湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ごーるでんすらんばー、東京。

2016-12-14 | 畑中さんのこと。
えー。土曜初日、日曜、休演日あけて火曜と3回観てしまいまして。
火曜日に観ながら後悔したのは
土日と観た時のここが不満みたいなのを
ちゃんとまとめてから観ればよかったなーーと。
火曜日にみたらいろいろ吹き飛んじゃったわ←いつものパターンきた。

まぁ、でもぐだぐだ書いてみよっかな
言ってしまえば、これぞキャラメルボックスという全体のバランスよいものより
少しいびつでも出来るだけとんがってる感触の
畑中さん、これぞ主演て感じのモノが見たかったような気がしてます。
ちゃんと主役、だけどね。でもこれやっぱり総力戦群像劇という気がする。
たぶんこれ正解なんだけど、小説の中に出て来る
「ちいさくまとまるなよ」を真似て言うなら
「おおきくまとまるなよ」ってかんじだったんだな。
完成され過ぎって思ってた。日曜までね。
火曜みて、なんかもう少し開いたような明るくなったようなそんな気持ちがした。
見に行ってよかったー。

あと、畑中さん主演て通訳係がいるタイプ多いわね。
トリツカレのトト、
夏への扉のピート
と、ゴールデンスランバーの森田。
あれ、多いと思ったけど3本か。まぁ、いいや。

気になったとこ。
習慣と信頼。習慣の観察だよね。でもこれ劇中でちょっと分かりにくい気がする。
普段走りながらみてるから、いつもどこに誰が存在してるかチェックしてるから
いつもそこにいる人にICレコーダー頼んだり、
トラックがどこに止まってるか覚えてたり(劇中でてこない)
だと思うんだけど。習慣が私の中でヒットしてない。すいません。

あとね、まぁこれも自分の中で火曜に観て逆転したけど書いておく。
アイドルとやってない感くっきりしすぎ。清廉潔白過ぎる気がして。
やってないっていいつつ、ホントはやってるんじゃない?
っていう風の、もしくはやっちゃってるでしょくらいの。
もう少し曖昧で、いろんな意味で清濁合わせ持ってる畑中さんが見たかった。
でも、キャラメルでやるならこのラインなんだろうなーと。
だから最後のCDの件だけ認めちゃうと
そこだけ、その青柳だけ浮くなーと思ってた。
やっぱり万引きは犯罪だしさ。それどーなのって気がするのよ。
いくら過去の事とはいえ。変かな。

真実ちゃん演じる凛香ちゃんのどっちともとれる雰囲気が好きだな
伊達にアイドルやってないって感じ。
でもレポーターの役はもう少しやれそうで届いてない感じ。
でも、なんでここで止めるかなーの映像のとこのストップは大好き。

ちょこっと勿体ないなーと思うのは一色さんのキルオの言う
顔も服も黒い(岡田氏)なんか早くてね。
あれ、今なんか言ったよね。と思うんだけど気付くと次に行っちゃってる。

こんどう(高校生)と服交換する時、
あのメモポケットに入ったままなんだろうなと思うと、
待って待ってって思ったりする。
でもってこんどうくんと変えた服のファスナー上げるとこ好き。
エレベーター乗って客席に背中向けてる時にあげてる。
でもってあの服はファスナーあげてる時の方が畑中さんに似合う。かわいい。

それから、私。誰が何片付けてるのか見るの好きで
今回のヒットは小多田さん演じる小野が消火器持ち帰るところだなー。
小説の中だと彼女の別れ話エピソードで消火器出て来るので尚更そう思う。
あと、ダーツを持ち帰る左東さんも
森めちゃんのホース引き寄せてるのも見るの好き。

ホースといえば、だまし絵的な構図はすごいなー
見事だなーと思った。見せ方どんどん開発されてくんだな。

美咲ちゃんのこどもこどもした動作にやられっぱなしなんだが
手袋のひとりあそびもかわいくてしょうがないし
病院で保土ケ谷さんの電話聞いてて怒られて母親に引っ張られそうになるところで
おしり落としてふんばるところがね、もうね。大好きなんですよーあそこ。
もう。めっちゃ好きだ。

美咲ちゃんはダンスの時は3ヶ月後の七美ちゃんの服なのかな?
でもって髪形はウェイトレスのポニーテールで
アベジョーさんは高校生役の時の服でちょーきびきび踊る人なのね。
菅野さん謎だったんだけど、そー考えると面白いなーって
答えを知人に聞いて、もう一回ダンスみるの楽しみになった。

山崎さんの気になってたタオルシーンは
やはり背中から出してた。おもしろいなぁ。
動きのデザインというか、組み立てというか。
あと神戸の方が天井高いのかなー。ちょっと詰まって感じる。
そーいや森田って、オープニングでつんでるわけだよねー。

なんかよかったといいつつ、あんまり褒めてないけど。
下手でみたら、ラストのふーふーしてる表情見えるのよいですね。

一色さんて嵐の時も思ったけど、割りと人にさわる人だなー。
とりとめもなく終わるよ。

ごーるでんすらんばー2

2016-12-06 | 畑中さんのこと。
さて。今度こそ畑中さんのこと。

というかね、セキュリティポッドの存在撤去←変な言い回しだな。
このせいで追いつめられてる見張られてる緊張感閉塞感が少なくて
宅配ドライバー現在も勤務してるってことで、社会と繋がってる感があり
痴漢冤罪事件スルー。この辺がね。短時間で話を運ぶには
うまい処理だなとは思うんだけど、そのせいでやっぱり
青柳の孤独感追いつめられてる感、猜疑心みたいなのが
薄くなって、なんていうか、人を信じ過ぎなんだよ。
そんな簡単に信じちゃうなよ、青柳って思ったりする。
まあ、それが畑中さんの青柳なんだろうけどね。
あと、本人そんなちゃんと知らないけど
なんか生身の畑中さんぽくてちょっと困るのかもしれない。
何に困るんだよって感じなんだが、それがいちばん気持ちに近い。
まぁ、どんな感じなんだかわかりませんけどもー

電話が切れる時の怖い気持ちがわっと覆いかぶさるような
そんな間がホントどきどきする。

どきどきといえば、ダンスです。
正面後方席で観た時のダンス本編も素晴らしいのですが
始まる前段階がものっすごくかっこよくて好きです。
ダンスもV字形だったりともかく畑中さん真ん中で
ホントかっこいい。権力なのか、あの圧。

唐突だが、ドローン映像のとこの畑中さんすき。
かわいい×かわいい。

風を継ぐ者の迅助みたいだなーと思う走り。その後ろに迅助の人いる妙。
ラストのみんなに姿を見せずに生息を知らせるところがなんか
雷太みたいって思ったりして。この先ひとりで生きていくとしても
あの右手の思い出があれば戦えるね。

そーだ。姑息なかわいい仕草。
花火の思い出のことを語る轟しゃちょーの話を聞いてる時
顎のあたりにちょーんと人差し指当ててる仕草が
ほんとーにかわいいんですよ。
それ絶対自分がかわいいと思ってやってるでしょって女子なら言われる仕草だな。

つむ。の音程。

坂口母最強。

あと、楽のキャラメル配りについて。
ひょっとしたら神戸楽初めて参加したかもしれないわね。

センター前方上手寄り?に畑中さん
でもセンターブロック突っ切ってたな。
前方二、三列担当?
センター下手寄りに山崎さん
センター上手側中央に岡田さん、三浦さんと
かっこいい方々を眺めつつ
ロックな宅配ドライバーの左東さんからいただく
笑顔でうれしー。
上手前方あんりちゃん、
その後ろくらいに菅野さんと
いろいろな方々を眺められてよいお席だった。
あんりちゃんがいちばん最初に配り終えてステージへ、
その後畑中さんもマイク持ってトーク。

配り終えてステージに駆け足ジャンプでとーんと戻ってきた一色さんへ
畑中さんのおねだり「もういっかいやって」←ひらがなな感じなのよ。
応える一色さん、一旦ステージから降りて下がって
ぽーんと、ステージへ素晴らしい跳躍。
もういっかいって言ってたけど他が続々と戻ってきちゃったのでそのままステージへ。

畑中さんのマイク持ってる間、結構暴言連発してたなー
岡田さん以外から欲しい人とか
会場内暴力禁止とか、
三浦さんのあごとか
そして母です。という発言にびっくりしましたが
畑中さんのホンモノお母上登場というか、着席。
岡田さんからキャラメルもらったらしいです。人質にされてたりしてました。

〆は阿部丈二さん
まかせて安心なこのお方。
この人にもあだ名はあるんでしょうか?みたいなふりでしたが、役は父の姿なので
キャラクターを崩さずにやりたいとか。
スクリーンに痴漢は死ねの文字
痴漢撲滅キャンペーンのお話から三本締めの話。
山崎さん所属の悪い芝居では写真
三本締めの方がいいじゃないかと絡んだり。

そして普通に三本締めのあと後方スクリーンに「完」の文字
一瞬、え?これだけ?と思ったら
これだけって思われたらどうしようかと思ったけど無事しまって良かったです。
ああ、緊張して汗かいたと、ベージュのニットを脱ぐとそこに!!
なんと、赤い、ぶらじゃーが!!!!
そこで、控えていた妻坂口さんがゆらりと前へ
そしてエプロンのポケットへ手を入れて
りこんとどけ?と思わせるもったいぶった感じから
すぽんとはんこを取りだして右手にぽんと。
抱きあう二人。それから父あべじょーが畑中さんを呼び寄せて三人でわーっと。
泣いたわーここ、泣いたよ。
劇中家族三人揃うのここだけなんだもん。
いいもん見せてもらえてしあわせでした。
でもってあべじょーの決め台詞がこれしたままキャラメル配ってましたでしたな。
その後の客席退場の為ニット着るんだけど、やや胸の膨らみがあったりなかったり。

そんなこんなで客席退場もございました。
いつもいつも当然の逆側退場の畑中さん。
なんと、今回こちらに来てくれたー!!と思ったら
少し前で身体の向き変えられて背中見せての通路通過という悲しい結末に。
なんというか。こんなもんですよ。わたくし引きの弱さったら。もう。
でもお芝居よかったからいいんだけどね。

東京公演は12/10から。楽しみでございます。
あと公演タイトル、ラストにでるのね。
かっこいいですよ。ここも。

ごーるでんすらんばー。

2016-12-05 | 畑中さんのこと。
キャラメルボックス2016クリスマスツアー
「ゴーデンスランバー」神戸公演土日と観て参りました。

気持ちまだまとまらないのであとで修正するかもだけど
だらだら書いておくー。

そですね。たぶんね。これね。初回観た時の感想はね。
私の見たかった「ゴールデンスランバー」とちょっと違ったんだと思う。
思うんだけど、具体的に何がどうって言えないんだけど
如いていえば、
畑中さんの青柳が思ってたよりちょっと幼かった。ってことかなー。
過去と現在の差の無さが気になったんだけど、でもこの人の
「変わってない」感じが青柳なんだろうなーと思うし、
2回目以降は気にならなくなったかな。
あと、本読んで、いちばんのお気に入りだったキルオの台詞が入ってなかったってことですかね。
聞きたかったなぁ。あれ。病院で青柳と再会したとこだったと思うのだけどもさ。

キルオは素晴らしかったですね。動きの1つ1つ。
登場からやられましたが、ひょーんひょーんてとことか
白ヤギさんからのおうたのとことか、あ、今居なくなったってとことか。
好きなのは病院での青柳とのやりとりで「するどい」って言うところの
声のトーンとベクトルみたいなのがものすごく好き。
もう一つの役のマネージャーの持ってくるレモンティ
なんか出てきたの麦茶って感じだった。
あれあーいうカップなのかなー。中身入ってない感じだったけどどーだろー。

特にらぼりーだったのが美咲ちゃんの七美。動きが秀逸でしたわー。
足とか腰回りとかの動きがなんかもー。ホントにこどもって感じで。
手袋のひとりあそびしてるとことかずっと見てられた。
あと、好きだったのは「どこのケーキ食べに行くのー」ってとこだなー。
母親役のあんりちゃんが脱力というかぐったりする感じが
この親子の日常っていうものがそこに存在してる風で良かったの。
あと車のバッテリーのところのこどもこどもした質問攻めのとこの
動きと言葉があーもー、こーいーうことするよねーって思いつつ
ぎりぎり邪魔にならない加減ていうところに居てすごく良かった。
ラストのプレゼントのために駆けて戻ってくるところとか。いとおしい。

近藤くんの役の大友って誰かしらと思ったけどこれ、医師かしら。
医師の時の近藤くんのしゃべりかっこよかったわー。
土曜の夜、ちと、とちりましたけど。その後の平坦さもよかったわー。
とちるといえば、日曜の楽に一式さんのキルオがとちってたっぽいのだが
畑中さんが「こんなに早く?」二度言う事になってたねーん。
戻らなければ気が付かなかったような気もするんだけど
どうだったんだろう。キルオの台詞がどう間違えたのかわかってないのよ。

気になったのが保土ケ谷さんが晴子と轟さんを形容する言葉が
3回観て3回とも違ったんだけど日替わりなんだろうかあれ。
土曜昼が、ショートカットと体形がショートだったかな?
夜が今どきの奥さん? 轟さんの方覚えてなくて、あ、昼夜で変えるんだーってくらいに思ってたら
日曜の楽は丸顔と体形丸いだったように思う。東京公演で確認しよう。
高校生のシーンあって良かった。原作読んでここ好きだったので嬉しい。
でもまさか、あんなにアレンジされてると思いませんでした。
みつばちは何度も笑う。こんどうもね。

森めぐみちゃんの3役がどれも良くて
特に宅配ドライバーの妻役が好きです。
なんかもう、大恋愛して結婚したっぽい雰囲気が好き。
捌ける時に左東さんの襟つまんでるのがめっちゃ好き。
今回のセット人の出入りが上手いなぁと思う。
見えないように、でも見えるとこはちゃんとってところが好き。

そして、とてもとても気になってる。黄色のセダンのところで
山崎さんが青柳と晴子にタオルを渡すタイミングがものっすごい好きです。
なんだろう、あそこ。毎回、気付くとうまいタイミングで渡してる。
どっから出してきてるんだろう。渡し終えて背中ちょっと直してたので
ひょっとして背中からなの? 次こそ見られますように。
でもたぶん気付くと渡してるところなんだろうなー。

この山崎さんの森田が青柳に寄り添っててくれるのが
なんだかとても嬉しい。たぶん嬉しい。
なんとなく、この人がいることで青柳の孤独感が私の中で薄れちゃうので
あんまり青柳を応援しなくてもいいような気になっちゃうのだけど
それでもやっぱり、森田がそばに居てくれて嬉しいなと思う。
青柳の中の森田だけどもさ。二人一緒に駆けて行くところの同心。

真実ちゃんのアイドル凛香ちゃん。くどくなり過ぎず天然過ぎず
ちょうどいい具合のエロさ加減が素敵です。
胸のとこで、マネージャーが来た時にさりげなくファスナーあげるとこが
なんだかとても好きなのです。あざといんだけど、からかうでもなし
冷静にいろいろ対処してそうな雰囲気。
ホントに来たね。であってるかな。あそこの台詞大好きだ。

あんりちゃんの晴子。むっちゃ好きなとこたくさんある。
ロッキーの声の抜け加減。何やってんのってとこも好き。
母親の時の背中にある安心感と彼女の時のキラキラ感と両方好き。
最初のチョコの時の渡し方も好き。
あの勢いはつい受取るわ。

あああ、畑中さんのこと全然書いてないけど
いいや。つづく。