湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

「彼」と「彼女」の畑中さんのこと。

2016-08-24 | 畑中さんのこと。
きらきらしてたなーと思う。
たくさんのことを受け入れて、応じて。
前へ前へと生きる力みたいなこと。
手を引かれるとか、背中を押されたというより、
並走したくなる気持ちだったかも。
もしくは、バトンを受けて私も走るよ、という気持ちかな。

「彼」の方はともかくともかく畑中さんの元気で前向きな姿に
ときめきました。前へ進む強さ。
もしあのまま事故でしぬことにならなかったら
彼は60歳とはいえ、彼女にぷろぽーずしちゃったのか。かな。
それと、に続く言葉は言えず終いだったけど

そして「彼女」の方の畑中さんの居方にたびたび撃ち抜かれる。
スマホのぞいたり、発声練習一緒にやったり、傘から逃げ延びたり
そんなこんなも楽しいですが、上手下手の座ってる時の
眼鏡やら、コーヒーカップやら、足組み換えたり腕組んだり
そんな仕草にもやられる。
畑中さん堪能出来てすんばらしいわー。

三浦さんとのやりとりで好きなところいっぱいあるけど。
ほんとにいっぱいあるけどね!
ゲイバーのくだりで、畑中さんの新宮さんが
「ばらしてない、いやむしろばらしたくない」だったかな?
そんな台詞を言った時の三浦さんの串本が思わず頷くというか
納得? 同意? しかけて、自分の行動を否定するようなところ
ここの三浦さんの気持ちの動きの形が好きだったー。
畑中さんの迫り方はどうかと思うけどな。
「くしもと(ハート)」のとことかの足と手!
あの、胸に手をあてて回り込む時の三浦さんの危機感。
そして腕からめる辺りの密着さ。いやになまめかしい。
いやもう、みてる方は楽しいけど
やられる方は確かに逃げたくなるよなって絡みだ。
ああ、楽しかったなー(本音)

たまごの入ったパン。彼のおかけで特別な感じになった。
「彼女」のラストで彼女の勤め先のパン屋を聞く彼ですが、
ここで、記憶がつながったのかもしれないけど
ここの台詞が読み間違えてるのかも知れないけど
泣き出した彼女に、言い訳しているように見えるから
思いだしたわけじゃない、僕は彼じゃないと
否定しているように思えて、だけど、この先で
新しい恋が始まるところで終わるんだと思ってる。
それでいいのかも知れない。
でも私は新宮さんに戻ってきて欲しかったんだ。
でもアルさんは、新さんの力を信じてるから
彼女に会わせることはしても、
その先はしてないんじゃないかなと思った。
自分でなんとか出来る人だから、その力のある人だから。
だから、天使が大きく手を振る先で、一歩外へ出て行く瞬間が
なんというか、はっとしたりしたのですよ。
ここから先の彼の新しい人生が始まる瞬間を目撃したような気持ちになって。

あ、でも。初回は「コーヒーでも飲みながら」って
ものすごい唐突、いきなり口説くのか?って思ったりもしました。
「彼女」で観る時はこの台詞自然なんだけどねー。

それにしてもやはり、観てる間に書いておかないと
いろいろこぼれしまっているなー。
もっと好きなシーンや、好きな台詞に仕草があったのにな。

ああ、小野田のこと書いてない。
あれもときめきましたねー。
台詞っから小野田っぽい? 小野田キター!! みたいなテンションで観てました。
途中で年齢設定上って「宇部さん」から「宇部」なるのもよかったなー。
私の初めての畑中さんは小野田でしたしねー。
扉を開けて入ってくるところの決意みたいなもの。
繰り返し繰り返しのところ。白い炎とかそんな感じ。青?
殺陣もかっこよかったし。ここは赤。照明のせいもあるけど。
新宮さんの時は無色透明みたいなオーラなんだけど
演じる時はその時のエネルギーを発散させてるような感じがしてたなー。

たまごのからをわらなければ、めだまやきはたべられない。

ここの時の、畑中さんの腰に手をあてる立ち方というか、
腰に置いた手がすんごい好きだったんだけど
これってやはり、畑中さんの癖なのかな。
割りと腰に手をあててること多い、気がする。
最近少なくなってた気がするけど。それも気のせい?
西川さんが畑中さんと同じ形を作ろうとして、なんか違うなぁ思って。
西川さんはあんまり腰に手を置く仕草しない人なんだなーと思ったり。
西川さんと畑中さんの組合せもよいよなー。

そんなこんなで、大好きだったよ、新宮さん。
思いだしたらまた書くかも知れない。
でもたぶん、これでおしまいにする。
おやすみなさい。

そーいえば、あくたーずぶろぐ、更新されないまま
「嵐」にいっちゃったなー。畑中さーん。

「彼」と「彼女」の彼女のこと。その3

2016-08-24 | キャラメルボックス辺りのこと
で、大森さんとももこさんですよ。
「彼女」のこの二人に泣かされたなぁ。
きっと見えないところでたくさん話して話して話して
彼女のためにどうするのがいちばんいいか
考えて考えて前に進むことにしたのだろうな。
そんでもって三浦さんの旦那さんがまた素敵でな。
可愛くてな。
あんなダンナに育てあげたのはすばらしいな。

大森さんという女優さんは、
何気ない台詞も色の着いた言葉になるというか
その人だから成立する形というか、
息づき方をしているなーと改めて思ったり。

岡田さつきさんの笑いのぶっ込み方がナイス過ぎてな。
オリンピックだったら〜っての入れられちゃうのが
この人の間のよさなんだろうな。
「彼」の方の細かい動きが大好きだった。
浦神さんがいるところ? どこだっけ? 
電話の受話器を戻すところが好きだったんだな。
ジャグリングしながら帰る後ろ姿も好きでしたが
浦神さんと串本さんの怪しげな関係にときめきつつ戻る時
必ず椅子にぶつかるのがすごいなぁと思って見てたり。
お楽しみ中のところって入ってくる時の見え隠れ見たいな手も好きだった。
「彼女」の方の離婚届受け取りの潔さとか
なんで最初の客になってくれなかったのからの常連客になるからの
くだりの甘えた感じのかわいらしさ。邦子さんが56歳設定だから
ももこさんの洋恵さんも50歳前後だよねー。
かわいらしすぎる。

「彼女」の方で出て来るんだったかな。
もっと話をすればよかったって台詞があったような気がするんだけど
そんな感じの言葉が胸にささりました。

この言葉と連動して、小峰さんのツイートで

「ひとはいきなりしんじゃったりするので
 ありがとう、とか、だいすきだよ、とか、
 おもってること、すぐにいったほうがいいよ」

っていうのがあってね。
同時期に目にしたり耳にしたりしたもんだから
ものすごく、そういう気持ちになってね。

だからなんだか、もう。
好きなひとには好きっていった方がいいよ
って気持ちになったり。
やりたいことも無理だと思ってもやってみた方がたぶんいいよ
って思ったり、してる。
上手く出来なくても、悔いが残ってもやらずにもやもやしてるよりは
行ってみたいと思う方へ小さくても一歩踏み出してみた方が
死ぬ時の後悔が少なくなるんじゃないかなーって

まぁ、やらかし系の私は、またやっちっまったよー(泣)という
後悔も多々ありますが。それでもそれでも、いつかそのことさえも
よかったと思う日があるんじゃないかなーって思う。
痛みも傷も自分が動いて出来たものなら、それさえ
いとしいような気持ちがする。
だから。気持ち動け動け。身体を動かせ。
そう思って前向いてみる。みようと思う。
がんばれ、わたし。まだわたしは生きてるんだから。

「彼」と「彼女」の彼女のこと。その2

2016-08-24 | キャラメルボックス辺りのこと
そして、武田さん。
この人なんで彼女の方で語るかというと、私の中ではこの人
「ヒロイン枠」なんだよねー。
時々岡田達也さんもそんな立ち位置というか役回りだったりするけど。
(あくまで、私の中で、ですけど)
じっきーはヒロインなんだけど、漢前というか、
かわいいんだけど、勇ましいというか。りりしいというか。
ああ、じっきーの「わたしなんかしつれいなことしたでしょーか」のとこ
大好きだったなぁ。旭くんが出てちゃって、置いてかれたとこ。
武田さんはそのヒロインを思ってる人だったりするけど。
なんか、ヒロイン的なんだよな。
「ああーもう、わかったよ」のところとかかわいかったな。
一度邦子さんに、お茶のんで行かないってすすめられたところで
「遠慮しないでください」って言ってた回があって、あれ?てなったな。
気にしないでくださいが正解だっけ? あれ?
あと、俺んとこ来ないかときに、歌のとこだっけ?
客席から手拍子が起こったのに短いまま終わってもったいなかったて思ったな。
「彼女」の方の畑中さんと対の裏表みたいなダンスの配置とても好きだった。
あんまり畑中さんと絡みがなくて残念でしたが、絡んでたか?
土方役のところはとてもとても素敵でしたが
私、あそこはなかなかまっとうに見られなくてどうしてもどうしても
気持ちが曲に持って行かれてしまって、今回は特にどうしようもなくて
畑中さんとの殺陣もあんまりちゃんと見られなかったなぁ。
たとえ映像になっても、この時の劇場で観た衝撃みたいなのはぬぐえないだろうな。
劇中劇のタイトルにもなってる、要のシーンなのにね。ごめんなさい。
あの畑中さんの台詞。モノマネなのか? あんな風には言ってない、よね。
甘い声だし、ちゃらそうだけど憎めない感じが絶妙でしたな。
じっきーとより、美咲ちゃんといるとこの方が好きだったかもしれない。
あのいいように、転がされてる感じがよかったです。

そして、もう1人の「ヒロイン枠」優花さま。
素敵。無敵。
ひらひらした服や歩き方も素敵でしたが
仁一さんとのあれやこれやが。
会議、5つじゃなくて4つでしょ。こわい。けど面白い。
頭にお花を咲かせましょう計画失敗の後のやりとりや
道成寺さんに植木鉢が落ちたと聞いてびっくりするところが
なんかもう、絵に描いたようなびっくり、だったり
ワルモノだったりするのが、ひたすらいとおしい。
彼女はラストどう思って夫を見ていたのかなー。
やってないと思っていたと思うけど。
悪女だったのかもしれないけど、とても愛おしい存在だったな。
それに、彼女は仁一さんがこのままだと
つぶれてしまう、壊れてしまうとおもったからこその計画だったと思うし
仁一さんも優花さまもどちらも愛されてるなぁと思ってみてた。
愛してるより、愛されてると言う方が強かったかな。
貴ちゃんの優花さまのおかげで、ずいぶん華やかだったように思う。
500ステージおめでとうございました。
まだまだつづく演劇人生、通過点とはいえ、
記念すべき回目撃出来て嬉しかったです。



そして、つづく。

「彼」と「彼女」の彼女のこと。その1。

2016-08-23 | キャラメルボックス辺りのこと
みんな素敵な女性だったなー。

じっきーの若菜ちゃんは動きが秀逸ですね。
上から鉢が落ちてくるところのスローモーションな動き。
ここの2個目。下手の時の両手上げてわあーーーって飛び退くのを
超スローモーでやってるところが好きで好きで。かわいい。
彼→彼女→彼と見ている内に、ここには居ないはずの夏目さんのマボロシを
自己補給する感じになる不思議な感覚があったなー。
若菜ちゃんの動きでいちばん好きだったのは
ティーカップを口に運んだ時の姿勢のまま視線というか顔を横移動するとこ。
仁一さんと優花様がなにやら語りだして、カップで口隠してる状態のまま
仁一さんから優花様に視線を映すところ。ますますわかりにくい。
でもそこがほんっとにかわいくて、毎回見ちゃってた。
新宮さんも前向きだが、彼女の応援の仕方もストレートで気持ちが良い。
「彼女」の方のなぜか胸が痛んだ。という台詞が好き。
どうしてかを問う夏目さんに答えないところも好き。
彼女は母に嫉妬するのに、母は嫉妬もしない。
中身が違うのだからそれはそうなのだけどもね。
そのバランスがよい。
残酷だなと思うのは、「彼」の方の貝殻のイヤリングを耳に当てるシーン。
彼女の方は音楽だったと思うけど、「彼」の方は事故の音がかぶるんだよね。
なんか、ここの彼女がひどくかわいそうでせつない。
それにしてもなぜ、イヤリングなの。貝殻だから?

美咲ちゃんの箕島さん、なんというか、まみまみしい。
そんな日本語ないの知ってるけど、ちんまくて、まるくて、かわいいっていうのを
現すよきコトバが見つからない。
いのうえまみこちゃんを思い出されるからそう、思うのかも知れないけど。
旭くんとのやりとりが、楽しかったですね。
モー娘。の振りなのかな? からの「はぁ?」の展開。ちまいの負けてない感がかわいい。
石川さんの道成寺さんの時は、なんとなく、道成寺さんの遠縁の方の紹介でここに務めてるって
裏設定したりして見てたんだけど、春世ちゃんの時はビジネスパートナーって感じだったかなー。
W道成寺さんとの絡みも良かったですねー。
「彼」の方の天使と踊る横ステップの動きも良かったですわね。
あと、庭での発声練習の時の立ち姿がとてもとても好きでした。
立川役の時の「土方せんせいっ」の声が好きでした。

春世ちゃんの土方も大好きだった。あの動き。
お屋敷に招き入れる時の「どうぞ」のところも面白かったけど。
石川さんは家とかよりも旦那様そのものに仕えてる感じがして
仁一さんに言うところもなんかちょっと先生っぽいなーと思ったりしたんだけど
春世ちゃんはお仕事として仕えつつも旦那様をお慕いしてる感じがあって
うまくいえないんだけど、台詞の距離感は春世ちゃんの方が好きだったりした。
仁一さんとの距離感、かな。
石川さんはラストシーンでハンカチで口元押さえてうつむいてる姿が印象的だった。
本当に旦那様に添ってる方だった。
でも、あのすんごい二重顎はどうやって作ってるの。
そんなに首もとにおにくついてなかったように思うんだけど
時々すんごい感じで固まってた気がするよ。
それにしても出て来るだけで面白いってすばらしいですわね。

つづく。

「彼」と「彼女」の彼のこと。

2016-08-22 | キャラメルボックス辺りのこと
思いつくままだらだらと。

山崎君(漢字出ない)正直、彼のことが1番気になったのは
カーテンコールの退場する後ろ姿だ。
びっくりするぐらい、りらっくす。って感じだった。
なんだ、ここは彼の部屋のリビングか?て思うくらい
ゆったり、ゆるりと捌けてたように思うのです。どっちの時も。
よいのかわるいのかわかりませんが、そのことが目を引きました。
あと、声ね。本読みの土方の時の声はすんげーりりしいのに
「彼女」の方の息子の時の台詞がなんか、すごい学生演劇っぽくて、
どしたー?って思ったりした。なんか頑張って台詞言ってるって感じ?
「彼」の方の文太くんでは感じなかったので、その点も不思議だった。
「彼女」の台詞馴染んでないのかなーってくらい。
あ、褒めてない。
山崎君いると、三浦さんがそんなに大きく見えないという発見があった。
これも褒めてないぞ。

三浦さんと畑中さんの最初のほっぺちゅーから
串本と中身が新宮さんの浦神さんとふたりっきりにして欲しいのとことか
なんかすぐそっちに話が流れる節があって、業界といえども
そんな意識し過ぎじゃないか? って思ったりしたけど
話が進んでいくにつれ、学生時代に二人がゲイバーで働いた下りがでてくるので
なるほどねって思いました。楽しそうだな。あの二人に接待されたら。

その時の借金て、先輩が急に降りちゃって上演できなくなった
舞台の為の借金かしらと思ったり。だから二人で働いたのかしら。

新宮さんの現在をちゃんと突っぱねて、受け入れてくれる串本がいたから
あの設定や展開が生きたよなーと思う。
串本の悲しみと、怒りと苛立ちと、歓喜。
ジャグリングぐたぐだの回もありましたが、それでも、
その中にちゃんと自分の親友の姿を見つけるコトが出来た串本さん
やっぱりこれは愛ですよ。愛。
だからこそ、ラストの真っ白になっちゃった新宮さんとのやりとりは
畑中さんの別人ぷりも相まって、なんていうか、ごめんね。
って気持ちになったわ。変な感じね。

変といえば、
彼女の方を見ていて、若菜ちゃんはきっとこの彼との出会いで
小説を書く上で足りなかった何かを見つけて、また作家を目指すのかもしれない。
いつかこの物語を書くのかもしれない。
そんなことを思った時に、こーなんていうか、
この取材で知りえた串本と新宮くんのことをさ、掘り下げてさ
薄い本とか出してくれたらそれはそれで面白いなとか
ふらちなことを考えたりしておりました。ごめんなさい。
この二人って見せてる分の仲の良さしか私の中の想像力は発動しないのだけど
人様のものは見てみたいわって感じだわ。だれか、ねぇ。
居ないか。ははは。
ビジュアル的には岩城旭さんもありですが、それは巻き込みすぎだろう。すみません。

鍛冶本さんの仁一さん。かわいいひとだったなぁ。
ご本人とロビーでお話ししたりなんだりした時に感じる印象とは違うの承知しておりますが
(お客様対応仕様だしね)
これ、まんま鍛冶本さんて感じで見てました。そのモノみたいな感じ。
というか、こんな人でいて欲しいってことなのかしら。
紅茶こぼしてやけどするとことか、かわいいったらないし。(おばかちゃん)
彼の方ではこぼすシーンないけど、ちゃんとハンカチして出て来るし
(ちっせーというか細かいというか、それがまたかわいい)
あと、椅子、毎回強くぶってて、痛くなかったのかしら。
最初に貴ちゃんお姫さまだっこすくい上げしてるの見た時に
下手の前方でしたので、一瞬ぱんつ! だいじょぶか?て思いましたが
たぶん私の見た限りぱんつが客席に見えるような抱きかかえ方はしてなかったように思う。
奥様だいじにしてるよね。そこもいい。
だだ漏れな悪巧みやら、悪事のネーミングセンスとか、芸名持ち帰りのとことか
父の演技に勇気もらっちゃうとことか、奥様に言いくるめられちゃうとことか
追いつめられて、やんぱちになるとことが、かわいくてしょーがないわー。
あの、みんな僕を疑ってんだろう。どうせ僕は、みたいなとこ。
ああもう、かわいいねー、この人。って、おかしいか、私。
でもあそこの仁一さん、ものっすごくかわいくて好きなんだよ。
本音を言えば、中身が新宮さんじゃない、
中身も本物のぱぱの浦神さんと仁一さんのシーンが
あると良かったのになーと思う。父と息子のシーンが見たかったな。

その父の西川さん。ほんのちょっとの出番だけど
そのちょっとで浦神さんて人物像が出来上がっちゃうんだからすごいよなー。
帝王だった人という印象ですが。
行け、ニュー浦神信雄の台詞好きでした。

浦さんは見えない、私も見えない、新さんは〜のところの三人のシーン
大好きだった。曲もまたよかったし、三人が並んでいるの対比がとてもきれいだった。
アルさんの福澤さんいろいろ理不尽な役どころの気がするんだけど
いろいろ超越した説得力ある天使だった。あの人今回の件で飛ばされちゃったりしないのかしら。
浦さんに、おくやみもうしあげます。のところすごくすごく好きだった。
あの人にああいってもらえるなら、いいか。と思うくらいに。
それにしてもカツゼツってこんなにはっきりくっきり違うものなのねーって
思ったりしましたよ。サ行とタ行だけじゃなく、ラ行もあまくないですか?
畑中さんの発声練習のタ行みてるの好きでした。大変そうな顔するところがかわいいのよね。

きらきらしい武田さん演じる旭くん。
この人のことは「彼女」の方で書いてみようかなと。

つづいてみたりする。

「彼」と「彼女」の話のこと。

2016-08-21 | キャラメルボックス辺りのこと
さてと。物語についていくつか。
「彼は波の音がする」「彼女は雨の音がする」
こんがらがりそうなタイトルではありましたが
舞台を観てみると、なるほどなタイトルではございました。
正直なことを申せば、物語として、どう、だったんでしょうね。
個人的に前半はちゃんとみられる心理状態ではなかったので
ちゃんと舞台を見たなと自分で思えるのは
後半の3回だけなんですけれども、感想書きます。

えー。これを新作として初見の方は
素直に物語を受け止められたかもしれませんが
わたくしは個人的に「グッドナイト将軍」が大好きで
再演を熱烈に希望しておりましたので、初見はかなり不満でございました。
温井さんの巴御前と、畑中さんの服部の同期の微妙な関係が見たかった。
(今回の彼の話にも彼女の話にも登場しない)
貴ちゃんのわたると、筒井さんの杉山でラストシーンにときめきたかった。
(今回は男女逆でした)
そうなんだよ。グッドナイト将軍を期待していた身としては
「彼女」のあのラストでは、天使の奇跡がひとさじ足りないんだよー。
最後の最後に思いだした、わたる役の大森さんが
杉山役の上川さんに話しかけるとこ大好きだったんだよー。
畑中さんの新宮にも、ホントはちゃんと思いだして欲しかった、
そこにいるのは新しい彼だけども、
過去と現在と未来を繋げて欲しかった。
たぶん、この先あの二人は恋をするだろうし
彼の記憶を何度か新宮さんがかすめるだろうし、
若菜ちゃんは彼の中に彼を探すだろうし、
なんというか、
清水玲子さんの「ノアの宇宙船」思いだしました。
過程は違うけど、ラストに感じる
そこにいるのに、目の前にいるのに、違うひとで同じ人のあのもどかしさ。
まぁ、今となってはそのじれったさも、よいのかなーとも思うけど。
というか、天使が重そうに階段上って行く姿と、
大きく大きく手を振る姿でいいかなと思えた。

今回の話でいちばん不幸なのは夏目さんじゃないのと思うのですが。
畑中さん演じる新宮と同じ年で、神様のお決めになった寿命とはいえ
心残りもたくさんあるだろうに、さらに新宮さんのっとりオッケーてことは、
この先彼の中身が入れ替わってもたいした支障はないと烙印押されたようなもんじゃないすか。
彼の人生なんだったのかしらー。とせつない気持ちになりました。
だって彼のまわりの人達は、彼がしんだこと気付かないままなのよ。
誰にも弔ってもらえずいなくなるなんて、すごくさびしいかなしいコトの気がする。

逆に新宮さんにのっとられてよかったなー思うのは仁一さんですね。
(のっとられたのは仁一さんの父ですけど)
おかげで2時間ドラマの犯人のようにならずに済みましたからね。
あれ、絶対「僕はなんてことを…」な展開だよ。
というか、あっさりつかまったことでしょーよ。あの穴だらけの犯行。
自白早いし。ホントに事件起きてたら妻はどうしたのかしら。
あの二人、見合いなのかしら恋愛?
父が式に出席しない言うくらいだから恋愛かと思ったりしたけど
でも仁一さんにあんな素敵な女性見つける気概があったのかしら
優花さまの猛烈アタックで落とされたのかしら。
ありかもしれない。

優花さま素敵過ぎてな。
庭で芝居の練習している父(中身は新宮さん)に向かって
役名ちゃんと言えてないとか、人気ぴみょー言って去るとことか
父に対しての態度豹変し過ぎなんだけど、
あのキャラクターで全てオッケーなところがすごいわ。

彼と彼女の話はつっこみどころいろいろあるんだけど
それにまさる役者のパワーみたいなモノがあったなーと思ったりしてる。
物語を運ぶ役者さんがみんな生きてたなーと。
あと、畑中さんが今回よく書いてる全力感。あれかな。
全身全霊で芝居が好きで、大好きで。串本が好きで彼女が好きで。
出会ったばかりのアルさんも好きで、浦神家の人のことも大好きで。
だから仁一さんが犯人じゃないってなった時に、浮遊してる新宮さんも
夏目さんの中にいる新宮さんも良い顔するのかなって。
好きなコトのために全力で、その為に他の部分空っぽにしてるような感じがあって
その彼が浦さんの身体を出てもらうと言われた時に出すマイナスの感情。
ここ好きだったな。こことアルさんに記憶を消されて
真っ白というか空白になってるっぽいところの畑中さん。
ここの表情見てて、なんかこの人信じられるって思ったりした。変なの。

つづく。

「彼は波の音がする」のこと。

2016-08-19 | 畑中さんのこと。
好きなシーンは数多くありますが、
ダンスのきらきら感のふりまきっぷりとか
あふれんばかりの全力感とか
ダンスについても語りたい。語りたい。

だが、その前の。
串本と新宮のストップのシーンが、さぁ!!
1回目見た時は、お、こっからダンスね? という期待しかなかったのですが
2回目見た時は、
串本、この時の自分を何度責めただろうなあー
という思いがかすめてつらい。
この時もっと強引に誘っていればとか。
もっとちゃんと注意すればとか。
毎回毎回、このシーンは下手で見ていて
畑中さんの表情見えず終いでしたが
三浦さんの笑顔と二人の見つめ合った感じが
なんか、こう、きゅーんとしましたよ。
新宮のばかー。ばかなのは天使だけどもさー。

東京千秋楽は畑中さんのピンクフラミンゴちゃんのシャツが
リュックに変な風に挟まってて直し切らずにダンス突入でどうなる?
などと思いましたが、うまいことはためいてましたね、シャツ。

それにしても武田さんのダンスの時の動きのしなやかさというか
チャーミングな感じ。ときめいちゃいました。
ターンやら振り向いた時とか(一緒か)ジャケットの裾のはためいた感じとか
手や足に曲線ができる動きというか。しなじゃないんだよ、華やかさなんだ。
目を引きました。
そのチャーミングさが畑中さんに伝播したか?
という回もございました。すごくよかったです。その雰囲気、瞬間。
とはいえ、そう思ったの一回だけなんですけど。
畑中さんは畑中さんの全力ダンス。

そして、千秋楽終えてから階段シアターの武田さんを撮り逃していることに気付きました。
かなりショック。

この、上でしたよね?


それは知ってるんだよ。なんで入ってないんだよ、おいらのあいぽん。
とりあえずの畑中さん。←こら。

「彼は波の音がする」

2016-08-18 | 畑中さんのこと。
畑中さんの
「へぇ」っていう声が好き。
というのをねちねちと書こうと思っていたのだが
眠くて駄目だ。
天使に地上との時間の進み方の差を説明されてる時の
「へぇ」
大好きなんだよ。
また聞きたいなぁ。

大阪初日おめでとう。

楽まで全力でがんばってー。
ああ全力ダンスもまた見たい。
でもおやすみなさい。

ひとこと挨拶めも。

2016-08-15 | キャラメルボックス辺りのこと
すっかりご無沙汰にっき。
「彼は波の音がする」「彼女は雨の音がする」東京公演千秋楽
一言挨拶メモっておこうと思いまする。

「彼」の方のカーテンコールの挨拶は、主役の友人役であった三浦さん
「彼女」の方は主役の母親役の大森さんでした。


「彼」楽なので三浦さん仕切り。Wキャストの道成寺役春世ちゃんを呼び込んでスタート
曲はあいらびゅあいらびゅな串本・三浦&新宮・畑中二人のための愛のメロディーですよ。

あ。その前に時間に余裕のない天使様、福澤・ジャストミート・朗さまが一言ご挨拶。
ジャストミートしたり、皆様の記憶を消そうとしたり、ファイヤーしたりして
階段を行きつ戻りつして退場いたしました。
存在感ありありなので居なくなるとさびしい。


そして上手端から。

道成寺スプリング澄子さま
春世ちゃん。襟のひらひら具合から、キャビンアテンダントっぽい。あこがれの職業だった。これだけやらせてください。
がらがら「ビーフor チキン?」ありがとうございました。

アイドル目指してたメイドちゃん
美咲ちゃん。お茶を何回運んでいたか数えました。90回です(オチなしみたいな感じで)ありがとうございました。

道成寺ストーン澄子さま。
石川さん。私も数えました。旦那様と何度お呼びしたか。○○回(覚えてない)一度だけ間違えて「社長」と呼んでしまいました。大阪は間違えないようお仕えしたいです。

浦神優花さま。
貴ちゃん。年齢設定。畑中さんを指し、新宮33歳、じっきー若菜29歳? 鍛治本さん30.31歳?(ちょっと自信ない)そして私、浦神優花28歳。いちばん年下なのにえらそうですみません。

浦神仁一さん。
鍛治本さん。武田さんと三浦さんと貴ちゃんと飲んだ時の話。
貴ちゃんに男性陣好感度順位つけてってなってダントツ最下位でした。

浦神信雄
西川さん。家に帰ったら蟻がいた話。逆サイドにいる大森さんがなんか言いたげだった。


逆サイドに移って山崎君。
玉子のパンの話、たまさんて呼ばれてないか心配です。だったんだけど
途中までひょっとして生まれ変わりにつなげるのかな? って思ってた。

岡田さつきさん。
こんなに胸にひびく台詞を言ったのは初めてです。
「つまり、演劇の世界では多少名前は知られているけど、映像の世界ではまったくの無名ってことね」
この時の畑中さんの痛みを受けてるようなちょこっと泣き真似してるのとかかわいかった。
あと、先日どこかで「キャラメルの人」って言われて名前も覚えて貰ってないと嘆いた話も少し。

親友串本。三浦さん
新宮さんのくちびるはやらかい、そうです。

この時、畑中さんが一歩前へ出て眼鏡外して、ちゅーーーって顔で近付いて行ってた。

ここで、今まで進行していた三浦さんを紹介するのが畑中さんなんだけど
ちょこっと間が空いちゃって武田さんが気を遣って
畑中さんをちらっとみたりしてたのがナイスでした。

大森さん。いつもはお母さんの衣装だったと思うのだけど本日はオープニングの天使の衣装。
あこがれの天使の役がもらえたけど、羽のない衣装で残念。

ゲストの武田さん。
緊張しないほうだけど、今回トイレいった。とか、本番中にも行ったとか。

ヒロインじっきー。
裏設定の披露。新宮さんのフラミンゴのシャツは
実家のお母さんがいろいろ送ってくれた中に入ってて
縁起のいいシャツだから大事なオーディションの時に着て行きなさいって
書いてあって着てきた。お母さんも色違い持ってる。のようなこと。
すべて妄想ですっていうのがかわいかった。

ここの畑中さんは、荷物開けたり、シャツ取り出したり、手紙読んだり
横でいろいろやっててかわいかった。

ラスト。新宮畑中さん。
こんなに舞台上で滑舌のこと言われるとは。公開処刑でした。
大阪でもがんばります。

シンプル。

〆職人はかじもん。
挨拶なしに始めるいつものパターンやら
武田さんに一番思い出に残ったエビソードありますか? って振っておいて
スルーするとか、セットぺしゃんこにするとか言って突っ込まれたり
(でもぺしゃんこってかわいいよね)
通路退場で汗と愛想を振りまくとか言ったりしてたかな。

三本〆、わーーっのあと、ジャケットを脱いで背中を見せると
ベストの上に小さな白い羽が!! かわいい。
大森さんがあああーって言ってるのに、 ハンズ? ドンキ?で700円ですって言ってたかな。
700円は覚えてるんだけどお店覚えてないわ。

客席退場。わかってたけど、畑中さん! 安定の! 逆サイド!!
チケット取った時になんとなくそう思ってました。
でも芝居自体は下手の方が好きだったからいいんだもーん。

そして、下手の人の退場見送った後上手見たら
なんか畑中さんがステージ上で一人転がってた。
降りようとして西川さんに押し戻されたらしいです。
愛されてる。

さて、芝居の感想は後ほどまとめよう。
よい芝居だったからね。書きとめておきたいですね。