湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

「シュガーの歌」

2012-05-30 | キャラメルボックス辺りのこと
「無伴奏ソナタ」のラストに流れる歌を聴いていると

いいうたってずるいよな。

と、とある舞台のポストトークで
とある演出家さんが仰っていたのを思い出す。

ストレートプレイでどんなに上手く熱く演っても
歌のあるラストの熱さ、拍手量にはかなわない
いい音楽ってずるいよな。

というようなことをね。
言っていたのです。

たとえば、「無伴奏」がまったく音楽のない舞台だったとしたら
また違ったラストがあったのだと思うのだけれど。

でも、私はあの「シュガーの歌」を聞いてしまった。
だからあの時、私もさとうきび畑に一緒にいて、
彼らの仲間になったような気持ちになって、あの歌に触れて
歌を歌っていたような気持ちになるのです。
彼の味方でいたい。
彼を守りたいと思い、彼の為に何かしたいと思う。

あの歌を、口ずさんでしまう。

ラストの真ん中で帽子を取り泣き崩れる姿を抱きしめたいと思い
暗闇の片隅に佇む姿に寄り添いたいと思う。
二人のメイカーとウォッチャーに喝采を送り続けたい。

今日で東京公演が終わってしまった。
その場にはいられなかったけれど
何度も何度も拍手を送りたい。

私は、法を破った時に得られるものと失う何かを計って思いとどまれる小心者だ。
それでも欲しいと思う何か。手を伸ばしてしまう弱さである強さ。
彼に出会えて、彼の歌を聞いて、とてもとてもしあわせにおもう。

最後のパーツ。

2012-05-26 | キャラメルボックス辺りのこと
「無伴奏ソナタ」観てきた。

ラストのシーンは思い出しても胸が熱くなる。
今日の初日を観られて良かった。

聞く人がいての音楽。
見る人がいての舞台。

という感じ。

そんなわけで、あの会場に着席することで
私もあの舞台を形作る一つのパーツになれたかな。
いっぱい、いっぱい、拍手を送りたくなる舞台だった。


畑中さんの役。
結構重要。そしてわりと出てるとこ多い。
小笠原くんだったらどうだったのか
想像できないくらい、畑中さんの役だった。
不思議。
小笠原くんから畑中さんに役交代したと聞いて
どんな役か想像巡らせている中で、ここ、畑中さんで観られたらな
と思ってたところをやってくれたのでうれしかった。
そしてまたその時のシンプルないでたちも良かった。

衣装は最初のベルのシーンが背中のラインが好きで
つなぎがかわいくて、ケチャップとポテトな二人はまとめてかわいい。
二人の視力検査は特に見逃せないわ。
上手も下手も見どころあったな。

リスナーのひっそりな登場も視覚的にざわつく感覚。
舞台の奥が少し高くなってる斜めな舞台も、キャラメルでは私は初かな。
歌が随所にあふれていて、樹里ちゃんのシーンなんか
そのままミュージカル突入って感じ!

こんなに苦しくて歓喜にあふれたラストはなかなかない。

そして、小笠原くん。
好きな役者さんなので次にお会い出来るのを楽しみにしてますよー。

SET版「おい! おやじ」観てきた。

2012-05-19 | 畑中さんのこと。
面白かったです。違うなーと思いつつ、
違うところも含めて、おもしろかった。

3LDK版と違うところだらだら挙げていきます。

セットチェック。水屋? 下手の 陶芸の作業場に繋がる間口なし、和室一間のみ。
窓にカーテンもなし。でも桜はきれい。
テーブルは一つ。真ん中に座布団6つ、おいなりとか、のりまきとかは
おんなじようにちまちま並んでだけど、ビールが黒ラベルじゃないよ、一番搾りだよ。
唐揚げうまそうだったなぁ。

オープニングはお通夜の最中なシーンから、音楽に合わせて
喪服の人が行き交い、一瞬止まり、流れる。ここきれいだったな。

まず、かしまし三人娘は出てこず→オヤジの師匠役の人として一人だけ登場
やることは変わらず飲んで絡んで騒がしく帰っていく。
あと、オヤジの名前からして違ってた。か行だったけど、こう? なんとか。
ともかく、蔵之助じゃなかったよ。
菊池さんも下の名前めぐみちゃんではなかったな。

隠し子3の中野さん、最初に名前、中野ですって名乗ってた。
従姉の名前が亜紀ちゃんでなく恵里子だった。
おかげで3LDKの台本でなぜ「恵里子」だったのか判明。
台本「亜紀子のばかちん」のとこ「恵里子」になってたんです。
でもそのシーンはなかったけど。
従姉の恵理ちゃんは中野さんの味方でなかなかな言い出せない彼を
がんばってと途中まで促してた。

はるかちゃんの不倫相手の田口さん出てこず。
そもそも同級生でもなく、なんと御年、60歳。
顕良の台詞は「二人目」でなく「孫」が出来るってなってた。

この顕良も同級生でなく、はるかちゃんより6歳も年下設定。
はるかちゃんはかわいい面もありましたが、男前なかっちょいい方でした。
電話のシーンは着信音も含めて謎の人だわ。たぶんウルトラマン関連
あと、たぶん本気で廊下で滑ってた。
広瀬さんがやってきて、兄二人があっさり認めちゃって
「お父ちゃんはそんな人じゃない」と勢いよく立ち去るところで廊下でつるっと。
で、「今の見たよね、見てたよね」って立ち尽くす二人に、詰め寄り
二人ともうっかり女性の着替えを見たかのような目をそらす感じでもじもじしてて
はるかちゃんさらになんか言って立ち去っていった。素敵すぎる。

弁護士さんも女性で、案件を一人で受け持つのが初めてという弁護士になってた。
なので当然、イケメンよねぇという台詞もなし。

隠し子1の広瀬さんは赤いジャージで茶髪な、もしかして高校生? と思ったら27歳で。
聡さんの奥さんの恭子さんは43歳でした。
こちらの美穂ちゃんも愉快ですっとんきょーでした。
美穂ちゃんは3LDK版とほぼ同じくらいな「若い奥さん」と言う感じでしたが、
女子高生だった菊池さんは、妙齢のビールの飲みっぷりのいい、
おかしな動きをする方でした。駆けつけ三杯のビールシーン愉快でした。
しかも、菊池さんのお母さん生きてて、翌日くるようなコトまで言ってたり

で、兄弟の順も違ってた。
中尾>聡>菊池>勇二>はるか>広瀬

菊池さんが、聡兄と勇兄の間に。
それもこれも随所にちりばめられたウルトラマンネタによりわかるようになってて、
ウルトラ兄弟の名前に詳しければもっと楽しめたかもしれない。
ゾフィーとタロウしか聞き取れなかった。
勇二さんはどうして聡兄と自分の間が飛んでるのか謎だったといってた。
それぞれが持ってるウルトラの人形の名前順に兄弟の序列らしい。
これは二十歳の誕生日のオヤジからのプレゼントだそうだ。

何より上手に飾ってあるへんな置物、ウルトラセブンの憂欝。
オヤジの作品で、しかもマニアには絶大な人気だとかで
オヤジの訃報をうけて、オークションで高額な値がつき、それも(売れれば)遺産の一部に。
オークション先からかかってくる電話の着信音や、FAXの受信音もウルトラマン関連。
三分タイマーのピーコピーコ音がファックスの受信音だったと思う。

遺産、どうやらホンモノのまま終わりました。
三億とかすんごい額じゃなく、妙に現実味のある金額だったし。

3LDK版と一番ズレがないのが美穂ちゃんかな。
キュートで破壊力あって、やっぱりかわいい。パジャマはピンク。
ダンナの勇ちゃん。パジャマの破壊力すごかった。
確かに「その格好で言っても全然説得力ない」って格好だった。
これ、畑中さんが言った時、あんまり笑えなかったのって
畑中さんの言い方でなく、勇二役のやまとさんがかっこよかったからかもしれない。
こちらの勇二さんのパジャマ本当にすごかったんだもの。
聡さんもお歳は畑中さんより10歳くらい上な感じでしたがそれ以外は概ね変わらなかった。
畑中さんの時も好きだったみんなを呼んでくると言って家の中歩き回るのは
この人の時もやっぱり好きだった。

中尾さんはひよこシーンがなくなって、エプロンシーンになっていた。
「ああ、忙しい」と部屋の中を片づけまくっていた。
が、このエプロンがあんなオチに繋がるとは。
遺産の封を切る時も、いるって感じじゃなくあれれ、話にまざっちゃったよこの人。
と言う風にいつの間にか話の輪に入っちゃってて。この妙な違和感のなさがおかしい。
あ、中尾さんの生い立ち語られてた。
彼の母と付き合っていた頃のオヤジは貧乏で自分が出来た時にひっそり身をひいた
と言うことだったらしい。

台詞の雰囲気が一番近かったのは広瀬さん。台詞のトーンがよく似ていた。
彼女が出てきて菊池さんが隠し子ってのが判明してみんなで一斉に
ウルトラマン人形を取り出してっ

と、思いきや。中尾さんの大事なところに入れてるウルトラマン人形がなくなってて
こちらの彼はタイミングを潰されて「言いだせない」のではなく、
証拠のウルトラマンがないから「言えない」で。
みんながウルトラマンを見せ合って、互いの人形の名前を呼んだりしている中を
「ない、ない」と言って部屋を右往左往するのです。
ここの少し前に、彼が付けていたエプロン。
外して椅子に置いておいたものを恭子さんが持ち去るのを見せているのもうまいな。
あれだな、というのがわかります。
恭子さんの付けているエプロンのポケットに彼のウルトラマンが顔をだしているのを見つけて
ようやく、名乗れるのです。
中尾さん大事なところ、際どすぎ。必ずズボンのベルトを外す時「大事な」っていうから
ねぇ? まあ、ベルトの内側に麻の袋みたいなのつるしててそれに入れてるようでした。

そして遺産を巡りいるいらない、聡さんの告白、恭子さんの知っていたコトを告げる話
そして、兄と弟のケンカ。

ここでまた3LDK版と話がちょっと違う方向へ流れます。

兄弟取っ組み合いがなく→広瀬さんが「おっさんきもいんだよ」と喚き出し、
ウルトラセブンの憂鬱を「こんなもの」と言って壊してしまいそうになり
奪い合い、本音を言い合い
落ち着いたところで美穂ちゃんの「生まれる」→恭子さんのオトコマエなあれになり
兄弟が残され。しんみりし。オヤジの話抜きにしてみんなで飲もうと、
飲みつつ語りつ、このまま終わるのかと思ったら

「ウルトラ兄弟って8人だったよね」という台詞の後、来客を告げるチャイムが
みんな「まさかね」という言葉で無視しようとするんだけど
しつこくチャイムが鳴る。暗転。

というところで終わります。
このラストも良かったな。

こうして見ると3LDK版て若かったなあ。観てる時はそんなこと思わなかったけど
こちらのSET版はとぼけた大人達な雰囲気だった。
10年後に畑中さんが同じ役をやったとしてどうだろう。
でもあったら観たいな。

あ、修平さんの台詞で「いい子を産んでください」の後の「きっと師匠の生まれ変わりですよ」は
ちょっとどうかなと思うの。産む側としてはあんまり気持ちのいい感じじゃないような。
それと、修平さんとの「やりたいことはやればいいんです」の流れはこちらの方がくっきりしてた
聡さんが戻ってくるということで頷いちゃってましたからね。
SET版も面白かったのでもう一回見に行けば良かったな。
でもやっぱり3LDK版、もう一回観たいなーと思いました。
DVDいつくるかな。

ロカボク、カーテンコール。

2012-05-17 | 畑中さんのこと。
初日はまさかのWカーテンコールだったようで
わたわたし、想定外と言いながら畑中さんが軽く挨拶して〆。

二日目の13:00の回はその後トークショーがあるせいか
するんと一回目でおしまい。

19:00の夜の回はWカーテンコール。
今度は出演者の半数が先にでて、礼のあと
残り半分が少し後方から出てきて、二列になり
身体を横にして互い違いにすれ違い、一、二列目が入れ替わり、礼。
こうだっけ? と確認するような視線が飛び交ってたな。
一言、挨拶あったと思うけど、覚えてない。

三日目の13:00もWカーテンコール
あ、ったと思う。←もう覚えてないって…。

そして、千秋楽。
芝居始まる前に、最前列の幾人かがお花を持ち込んでるのを見て
ああ、やるんだーと思ってましたが。

暗転後、一列に並んだ出演者、礼のところで、
まず樹ちゃんのファンの方が花を渡し、
次にルリカちゃんのファンの方が花を渡し、
さらに次の人が前に出た時、

ああ、当然そう行くと思うよねー。
主役の三人に花なんだなーと思うよねー。

畑中さん気持ち一歩前に出て、受け取るように手を出したけど
空振りというか、そこから先はお花はすべてルリカちゃんの手に。
わらわらと、次から次へと、すごかったな。
結構後ろの方からも走り出てきたようでした。

途中から係の人が出てきたので、ストップか?
と思ったらルリカちゃんの花を預かろうとしたみたいでしたが
大丈夫と頷いて、挨拶へ。

畑中さん普通にびっくりしました。
と言ってましたが、真ん中の人なのにお花用意してなくてごめんなさい。
まぁ、あまりの突然の展開に畑中さん同様、客席もびっくりもしてましたけど。

大きな一つの花束を抱えた樹ちゃんと、
たくさんの持ち切れない程の花を抱えたルリカちゃんの間で
畑中さん挨拶を仕切ります。

キャラメルの楽のように、役者さんの一言挨拶スタート
で、下手から順にと言ったところで、三上さんから上下交互に順番にと突っ込みが。
畑中さん最後になるの嫌だからそう言ったのに、とぼやいてましたが
結局下手、上手と外側から順々に。

でもごめんなさい、初めて見る役者さんが多くて殆ど覚えてません。

なので、覚えてる人だけ。
タモツの友人役の河原田くんをやった白水さん、
茶髪なカツラ付けて出てきてて、一瞬だれ? と思ったら取って挨拶。
うーん。あれ毎回そうだったのかな。でしたら気付いてなくてすみません。

岩崎役の大山さん、プライベートで嫌がる女性をどうこうとかしませんとか。

犯人に間違われたり、純子ちゃんのお父さんだったりな服部さんは
いろんな役を出来てよい経験だったとか。

ジャノメ役の谷口さんだったと思うんだけど、せっかくこうして出会えたので
名前と顔を覚えてそれぞれの活躍の場を見に行ってくださいと。
そして突如、この会場は○○警察に押さえられてます、などと言い出して
「ロビーで売ってるロカボクグッズを何か買わないと出られません」と。
会場どっと笑い。ほんとに役のストイックな雰囲気と違ってて楽しげな人だった。

りんちゃんはりんちゃんだった。

鮎川さんは声のこと。
そして野口さんも最終日声ちょっと枯れ気味だったのでそのこと。

あとは畠山さんのところで会場から「ちゃきー」というアイドルコールがかかり、
畑中さんも便乗して言ってた様な。

三上さんの時に、三上さんが一歩前に出て、
耳に手をあてて会場からのコールを促し「ミカシュン」コールが
今でなくても心に響く何かがあればとか、かっちょい声で言ってました。

樹ちゃん、ルリカちゃんもそれぞれ会場から声援がすごかった。

ルリカちゃんは稽古に2週間くらい参加できなくて不安だったようなことを。

さて、畑中さんだよ。どうしよーと思ったら会場じゃなくて舞台上から(たぶん)
「タモツ」コールが。タモツかー。でも便乗して「タモツー」呼んでみた。

谷口さんの挨拶を受けて、
出演してる人の顔と名前を覚えていって、応援してください。と
ついでに僕の応援もお願いします。と

こういうことちゃっかり言えちゃうのがかわいくてずるいぞと思うのはファンの欲目でしょうね。
ははは。

最後の最後に通常カーテンコールのように三人だけ残って
後方の桜が散ってたところに立って礼して、さよなら。

花束を抱えたルリカちゃん、高いとこ上るの大変そうだったけど
なんかきれいだったな。樹ちゃんもかわいかったな。

畑中さん、走り尽くめでお疲れ様でした。
舞台の感想、もうちょっとしたらまとめてみたい。
まだ言葉になりそうにない。

ロカボクトークショー。

2012-05-15 | 畑中さんのこと。
5/12(土)夜
キャスト:畑中智行さん、横山ルリカさん、相楽樹さん、三上俊さん、谷口賢志さん

時間がないっということで、終演後あっという間にトークショーを知らせるアナウンス
トイレにたった人戻ってない状態で始まったなー。

まずは司会のなるせさん。
どうですか? というざっくりすぎる質問からスタート
畑中さんは2ステでホントにへろへろで、本人も仰ってましたが
変な顔になってる、まぶたもあがらないとか。
汗だくで着替えるまもなく(衣装のまま)で大変だなぁ。

で、ここで。会場に質問ありますか? と話しを振り
新聞記者役の二人(畠山さん+関野くん)がマイク持って登場
手を上げてるお客さんのところに走っていきます。
ここ、ずいぶん畑中さん仕切ってたなぁ。
あの人早かった、とか手を上げてる人の中からさっと決めたり

質問「むずかしかったところは?」
畑中。人が多いシーンが大変、意外と複雑。
三上。演出家の前で云うのもなんですが難しいシーンなんてねぇよ。
 役が抜けきってないということで、座り方も足がっと開いて
 膝の上にひじついて、前のめりな姿勢で。かっこよいです。
谷口。(三上さんの答えを受けての)全部、難しいです。
樹。お兄ちゃんも好きだし、でも、恋人を殺したしの感情が難しかった。
ルリカ。野口さんの「え、嘘。え、嘘」のシーンがこれくらいでと言ってたのの倍くらいになってて
毎回「よろしくお願いします」って云うタイミングが難しかった

質問「ここを見て欲しいというのは」
すかさず三上さんが「全部」
畑中さんも補うように「ここだけみて他はとかないので、本当に全部です」
お客さん「ありがとうございました」

質問「演じるにあたって時代背景は勉強しましたか?」
座長ということで、畑中さんに視線が集まる
畑中、前に安保闘争の芝居に出たことがあって、そこで調べたりしたので
すんなり入ってきたといいたかったらしいが、すんなりが出てこず
うっかり? とか。←うろ覚え。
で、キャラメルの挨拶でもたまにあるけど、何かをいい間違ったりすると
畑中さんどんどん舞台の前方に出てくるのですが、
そんな感じで椅子から立ち上がって前方になんか言い訳しながら出てきて
横からたぶん谷口さんに「すぐセンター行くんだから」とか云われて、元の椅子に戻った。
三上、相手役の樺さんが実在の人なので調べた。
樹、ウィキペディアで調べた。
ルリカ、応仁の乱みたいなものだと思ってた。私もウィキペディアで調べた。
谷口、パート的に安保より「罪と罰」の方。原作に出てくる台詞を言ったりするので
そっち調べた。

ここで、トーク終わりを告げる電話音。

畑中さんがもう一つ質問行きましょうとなるせさんと会場見てる脇で三上さんが
「もしもし」と電話とる(マイム)「あと三分だって」と電話を切る。

で、ラストの質問「役と自分の共通点ありますか」
畑中、家族構成が似てる。母もよくしゃべるし、妹がいるし。
樹ちゃん思い出せない。ルリカちゃんは思い込みっぽいこと。
三上さん、にじみ出るカリスマ性。
谷口さん、ホントはすごくおちゃめな方で、間逆なんだとか

どこかわからないけど、畑中さんが樹ちゃんを「四ツ葉」と名前を呼んだところがあった。
その声が妹を呼ぶ声でよかったんだよー。お兄ちゃんだったー。

そんな感じのトークショーでした。
楽しみにしてたのにあっという間でしたよ。
で、それとは逆に

5/12(土)昼
ゲスト:松雪オラキオ(弾丸ジャッキー)さん
キャスト:横山ルリカさん、相楽樹さん、野口かおるさん、森渉さん

最初の1回目のとーくしょー
ええと。
正直ずいぶん残念な回でした。
前に野口かおるさんがゲストのトークショーを見た時
見た舞台の話にどんどん食い込んだことを聞いてくださって
面白かったし、知りたかったり聞きたかったことが聞けて嬉しかったんですよ。
今回も期待してたのにー。
ゲストの方も面白かったけど、聞きたいのは今回の芝居の話なのー。
と言う回でした。

とりあえず、なるせさんと野口さんと早稲田繋がり、森さんと前の芝居でご一緒した方?
という繋がりだったのかしら。
ともかく何を話してもゲストの方の今回の舞台とは関係ない話に戻っていく流れが
野口さんの安保好きな話題も聞いてみたかったっす。

モノマネもね、面白かったけど。
あれで終わらず樹ちゃんもやってくれて、あの場の会場的には良かったと思います。


5/13のトーク。

2012-05-14 | 畑中さんのこと。
相楽樹ちゃんの所属してる事務所関連ゲストだったんですかね。
5/13日のアフタートークゲストのAKB48のチームKの藤江れいなちゃん

樺役の鮎川桃果ちゃん、タモツの友人役の白水萌生くんと
山内役の辻本優斗さん、耳田役(後輩新聞記者)の関野翔太くん

が同じなのかな。

あと48グループ繋がり、元SDNの口火役の畠山智妃さん。
SDNは去年の西武ドームで1回見てるだろうけど
かなりな距離だから見たうちに入らないでしょう。
同じく藤江れいなちゃんも今年のさいたまスーパーアリーナで遠目に見たくらいだから
こんな近くで見るの初めてだーー。

ということで、「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」
トークショーは5/13の分から。
なぜここからかというと、私がアイドル好きだからー

やほー。
トーク始まりのチャイムとともになるせさん登場。
ルリカちゃんと樹ちゃんと鮎川桃果ちゃんの三人が
上だけロカボクTシャツに着替えて登場、下は衣装のまま。
今更商売っ気出しても遅いぞ~! 今日は最終日ー(だからか)
昨日から着させておけば、畑中さんファンも買った、かもしれないのにー。
ワンポントロカボクちゃんはちょっと心動いたけど。

そしてそして、本日のゲスト藤江れいなちゃん登場。
おお、きらびやかで、かわいいぞ。
水色ワンピースと白のボレロ ←これ、そでのところにリボンついててかわいい。
本人もかわいい。こんな近くで見られるなんてー。
畑中さん観に来てこんなラッキーがついてくるなんてー。

さて。トーク。やはり座席着席して観てたようで
なるせさんの「どこで観てましたか」の質問に彼女が「まさしくそこで」とか答えてたので
振り向いたら桟敷席に座ってたお客さんが自分たちの目の前の席指さしてました。
たぶん、12.3列目くらいの1番かな? 目の前に彼女が座ってたら
それはさぞかし落ち着かなかったことでしょう。
芝居集中して見れたかい?
私はいつだったか好きな女優さんが休憩後、目の前に座ってるのに気付いてしばらく集中途切れたよ。
始まってしばらくのドアの開閉音がそうだったのかな。

着席順は下手に司会のなるせさん、れいなちゃん、樹ちゃん、ルリカちゃん、桃果ちゃん。
だった、と思う。

まずは感想から。
「展開が読めなくて、そわそわした」
そわそわ、面白くてかわいい表現だな。
演技について、樹ちゃんはショートムービーをちょっと観たことがあるとか
「初舞台なのに、堂々としてる」と褒めて
桃果ちゃんについては、同じ事務所なのにその日初めてご挨拶したとか
「ほわわんとしてるのに、役に入ると変わる」
(褒め上手と言うか。ほ、ほめすぎでは…ごめんなさい地を知らないのに)
で、桃果ちゃんの声、やっばり枯れてたみたいで
「安保撤廃って叫びすぎた」って言ってました。
初めて見る人だったので、地声なのか枯れたのか、枯れたんだろうなと思っていたので
判明してよかったです。
野口かおるさんもこの日からちょっと声枯れてて野口さんの話をしたり

ルリカちゃんは、前にAKBの番組にアイドリング!!!の彼女が出たことあるそうで初対面ではないと。
れいにゃんて呼んでいいかと言ってくれたとか、るーりーって呼びたいとか。
言ったそばからルリカちゃんて言って「ルーリーね」と訂正されたり(発音面白かった)
アイドルのふわふわトークだわ。
横でなるせさんがにやにやしてたりとか。

後は出演者の三人が同じところ、肘を怪我してる話。
出してた腕が左(樹)左(横山)右(桃果)だったような気がする。
樹ちゃんは岩崎に襲われるところで、自分から転ぶ時にすりむいたらしい。

藤江れいなちゃんに質問でどの役やってみたいか。
「AKBのポジション的に、チームKの中で一番年下なので、樹ちゃんの役。四ツ葉ちゃん」
ポジション、で語るのだな。

会場からの質問受付
「自分が男だったらどの役やりたいですか」
三人とも岩崎は除外。というか、入ってない。
桃果「ジャノメ、かっこいい」
ルリカ「七曲。決め台詞をいいたい」
樹「私も七曲。あれやりたい」と言って劇中三上さんがよくやってた上着を羽織る仕草を
三上さんが稽古中椅子に引っかけた話とか出てきた。

畑中さんの名前出なかった…。まぁ、うん。

もう一個質問。「稽古場でのエビソードなどあれば」
ルリカ「あります」と手を挙げる。
休憩時間に寝てたら、四ツ葉が使う小道具のナイフを握らされて(おそらく血のり付き)
写真を撮られて、たくさんの人がその画像もってて驚いた。とか
ちょっと見てみたいな。

ルリカちゃんのブログに乗ってた。


そこから稽古場の話になり、罰ゲームでモノマネした話になり、
案の定モノマネ披露に。

樹ちゃん、昨日と同じネタで
モノマネ返しでれいにゃんも。
なにやら牧場のイメージガールだかをやっていたので動物のアルパカのものまね。
(ちゃんとお仕事関係口にするんだなあと思ったり)
ここで、立ち上がり、前に出てきてサンダルのかわいい、ハートに気付く。

顔の上半分を手で覆って隠して、むにゃむにゃしてた。
かわいいぞよ。
ここでのチェックはルリカちゃんと樹ちゃんが前から見たいと椅子から立って
回りこんで見てた姿ですかね。
あとやはり立ち上がったことで全身がちゃんと見られたこと。

で、さらに返しでルリカ様もモノマネ。
短くてもはっきりわかる。でも、秘密。
ここでの私的ヒットは自分のこと「ぽんこつ」言うアイドル。
かわいいな、ぽんこつって言葉。しかしここで聞くとは。
あ、モノマネにぽんこつは関係ありません。

桃果ちゃんはモノマネなし。
声きつそうでしたしね。

ここでお知らせがありますというので藤江れいなちゃんの宣伝か何か?
と思ったら元SDNの畠山さんがやはり上だけTシャツに着替えて出てきて
新聞記者役で、なるせさんを編集長に見立てて、特ダネみたいな口調で
ロビーでロカボクTシャツの売ってます。と。
ルリカちゃんと樹ちゃんは黒を着ていて、腹黒ってことで。
劇中樹ちゃんと野口さんがやった「え、嘘。え、嘘。え、嘘、AKBの先輩の藤江れいなさん」
と絡みかけて、あっさり物販の説明。
元気だなー、勢いあるなーと言う感じでした。

最後にみんなでお辞儀して終了。
みんな手を振りながら下手に捌けるので、手振ってみたら、
ルリカちゃんが笑顔で返してくれた←思い込みバンザイ。
やはりアイドルの笑顔は破壊力があります。
ときめくね。

あ、トーク終わりを告げる電話は樹ちゃんがとって
「あと三分でおしまいって兄さんが言ってた」
と言ってたので、畑中さんの名前は一度も挙がらなかったけど
タモツさんはちょっと登場してたな。


ちょびっと追記。
楽屋のこぼれ話で似顔絵の話題の時にぼんさんと誰かが言って
このまま畑中さんの話でる? と思ったら話題が移ってしまって残念だった。
あと、れいなちゃん登場時マキシ丈ワンピ→足見えん。と思ってしまいました。
ああ、しょうもないことを。
それにしても、うまいことほめるなぁ、いいこなんだなぁと思いましてよ

「ロカボク」千秋楽。

2012-05-13 | 畑中さんのこと。
とりあえず、前言諸々撤回。
なんだか今日、すごくよかったのです。
私の今回の感想が迷走した敗因は
「罪と罰」を中途半端に読んでたことと、
考えすぎなとこ、ちょっと上段から見てる目線でしょうか。
もっと素直に観ればよかった。

でももう、目が痛くて起きてられないので、
藤江れいなちゃんのトークショーも含めて
後日。

本当に良かった。

後悔があるとすれば、
花、用意してなくてごめんなさい。
あああ。あんなすごいことになるなんて。

ですかね。

それも含めて、よい楽でした。

ロカボク、二日目。

2012-05-13 | 畑中さんのこと。
マチソワ+トークショー。トークショーは別にまとめるとして

ざっと雑にメモ的に感想を。
と、書きかけてたものが途中で誤操作できーえーたー。
あああ。さらに雑に。

オープニングギターシーンの野口さんと樹ちゃん、日替わりと言うかアドリブなんでしょうね
樹ちゃん絡みがナチュラル。
でも欲をいえばもうちょっと声が出てるといいなぁ。
キャラクター的にそうなんだろうけど。もうちょい。
しょうゆかけごはん。ちょっと食べたくなりました。

聞き取りと言えば、畑中さんの募金のシーン上手の端で見て
いろいろ聞き取れました。初日はなんて云ってるかわからなかったんだよね。
そこに限らず、結構初日で分らなかったところあったなと思った。
その辺は台本買ってきたので後でみてチェックしてみよっと。

自転車のシーンでほろりとする。
もうすぐ、彼女は背中を押してあげたくなる人を失っていることを知るのだなと
思うと、未来を知ってるものの感傷的な感じかな。
純子ちゃんと見た桜のシーンもね。


樺役の彼女の赤のジャケットの下の素肌はやっぱり見えすぎな気がするー
ある意味サービスかもしれないけど。
もう一個の紺と薄茶のチェックシャツの地味な雰囲気も好きだったな。

衣装替えていたせいで見失ってた人。
新聞記者の口火役の彼女、学生の時のワンピースと眼鏡姿の方かわいくて好き。

かわいいといえば、りんちゃん。
日替わりネタ。
昨日のマチネは早口言葉、ソワレは超能力。
畑中さんのカラクサ荷物まとめシーンの横で展開。和む。

畑中さん。なんかちょっとつきはぎだなぁと思ってしまうの。
「自分を特別な人だと思ってる」ようには見えないんだな。
「モテたい」人だし。たえず及び腰だし。
で。話的には新しい出会いだけど、役的に見知ってる人な気がするのですよ
今回のこの役の畑中さんは。

で。ここでふいに思ってしまったのが

これ、畑中さんと三上さんの役逆だったらどうだったかなーと。

ナルシストっぽい、天才を自負してる感じの三上さんのタモツが観たいと言うか、
「カリスマ性」のある革命リーダー畑中さんがみたいのかも。
や。これ。三上さんがトークショーで何度か口にした「カリスマ」を耳にしてたら
なんかそういう畑中さんが見て見たいなぁと。
「カリスマ」な畑中さん。
樺さんに惚れられるんだぜー。
純子ちゃんを弱った振りして口説くんだぜー。
と、また妄想はいりましたな。

三上さんと言えば、畑中さんに殺されそうになって逃げ回るとこ
俊敏すぎる。
椅子を倒して転ぶの、うますぎる。
ここの三上さんの「タモツ」と彼を呼ぶ声の響きが好き。

それから安保闘争ということで、前回の畑中さんの客演の時受けた衝撃みたいなの
勝手に期待してたわけなんですよね、たぶん。
見知らぬ世界に、連れてってくれる芝居ではなかろうかと。
そしたら、なんか、あれ、ここ知ってるよ。
1960年代でなく、現代では?
というデジャブのような、残念感があったりする。

倒すべきリーダーは七曲かもしれないけど、
最初にタモツを名指ししたのは純子ちゃんだよね。
まあ、あの論文のシーンは運命だと思ってしまうよね。

関係ないけど、
ピンクバスローブ手前のシャワーシーン。
ライトに当たって足の毛がほわほわ見える位置があります。
やっぱあのバスローブシーン好きだわ。
ブランデーグラス回してる仕種あったような気がするんだけど
昨日は二回ともなかったー。

「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」観てきた。

2012-05-12 | 畑中さんのこと。
畑中さんの客演舞台。

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ドフトエフスキーの『罪と罰』を安保の時代に置き換え理想と現実の間で揺れた
若者たちを描いた切なくも儚い青春群像劇!!!

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ということで、ただいま「罪と罰」がんばって読んでます。
一週間かけて48Pしか進まなかったので投げ出そうかと思いましたが
どうにか200P越えました。内容は入ってこなくてもとりあえず、読み進めてみようと。
でも芝居が始まってあっという間に読んだらしきところは駆け抜けていきました。
むー。なかなかにきびしい。
上・中・下の上なんですよ、まだ。読み終わるのだろうか。

少し前に(ビデオで)観たNODA MAPの「贋作 罪と罰」の
好きだったドアを叩くシーンが混入していたのがちょっと嬉しかった。
舞台終わったらまた観てみよう。

本編の感想前に。

伝承ホール。

2列目で本日観劇したのですが、非常にストレスでした。
方向によっては、見たい人がまるっとかぶりました。
後方だとどうだったんだろう。
舞台の前方の芝居は立ってる限り、大丈夫なんですが
座ったり、寝ころんだりとか
後方の冷蔵庫近辺、ロッカー辺りの芝居はほぼ見えませんでした。
残念すぎる。

そして、桟敷席。靴脱いで座るようですね。
写真見た感じだけではわからなかったのですが、
足下、掘りごたつっぽい作りになってて思ったより楽かもしれない。
明日は桟敷席なのではき脱ぎしやすい靴で行こう。

さらに、舞台のことの前に

畑中さんの息継ぎ、苦手かもしれない。
今回役的に過呼吸っぽい息継ぎ多くて、ちょっと。
ごめんなさい。

もひとつ、芝居でなく。
オープニングのギターの相楽樹ちゃん。
終わりに、ひらりと立ち上がった拍子に、大分見えた気がします。
なんかあれ前方席だと、なんつーか、きますね ←すみません。

で。芝居ですがどうにも飲み込めてない気がする、私がね。
情報過多で、そのくせ見えなかったこととか、知らないことと分らないことが多くて
収集しきれてない。というか整理できない。
たぶんお芝居終えてしばらくたっても、まだまだ考えてる気がするよ。

畑中さんは安保闘争に巻き込まれていく、学生。淡い茶系統の服。
運動に積極的に参加している人ほど赤の度合いが強い服を着ているのかなーと
カリスマリーダーの三上さんの上下赤とか、すごいよ。
で、また血のような黒っぽい赤なんだな。
畑中さんの母役の野口かおるさんと妹役の相楽樹ちゃんは緑系統の服でしたね。
畑中さんの持つからくさ模様のやつとかも緑だし。
その緑の方だった人が赤に手を染める、最初に手にしたプレゼントの箱も赤。
募金箱も赤だったしな。
一線を越える時に手にするのも赤のヘルメット。
戦いのシーンでかつての友が敵方にいるのも印象的だった。

最初の電話のシーンで無くしたもの、落としたもの、青春が出てくるとは思わなかったんだな。
てっきり「命」かなと思ってたので、青春ですか。
まあ、一目ぼれした女性の笑顔見たさに始めた闘争だものな。
横山ルリカちゃんがまた、きらきらしているのだ。
あの笑顔で、あの瞳で見つめられたら、ぽーっとなって頷いちゃうよな。
残念ながら、ロッカーから血たらして出てきたあたり、
前の人の頭でよく見えなかったんですよ。何がどうなっていたんだろう。
眼帯と腕の包帯は萌え属性。好きな人はすきでしょう!!
私は彼女の腰のラインが好きになりました。

三上さんの声が良くて、大きくて、びっくりした。
とはいえ、三上さんて畑中さんが客演した「さよならまた会う日まで」のヒモ役でしか見てないんですけど。
今回もちょっとヒモかも。でも、りりしかったな。

妹に迫る岩崎さんが結構すきで、ピンクのバスローブ姿とか
その前の畑中さんとのシーンとかの表情の移り変わり好きでした。

樺役の鮎川桃果ちゃん。声が残念だったけど(枯れてた?)
かわいかったし、なじみやすかった。
安保のヒロインてもっときりきりした美人系のイメージだったので
最初、この人があの人って繋がってなくて、戦いのシーンで殴られる辺りで気がついた。
そしてその倒れ込むシーンで、かなり腰回りが露出(こんなんばっかりチェックしててすみません)
あまりに細くてびっくり。

気になるのは刑事の人。
思わせぶりな仕種が多々ありますね。

畑中さんので好きなシーン。
クリオネのような運ばれるとところ。
好きでした。
前髪ぎざぎざは自分で切ったんでしょうか。

ラストの妹の行動はある程度予測出来たけど
畑中さんの涙はなかなかびっくりだったかも。

それからカーテンコール、ダブル。
想定外だったそうでなかなか出てこない人とか
服のボタンはめながら出てくる人とか、いろいろ。
まとめ的挨拶は畑中さんが。そつなく。キャラメルっぽい。

一回目のカーテンコールで三人で桜を見上げてるところも好きだったな。
あ、下手前方だと、上手の奥で桜を降らせてる人の手が見えました。

ボタンで思い出しましたが、横山ルリカちゃんがボタンを外して傷を見せるところとか。
ファン的にはどうなんでしょう。それにしてもなぜ女子よりな感想ばかりなのかしらねぇ。
女子と言えば野口さん。すっぴんぼでぃーが素敵すぎる。
台詞、DVD的に大丈夫なんでしょうか。いろいろ危険用語が混ざってた気がする。
いっぱい楽しませてもらいましたが、なんだ、もう。メモみたいな感想ね。
すみません。

「パパ、アイ ラブ ユー!」観てきた。

2012-05-08 | キャラメルボックス辺りのこと
キャラメルの大内さん客演の舞台~。
5/7に観てきました。

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クリスマス前のロンドン。
将来を約束されたエリート、医師デーヴィッド。
間もなく始まる記念講演の成功のため、スピーチの練習に余念がない。
そんな彼のもとに、かつての愛人ジェーンが現れ
「二人のあいだには息子がいて、しかも今まさに父を探しにここに向かっている」という。
出世のかかったスピーチを目前にまさに人生の大ピンチ!
デーヴィッドがついた嘘は、やがて病院を巻き込んでの大騒動に!

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大内さんの客演は重たいものが多いので敬遠してることが多かったんですが、
タイトルに惹かれれてチェックしたら、これ。
以前観た上川さんと近江谷さんの舞台と同じ脚本だわ、と思って観てきました。

そちらのタイトルは「イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー」
親子同じ血が流れているというか、血は争えない、かえるのこはかえるということで
かわいいカエルのTシャツが販売されていたのだった。
パジャマ用に買った黒のXL、未だに着用してないぜ。
2004年だったのね。どれだけ寝かせてるんだか。

さて、珍しくコメディな大内さん。上川さんのやったデーヴィッドでした。
入ってすぐおんなじような部屋のセットに懐かしい気持ち、ちゃんと窓もある。
ひと足もふた足も早いクリスマスな雰囲気。季節先取り過ぎ。
前回観たのがパルコ劇場だったので、この狭さであれを?
と、思いましたが、狭い方がどたばた感があってよいですね。

最初、テンポがなじめなかったんですが、
まぁ、これは次にどんな台詞が来るってわかってて観てるから
ちょっと間が合わないような気がしちゃったのね、たぶん。
そのくせ、親子のこかーんな、あれなシーンまであっという間だったけど、
でもちょっとあれ頭がもうちょっと真ん中の方がそれらしく見えたのに。
(ちなみに上川さん版はここで休憩に入ったんだよなー)

それから、最後のおまけシーン。おまけっぽくて楽しくてかわいいんだけど
これ、映画であのラストだったらお得な気持ちなんだろうけど
舞台であれだと、カーテンコールっぽくなくて拍手したい気持ちが中途半端に途切れて
ちょっと残念な気がした。
上川さん版どうだったのか覚えてないんですけどね。
で、どうしても比べちゃうんですが
奥さんのキャラクターが、ラストのオチ的に勿体ない気がする。
恐妻な感じの奥さんだったので
あのラストは羽田さんのやったようなタイプの方が衝撃が大きかった。
でも、大内さんとのバランスはよかったんだよな。
というか、あの奥さんに振り回されてるっぽい大内さんがよかったのか。
逆に看護婦さんの色気というか、デーヴィッドに秋波送りまくるのよかったな。
上川さん版の江口のり子さんの無表情な感じもよかったけど、
こういうのもいいなと。
息子もかわいかったよ。はぱにすがる姿とか、無邪気すぎるだろ18歳。
ヒューバートもりりしかったよ。最後に彼女に腕を差し出すのかっこよかったよ。

ここ、すき。と思ったのが
愛人ジェーン役の稲野杏那ちゃんを大内さんが、抱きかかえてくりると反転着地させるとこ。
あと、警官が研修医のおじさんと判明する時の大内さんのまだるっこしさと
わかった時の反応、ものすごく、好き。いやー、笑った、笑った。
というかあの大内さん、すごくよかった。
杏那ちゃんの宙を睨むというか、考え込む時の表情好きなので
結構それ観られてよかったです。

上川さん版は、巻き込まれたヒューバートの近江谷さんがひどく気の毒な人で、
だんだん近江谷さんの方が主役なんじゃないの、これ? と思うくらいで、
でも、二人で戦っている感じがしたんだけど、
大内さん版は孤軍奮闘な感じだったかな。友でさえ味方じゃない。
もう汗だくで、慌てまくって、必死で取り繕って、無駄に動き回ってるデーヴィッド。
よかったですね。
あと、声。あの距離であの声聞けて贅沢した気がする。
よい声だったー。

あー、女装は
さだこチックでしたが、細い足首とズロース姿が見えたのが良かったかな。うん。