湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ティアーズラインの白と黒。

2017-12-29 | キャラメルボックス辺りのこと
今日で明石公演も終わっちゃったなぁ。
終わると途端に書き留めておく気力なくなっちゃうので続くかわかんないけど
キャラメルボックス、2017ウィンターツアー「ティアーズライン」の思い出語り。
出来るだけだけど、ちょろちょろメモしておこう。


カーテンコールの撮影OKタイムの写真。
ダンスかっこよくて、二回も見られるのうれしかったな。

山﨑くん。
初回に観た時、いい役貰ったなぁと思ってた。
彗星の時の畑中さんの大地みたいな。
ジャンプアップの一歩みたいな感覚。
なにより、声がいい感じに伸びてた。
よく聞こえるというか、響くとは違う。
伸びてるなぁって気がした。
彼が、白黒どっちつかずなポジションにいるのが物語の中でちょうどいいというか。
やったのかやってないのか微妙なところにいるのがいいなと思ってみてた。
でも、上手通路のあのシーン見たら信じちゃうけどね。
彼の台詞でかわいいなと思ったのが、「ごめん」だ。
母親にきたない言葉を使うんじゃありませんと言われて
思わずのように漏れる言葉が「ごめん」なのだ。
ものすごく、いい子じゃないですか。

でもって、お守り役の三浦さんとの対比がよいですね。
衣装も山﨑くんが白のジャケットで、三浦さんが重そうな黒着てて。

上手通路側でしか見えないあのシーン。
線路に落ちた彼を、お守り役の鶴形が必死になって守るとこ。
あれ見たらいい子なんだなってわかってしまう。
私、自分の初回が上手通路だったので、ばっちり見えましたが、
それ以外の席だと、その必死さと際どさが全然見えなくてなんかもったいなかったなー。
でもって、心の声だだもれしますと、
なんですか、このちょーBL(笑)って思いながら見てました。
だって俺には鶴形がいるとかさー。
おいおい。どーなのよ、その台詞。

まぁ、この三浦さんのお守り役の鶴形がまた素敵で。
線路に落ちてから、ホームにあがるまでの甲斐甲斐しい感じとかさ。
額の怪我のことも、「おでこから血が出てます」でしたか?
25の男に向かって、おでこだよ。心配といとしさがあふれちゃってて
ほんっとにちっちゃい時から坊ちゃんのそばで見守って来たんだなって思える台詞で
かわいいなーこの場面と思って見てた。ねぇ。年の差幾つくらいなのかしらね。

横手のポケットに発信器入れるシーンがわりと好きで。
脅迫メールを見せるために、みちろーくんにタブレット? 渡して、
その時に後ろに立ったままちょいちょいと指を動かす仕草をするだけで実際に入れてる訳じゃないのですが
この時に、山﨑くんの坊ちゃんと視線を交わしてるのも込みで好きだったな。

そして、多田さんの盗聴器は、
お前お母さんにチクッたのか! と襟を掴んだ時につけてたようですわね。

すんごい調査員のはずなのに、隙だらけのみちろーくん。かわいいぞ。

三浦さんと畑中さんのシーンで気になったのが、
畑中さんのみちろーのポケットに入ってる電話を鶴形の三浦さんが取るシーン。
ここ、手錠かけて連行中のみちろーのコートのポケットから電話取るのはうっすら覚えてたけど。
その前の闘うシーン手前で、畑中さんはズボン(パンツ?)の方にしまうのに気付いて
あれ、このあとの電話取るシーンて、三浦さんここに手突っ込むのか? 
それ絵面的にやばくないですか? と思ったら、
一回袖に引っ込んで、コートのポケットに移動してた。
見えないところで身体調べて移動させたと言えなくもない。
と、しょうもないとこばっかりチェックしてしまうわ。
基本畑中さんは動きが多いので
コートのポケットにはしまわないと思ってたから気になってしまってたところでした。

畑中さんと三浦さんの殺陣はすんばらしくかっこよかった。
クロノスの頼人ともまた違う動きなのもなんか好き。
新しい畑中さんだったな。
三浦さんの大きさと畑中さんの必死ながらも適わない感じが
また、にくたらしくてよかったなぁ。

ここでの、音楽がほんとに素敵で、
みちろーくんの立ち向かう姿に被さるようにかかるところが
本当によかった。きらきらしてた。
せかいでひとつあなただけのきせき、かな?
ここの歌詞がちょうどかぶさるのだ。かぶさるというより、後押しする、かな。
すばらしや。

山﨑くんの役名が能代で、
お勤め先が鷹ノ巣不動さんて、聞いて、
秋田かよって胸の内で突っ込んでましたが。
それ以外の地名知らなかったので
まさかほんとにみんな秋田の地名名字だと思いませんでした。
あ、大曲は知ってたからそこまでだな。
横手、主人公なのに地味だなぁと思ってたけど
秋田だからかで納得してしまうくらいには、秋田が好きです。

山﨑くんの能代しょーへいくんはこの先どう生きるのかな。
彼の母親が彼をそんな風に誤解してしまったのは
彼の父がそんな男だったからじゃないかなと思ってしまったりするけど。
鶴形と離れられるかどうかにかかってるよね。
フィギュアのコレクションもどうするのかなとかね。
いろいろ想像出来てしまうキャラクターがそこにあったのは素晴らしいことだと思う。
よき、ぼっちゃんであったな。よきお守り役であったな。

後ろなんだけど、目立つ三人ののっぽダンス。


三浦さんがくぐるのがかわいいとこ。

ティアーズラインのライン

2017-12-27 | キャラメルボックス辺りのこと
キャラメルボックスのウィンターツアー
「ティアーズライン」東京公演終了しましたね。

初日に行けず、かなり悶々としましたが、
無事見られてよかったです。
細かい感想は後ほどってことにして。

この舞台、まんまん中に一本線があるのですが、
これ。
ラインを自分で発見もしないうちに、
先に見たという人に
アレは生死の境界線だと思うという意見をぶつけられ
結構泣きそうになりました。

そーいうのは、なるべく自分でいろいろ考えて
あーでもない、こーでもないと考えたり妄想したりしながら見たい人です。
ある意味ネタばれじゃないですかーい。

でも
意識が固定されてみてしまうのはつまらないので
やっぱりあーだこーだ考えて見てました。

ティアーズラインというタイトルが付いているくらいなのですから、
これは誰かの涙の跡です。
だとすれば、これはもう、みちろーくんの涙のラインだと思うのです。

生死というより、気持ちのライン。

たぶんここを超えたら、彼は戻ってこれなくなってしまうライン
彼女が踏み込んでしまったら、執着が強すぎて離れられなくなってしまうライン。

互いが互いを思いやってるから越えないライン。

電話の時は視線を合わさない二人。
思いの強い方が相手の方を向いている。と思ってみたりしてたけど、
実はみちろーくんを見るのにいっぱいいっぱいで
そこまで追いかけ切れなかった。
もう一回見たいなぁ。

明日から明石公演。
観られる人いいなぁ。
楽しまれてね−。

ここの照明、後方で見ると、
麻衣ちゃんの方はピンク、みちろーくんの方はブルーなのも
キレイでかわいかった。
畑中さん、青も似合うなぁって思って観てたりしました。
細かく感想書きたいけど、
それは全公演終了してからにしよう。と、思います。