湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ちけっとの結果。

2021-08-30 | 畑中さんのこと。
畑中さんが観に来いよ(笑)って言ってくださったので
……単に当選しただけです。

とりあえず、行きまーす。

スベースゼロって当日まで席位置よくわかんない感じかしら。
座席表はざっと探して見たけど、公演ごとに違うのでしたっけ。
あの前方真っ平らなフロア好きじゃないんだけど、
結構な前方でした。どーなのかしら。
もうちょい後ろでもよろしくてよ。贅沢。

なんにせよ。
行くつもりで生きていきます。
ありがとうございます。

ちけっとよやく。

2021-08-28 | 畑中さんのこと。
一度は予約を見送ったトリツカレ男。
すかさず、今度はキャスト予約のお知らせがきて
どーしようかなぁぁぁぁぁ。
って。

とりあえず、畑中さんのキャスト予約から
1回だけ、申し込みしてみた。

当たったら畑中さんが観に来いよ。
って言ってると思って行こうと思う。
(なんだそれですけど、抽選てそういう気持ちになる)
外れたら、そーゆーことなんだと思おう。

ってことで結果が楽しみだぜーい。
待ってるぜー。

まぁ。外れても当日券あります。って言う状況なら行けるかもねー。
そうなったらいーわね。

りとるどらまーぼーい。

2018-12-02 | 畑中さんのこと。
キャラメルのクリスマス公演
始まりました。

リトル・ドラマー・ボーイ。

曲、知らないと思ったけど
今調べてみたらタイトル知らないだけで
知ってました。らぱぱんぱーん。
ゆうがたクインテットの
シャープくんで聞いたわ。たぶん。


今回もカーテンコールで
撮影オッケータイムありです。

さて、畑中さんです。
今回絶妙にいらつく人というのが
わたくしの個人的な感想です。
ムカつくというほど感情を荒立てないし
イヤという拒絶もない。
ただもう。絶妙にいらつく。
褒めてます。
今までにない畑中さんで嬉しい。
そういう風に畑中さんが居てくれるから
主役の鍛治本さんに気持ちが寄り添っていける
絶妙なんですよ!

まぁ、でもムカつきもしますが。

なんで助けちゃったかなぁって
思っちゃうシーン多数あるし
お前の目的はなんなんだよ!って
惑わされるし、最後まで
おおおおい!って奴ですけど。
よいです。

ダンスは上手の方がよく見える。
でも机拭いてるのは気になる。
あれなにかなー?

好きなシーンはパソコンうようよのシーンだな。


全体ではいろいろあるけど、
春世ちゃんが椅子倒すとこすごく好き。
今は家族だけど、血縁のない彼女が
トオルくんの味方でいてくれてるのが
とても嬉しく思えて好き。

そして鍛治本さんのトオル。
めっちゃトオルだった。
この間のリーディングは生では
見られなかったけど
youtubeで見られたので、ホントに良かった。
おかげであの世界と地続きのトオルさんに会えて
嬉しかった。
お兄さんあの時の人には振られたのかな?
お兄さんがとおるーぅ。
って一回やってくれた気がするのですが。
トオル父のトオルの呼び方好きだったので
すごく嬉しかった。
お兄さんが携帯取られまいとして
椅子にしがみついてる姿が好きでした。

姉さん登場しなかったな。
リーディング(2回目の方)で姉を
やった春世ちゃんがいたので
姉の不在感なく見られて良かったけど
姉さんも会いたかったな。

あとは、マリちゃんですね。
私の中では電話の向こうにいるマリちゃんは
ももこさんのつもりで観てました。

あと。十文字さんが
トオルにお前一人の身体じゃないんだから
って言った時、マリちゃんおめでた?
って思ったから、ラストのマリちゃんが
帰ってきたら、伝えたいコトがあるとか
そんな予感めいたことを言うかなーって勝手に
思ってました。そしたら嬉しいなって。

そしてラスト。
トオルが力を黒の手袋をしてないので
麻痺かどーにかなったのかな?
って言う展開かと思ってたら
そのために手袋してなかったのか。
というシーンがあって。
そして、たぶん、ここだけ
右手を右手だけで動かしてるので
やっぱり麻痺がよくなったような
気がするのです。

それは先生の言葉か
十文字さんの言葉か
マリちゃんとの電話か。
目の前の彼女の為なのか

よく、わかんないだけども。
彼があの力を使う自分を
少し許せた気がして
良かったような気もするし
枷がなくなることで今後どうなるのかな?
って言う気掛かりももあるし、
そんなこんなで
さらに続編があるといいなと思う。
チビマリちゃんの登場も期待。
勝手に女の子設定。

これ、TWOを知らない人は
どう見たのかなって、ちょっと気になった。

そしてティアーズライン見た人は
既視感あるあるだと思うシーンあるあるです。

ナミヤ雑貨店?と思うシーンもひそかにあります。
よきシーンで、よき娘だなーと思うけど。

あ、一緒にお風呂ってぎりぎりどーなの
私はこの台詞大丈夫?って思っちゃった人だけど。きっと他の人には大丈夫だったのでしょう。
よきエピソードではあるけど。
無い方が安全な気もする。








#スカイアンドブルー

2018-05-09 | 畑中さんのこと。
書けるのか。と、思いつつ。一応チャレンジ。

どこから書こう。

畑中さんのおじさん。
よかったなーと思うのですよ。

私は睦月がおじさんが居なくなってから一度も部屋に入ってない。
という台詞がとても気になっていて。

たぶん彼は、おじさんの遺書がそこにあるのではないかと
また自分は一人になってしまったと。
大事な人に捨てられてしまったと思っていて
それを知ることがこわくて部屋に入れないままなのじゃないかなと
思ってた。

実際見つかったそれは遺書に近く。
おじさんはいつ自分が居なくなっても
いつか睦月に届くようにと置いていたようにも思うし。
ようやく一緒に歩いていける人が隣に居てくれて
おじさんのことを受け止められるようになるまで
待っていてくれたとも思う。

宮城と7年前で、震災だろうなと思いはするけど。
なんとなく、おじさんは自分の意思でいなくなったような気持ちがしてる。

空と海の真ん中で。
何を見て何を思いすごしていたのか。

彼だって被害者であり加害者だ。
きっと、彼は復讐したかったのだと思うのだ兄に対して。
自分の大切なものを奪ったことに対して、
それは、ほんの少しの気持ちだったと思う。
その少しが、大罪を招いてしまった。
その罪の重さはどれほど彼を苦しめただろう。
睦月を引き取り育てることは
贖罪になりうるけれど、罪とずっと突きつけられ続けることでもあったと思うし。

葉月、姉という存在。
同時に彼女はみどりという存在でもあったと思う。
いつまでも一人でいる蒼に対して
彼女は責められている気持ちがしていただろうし、
甘えも持ってしまっただろうと思う。

姉としてのやさしさと強さ。
みどりとしてのずるさやせつなさ。
どちらも同時に抱えているような彼女だったと思う。

キャストの妙でもあり得た今回のBLUE
これ、もし岡内さんがいたらどーだったのかなぁ。
このままのキャストだった気もするし、
樹里ちゃんだったからこその、呪縛からの開放も感じられたし。
畑中さんと大内さんが逆だったらまた何か違う感情をもたらしたかもしれなし。
美里ちゃんというみずみずしい存在が放つ光があったから
導かれたという気もしている。

とてもよい4人だったなと。

葉月の絵は胎内からの絵だと思ってた。
私の中では彼女はいないようだね。
今思うと。

畑中さんの言う。
あいつだけでも無事でよかった。
って謎だったんだけど。

睦月も気持ち的にしんでて
葉月だけが息をしていた。
葉月が生き延びて
睦月が回復するまで
留まってくれたってことなのかなぁ。

手紙と日記。
事実と存在と記憶と妄想。

おじさんは自分を許せなくて
しんだのではなくて
もういいよって言われて
しんだんだと思ってる。

葉月の中のみどりかもしれないし
蒼の中のみどりかもしれない。

曖昧なままだけど。
それでいいかなと思ってる。

樹里ちゃんのダンスが、ほんとによかった。
ほんとにほんとによかった。
巡り会えてよかったね。

それから今回もザバダックの曲が
使われていてとても嬉しかった。

オープニング、海
「NIKORI」スキップ
サファリパーク
「Lions Are Sleeping」四月になれば彼女は
燃える家1
「Jet Black」少年ラヂオ
弥生の人生
「青い嵐」我が名は虹
弥生の葉月捜索
「命の果て」まつさをな←ザバダック!
燃える家2
「歯車」容疑者X

だったようです。
半分は自分で確認したけど
残りはお友達に聞きました。

時系列もそうだけど。
手紙を探す時の
え?

あ、別々に探す〜の
やりとりが

大内さんだなぁと感じた。

みどりは碧のようですが
睦月の父の名前が、読めません。

蒼と、兄弟なんだよね、この人。
月輝。なんて読むのかしら。

また、そう遠くない時期に
Blueやっていただけたら嬉しいです。
次は岡内さんも居てくださると
さらに嬉しいなぁ。
今回イベントの回だけですが
お姿拝見出来て本当に嬉しかった。
お元気でいてください。
また舞台でお会い出来ますように。

それからD D Tも出してくれたら嬉しいなぁ。
ダンスダンス。
千々に乱れて終わる。




ゲームブレイカー?

2018-04-29 | 畑中さんのこと。
彼女は
たぶん外に出られる
自由になれると思って
あの役を引き受けて

外してもらうはずの手術のはずが
目が覚めたら
あそこにいたのかなぁと思ったり。
参加したいと言ったわりに
あの慌てようだったので

彼女の意図はなんだったのかなぁ。

結局台本読みきらないまま
本日千秋楽です。

畑中さんと林さんの
意味深な目配せや視線の意味

畑中さんがボタンを外すタイミングなど、

盗み見れたらいいなぁと
思い描いて行ってきます。

わっるい畑中さんがデスク上に腰掛けるとこ、
かっこいいよねーーー。

あと、これ。
最前列だと、場所によっては
大事な畑中さんが全く見えねーよって
なってるので
本日は後方席でよかったと思ってます。

ゲームブレイカー

2018-04-27 | 畑中さんのこと。
台本、半分くらいまでしか読めなかった。

なので曖昧ですが
入ってきたところで
ああ。そっかー
最初からなのかー。

とか、
この台詞の指してる人物は
畑中さんのことだったのかとか
聞き流してた台詞がいろいろ意味を持って
おお!と思うこともあったけど
逆に初日はすんなり受け入れたことが
あれ、これどーゆーこと?ってなったりも
しちゃってる。

パンフは対談とか稽古場写真もなく
役者本人と役のプロフィールの
見開き二ページのみですが
初見の役者さんが多いので
結構眺めて楽しんでます。
石橋役の人、舞台では
あんまり顔見えなかったけど
こんなかっこいい人だったのねってなったり
畑中さんの趣味にええ?ってなったり
役の趣味ね。ってなったりしてます。

秘書役の方面白い人物で興味ある。
ところどころここ好きってとこがある。
華邪ちゃん役の人の声が
誰かに似てると気になってるのだけど
絵理子ちゃん?かな。

ただ私、
とある方の前半のお芝居が
ちょっと合わないらしく、
合わないのはその方なのか。
その役なのかわかりませんが
うまく入っていけないところがある。

すみませんです。

今日は昨日よりみんな声通っていいなあと
思ってたら。なんか、みなさんちょっとづつ台詞が危ない箇所あったよ。
カメラ入ってたようなのですが
そのせい?

畑中さん顔真っ赤にするとこ、
大丈夫?ってなる。
すごい。
一回目のチェンジの時の第一声が好き。

さて。次回までには
全部読んでから見られるとよいな。


げーむぶれいかー。

2018-04-25 | 畑中さんのこと。
初日なので少なめに。

畑中さん。

スーツ姿で登場。

スーツ?
スーツかぁ。
スーツいいなぁ💕

から始まり。

ゲームそんな詳しくないので
ついていけるかなと思ってましたが

あ? えぇ?
ってなり

どんでんどんでん続いて

どうにかラストまで運んでいただきました。
(私を、ね。)

わっるい畑中さんが見られて
大満足です。
人の悪い顔してて、ときめく。

テーブルに両手着いて
ずーっと見つめてるのが特に

おんなじ衣装のままで
雰囲気変わるし
口調も思考回路も。
多面的に畑中さんを
堪能出来ました。

ラストの表情もまた好きだったなぁ。
でもさー、
それってことは
彼も彼に気付いたのよね。
どこで?
どこから?

台本買ってみたけど明日までに
読めるかなー。

チェキ撮影は衣装のままでした。
スーツ💕スーツ💕






ぶりりあんとS

2018-02-12 | 畑中さんのこと。
最初に言う。悪口じゃないよ、感想だよ。

ええとね。
DVD見ました。
注意書き入ってたから覚悟してたけど、
うん。これ、販売用じゃないよね
記録用のDVDだよね。
そう思って見るとよいと思います。
二枚組3000円安いって思ったけど。
それくらいのお値段だと思われます。

まず、全体に暗い。
ほんとにくらい。
逆に明るくなると白飛びしている。
そしてピントが合ってない。
そんなこんなでアップもないよね。
台詞しゃべってる人が時々写ってないよね。
これ、何写してるんだろうってカットが時々あるよね。
それから、あきらかにここ、つなぎましたねっていう
ズレというか、誤差みたいなつなぎしてるよね。

まぁ、全く映像残らないよりよいので、よいです。
ゼロじゃないのでありがたいです。ほんとです。

久しぶりに見て、やっぱり突っ込み所満載だなぁと思う。
警察関係の展開が、というか、展開したいが為の台詞が
上っ滑りというか、都合よすぎというか。
肝心なところはカットし過ぎで、パパ達のこと推測すら出来ませんよ。
私の読解力のなさですか? そーではないと思うんですが。
情報足りなすぎると思うのよ。
何があったかは、なんとなく想像は出来るよ?
でも、ここまでこじれる程の状況がよくわからない。
二人を繋ぐ人がたくさんいたでしょう?
ねぇ?
それに、
ドクター達も過去になにがあったのか、さっぱりですよ。
特に近藤さん。手を怪我してる近藤さん。
過去に何があって、ああなったのか。
なんで怪我したのか、説明直前で遮られるからさ−。
聞かせてよ、それって思うわ。
それに、彼のラストもどーなんですか、どーなったんですかねあの人。
そのわからなさも含めて
それはそれで、よき思い出です。かね。

でも、いくつかよかったなぁと思うところや印象的なところはあって、
小さな女の子の言う、だるいという言葉に驚いたり、
薬、戻すなら、なくていいじゃん。て思ったり。

なんらかしら。
って不思議なことばだな。
畑中さんが言う度引っかかってたんだけどさ。

ピロ呼びも、ぷんぷんね、もバツゲームじゃないのか、これって思うような台詞だったし
(ひどいわね。ごめんなさい)
ぷんぷんねは望月さんの方は彼女の楽の時に成立したなこの台詞って回はあったけど。
それ以外はなかなかに。そのほかの台詞もなかなかに。がんばってたけど、さー。
ねー。

仲谷さんバージョンでは
車降りるところ切替? って思う変なミラージュみたいな映像なってたんだけど、
見直したらそーでもなかった。
でも、メロンパンはお祈りの時は外に出してたのに、
カット変わったら袋に入ってて、ここ別の日差し替え? なんでしょうか。
望月さんの方は同じく車のシーンで、変な切替で繋いでたなぁ。

仲谷さんの方が憧れのヒロイン感がよくて
望月さんの方が女の友情感が強く出てた気がするなぁ。

そして、畑中さんが電話しながら階段動かすとこ好きだったので、
そこが入ってたのは嬉しいです。
拗ねてベッドに潜り、レイジさんにいろいろ言われてる所や、
振られるところ、ベッドで一人きょろきょろするところは残念ながら入って
ませんでしたが。
記録残っててくれるのはやっぱり嬉しいです。
さんざん書いてますが、ほんとです。
ほんとですよ−。

キスの余韻。

2018-01-25 | 畑中さんのこと。
タイトルだけだと違うことのようだわ。(笑)
「アスファルト・キス」の余韻つらつら。

ラストの上手前方で見たのが面白い位置で
とても端っこだったのですが、
とても舞台に近くて、
アランディールに向けて発せられた言葉を
自分に向けられた言葉のように受け止められた気がするのだ。
とてもつよく、とてもいたかった。

門の音に振り向くところが好きだった。
張り詰めた緊張、気配に敏感になりすぎてて
臆病で、弱気だ。
あの時の、高い、キィーという音。
暗く嫌なものが音もなくすぐ近くまで来ているような錯覚。
来て、いたのかも知れないけれど。

この人は本当に優しい人だったのかも知れない。
本当はずっと、妹が自分を好きなことに気付いていたのかも知れない。
けれども、応えられないから。
やわらかく、やさしく、拒絶し続けていたのかも知れない。
あきらめてくれるように、接し続けていたのかも知れない。
拒絶し過ぎないよう、刺激してしまわないよう。
そう思うと、カギを開けていたのは姉なのかも知れないなと思ったのだ。
いつまでも変わらない妹の気持ちに焦れて
はっきりと拒絶しない夫を疑ってしまいそうで
いつまでたっても均衡の崩れない三角関係に疲れて。
前半の彼女の妙にはしゃいで押しつけがましい愛らしさは
そういう気持ちの表れなのかな。
そう思うと、ステージ上の三角は人間関係なのかな。
仕掛けられた妹は、裸を見られて、彼の表情を見て
それでも、応えてもらえないことを悟ったのだろう、
諦めて出て行くことにしたのに。
あんな顛末に。

彼の罪滅ぼしは、妹に欲情したことでなく、
応えられずにいることじゃないかなと思ったのだ。
だから、路上で倒れたその人がキスを求めてきた時に
応えることにしたのだ。
最期だから。
その人の最期の望みだったから。
最期の表情をいちばん近くでみたのは、彼だ。
だから、うつくしことだった思うと彼が言うなら
たぶん、轢かれた男は幸せに死んでいったのだと思う。
よいことをしたのだと思うよ。
どこで、間違えたのかな。
警察になんか行かなきゃよかったのに。
帰宅して妻と妹に話して聞かせて、終わればよかったのに。

新聞記者がいて、カメラマンがいた。
そして、何より、父がいた。
いくつもの嘘と、たくさんの愛があった。

赤い傘の女は、愛の象徴ならば、父の愛だと思うのだ。
ゆがんではいたけれど、
少しの嘘と止まらない回り出した歯車と
人々の口に乗せられた噂のスピードによって
ねじれにねじれたけれど
やわらかい愛情だったなと思ったのだ。

彼がどこまでも落ちていく、追い詰められていくのを
受け止めることは出来ない。
娘達のように一緒に死んで上げることも出来ない。
だから、ころしてあげたのかな。

彼が妻と死んだのならそれでもよかった。
妹が彼と死ねたならそれでもよかった。
でも、どちらも適わなかった。
一人でどこにも行けない彼をころしてあげた。
憎まれてもよかったのだ。
名前を呼んで触れることが出来た。
アランディールに眠りを与えてあげることが出来た。
そんな風に思ったりもした。

ジャケットを脱いで、座り込み、話せと言う時の父の
どうしようもないかわいらしさと
彼を抱きしめた時のどうしようもないせつなさを
愛しいと思う。

幾度となく、彼らの背中にぱかりと訪れる落胆。
諦めと絶望。何度も何度も悲しみがやってくる。

妻を待つアランディールが
妻を思うシーンは
やっぱり初めての夜のシーンなのかな。
あんなに明るく楽しそうで
むっちゃセクシーでせまってて、
表情が色っぽくて、きゅーんとするのだが
ものすごく、曲が悲しくて胸が苦しい。
あんなに好きで好きで大好きでってなってるのに。
すごくかなしくて苦しい。
アランディールが夢の中で会いたい人に会えるとよいなと思う。

彼の安らぎは妻だろうな。
愛してるのだろうな。
ジャケット脱がせるとこのいちゃいちゃかわいかったな。

娘にビタミンだというとこの父の愛情がたまらなく好きでかなしい。
雷にうたれたような衝撃だったのだろうな、あのキスは。
父の登場は一番最初に、影が家の中に入ってくるようだった。

乾杯のシーンは、誰かがハッピーに過ごす横で
誰かがとても不幸になっている。
その不平等さかなー。

会社のシーンで、ちっちゃい人いちばんエライのツボだったな。
けんか、仕切ってたように思うのですが。
そして身体のバネすごくてびっくりした。

それから、上手端っこから見たせいで見えた。
畑中さんの働き。なんか机に乗っけて椅子出ししてたな。

この舞台を
雨のように、思い出せたらいいな。
赤い傘を見たらジュディーティを思い出して
彼女が最後に彼に差し出した赤い傘を思おう。
他の傘の人も何かの象徴だったのだろうな。
やっぱり傘のこと質問したらよかったって今頃思う。うまくいかない。

でも、わからなくてもいいのかもしれない。
わからないうちは、わかりたいと思って考えているだろうから。

そして、今気付いたけど
轢かれた男を演じられた近藤さん
パンフのお名前字が違ってたのね。
樹→輝ですね。


それから、パンフ見て父の名前を初めて知った。
誰も彼の名前を呼ばないのね。

妻が電話持ってぐるぐるしながら、きっとこれ近所の人よって
言うところが悲しくて仕方なかった。
ラストステージは誰が嘘を付いているか
何が本当でこれは何かとかもたくさん考えながら見たけど。
たぶん、そこにいる彼ら彼女達がただただ悲劇に飲み込まれていくのが
かなしくてこわくてくるしかったように、思う。

ワンツーワークスさんのメール読み返したりして、まだまだひたひた思い返してます。

本当にうつくしい舞台でした。

追記。
妹が隣の人に文句言ってやったわ。っていうところの
アランディール。
そんなやさしく笑い返したりしたら
諦められなくなるじゃないのよって、思うかわいさだったわ。

ラストキス。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
今日感じたのは圧倒的な哀しみだったなぁ。

彼女達に起こる悲劇を知っているせいか
どの場面も悲しみに覆われていたように思う。

未亡人が妻に言おうとした言葉は
逃げて、かな
彼女はこれから先
この人が受ける屈辱を知っているのだ。
でも。どーしようもない。

妻もなぜ、あんなに徴発したよ
あそこで怒らせなければと思うよ。

赤い傘の女が柔らかく見えた。
とても優しく寄り添ってみえたな。

暑いよ。
の台詞がなんかおもしろくて
毎回、これだよ。って思ってた。

ああもうねむいーー
また、書けたら後日。

というところで、寝落ちしてた。

キスのアフタートーク。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
司会は春世ちゃん。

背中の空いたワンピースにヒール。
出てきたフランコさんがちっちゃい方で
身長的に春世ちゃんの方が大きく見えて
意地悪ねーと、思ったけど。
すぐに、きっとこの人にはそんな目線関係ないんだろうな。と思い直した。
とてもかわいい人だった。
通訳の方も柔らかくその場にいらしてた。

最初にフランコさんの自己紹介から
ブラジルに居たこと、19歳でイギリス行ったこととか。
最初役者さんの着替えタイムの時間だったと思うのだけど、準備出来てきてもフランコさんがずっとしゃべってて、春世ちゃんが袖を見やってる姿がかわいかった。

出てきたキャスト、並べてある椅子に自由席ですって言われて、わぁーっと座るのですが、春世ちゃんが、日本ですね。後ろから埋まります。って言うのが可笑しかった。畑中さんは、上手の後ろを取り損なって、一番上手の前に着席。マイク持ってた。
私服!底がオレンジのスリッパがかわいい。

テーマは二つ。
キャストからフランコさんへの質問と
稽古場エピソード。

一番端のマイク持ってる畑中さんから。

日本で初演と言うことで。海外と違う演出、日本でやりたかったことは?

フランコさんのお答えが(笑)
答えになってなくて。

1950年の芝居。
挑発的になってる
日本の観客とも初めて出会う、
空気感醸し出しているか、聞いてみたい。

みたいな感じで。
話してるうちに広がっちゃう人なんです。って言ってましたな。

この質問の時通訳の方が、
日本で出来なかったこと?
と聞き返してたのですが、
それも聞いてみたかったな。

この作品、三回目
そんなに面白い作品かな?と言っていたらしいフランコさん。でも、今はとても好きな作品になったようで、
誰の質問だったかな? 何か好きなところ聞かれて全部好きって言ってました。

三回目と言うことで、
いろいろ話してくださってたのですが。
メモが散漫過ぎてる。

プロセスが深くなってる
昨日まで訳に手を入れていたこと
緊張感をどこまでも伝える
今日のここまでが。長い旅路。
象徴的なものが散りばめられている。
何もなくても大丈夫です。
美しさとか。

妹役の方からの稽古場エピソード。
最終日にロドリゲスのことでシェアしたい何か。と言う言い方がとてもきれいだなと思った。
12月にフランコさんご自身がお誕生日で
今回の、この舞台を作りあげていく中で
溢れた感情がプレゼントのようだと思った。
一人一人みなさまに届けられるのも嬉しい。
みなさん寛大(キャストさん達)
自分の持っているものを惜しげもなく
注ぎ込んでくださる。
それがとてもしあわせ。
スタッフさん一人一人のお名前を呼んで感謝を告げていたのだけれど、早川さんが言いづらいらしく、何度か言い直して、みんなから頷かれてたフランコさんかわいかった。

意地悪な新聞屋の井上さんからの質問の流れで
仏教徒でもあること。
毎日よりよい自分になっていく気がする。
その日その日の自分がもっともいい人であるよう
今日のみなさんの中から掴み出すものが
ちょっとでもあれば。

日本で好きなところ。
スシ。
人々も。

日本に来てからパンを食べずに
ずっとおにぎりを食べてる話。

大家さんから、質問と言うより感謝。
役者は演出家の言う通りに動くことが多い中

なんだろ、メモが読めないが
人々?アーティスト
いろんなものを自分で何かを
やりなさいと
自覚させられ刺激的だった
受身ではなく
みんなで同じ物を作ろうと
それを作ろうとしてくれることが
とてもよかったようなこと。
とても感謝しているということ。

あの穏やかな佇まいで語ってくれました。

つづく。


迷路のアスファルト・キス。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
3回目は少し後方から。
ようやくステージを斜めに走る線が見えた。
あるのはわかってたんだけど、
見えてなかったので。
が、よくわからない。三角?
終演後近寄って見てみたけど
縁石ラインなのかなーくらいしか。
うーむ。想像力足りないな。

今日はパパが黒い人という設定で見ようと思って途中まで見てたけど、
やっぱりあのラストを見てしまうと、あの人の何もかもを許してしまう気持ち。

赤い傘の女はパパの仕掛けた罠の発動。
それが彼について回ると思って見ていた。
ちょうどパパと交差するところで着いて行くから。
だから、ラストの時も彼の上に傘があるとかね。
パパは嘘を吐いているし、
たぶん、罠を仕掛けた。
ちょっとずつ、証言に嘘をまぜて。
でも止めたかった。
でも間に合わなかった。
もっと早く、誰かが彼の気持ちに気付いてくれたら。
秘密を知っていると言われる度に恐れと同時に切望していただろうにと思う。
早く誰かに暴いて欲しいと願っていたようにも思うのだ。

新聞屋。
飲まずに居られないほど悔いがあるなら、
やめておけよ。きっとこの先夢に見て取り憑かれて悪夢に溺れるぞ。
いや、もう溺れてるのか。
輪転機は回ってしまったのだから。
彼の中にもかつて、正義はあったんじゃないのか。
でも、最初のシーンから警察に馴れ馴れしいその態度からして
小悪党だったろうな。手に余る悪事に両足突っ込んじゃったね。
結婚式のシーンでアランディールの胸の花を奪う新聞屋。
それから、脇を抱えてみょーんみょーんと後ろに連れて行かれる彼。
後半、同じく妻も同じように連れて行かれる。
これから飲み込まれる大きなことへの象徴か。
抗いきれない波に連れ去られるように。

ここで着ている彼女の白のコートがかわいくて、
怖いシーンだってわかってるけど、出てきた時にかわいい形のコートだなと思って見てた。
それがあんな風に。ボタンを外す、脱がす一連の動作。
ひとつひとつが恐怖として記憶させられるように見せている気がする。
その少し前の、怖いですか? って聞くところの会話がずるいなぁと思う。
立ち向かうしかないじゃない。逃げ道をどんどんふさいでいく。
飲み物をすすめて断らせて、言質を取ってる気がする。逆か?飲んだら何か混ぜられてるかもしれないものな。
そして、彼女が震えながら言う、毎日です。毎晩ですの言葉。
歯を食いしばって前を向いてる。
これも嘘か、真実かわからない。最初は真実だと思ってた。
でも、嘘かもしれない。妊娠は事実かもしれないけど、
彼女はひょっとしたら、妹を疑っていたのかも知れない。
妹の裸を見たと言った彼の、そこから先の展開を。
食欲がないという妹のその、実を。
開いていたと言ったカギは、わざとなのか、知らない振りなのか。
疑い出すときりがない。
そもそもなぜ、妹がここに住むと言った時に受け入れたのか。
母の居ない父と二人で住んでたんじゃないのか、
一緒に住んでいたボーイフレンドと別れたと言ってここにきたのか。
そばにいながら姉の不在を願い、きっと同じ屋根の下
身を潜め、二人を見つめる妹の視線。
姉、そこはかとなく、意地悪だよねー妹に。
水を持ってこさせて、奪って自分で渡すところ。
自分が幸せだとわざわざ言わせるところ。
これがいつもの、普段の彼女、彼らなのだろうけど、さー。
耐えられーん。
ああ、でも好きな人の姿を見られるなら耐えてしまうかもしれない。
アランディールは気付いてないのかも知れない。
だからこそ彼女は、裸を見せて、意識、させたのかも知れない。
そのことを知っている姉があんな風に無邪気にそのことを父に話す。妹がもっと年の離れた妹ならば成り立つ感情のような気がする。それをあんな無邪気に、内心、やりやがったなって思ってたのかもしれない。それでも、彼は揺ぎなかった、あたしだけを愛しているのよ、彼は。って誇らしげだったのか。
でも、実際彼は意識しただろう。そして悔いをいだいてのあのキスなのか。
そのことに対する罰なのかー。
うーむ。ぐるぐるするー。


初日に見た時は姉妹のシーン無理があると思ってたけど
なんかだんだん、もうそういう娘達にしか見えなくなってきた。
これもう少し上演してくれないかなー。
もっともっと、変化していきそうで
それを見たいな、見ていたなと思ってしまう。

畑中さんのちゅーは色っぽさより勢いという感じもありますが、
若さといいますか。まっすぐで愛おしいよ。
たぶん、そう存在しているのだと思うし。
その居方が、ラストまで気づかせないのだとも思うし。

腕を触りまくる二人の仕草。
必ずどこか触れている密接度に、
やんらしいーなーというか。
意地悪だなーと言うか。
頬をなで見つめ合う時の表情は相手しか見てない二人の世界で、
ローブを着て膝に座ってる姿とか、
容易に想像出来てしまう。
二人とも鈍感で無防備でタチが悪い。
その時々の妹と父の嫉妬心とか。

後半の方で妻が、受け入れられず、
キスしそうでしない時の、
ぽかっと空いた間というか、
あの時の二人の間のパカっとというか
真空というか、溝というか
あのするりと脱力の間がとても好きだな。
それから背中から抱きしめる時の、畑中さんと彼女の骨格の違いが見える構図が色っぽくて好き。
弱ってて甘えるだめだめな男っぽさが出ててすごく好き。

追い詰めらた彼が思い描いていたダンスは
はじめての時の二人の思い出だと思ってたけど、
ひょっとして最後にこーしたい、ああしたいと思い描いていたのに、妹きたよ。ってとこなのかしら。

手を取る相手が擦り変わる時のアランディールの表情を見られてないのですが。
妻が去り際に一度足を止め背を向けて歩いて行く姿も象徴的だなと思ったり。

象徴的だと言えば、上手後方上部に居たりする人や、影絵的に居る人々は何を表しているのか。
なぜそこでカンパーイなのか。
怖いわ。ハレルヤなのか。

アランディールの、どこまでも自分を信じられるこころ。
彼女が自分を信じてくれると、この状況でもあそこまで信じられるんだなとか。
彼女をころせる。ころせるくらい愛してるって言うところ。
実はすごく、うらやましい。
そんな風に思われる彼女が。
それから、妹が彼に愛してるって言うところもうらやましい。
あんな風に好きな人に好きって言えるのがうらやましい。
今日は特にようやく言えたって思って
彼女に寄り添って気持ちがあふれそうな感覚になった。
でも、そのすぐあと、道筋誤っちゃうけどさ。
なんで、そこで間違っちゃうのよ妹よ。
姉と同じ視線じゃ負けるだろう。
受け入れるから真実のことを話してじゃなく、
あなたのことを信じてるって言えたら、
一緒にしねたのにって思う。

妹によくじょーとかさ。そんなこと言っちゃうところもさ。
正直は美徳でもなんでもないわよ。相手を惑わせて悩ませるだけの言葉をぶつけるなんて。
自分が救われたいが為の逃げじゃないか。
あの時の彼は妹が自分を好きだとわかってた気がするんですけど。
キスの言い訳もさ。言い訳してるしさ。
頭引き寄せられてないよね。
うつくしいキスだったと言うのなら、本当にそう思って揺るぎないなら。
でも後悔してない。その強さがすごい。

彼の言葉で、切ないなー思うのは、
彼は死にかけていた。そのことをみんな忘れてる。
彼の未亡人も言っている、
あの人は死んだんです。
すごく大事なことだと思うのに。
それなのに、亡くなった人のことについて何も語られない。お悔やみもない。
あの未亡人がお風呂発言のあと、妻に何を言いかけたのか気になるなぁ。
お風呂と言えば、アランディールが指輪をなくしたのが浴室、というのも
何かの符号の様で気になるなぁ。

世間と実際。
これだけかけ離れてるのかと、ラストシーンを見ながら思う。
彼を抱きしめている、その姿をいつまでも見ていたい気持ちになる。

ああもう。ひたすらだらだら書いた。
明日はもうラストだ。
ともかく、昨日までの感じたこと書いて空っぽにして、今日のキスを受け止められるだけ受け止めたいなぁ。
ホントによき舞台です。

再びのキス。

2018-01-19 | 畑中さんのこと。

うーむ。
口惜しいが確かに美しいと思ってしまった。


それは、最初の方の新聞がぽつりとおかれてるシーンだった。
とても印象的な美しさだった。
これから巻き起こす諸悪の根源がそこに。
あれ、畑中さんが雨よけに使ってた新聞だろうか。さっきまで、自分の助けになっていたものが、敵にまわる、ポイントのようかなと思ったり。

それから上手の、後方上部に傘さして二人が立ってるシーン。
あれ、一人は畑中さんなのわかってたけど、もう一人がよく見えなくて、不確かだけど。
これは恋人同士の、二人かなぁと。
畑中さんだけど。アランディールではない誰かと、彼。たぶん、二人とも、もういない。気がする。

今日は、キスがわりとギリギリまで、見える位置だったのですが、彼は何かを言っていたな。
ホントに寸前まで見えて。ドキドキした。
きれいだった。
そこからの、暗転。
たぶん想像させる為の、暗闇と思ってたので、あってたようだ。
観客は新聞を見て興味を持ち、彼について語る人々だ。だから真実が見えていない。見ていないから。
本当に何があったのか、想像するしかない。

赤いドレスの女。
昨日は会社の同僚が振られてつきまとってるのかと思ってたけど、今日は、彼女は悪意の象徴かなと思った。
もしくは興味と、それにまつわる意地の悪い善意。疫病神のように、彼に寄り添い離れない。

アフタートークで、挑戦的と言っていたのがわかる気がする。印象的なものが散りばめらてるとも言ってた。頷きます。

2度目のせいもあるだろうけど、昨日よりとても良かった。台詞が私の中に響いてきて、より内側に感じた気がする。

妹の方が、近いから彼の嫉妬を感じられたのかな。
やっぱり彼女を拒絶する彼は嘘は言ってないと思う。今日は彼を疑って疑って見ようと思ってたんだけど、見られなかった。

畑中さんの台詞で、疑問というか。
それが彼の性格という下りなのかもしれないけど、なんで、おやすみなさいに対しての返事がないことに、あんなに拘るのか。
あれ、無視して帰っちゃえばあんな取調なかったのにって思うけど、名前や住所書いちゃってるから一緒か?

それにしても。
結構脳内妄想補完するしてたな。
あれ、こんなんなかったやーん
と、思いました。

アフタートークのフランコの言葉。
今日のみなさんの中から掴み出すものがちょっとでもあれば。なくても全然大丈夫。
メモ取ったけど、まとめられるかわかんないけど。まとめられたら、いいなぁ。

大家さんの感謝の言葉と。
稽古場のスペシャルなエピソードと
クレイジーとノーマルのダンスと
畑中さんの質問に答えてくれてるけど答えてくれてないフランコさんとか。
面白かったですよ。
畑中さんのサンダルかなぁ?
あれもかわいかったなぁ。
って、それで終わるのかい。

また。明日。
見て考えてぐるぐるするのも好きだけど
もっともっと、ただ感じられたらいいなぁと思った2度目の、アスファルト・キスでした。


追記。
彼が小さいころから知ってるの違和感。
彼の背景が全く出てこないことかなー。
あと。人のものになって、急に惜しくなったの?
姉と妹、みっつちがい。
子供扱いするから、どれだけ離れてるのかと思ってた。
ブラジルかー。

一晩たっての、アスファルト・キス。

2018-01-19 | 畑中さんのこと。
一晩たってのもやもやをめもってみる。

あの人は夢を抱いていたのかもしれないと思うのだ。
たった一度、
自分が死ぬ間際に、その瞬間に。
彼にキスしてもらうという淡い期待と
そしてとても強い願いを。
それが、裏切られた瞬間だったのだ
あのキスは。

自分が死ぬ時にというのが叶わないのならば
彼が死ぬ時を選んだのかもしれない。
とても歪でいとおしい感情だ。
片思いを長く続けているとあの人に寄り添いたくなる。

彼が正しいとすれば、
たぶん、あの人の恋人は彼にとても似た誰かで
別れたか姿を消したかしていて
彼はずっとその恋人を探していて
だから彼の周りに現れていたのかもしれない。
最後の時にそのまぼろしのように、
恋人に似ている彼がいて、
キスを願ったのかもしれない。

わからないのは、妻だ。
なぜそのキスを美しいと最初に言ったのだろうか。
どこにキスをしたのか把握してなかったのか?
父は指で唇を指しただけだったが
でも、キスをしたことは伝わったはずなのに。
オープンなのねーと思ったら一転したので
気になるところ。
新婚一年で子供ができるのがあまりめでたくないという
そこにちょっと驚いた。まだ気づいてない何かあるのだろうか
あるのだろうな。
お金を借りに行く時に、彼が父になんと言って電話をかけ
誘い、一緒に行くことになったのか。
その時の父の心境を思うとなんとも。
小さい頃から知っている彼。というのが実はとても違和感があった。
そこだけ浮く感じ。その自分の中の違和感の正体も見極めたい。

妻はあの後どうしたのだろうか。
警察と新聞屋は彼女の妊娠の事実は困るのだ。
だからあんなことをして
なかったことにしたかったのだろうし、
もう一人の女性、未亡人にもきっと、
同じことをしたのだろうと思う。

彼が正しい人だとするとこれは
暴力の話になってくる。
警察とマスコミとまわりの人々の歪んだ愛情と好奇と無関心によって
これはとてもとてもひどい話なのだ。
それを美しいということに自分の中でためらいというか
抵抗があるみたいなので
また違った角度から見てみたいなと思う。

アスファルト・キス。

2018-01-18 | 畑中さんのこと。
昨年のまとめも終わらないうちに
今年の新作来てしまいました。
アスファルト・キス

初日観てきたー。
明日も見るので雑感まとめ。



うーむ。
確かに衝撃のラストであったな。
それが、わかる
ほんのちょっと前に
気付かせる感じでよかった。
まぁ、わかる人にはわかってたのかもしれませぬが。私はわかったの、直前だった。
これ多田さんだったら、なんかある意味納得しちゃったので、なるほどな畑中さんでした。
畑中さん故の衝撃性。
失礼かしら、ごめんなさい。

チラシの内容から見るに、
新聞記者なんでしょ?
謎を追っかける側なんでしょ?
と思っていただけに、
先日ツイッターにてチラ見せされた
稽古場写真を見て!
あれ?あらら?
ひょっとしてする人?
する方の人なの?
謎の方の人?
と、喜んでましたら。

おおお!
きた!
ちゅー

直前の暗転に、おーい。
って、なりましたけど。
そのあと、結構ちゅーありましたな!
でも見たかったのはさっきのちゅーなんすけど!
でもって、謎に翻弄される人だったな。
いや、彼にも謎は残ってるけど。
彼女を拒むところみて、なんとなく信じちゃったけど。その前に結構際どいこと言ってたわね。
この人どっちなの?

で。
本日の感想は
みんなが彼を好きで
拒まれて
憎んでいるのね?

でした。

下手の方が表情見やすい感じ?

彼女のあのシーンは
りんかんで、あれは流れちゃったの?
それともこれは想像で、いないんだよ。
ってわからせるシーンなの?

春世ちゃんの赤のドレスシーンは
やっぱり彼に拒まれちゃったってことなの?
だから、虚偽の発言したの?

お葬式の時の彼女の泣き方
肩をしゃくりあげて見える動きが面白くて
素敵だった。

素敵だったと言えばダンスだ。
畑中さんと彼女のダンスは
今までにないタイプのダンスで素敵だった。
逆に
彼の会社でのもーそーダンスシーンは
踊らないのかーって思う面白い動きだった。
(役的には踊るわけないシーンなんですが、動きがホントに面白くて。畑中さん踊らないの残念て意味で)
文字の羅列?横に流れてた。
新聞とかタイプライターの動きだろうか。

傘の雨のシーンは後ろの方がきれいに見えそうだなと思ったり。

もーそーと言えば未亡人の
お風呂発言が一番衝撃だったかな。
それが、彼だったかどうかはともかく、
一瞬畑中さんで想像してしまった。
してしまったのよ。

言葉の力はすごいな。
そしてあのキスは
確かに許せない。
だが。
そこに至るまでが見つけられなかったので
また明日。

明日はトークがあるよ。
どんな話が聞けるのか楽しみだね。



追記。
キスの直前で暗転なのは
みんなが見ていて嘘を言ってるからなのか
本当の事を隠したいからなのか。
考えながらみてみよう。
多分これ、映像化しないよね。
してくれたら嬉しいけど。

さらに追記。
この舞台のキーワードのような
美しい舞台という言葉がどこにも入ってないわね。視点がダメすぎるだろう、私。

そうでした。確かに美しい舞台でした。
ワンツーワークスさんは全体の構図で美しい絵を見せるのと赤を印象的に見せてくれるのが上手いなと、まだ見てるの二本目だけど思ったり。
でも、これもうちょい後ろで見て堪能した時に改めて。

白のセット。
私が一本だけ見てる
古城さん演出の
セゾンドメゾン〜メゾンドセゾン思い出してた。
あれも衝撃だったなぁ。
これもワンツーワークスさんだったようだ。