湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

んー。

2013-03-05 | 畑中さんのこと。
3/5(火)休演日明けの隠し剣、前方かなり下手寄り。
下手好きなんだけど下手過ぎて思ってたより片桐様の表情見えず。
結女に誘惑されかかる時の表情と尾形様に対する背中の姿勢の良さはばっちりでしたが。
あと、道場で師匠に突きを繰り出す時の必死な表情と構えが本日のツボでございました。
そして本日は全編というか全幕というのか?
声はずっとよい響きでございました。
あ、畑中さん。なんとなく、襟元が緩かったような気がするよ。

本日もそれなりにいろいろあるけど。
あれ? と思ってしまった。「鬼か」のシーンが簡潔になってた、よね?

多田くんの首藤は迷いなくまっすぐ片桐を見つめてたような。
返す言葉を探すような間もなくきえが登場したような。
で。畑中さんの片桐の「そうかもしれんな」の時の
淡い笑みがないよ! この時の目が好きだったのに!
口元だけ笑ってて目は醒めてるような、淋しいような感じの。
漫画のコマ割だと口元だけアップで「ふっ」とか描かれて、
その後全身で「そうかもしれんな」とか ← かなり脳内変換、たぶん元から違ってる。
そんな感じの、そのテンポがすきだったのに。
わー。なぜじゃ。
きゃー。この先あの笑みが見れんのか。
ちとしょんぼり。
まぁ、静かな抑えた感じの「そうかもしれんな」もよかったものな。
まぁ、うん。

たぶんというか、おそらく
記憶の方でいろいろ補完しちゃってるんだろうな、私。
笑顔のシーンが少ないので探しちゃってるのかもね。

どこかなぁ、男っぽい顔しててかっこいいなぁと思って
観てたとこあったのに「鬼か」で記憶飛んだな。
アベジョーの堀様が「色仕掛け」を「命乞い」と言い間違いしてたような
あの辺かな。だんだんと怒りに表情が硬くなって、
ひどく汚いものが近くにあるような堪えた顔をしている時かな。
あと、鬼の爪が、ホントに目の前で、ちょっとすごかった。
今確実にやった。そんな迫力ある瞬間を観てしまった。

谺返しは下手後方にて観劇。

そしてこちらの方はこれまた、お気に入りだった
果たし合いの後の師匠の存在に気付いて会釈、の、会釈がなかった。
気配に気づく、のみで立ち去ってしまった。
でも、この時の岡田さんの立ち去り方は好きだったな。

「島村様はどこだ」の台詞がかなしいなぁと
気配を感じることができない状態というのに気付かされる。
どちらもかっこいい殺陣ではあるのだけれど
してることは罪深いのよね。

挨拶は男子に変わりました。
畑中さんの通常運転な挨拶も
大内さんの旦那様この話はどこへ行くんですかの挨拶も
楽しかったです。