湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ひゅーまんえらー

2019-08-10 | お芝居のこと
観てきました。

最近ちと苦手気味だったピウスさんですが
よかったです。
特に前半。
人がちゃんといるなと思ったし
話も好きでした。

ちょいネタバレになるけど。
なんでじさつにしなかったのかなぁと
よくあるロボットものの、
なんていうか、
ロボットが人になる臨界点みたいな
自ら死を選ぶ。
ということ。
そこで人工知能が
なにかを超えて人になった
と、思わせる瞬間。
あってもよかったのに。


アンドロイド達もある意味
そーだから、
なんで、アルは壊してくださいって
相手に委ねたかなぁ。
自ら消去し破壊した方が
私はよりラストシーンを
好きになった気がする。
その方が彼がアルのカケラを
集めて再構築して寄り添って
一緒にいるが強く思える気がしたから。

あと、明子の情報は
星満のデータから構築したので
彼にとっては違うのかなとも思った。
たとえ自分の情報からの明子でも
それは、違うものではあるけど
星満のデータの彼女とは
違うと思う。

畑中さんの演じた彼の中に
彼女のことは残ると思う
彼の中にカケラがあると思える

家に帰り妻と会話する時に
彼女のことを思うかもしれない。
そう思えるのはしあわせだ。
彼女の生きた証だもの。

冷蔵庫のシーンは畑中さん全開で大好きだわ
なるべく早くお家にお帰りよ。

今までのは映画っぽいことがしたいのかな
だったけど
今回は小説っぽいなと思ったりしました。

タマゲキ

2018-11-17 | お芝居のこと
畑中さんと、鍛治本さんが
アフタートークに出られるというので
行って参りました。

学祭ですよ。
どんなじゃ?



とりあえず、行くぜーいと
チケット押さえたものの
後から場所を調べて
どこの駅からも遠くてびっくりする。

行きはバスで
帰りは徒歩でしたが
やっぱり遠いような、
そうでもないような距離でした。

それより校内の方が迷ってたかな。


さて、観劇。
会場が不思議な空間で戸惑う。
授業受けるところがそのまま舞台。
椅子が。見たことないタイプで困惑する。
面白い椅子でした。

芝居の私の感想は置いておいて、
終演後、この芝居について
お二人がどう語るのかなぁと思っていたら

畑中さん面白かったなぁ。

想像以上に面白かった
一時間という見せにくい
なんて言ってたかなぁ。
たくさんの、〇〇だけ
(なんだろ。字が読み取れず)

学校の教室というリアルな場所で
衣装で殴りに行く

ずっと飼い殺し

物語の展開も納得出来る。

自分の散乱したメモから読み取れるのは
これくらいなんだけど。

役者さんてのは
面白い見方をするなあと思った。

一時間という時間をどう見せるか
気にするところとか。

飼い殺しって、たぶん
役者さんがずっと舞台の上に
居続けることなのかな?
鍛治本さんが後追いでそんなコトを
言ってたような

畑中さんて、たぶんそれ演劇用語
って言うのをさらっと使うなぁ

鍛治本さんは、南無!が
お気に召したようでした。

あと、バミリが小さいコトとか。
星空になっちゃうのが嫌なので
わかる、わかる。
でも。キャラメルは暗転ないんだけど

みたいなこととか。

照明部の鍛治本さんは
LED吊ってるー、とか。
音響部の畑中さんは
スピーカーここに置くんだ、とかが
気になるそーです。

どーゆー稽古をしてる?とか
聞いたりしていて。
皆さん、やりたいことがあって
来てる人達というか
それぞれの学科を聞いて驚いたり
してました。

はなみず出ちゃったアクシデントも
物ともせず、乗り切ってるすごさとか。
なかったことにしないの、よいとか。

学生さんからの質問で

ラストに一人出てくる人が
喉が固まってしまう話から
袖で、というか常日頃
人に聞こえない程度の低音で
ずっとハミングしてるとよいとか
(鍛治本さん)
出番ない時に楽屋に戻るかどうかで、
内容によっては袖にいることが多い、
その場のリズムや雰囲気や調子を読んで
次に出て行く(畑中さん)

失敗した時の話で
本番中に反省するとよくないとか、
自分はもうテンパってるので
まわりが助けてくれるとか。

休みの日に何してる?
休むのきらい、
体調悪くなる。
(畑中さん)

メモから読み取れるのは
これくらいかなー。

八王子で、今度公演するから
八王子で何かという運びから
今回のイベント出演決まったようですが、
お知らせ急過ぎるよね。

行けたし、芝居もトークも面白かったけど。
あとは、着いた時間が遅くて
気になる売店軒並み売り切れてたのが
せつなかったぁ。

およぐ。

2018-09-06 | お芝居のこと
サメが誰か何かでなく
泳ぐことが重要なの?

誰と
何と

でなく、

自由に泳ぐこと?

と、不意に思った朝ですが。

もう観にいけないので
映像化お願いします。


あの海に深くもぐって
サメと泳ぎたい。

サメさん。

2018-09-04 | お芝居のこと
ネタバレ含みます。



この、黄色のシール気になったけど。
翌日どーだなったかな?


さて。
銃を構えた田中さんが

ごめんなさい。

と言って暗転する、その暗闇で

ラストの展開を想像をする。
初日は非常に長く感じて。
悶々としていた。

どっちを撃つのか。
たぶん、
たぶん彼女の方だろうと思っては居たけれど

これだったらいやだな、の最初の想像は
自分を撃つでした。
単純にガイが騙されてて、
その場合の心理は諦めか
二人を選択出来ずに生から逃げるのか。
残った二人が笑いあってるのを見るのは
嫌だなと思った。
まあ、ないだろうと思いつつ、
嫌なことからあげていくタイプの
思考発想の人です。

次はいちばんいやなのは、
このままカーテンコール突入で
彼がどうしたかを観客に委ねるパターン。
結構長い間暗くて、
あー、このパターンだったらやだー
それはやだー。
これ、結論出せるほど読み取れてなーい。

と思って待ったら明るくなって
物語が続いてて
ガイがいて!
エンディング? あるのね!ってなった。

次の幕が開けてみると
さっきのごめんなさいの言葉が
柔らかかったように感じて
だから、彼女だろうなと思ったし、
構えていた人と違う人をというのは
常套ではあるから
裏切ってくるだろうと。
まぁ、それくらいの予測しか出来ないままですよ
私の発想なんてな!
もっと鍛えたい。

これ何回も見られたら
いくつも心の動きが想像出来てたのしそーだな!

ガイが彼女を撃ったのは
彼女がステラを再び選んだ時に
コントロール出来ないと思ったような気もするし
バディとなら共犯になれるけれど
ドーンとでは、この先何度も振り回されるから
断ち切ったのかと。

愛しているから。

ドーンが花を貰ったのが初めてというのが
かなしいなと思ったり。
あんなにはしゃいで嬉しそうで
かわいいなと思ったのだ。
彼女を。

ガイばかり中心で見ていたから
ドーンに寄り添って見てみたら
また違う心地がしたのかもしれない。

ぶるーたす見たら撮っちゃったよ。


田中さんのおかげで
また新しい会場を好きになった。

サメめも。

2018-09-03 | お芝居のこと
学歴。

ガイは頭がいい
最初の方でペーパーが満点みたいな台詞がある。
でも後半で女の子に
学校は?
って聞くところがあって
意外に誰もが知ってる名前が出てきて
拗ねるように
デスクの下に潜り込むシーンがある

田中さんのかわいさに目が眩んでたけど
不思議なシーンだなぁ。
そんなこと気にするタイプに見えなかったので
育ちがよく
中の上くらいの生活をずっと
送ってきたように思ってた。

彼はたぶん学歴が低いか
ないかだよね。
でも。頭がいい

そしてお金がない。

飛行機の乗り心地を聞かれて
電車乗り継いできたみたいなこと言う。
その差額であの服を
買ったんじゃなかろーか。
なんて思ってみた。

まぁ、好き勝手な想像です。

女の子の答えだって
ホントかどーかわからないのに。

ドーンに話してすぐに嘘って言った。
母の話。
あの時からのあの時。
きちんと語られないままだけど。

いくつもの嘘を
平然とつける人なのかもしれないな。

脚本の手直しの件の後の笑い。

赤い脚本を見せてしまう。
そのタイミング。
わざとなのかもしれない。
その脚本を渡す。
渡す時の表情見えないけど
見えないから想像する。
彼は何を思ってこれを渡すのか。
葛藤とかない間合いで
動作が流れて行くので
わかりにくい。
わからせない、かな。
想像だけが追いかける。
駆り立てるという感じ。

ちーん!と鳴らすあれ。
だんだんと場に苛立ちを募らせる
感情に飲み込まれていく。

彼がNo.1じゃないとわかった時。
騙されたことに対する怒り?
でも、彼は自分からは発してない。
ミスリードされてしまったことに
対する屈辱だろーか。

もっともっと見たかったなぁ。
映像化してほしいけど
無理じゃろなー。

でも出たら嬉しいなー。

田中さん初心者なので
言い回しとか
言い方のくせとか
発見していくのも楽しい。

でも上級者の方々の感想見ていると
見所ぼろぼろ見逃してる感はある。
まぁ、うん。
やむなし。



ほんとにめも。
とあるシーンでスタッフさんが入ってきて
扉付近で立ち止まって見守るというのが
少なくとも二回あった気がする。
二回目は大きい音出るとこだけど
一回目なんだったんだろう。

なんかいろいろ備えてる
スタッフさんにときめく。

サメおしまい。

2018-09-02 | お芝居のこと
2日目にて、マイ楽。
せつねーなー。


しかし。
一人熱烈に見たい人が出てるだけで
こんなにチケットって売れるんだねー
ってつくづく思う立ち見席

三時間。そして多分見切れてる。
でも、見たいという気持ち。
わかるよ!
私は着席観劇でしたが、かなり端っこでした。

下手→上手で
一度づつ見ましたが
上手推奨かな。

とはいえ、もう買い足せないし
見に行ける日程もないけど。

下手だと座ってるドーンが見えないとか
扉見えてなかったりしましたので
三人が音楽どーん、照明ばーんの中に立ってるシーンは上手の方が綺麗に見えたなぁ。

あと、二回目にして
ようやく田中さんの芝居を見られた感じがした。

これは田中さんどーこーでなく
見る側の私が春田さんというか
テレビを引き摺ってる感覚があって。
近くで見られたら違ったかもしれないけど
そこそこ遠い席だったので
なんか初日はそこにいる感が
あまり感じられなくてなぁ。
今日は田中さんを見られた気がした。

そーだ。汗が見えて
生身だこの人って思ったんだ。

怯えたり、びくついたりが
素晴らしくうまいですね!

スムージーかわいいな。
コーヒーおなかこわすのか。

昨日より田中哲司さんのバディとのやりとりが
生き生きしてて、楽しかった。
こーゆー変化見ちゃうと
複数回見る習性ある身としては
この先見られないのくやちぃぜ。

昨日と逆サイドだったので
ここ、こんなに笑ってたんかーいってのと
電話のシーンめっちゃ見えて上手端(後方)も
なかなか楽しめました。

あひるちゃん。
たぶん一回間違って落ちちゃったね。
拾うのは落とした本人ルールかな?
ラストも田中さん拾うし。
そーいや、ラストのあひるちゃん
ちょっと動かなかったね。
動き出し遅いというか。
終演後近くで見たら
あひるの他にねじまきみたいなのもあったな。
なんだろ、あれ。
リスとかえる?の他にね。

何かの選択をする時に聞こえる音。
ガイが心の中で巻いてるねじの音かな。
仕掛ける時に巻くねじ。

あひるちゃんのねじまき
バディは何度も。
サイラスは一度。
ドーンも一度?
ガイは二度。
一度目の笑み。好き。
腹黒出してるなって思う声の張り艶トーン。
かっこいいよ。ここの変化
昨日は気付けてなかった。

予定が変わったんだ。

たぶんここで、ガイは進路変更したのかな。

あと、ここ、
なんでDVD見てるのかわかんなかったんだけど。
あれか!
音ズレないかチェックしとけって
言われたヤツなのか
真面目かっ
そして、私、気付くの遅っ。

ガイがドーンを口説く時に言う
あの後だっけ?
母親が病気になって〜から嘘って言うのを見て
バディが妻の話がやっぱり嘘っポイので
ここ、二人の話が、本当か嘘かでなく
身内の事をこんな風に話して嘘に出来る
この二人がとても似ているという
エピソードなのかなと思った。

けど、ラストのバディ見たら
さっきのは嘘じゃなくて、
妻が何人もいて、
全部本当なのかもと思ったりした。

野波麻帆さんも田中哲司さんも
所々かわいいトーンで話すから
きゅんとしたり、許すってなったりしちゃう。

思い出したらまた書き留めておきたいけど
とりあえず。雑にでもめも。

クリップ拾う時の息遣いというか
息の音。

ラストの立ち去る時の靴音。

今日はここにやられてた。

テーブルの下に入っちゃうとことか
クビって言われて打ちひしがれてる
演技続けてるとことか
ちゅっちゅしてるところは
どんどん盛ってきそうな感じ。

内容というか
台詞的に
映像化はなしかなーと思ってるのですが
出たら嬉しいです。
アンケートに書いてくればよかったな。
表情もっと見たかった。

サメ。

2018-09-02 | お芝居のこと
サメ。
欲望かなと思ったけど
野心かな。
もう一回見て変わるかな?

自分の中の
押さえつけられない
衝動やら邪心やら
獰猛な何か。

それを
というか

それと泳げるほど
その感情を、飼い慣らせるか。
という印象。

ざっくりめも。

雑誌かツイッターで見た
稽古場写真のダンボールのとこ
好みだなと思ってたけど
舞台みて、ますます
ダンボールシーン好きになったわ。

イチャイチャシーン下手端だと
ギリギリ見えない席ありそう。
翌朝の、ちゅっちゅっやってる
田中さんの可愛さよ(笑)

ネジネジ巻き巻きの
あひるちゃんを
何とみるかによって答えが違ってきそう

一回落ちるだろうと思ってたけど
あそこで落ちるか
落ちるかな。

ラストの暗転
暗転の間に考えたいちばんイヤな
展開というか終わりでなくてよかった。

最後の最後の田中さんの余韻
引っ張るなぁって感じたので
そこに何か意味がある感じ。

花束の嘘はどーゆー意図かな。
そこ、読み取れないまま終わりそうだし
これ後半になるにつれ
化けそうな気配がするので
地方公演いいなあってなってる。

昨日がマイ初日で
本日既にマイ楽。

行ってきます。

サメと泳ぐ。

会いたかった〜の
田中さんもう一回見られるの楽しみだ。
かわいみがすぎる。


うつろのまこと

2018-06-10 | お芝居のこと
なんというタイトルだろう
見終わった後にそう思う。
彼の中の嵐はいかほどか。

近松と義太夫。
愛があったよなぁ。

たとえどれほどの才能があろうとも
それを認める人がいないと
天才ってのは埋もれてしまう。

彼の作品を
あれほど愛して欲して
読み込んで表現して
悩み苦しみ
悶えるよろこび。
しあわせで苦しかったろうなー。

そしてそれを見守り知る喜び

心中という穏やかでない
言葉に含まれる裏切り

書くということの業
それでも。書く。
ということ。

浄瑠璃の中の人々もよかったな。
パンフ買い損なって
役者さんのお名前や役名不確かですが。


阿古屋さん演った人、
阿古屋さんも良かったのだが
もう一つの役がホントよくて
着物手放すシーンは
泣きに泣いたわ。

またもう、小多田さん(父)が
意地悪なタイミングでやってきて
彼女を連れ去るのがもう。

動きも衣装も歌も良かったなぁ。

ぽっかりと空いたうつろに
まことが〜のとこ。
思い出すと、胸がきゅうきゅうになるよ。

好きなら好きって言いなよー
(ちょっと違うけどな。)

なんにせよ
観に行って良かったなぁ。
胸うたれました。

小多田さん客演してくれてありがとーですよ。
役者さんお目当で行って
その役者さんもよくて
舞台そのものがよいと
ホントいいご縁だったなぁて
嬉しくなる。

LOST PIANO CHILDREN

2018-03-07 | お芝居のこと
「LOST PIANO CHILDREN」

初日観てまいりました。

見始めて、すぐ
坂口さんの芝居をこんな至近距離で見るのは初めてだと思った。
張り詰めていながら
それでいて輪郭がぼんやりと存在している姿は
とてもやわらくそこに居て
とてもいとおしい気持ちになった。
勝手ながら、
小峰さんにいくつも場面が重なった。
泣きそうになったし、泣いてしまった。
会いたいと言って泣き出す姿に
引きずられた。

会いたい人に会えない。
近くに生きていた人の喪失。
その苦しみ。

紅茶が冷めるよと呼ぶ彼の声、気配。
笑顔や体温。今でもそここに残っていて
でも触れられない。
だから最後に彼女が抱きしめられることがとても嬉しかった。
彼のその声も届いているといいのにと思う。

森山さんが、また、チャーミングな方で。
素敵だったり、かっこわるかったり、
愉快だったりするの、楽しい。
2代目店長でしたっけ?
二人の大事なシーンでちょろちょろしてるの
見てるのが幸せすぎる。

美咲ちゃん山﨑くんのいろいろ挑戦してる感
タップっぽいダンスというか。
男の子としての登場シーンの初代カンダさんとの
ちまっ×ちまっのやり取りのかわいらしさはたまりませんな!!

繰り返しになりますが
二人ともなんというかチャレンジしている感があって
よかったなぁと思う。
特に二人のラブラブなシーンよかったなぁ。
美咲ちゃんと山﨑くんが同じ人の幼少時代と青年時代演じてるのも面白かったなぁ。
美咲ちゃんがいずれ山﨑くんになるのかー
という成長具合の想像といいますか。
その、しゅうちゃんをいろいろな人が演じることのよさ。
たくさんの人の中に彼が生きているというメッセージとして
受け止められる気がしました。

カンダさんの代替わり
ココアとカルーアミルクの飲んでみたくなるなるな気持ち。
初代のカンダさんにお会いして叱られたい気持ちになりました。

澤山さんの昭和感。
カラフルなお衣装も素敵でしたが、彼女の膝のラインの美しさが素敵。
彼女のぼんやりとにおいの話とその正体。
おばあ様役のときの姿勢のよさも素敵だった。

あと、ちせちゃんもよかったなぁ。
ほんとによかったなぁ。

春に見るのによい芝居だと思いました。
通りの窓から見えるあのピアノを眺めに行きたくなりました。
きっと窓辺にはいいにおいのする花が咲いているのだと
勝手に想像してうっとりしております。

花を見て、空を見上げて深呼吸したくなるような
そんな気持ちがします。

苦しいなぁ

2018-02-25 | お芝居のこと
アスファルト・キス。
まだまだ時々思い出したりしてる作品だけに。
大家さんの訃報は不意打ち過ぎて
苦しいなぁと思う。

あの人がアランディールの名を呼ぶ声を
覚えている。

最初に娘の家にやって来た時の衝撃を
まだ抱えている気がする。

あの物語を見て
辛くなかったのかと問われたことがある。
自分の好きな役者が演じる役が
どんどん追いつめらて行く話だからだ。
中学生日記のようなあれだ。
昔あったドラマだと思うのだけど。
そっちにいったら
それをしたら
その先に転げ落ちて行く展開が見えるから
そのきっかけだけで
もう、見ていられないと思って
テレビを消したことが何度かある。

その見ていられないと言う気持ち。
不思議なくらいなかった。
自業自得と思ってたところもあるけど、
(ひどいよな)
たぶん。
堕ちて行く先にあの義父がいたから
そんな気がする。

初見の時は
その展開も知らなかったはずだけど。
それでも、ラストに
あの大家さんとのシーンがあったから
畑中さんが堕ちて行くのを
追い詰められて行くのを
見ていられた気がする。

アフタートークもあってよかったな。
素の穏やかさ柔らかさ垣間見られて
よかったな。
この方が、役の上ではあんな風に
エネルギー発するのかと
落差に驚くくらいのフラットさだった。

またどこかの舞台で
また観に行きますって
思ってた。
せつないなぁ。

かけ算

2018-01-08 | お芝居のこと
畑中さんが5月に客演された「17 seventeen」で
ご一緒された辻貴大さんが素敵だったので

『FunIQ(ファニック)のかけ算』5連投企画

行ってきました。
畑中さんとひとまわり違うのに同じ17歳を演じた彼がどんな彼なのか。
初めての劇団というのはどきどきしますね。



1.FunIQ×上野友之(劇団競泳水着)
『たちばなきょうだい、と天使たち』@代々木上原 Ito・M・Studio

あまりにも普通の住宅街にある会場でびっくりした。
小口さんがここでも素敵で笑い和んだ。
辻さん、最初に新婚らぶらぶーみたいな感じで出てきて
次はお店の子と浮気しちゃってて、
嫌なヤツだけど嫌じゃないのなんでだろう。
と思ったら、ラスト間際でなるほどの納得。
今思うと、これの辻さんが17で観た辻さんにいちばん近かったかも。
そんなこんなで、1本目よかったので、×2も行くことに。

2.​FunIQ×今城文恵(浮世企画)
『あいだヶ原のほおずき祭り』@代々木上原 Ito・M・Studio

この作品の辻さんは紛れ込んで帰れなくなってる自覚なしのゆうれいだった。
途方に暮れた感がかわいい感じ。
ここに出てきた女性の
「線を引くから苦しくなるのよ」という台詞が私の中で強く残って
その当時、苦しくて、本当に苦しくてこの先どうしようかと思っている人を
この台詞に出会って許してみることにしたら、
とても楽になってありがたかったのだけど、
また同じく嫌な思いをしてしまって、
自分の中ではもう本当に無理ですってなってしまった。
でも、この作品に出会わなければ、
とりあえず許してみるということさえ出来なかったので
ありがたい作品でした。
そんな彼女の思いが最後に一方通行で永遠に受け入れられないのをみるのがとてもさびしく感じた覚えがある。
いちばん欲しいものが手に入らない。
なんでも受け入れて、たくさんのものをもっていて
他の人からどんなに羨まれても、それが手に入らない彼女を知るのはかなしいのかもしれない。

3.FunIQ×小栗剛(qui-co.)
『The Phantom Cowboy』@西池袋・スタジオ空洞

面白かった。なにこれって感じで。
この不思議な芝居が猛スピードで走ってるからぎりぎり成立しているような
あやうい均衡。箱庭セットも照明も袖のカーテンの使い方もすごく素敵で。
客席、舞台、中で演じてる人の箱庭構造を感じられるのも面白かった。
この5作品の中で映像化するなら、ぜひこの作品をという素敵さだった。
神様のような全能感あふるる存在との付き合い方。
自分の願いをなんでも叶えてくれる。ではなく
自分の思ったことをなんでも叶えてしまうことの恐ろしさ。
どこまでいくの、どこが果てなのという展開。
トキを演じていた子の違和感と結末。
本日の公演は〜いきなり言った時の大爆笑はすんごかったな。
脚本も買ってしまったのに、まだ読んでない。
そろそろ読んでみましょうかね。

4.FunIQ×舘そらみ(ガレキの太鼓)
『落ちるな中学生』@代々木上原 Ito・M・Studio

こちらは、驚きました。
けっこーないい大人が、全員女子中学生。
制服とジャージだけで、メイクもなしで。
でもだんだんと女子に見えてきてしまう、これ演劇マジックなの?
オープニングの辻さんのミニスカート姿をみて
ああ、なるほど。畑中さんの女装もこういうことね。
って思う筋肉の付き方はしてたんですが、
だんだんともう、女子にしか見えなくなってきてしまう。
倒れる姿スカートの裾のめくれ具合を心配したりしてしまう。
そこにいるのは女の子なのよ。これが不思議と。
女子の徒党と勢力ともつれといいますか。
あるあるある! ってなる話題。
会話の貼り紙楽しかったな。
まわりに張り巡らせてる写真全部ちゃんとみてみたかったなぁ。
というより、もう一回見たい!! って熱烈に思ったんだけど風邪ひいて断念した。
あと、けやきのダンスしてなかったっけ、これ。
それもいいもの観たなーって感じだった。
姉と母と先生は女の人が演じてらっしゃいましたね。
あと、男子学生もいた! 告白されるとこのずるいやつ。
それから、かっこよくなったり。
日比野さん演じる中学生が、
お姉ちゃんに私キレイになれるかなーって言ったところの姉妹のやりとり好きだったな。
あああ、ほんとにもう一回観たかったー。
観られるものは観られる時に、今年もきっとその精神と勢いでがんばって観よう。

5.FunIQ×モラル(犬と串)
『パン屋爆発』@新宿三丁目・SPACE梟門

これも、面白かった。
でも、ちょっと笑いの部分が長すぎたかな。
ここで切れなかったのか、という部分もありましたが。
コナの人の目力すんげーってのと
金沢さんのここで、えー、この台詞で泣く!!ってのと
バカノモトの展開というか、ちくびの話なんですかってのと
私らつきあっちゃう? のどーでもいい扱いとか。
後輩ちゃんの叫びはささりましたなとか。
辻さんの謝る姿にきゅんとするというか。
てんこ盛りだったなー。
パン食べたくなるし、あのあと、シュトーレン買っちゃったよ。

そんなこんなでFunIQ というか、辻さんでしたけど。
相方の日比野さんも素敵な役者さんだったので
次なるの挑戦お待ちしてます。



さー、あとは。
畑中さんのまとめ、できるかなー?
ちまちまとがんばりましょう。

2017年の観劇。もろもろその4

2018-01-08 | お芝居のこと
その24 * 9/9
yataPro『エール!』@テアトル BONBON



近江谷さんプロデュース。玲衣ちゃんかわいかったな。
震災の避難所のなんやかんや。
一色さんの引きこもりからの一気に外へのあっけなさはすごいですよ
アイドルとか、ヒーローってそういう力持ってるのよな。
竹内さんのおばちゃん感のすばらしさ。
でも何より、最後の最後の近江谷さんのエールを送る時の表情に討たれました。

その25 * 9/23
東京ハートブレイカーズ『サブマリン』@ 吉祥寺STAR PINE'S CAFE

面白いとは思うんだけど、今ひとつ大好きって言えない。
どっかに私の苦手が入ってるんだと思うけど
それが何か自分でも不明。
岡田さんの振り回され感はほんとにすばらしい。

その26 * 10/4
キャラメルボックス『光の帝国』@シアター1010



初演の畑中さんが好きなので、どきどきしながら観に行った。
関根くんは関根くんでよいというところに落ち着きましたが。
そう、落ち着いてる気がした。
穏やか。なんかもっと図々しい感じで居てほしかったのかもしれない
悪い意味でなく、堂々と。どどーんと。
でも、彼は旅の人で、出会った人の記憶に残るけれど鮮烈に存在しすぎない
そんな感じだったかもしれない。
あとはもう、森めちゃんがかわいすぎて。
子供の時も大人の時も、めっちゃかわいい。かわいい。何回でも言いたい。
しまうシーンは前方の端っこ席だったせいか、光の中に入れず
ときめかず終いだったので、次回に期待したのだが、
やっぱりここのシーンは私の中では初演を超えなかった。
あの時の、一緒に体感したような感覚はやっぱりいちばん最初をなかなか超えられないんだなと思った。
あと、初演の時のスクリーンに映し出された言葉からのダンス!!という流れが好きだったので
そこ変わってたのは、ちょっと残念だった。
どうしても比べちゃう。でも、いいところもたくさん発見の再演。

その27 * 10/22
蜂寅企画『悪たれ写楽』@八幡山ワーサルシアター

面白かった。対面客席での見せ方。
写楽という人をあんまり知らなかったのもあったけど
役者絵のあり方とか、
役者の存在が当時の人々にどんな影響してたのかとか。
その一枚の絵がとても大事で宝物なんだなーとか。
今も昔も生きる人の力というか。
粋でよかったのです。

その28* 10/26
『ケンジ先生』@テアトル BONBON

やっぱりこの話大好きだなぁ。
セットもすんばらしく好きだった。
賢治さんの物語の英語タイトルが刻まれた
天球儀のようなアーチ。
星々の光る空。
左東さんの人柄の良さとか。
レミちゃん、ソラコちゃんの子供らしさとか。
トシコ役のあんりちゃん、歌も増えてて嬉しかった。
不思議な先生は合唱のところがとてもとても好きです。
みんなで歌うというのがとても好きなのです。
またいつか、再演して下さい。

その29 * 11/3
キャラメルボックス『光の帝国』@所沢市民文化センター ミューズマーキーホール



所沢。行きやすくてよい。
神戸の観光大使? パパたこさんとのふれあいもありました。
こちらはセンター席での観劇だったのですが
やっぱりしまうシーンは記憶の鮮烈さに届かずで、自分でも口惜しい。
あの時のあの感覚を体感したいなと思う。
自分の中でこだわってた悠介の映画を撮る理由をこの回で見つけられたので
やっぱり二回観ておいてよかったって思った。
許容量がちっちゃいで、一回ですべてを受け止めきれない時の方が多いのが口惜しいワタクシです。
でも回数みていろいろ考えながら見るのが、やっぱり好きなんだと思うので仕方ない。

その30 * 11/5
『ケンジ先生』@テアトル BONBON



千秋楽。名残惜しい。
貴ちゃんのママのつっかまえた。とシラキさんのやりとりも楽しかったな。
筒井さんのパパの空手芸は前回に引き続きかわいくて仕方なかったな。
銀河鉄道の夜のシーンは演劇ってすばらしい。って思わずに居られないうつくしさがある。
吉良さんの曲が使われる舞台というのはそれだけでうれしいのですが、
この作品はとてもとても大好きなので、
上にも書きましたが、またいつか再演していただけると嬉しいです。
次回は誕生日の歌も歌ってくれたらうれしいな。

その31 * 11/19
劇団時間制作『手を握る事すらできない』@萬劇場



3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた西川智宏さんお目当てで。
クチカミ先生ですよ。
いじめられてた男子生徒が、同じクラスのいじめられてた女子生徒とをころしてしまい、
出てきたところでの、教室と過去の行ったり来たりの話なんですが
これがまた、きっつい話で。
いじめをテーマとしているものは、そこにいる彼等の心理状況を思うとしめつけられる気持ちがします。
それでも観てよかったと思います。
クチカミ先生はここでも、先生でした。
お前の時間が止まったままなら、今もお前は俺の生徒だ。
今でも? あれ、あんなにときめいた台詞なのに、曖昧だぜ。
でも、ここのシーンの先生に泣かされたし。
それに、輪廻転生のことについて、あんな風な解釈するのかってのがよかった。
思想は生きていく人のためのもの。そう思うとがんばれるかもしれない。
芝居を観ている間はそこで生きている彼等から観客も逃れられないのだなとも思ったりもした。
それだけ、男子生徒のつらさが伝わってくる芝居だったのです。
そして、現行のいじめられてる女子生徒の告白からのラスト。
話をすることの大切さで終わるのもよかった。

その32 * 12/13
キャラメルボックス俳優教室2017年度卒業公演
『クローズ・ユア・アイズ』@ザ・ポケット

クローズユアアイズも好きな作品で、でもキャラメルじゃ再演しないだろうなーと思ってたから
観られてよかったです。みんなうまいなーっていうより、熱量かなー。
なんか討たれちゃうのよね。
芥川さんを好きになったのがこの作品だったので、
今回も素敵な芥川さんで嬉しかった。
主役の子の岡田さんに似ているなーって思ったのは
コートとマフラーの丈のせいかもしれないけど、
よい感じに人好きのするタイプの人だったな。
おじさん夫婦もよかったし。
Wキャストの片方観られなかったの残念でした。

去年観に行って面白かったので、12月の時間ない中で、なんとか!!
毎年毎年気になりつつも、見送ってたのはキャラメルの公演とまるかぶりなせいですよ。
どーにかならないかなぁ。

もうちょっとつづく。

2017年の観劇。もろもろその3

2018-01-07 | お芝居のこと
その19 * 8/15
『ザ・アナログゲーム・ショウ4』@道玄坂ヒミツキチラボ
渡邊安理ちゃんお目当てで。



お友達が行くというので勢いで。面白かったな。
真ん中になるように答えるのが特に興味深かったです。
あんりちゃんのお誕生日祝えてうれしかったな。
かわいすぎる。お誕生日おめでとう−。

その20 * 8/17
ホチキス『PTA』 @東京芸術劇場 シアターウエスト

3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵里子ちゃんもお目当てで再びのホチキス。
元AKBの片山はーちゃんとか、仲谷さんとか出ててワタクシ的にはかなりお得感あふれる舞台でした。
絵里子ちゃんはこーいう役似合うなぁと思う。
PTAの代表になっちゃったけど、日和見主義で意見をあんまりちゃんと言わない
言えないってところから、やっぱりぎりぎりで自分の中の正義を超えないというか
裏切らないできちんと声にするところ。
こういう時の震えたような勇気振り絞ってる声が特に好き。
でもって困り眉の似合う役所でもございましたな。

その21 * 8/23
『15 Minutes Made Anniversary』@吉祥寺シアター



あんりちゃんと筒井くん!! 筒行くーん。
15分のお話×6の団体というオムニバスなもの。
面白かった。
まず、一色さんも出演されてたダンスだけでお話が展開していく梅棒がすんばらしく楽しかった。
本公演はこれを二時間ですって、体力もすごいぜよ。
高校生のピュアなところもよかった。
そして成井さんの新作。筒井くんとあんりちゃんの夫婦。
ああもう。よすぎた。人生最後の15分。
2時間の新作書いてくださいよーってなってたから、
冬の公演で観られて嬉しかったけど。
あと、筒井くんのちょー早口がすんごくちょー早口ですごかった。
ちょこっと苦情を書いておくと、
この千秋楽とキャラメルのサポミの日程かぶってて
ひどいよーって思ったので
今後はそういう役者さん参加のイベントって
なるべくみんなで出られるとよいなと思います。
せっかく千秋楽取ったのにって人たくさんいたと思うしね。
あと、告知!! なるべく早めでお願いしたい。

その22 * 8/26
ブイラボミュージカル『眠れぬ森の神女』@六行会ホール



これも、3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた髙瀬雄史くんお目当てで。
歌える彼を知ってから、一度観てみたかったので行ってきました。
面白かったなぁ。道化た役廻りうまかったし、前説もやってて楽しませて頂いた。
舞台の奥行きの使い方が面白くて、
あっちとこっちの見え方の違いのおもしろさもあったし、
ミュージカルってたくさんの人がいていろんな層を見せてくれるの面白いよな。

その23 * 8/31
ラチェットレンチ『落語の国のアリス』@萬劇場



3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた藤井真世ちゃんお目当てで。
8月は奇しくも、カサブタのかさチームの高校生3人の舞台があって、全部見られてよかったです。
保護者気分で応援してます。

真世ちゃん前作に引き続き同じ役で登場。
前作のように主役ではないので、登場時間は短いものの
インパクトありすぎる。出てくるだけで可笑し味のある存在で面白かった。
前作では心の声だだもれの方が今回も素敵な役でして、
お付きの方とペアで登場と一言だけで笑いをかっさらっていくすばらしさよ。
落語の花火の元ネタを知って観ていたけれども
今後この噺を聞く時はこの舞台思い出しちゃうだろうなぁ。
面白い劇団さんだったので、次回もあれば観たいです。

畑中さん経由でしか他の劇団さん観ない私でさえ、
そういうところが増えてゆくわね。
芝居のこの、こー、なんかつながっていく感じ、罠過ぎる。

でもってまだ、つづく。

2017年の観劇。もろもろその2

2018-01-07 | お芝居のこと
その10 * 5/14
ポップンマッシュルームチキン野郎『オハヨウ夢見モグラ』@シアターKASSAI

諸事情で観劇。まさかこんなタイミングで観るとは思わなんだ。
なんか2本立ての半分しか観られなかったので
評価保留というか、こころの持ちようがだめだめだったので
もうちょいちゃんとした時に見たい。
もやもやを吹き飛ばすことは出来なかったけど
ちょっと楽になったなー。お誘いしてくれたオトモダチありがとう。

その11 * 5/25
旋風計画アネモイプログラム「ジャングル・ジャンクション』@遊空間がざびぃ

ここの空間をこう使うのか! っていうのと
この距離でこの芝居ですか! ってなったなぁ。
この脚本好きなんですが、さらに好きになったな。
みんな、熱いというか、あつくるしい。
Wキャストだったのが半分しか観られなかったの惜しい。

その12 * 5/28
マコンドープロデュース『祖国は我らのために』@すみだパークスタジオ倉(そう)


キャラメルの春世ちゃんお目当てで。
これも、ものっすごい人数が舞台上にいる上に
みんながみんなものっすごい熱量で圧倒された。
結構前の方に座ってしまった(自由席だった)ので
全体を俯瞰してみられなかったの残念。
ともかく、すげーすげーってなった。
戦争もののせいもあるかもしれないけど
生きることへの強い思いみたいなものを肌で感じられる舞台だった。
春世ちゃんは美人だった。美しいひとという役でもあったのだけど
うつくしく、キレイに立っていたな。

その13 * 6/10
落語だけど入れちゃう。『梅雨の夏葉亭"晴れ間"会』
小口さんお目当てで。
キャラメルの人出ない時に行くの初めてだったけど、
落語は面白いし小口さん面白いし
アフタートークで次のキャラメルゲストの玉置玲央さんのお話も聞けて
楽しいしかなかったな。

その14 * 6/25
ワンツーワークス『アジアン・エイリアン』@赤坂レッドシアター



キャラメルの多田さんお目当てで。これもアフタートーク付だった。
質問あとから思いついて、きーって自分一人でなってたわ。無念。
在日韓国人という存在について考えを突きつけられる話だったなぁ。
自分の中に差別や区別はないつもりだったけど
最初の多数の写真を見て、
なんか嫌だなと感じていた正体を自分の中に見る
後ろめたさとか。傲慢さとかを知った。
多田さんの正体がわかる時に、
そこに居る彼の説得力というものは
どんな設定でも納得させられてしまってすごいと思う。
色味が美しい舞台だった。
桜に日の丸の朱に、水面に映る光。
水をたくさん使うというのもまた、動きの制約があって重さが加わってる感じがした。

その15 * 6/28
☆すゞひ企画『カーテンコールは終わらない』@道玄坂ヒミツキチラボ


元キャラメル劇団員の鈴木くんプロデュースということで
キャラメルからは左東さん、森めぐみさん、関根くんのお三方が出演。
こちらはちと着席の場所が悪くて、
謎解きのあたり、私の真後ろで左東さんや森めちゃんが台詞をしゃべるのですが
近すぎて振り向いて表情観ることが出来ず、でした。
畑中さん出演の紫陽花の方と違って、
お話が舞台上で人が殺される展開だったので、
ほんの短い間だったと思うけど、あの暗闇の中
金田一少年の世界に居られた気がします。
マジで暗闇だったし、今なんかおきてる、こわいって感じた。
会場が狭く、推理するネタも紫陽花と違って、役者さんに聞くことが主で、
結構並んで待つ時間が多かったので、次回はその辺は工夫してくれたらいいなーと思う。
あの解けなかったことに対する口惜しさはクセになりますね。
機会があったらまた参加したいです。そう、これ参加なのよね。

その16と17 * 7/5と16
キャラメルボックス『スロウハイツの神様』@サンシャイン劇場

初日は当日券チャレンジで2階席。
こちらもカーテンコール撮影オッケータイム有でした。


千秋楽は玲衣ちゃん近くで撮れるーと思ってたら
千秋楽は一言挨拶が撮影オッケータイムになってしまって
玲衣ちゃん逆サイドだった。これは三本締めのとこ。



樹里ちゃんの足のうつくしさにはっとした公演でもありましたな。
大内さんとの並びもよかったのでまたこの二人も見て見たいなーって
春世ちゃんがよかったなー。女友達っていいよね。。
あと、石川さんの語りとぱたり、むくりですよ。
おばーちゃん、原作読むと三行くらいしか出てないのに。
ちゃんとおばーちゃんで孫達だったな。
岡田さつきさんはどちらの役もすばらしかったな。
あと、チョコレートケーキ食べたくなるなる。しかも出来るならホールで。

その18 * 7/30
『カゾクマン2』@赤坂レッドシアター


キャラメルの岡田達也さん目当てで。
いやもう。あの膝枕とさくにゅーの破壊力たるや。
あの台詞を笑わずに言えるところがすごいよって思うんだけど、どうなんでしょ。
物干し竿に引っかかっちゃうのも素敵過ぎた。
素敵といえば、ミドラー様だ。
赤ちゃんだっこする時の母親っぷりと、だめな悪者っぷりが素敵だった。
これ、3もあるといいなぁ。

さてさて、まだ、つづく。

2017年の観劇。もろもろその1

2018-01-06 | お芝居のこと
2017年も、ほぼほぼ畑中さんの観劇で埋め尽くされている気がしますが
それ以外もなんだかんだで畑中さん関連だったりするところが
自分でもなんというか、まぁ、しょうがないね。

01 * 2/15 ホチキス若手ユニットナウヤング公演
『ゴールデンブラフ』@MOMO

以前畑中さんと3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵理子ちゃんお目当てで
初、ホチキスさん。若手公演ではありますが
面白かった。
キャラメルの『不思議なクリスマスのつくりかた』っぽい
新幹線の移動中の人々とその妄想の中の人々の行き来。
絵里子ちゃんは元魔法少女にインタビューに行って
跡継ぎに指名されちゃったり
旦那に浮気されちゃったりする役だったな。
数字付の眼鏡が似合ってた印象。

その2 * 3/16 HIGHcolors
『少年少女』@小劇場B1



以前畑中さんと3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵理子ちゃんと
その前の『(改訂版)  おい!オヤジ。』で共演されてた江田佳代さんお目当てで。
エダカヨさんがまた、女としていやなヤツなんだけども
あの方のあの声としゃべり方だと許しちゃう存在でええなーと思っちゃって
絵里子ちゃんは前作とはかなり変わって、出来る硬い女でしたな。
ニートな女性ときっちり向き合う役所の人。
内容は引きこもりの男子と女子という年でもないけど、外に出られるようになるまで。
なかなかに、きっっつい。話でした。
でも絵里子ちゃんの新しい面観られてよかったなと思ったり。
エダカヨさんの方言のお芝居好きだったのでまたあるといいなと思ったり

その3 * 4/1 
一人芝居ミュージカル短編集@西荻窪アトリエカノン
キャラメルのゲストさんだった一色洋平さんお目当てで。
プレビュー公演に行ってきました。
面白かった。
エスムラルダさんという方が身支度からすべて観られるのも面白かったし
せっかくつけたつけまつげが落ちてしまうのも見えてしまう距離感。
歌うこと、そこで生きていること。
歌の力は一色さんでも感じたなぁ。
小さいところの会場の良さは、お芝居をより立体的に
肌で感じられるところかな。
着席場所によっては全く見えないシーンがあるのが惜しいなと思ってた。
後に会場が変更なってましたが。
変更後は行けてないので、不明ですけど。
またチャンスがあれば行ってみたいと思います。

その4 * 4/8
ゲキバカ『おぼろ』@新宿村LIVE



キャラメルの渡邊安理ちゃんお目当てで。
なんかもー、2017年で一番笑った気がする。
笑いすぎて涙が出るほど笑った。
そして、ZABADAKの曲がかかってびっくりしたんだった。
ああ、それにしても面白かったな。
次回作も気にしてお待ちしております。

その5 * 4/11
monophonic orchestra『グリーン・マーダー・ケース』@Geki地下Liberty

キャラメルの鍛治本大樹さんと小林春世ちゃんお目当てで。
良質なお芝居だったなぁと思ったりなんだり。
もうちょっと大きい会場で観られたらよかったのにという気がしたのは、
舞台上が窮屈に思えたのだろうか。
景色が想像出来る余地がありそうでなかった気がする。
でも、よき芝居だった。
これももう一回観たかったな。
アフタートークもあったな。
終演後の鍛治本さん神対応でかなりきゅんとしたな。
あの笑顔はやられたわ。といいつつ、2017はこれ以外客演に行けなかったのが口惜しいです。
春世ちゃんはこけしだっけ? シャカなんかへんなの持ってたよね。
小口さんの出ただけで笑いをとる破壊力、
この時は熱烈なファンが付いてるなーと思ってたけど、後ほど思い知ったな。

その6 * 4/16
ラチェットレンチ13『ラクゴ萌エ』@d-倉庫

 

3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた藤井真世ちゃんお目当てで。
なつかしのd-倉庫。
前説撮影オッケーだった。

落語の噺を元にしたものは大抵面白いけど、
これも面白かったなぁ。舞台が縦の構図で代々なるのも面白かったし
手ぬぐいがいろんな小道具として登場するのをみるのも面白かった。
真世ちゃんオタクで腐女子で変な笑い方してて
主役やってたな。がんばってたなぁ。
ここの劇団さん普段はサスペンスって言ってたけど
気になるんだけど普段の舞台がまだ観られてない。
小ネタとしては、真世ちゃん演じる腐女子が畑中さんと同じ誕生日だったー

その7 * 4/20
悪い芝居『罠々』@ 東京芸術劇場シアターウエスト



以前キャラメルに客演されたというか、畑中さんの客演された『ショーシャンクの空に』でご一緒された
山崎さんの劇団。でもってNMBの石塚朱莉ちゃんお目当てで。
うーん、これ、たぶん私振り落とされちゃったというか、
お話にちゃんと着いて行けなかったなー。
あんちゅの存在感はすんばらしかったなと思ってる。

その8 * 4/23
クロムモルブデン『空と雲とバラバラの奥さま』@吉祥寺シアター


久々のクロム。世界観のぐにゃぐにゃぐるぐるした感じ。
気持ち悪いんだけどぎりぎりな感じ。
奥さまはバラバラでない方がよいと思います。
プレゼント付の回行ったのでお箸いただいた。
たまたま自分の箸がこのあとすぐ折れたので助かった。

前述のわなわなとぱらばらかかってんのかっていう感じだった。

その9 * 4/30
NAPPOS『スキップ』@サンシャイン劇場
キャラメルだけどキャラメルじゃない公演。
岡田達也さんすげーなと思ったラストシーン。
どっちのファンも納得される存在でいること。
それから関根くんが畑中さんを継いで女子やってたこと。



アイドルのきらきら感てやっぱりすごいなと思ったりした。

つづく。