚かな行為に腹を立て、
気付くことも止めることも出来ずに見送った自分に腹を立て。
あの一瞬に、一点に集約される。
その少し前の首藤とのやりとりで、まだ仕事が残っているという暗い表情もいいけど、
ここのところ、人から鬼になる。表情が消えるように冷たく、熱くなるところ。
秘剣のシーンは
この早さや鋭さや正確さは畑中さんにしかというか、ならではなのかな。
ともかく、かっこいいです。

多田さんの首藤で好きなシーン。
掘様が、お前が声を出せない時はと言われた時の
なんて無神経なことを言うんだという怒りと
友を失うかもしれないという恐れや不安や悲しみの交じり合った表情が良いのです。
あ。
夜の回、これの前のシーンで刀腰に差すのがなかなか出来なくて
かしずくのが遅れましたね。
ちょっと間に合わないかもと思ってどきどきしちゃいました。

きえが帰宅時身を整えるのは旦那様にちゃんとしてご挨拶もあるけど
実家でいろいろ言われてきたことを引摺らないためでもあるのかな。

あとはメモメモ。
気のせいかもしれないけど、師匠に教えをこいに行くところで
畑中さんと岡田さんが竹刀を構える時に星がまたたくように照明が揺れる気がするのだ。

討っ手を命じた時の尾形様の立ち去り方、
もっと堀気に入らんって感じで、怒りを現してさっさとでて行ってた気がする
昨日は少しゆっくりしてた。

左東さんの倒れた時の着物、昼夜ともはだけずちゃんと足隠れてた。
畑中さんの包帯も昼夜ひらひらせず、ちゃんとしてた。
無音声なきえとの会話、日にちじゃなくて距離かな。
歩いてどれくらいかかるか、とかそんな感じ?

なんだろう、畑中さんの癖なのか
旦那様としての動きなのか、力んだ台詞の時
左側に顔を倒すというか、左肩が上がると言うか。
時々やるなぁ。前も時々見てたけど、今回多く感じる。
(日曜みたらそうでもなかった。)

かなしそうってなんだろう、自分のメモ不明。
挨拶今日も女子。ということは5回ずつでまわしてるのかな。

盲目は夜のみ観劇。
筒井君の手のばんそうこうが痛々しい。
挨拶の温井さん見てたらなんだか涙が止まらなかった。
突然、ゲストがいますと言って「坂上二郎さんです」と菅野さんを紹介はびっくりしたけど。

ほぽ前説。夜の回は「岡田達也さんは腹黒いのですか?」の質問時に岡田さんの写真アップ。
笑顔でも微妙に人の悪そうな写真のチョイス。
腹黒いと思う人、挙手~だったんですけど、あまり上がらず。
拍手ならちょっと違った結果だったかもなぁ。
でも西川さんの答えがまたナイスでした。

もう一つ「ぴょん吉とひろしどちらが好きですか?」の質問時の西川さんの答えが
マニアックだったせいか、ど根性ガエルのキャラクターがスクリーンに映し出され、
左下のこれですってことでやってたんだけど、
私は、右下の「畑中智行 画」というところに釘付けでした。
畑中さんの描くぴょん吉! うまかったです~。
質問コーナーどんどん遊びの巾が広がってる気がする。

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たなくじ。

2013-03-02 | 畑中さんのこと。
結女と対峙する時の畑中さんの声の響き、
なんだかとても丁寧に発されてる気がする。

逃げるわけには、が好きだったような。

包帯ちょっとべろんとなってた。
大変なんだろうなぁ。ここの着替え。
まぁここに限らず、全力疾走なんだろうな。

口惜しいと腹立たしい。
口惜しいは自分に対して、
腹立たしいは人に対して、の怒りかなぁ。

狭間は鬼の爪の正体を知っても片桐に勝負を挑みそうだ。
そんな狭間にわたしのたなくじをあげたい。


3/1は倒れた左東さんの足、キレイに着物で覆われてたね。
今回の左東さんいつもの地味さが全然ない。
かっこいいんだよねぇ、この人も。

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むねがいっぱい

2013-03-01 | 畑中さんのこと。
2/28よるー。挨拶、女子に変わってた。27からかな?
温井さんもじっきーもかわいいなぁ。

盲目は15列目くらいの下手、隠しも5列目くらいの下手で観劇
5列目久々、ちっかいなぁ。目の悪いわたくしですが、着物の柄まで見えたぜ。
久々に前で見たけど、近いわ。盲目の15列目、見易かったな。
前の方の下手の時はかじもんの医師の位置がちょっとかぶって見づらかったりしたけど
これくらいの後ろだと見易いのね。

筒井君、膝を叩いた後、床をごつんてするとこ痛そうだなぁと思って見てたら
痛たたって、顔しかめる痛そうな演技に変わってた。
というか、痛いだろう。あれは。

盲目の方のセットの不思議な場の力。
二人が座って膝つけて話している時は広く感じる空間なのに
三浦さんと二人で立って剣を構えてる時すごく狭く感じる。
岡田さんとの殺陣のシーンはオープンに感じるのよね。

菅野さんの動きを見てるとなんのかぶり物もせずに
リアル楽俊(十二国記)いけるんじゃなかろうか、と思う。
あのほてほて加減。
あまりに自然にじーさんで、
もう腰まっすぐにして歩けないんじゃないかと思うけど
隠しの方では普通に歩いてしゃべってるんだよね。

蕨のところの笑みもよかったけど
ラストの大内さんの笑顔にやられる。
あのシーンは、ほんとにむねがいっぱいになるわ。
いいなぁ。

んでもって隠し。
ちょびちょび多田さんの変化球が。
ヤマアジサイの小さいお花がぱっぱっぱーのところの
「たのしかったぞ」とか。
岡田さんの師匠とのシーンは、なんでかなぁ
かっこいいし、見目形よいし、涼やかなひとなのに
あそこ八兵衛にみえちゃうわ。

左東さんが様変わりして登場する殺陣のシーンが前方の席だと距離が近い。
刀捌きもかっこいいねぇ。足も大サービス。
少し腰を落として刀を構える時の揺るぎなさ。
武士として、鍛えてるんだなっていう感じがときめく
そしてここの音楽が気になる。
左東さんと畑中さんの殺陣のところの階段上がるような音楽も気になるのだが
ここの音楽が気になる。というか、どちらの曲も全体に好きなのだ。

小多田さんの尾形様が結構好きでね。
アベジョー演じる掘様を気に入らないっていう態度がぱしぱしでてるのが
なんだか面白いのだ。
それにしても隠しの方ってなんか人多い。その場にいる人の数が多くてね
あっちこっち気になってしまうのだ。

畑中さんが結女殿、と呟いてから、関わった人が舞台上に揃い、
秘剣を使うその瞬間まで、録画して巻き戻して
一人一人再生して見たいくらい好きだわ。
傘のシーンも、ただ立っているだけで、歩いているだけで、
絵になるし日常が見える。時代劇だから?
心なしか、皆様発声もよいような。台詞の威勢がいいのか?

本日の畑中さん。というか、包帯。初日の夜だけきっちりしてたみたいで
あとの日は結んだ先が見えて、ひらひらしてるね。
殺陣って消耗すごいんだなあ。
その後で結女とのシーンで息整わないっていうか、胸、上下してるのに
きっちり台詞言えちゃうんだなあとか変なとこばっかり見てるわね。
声無き会話シーンのアテレコ違ってたなぁ。
とりあえず「何が可笑しい」って言ってた気がする

左東さん斬られて倒れた時の足のはだけ方がすごかった。
客席側の右足全部見えてた気がする。
鬼の爪のところの狭間は「ふーん」って感じかなぁ。
納得も興味もないって感じ。
この人の剣は戦う剣ね。結女は片桐に嫉妬しなかったのかな。
それくらい、剣に没頭してる人。みんな片思い。

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