湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

畑ぼん#07

2014-10-10 | 本のこと
「畑中」なる名前が登場する本に出会ったら、
メモ程度に書いておこうシリーズ。
久々に遭遇。

「増山超能力師事務所」誉田哲也著。

世間に超能力が認められてる世界。
超能力を使って探偵もどきのお仕事している事務所を中心に
持ち込まれた依頼やらなんやらを超能力を使ったり
なんだりで、解決していく話。かな。
語り手が代わるので最初の呑気な話から入っていくと
最後の話が結構重い。

今回登場する畑中さんは女の子。
畑中葵ちゃん。

Chapter6の「面倒くさいのは同性の嫉妬」

増山事務所の超能力者(二級は受検したもの落ちてる)の明美ちゃんが
小学校からの幼なじみの純一くんに頼まれて
純一くんの仕事場の後輩である、畑中葵ちゃんがイジメられているかどうかを探る話。
話題に出て来るだけで本人登場しないけど。

小柄で可愛い子。髪伸ばしてて、後ろで一つに括ってる。らしい。

それにしても明美ちゃん。見た目だけでなく中身も侮れない子だわ。

「無伴奏ソナタ」のおもひで。

2014-10-07 | キャラメルボックス辺りのこと
賞賛でなくねぎらい。
がんばったね。えらかったね。
おかえりなさい、クリスチャン。
大森さんのお母さんな笑顔。
抱きしめてあげたい。
椅子に座らせて、前掛けを掛けてあげて
かぼちゃのすーぷを食べさせてあげたい。
そんな風に感じる笑顔だった。
素敵な音楽を作ったとかでなく、
その人生から逃げなかったことを
逃げずにがんばったことをほめてあげたい。
そんな拍手。
こときれ。

リスナーの苦悩?
余命いくばくかとか
もしくは耳の聞こえなくなる病気とかで
時間がなかったのだろうか。
彼は待てなかったのだろうか。
クリスチャンが自分で次のステージに上がるまで。
暗いよくぼーが燃えている。
今後たとえ耳が聞こえなくなっても、彼の記憶の中に
クリスチャンの音楽が鳴り続けているのかもしれない。

クリスチャンの音楽について。
禁止されたのだろうか。

両親はそれを知るのだろうか。
たとえば、政府から連絡がいくのだろうか。
もしくは、演奏を禁止されて、知るのだろうか。
会いに行くことも出来ず、
クリスチャンの音楽を奏でる喜びも奪われるとか。
何も出来ずにもどかしい思いでいただろうなと思うと
最後の大森さんのお母さんの笑顔がなんだかもう。

聞くことは禁じられていない?

ウォッチャー、右手ということは弦ものかな。
なぜ、目。

かえる。

赤福。

黄色はクリス。

照明迷子。
2.3回彷徨ってるライトがあった。

前説のフライング拍手。
携帯のチェックをお願いのところで、
携帯チェックありがとうございますのところで。
あともう一回くらい。
なんというか、客席の期待感がすごい。

挨拶ももこさん。客演紹介危うく。
盛り上げ畑中さん。

自分にしかわからない、ちょーメモ。
あとでまとめられたらまとめる。
あと、台風と鈴鹿サーキット。
それから前日の電車で向いの席に座ってたクリスチャンな手の人。
三重。

「無伴奏ソナタ」再演。

2014-10-02 | キャラメルボックス辺りのこと
「無伴奏ソナタ」再演ですよ。再演。
2年前、グローブ座で見て、あっという間に心かっさらわれ、
神戸公演まで観に行って帰って来た途端風邪引いて寝込んだ公演ですよ。
(風邪関係ない)
楽しみだけど、観るのが正直ちょっと怖かった再演。

たぶん今回のもいいんだろうけど、
前回の感動を越えなかったらどうしようというか
期待値が高すぎてがっかりしたらどうしようという
なんともしょうもないことをぐだぐだ思っていたのですが

再演よかった!!!
ただだだーん!!!(多田だ、だーん?)

一回目は初演との違いに目が入って
二回目でちゃんとシュガーと向き合って
三回目で本当に見てよかったーーーーーってなりました。
(遅い)

最初のハンドベルは初演の方が今でも好きかなと思うけど
多田さんの音が鳴った時にきゅんとした。
畑中さんは「あかいめだまの」の「あ」なのかなと思ったけど
今回は星めぐりのうたでもなかったのかな。

今回の畑中さんのワタクシ的ピンポイントは
ジョーのバー&グリルのビール飲む時のほっぺ。でした。
ビール口にしたときふくらんでるのがすき。
角度に寄って見えないんだけど、見える時は注視してた。

ポールは全般的に大好きです。
最初の登場の鼻持ちならない感じも、
2度めに登場のクリスチャンを心配して焦ってる様も。
最後に登場のレコーダーを受け取った時の驚き、落胆
やり切れなさ。淋しさ。
クリスチャンが振り返る時の視線。
や、ねぎも、ダンスもかわいいっすよ。
ダンス。素敵でしたね。微妙に重たそうなのがこれまた。
彼の5年間。
本当に本当にクリスチャンのことを心配して案じて
大切に思っていたのだろうな
身体は大丈夫なのかって入ってきた時の勢いがすごく好き。
彼はこの後もこの仕事を続けられたのだろうか。

キースはえーと、微妙だった…。腕というか上半身が。
Tシャツは初演の黄色のポテトな方がかわいいのにーと思ったけど
黄色だとますますぽにょるからか。
それともケチャップ会社のドライバーだから赤なのか。
(左東さんの胸にデルモンテっぽいマークが見えたので)
二人の視力検査は健在でよかった。自己紹介のキースの発音が変でかわいい。
しかし、この人の性格が今一つわかんないんだなぁ。きゃ。も含めて。


そして執行するひと。
メイカーの助手のひと。この人の動きがきれいで、見惚れますね。
やってることひどいんだけどさ、
仕事に対して丁寧な動きをしてるというところが、
すごく好きで。
指先も足先も顔の角度も物腰が徹底してるのが怖くてつい見てしまう。
この人も黒っぽい服を着ているので、何かの罰でこの仕事についているのだろうか。
もし彼がこの仕事が向いていると言われたのならきっついよなぁ。
同じく再教育センターの人々も今回は黒服だったのもそういう色分けかなと思ったり。
ここも初演の白衣の方が色も鮮やかだし分かりやすくて好きだったんだけど
この人達も黒っぽい服ということは、最適な職業でなく罰として
ここにいるのかなとか、とかとか。
帽子を取って、一瞬懐かしい人の顔がのぞく、母の顔が、オリビアの顔が
そして無情にも帽子で隠されるこのタイミングというか、手回しのよさというか。
外す人(樹里ちゃん?)から被す人(畑中さん)に手渡され、
オリビアにクリスチャンが気付いたような瞬間にさっとかぶして見失わされる。
無情で苦しい。クリスチャンの苦しみがクローズアップと言う感じ。
前回は翻弄と言う感じかな。DVD見てみよう。
クリスチャンには思い出せる面影というのが極端に少ないのだなというのも
さびしくもある。

さとうきび畑のシーンになってからは
ほぼ、クリスチャンに釘付けで。畑中さんのハーモニカも楽しいけど
歌に聞き入るクリスチャンのあの嬉しそうな顔。
ぽかんとからっぽのような、それでいてなにもかもに満たされてるような。
歌い出すところでは「ペリクリーズ再び」と思わずにいられない。
初演の時はちらっとだけ再結成してくださいましたな。
またやってくれないかな。前説とか。ホントはライブが見たいんですけどね。
二人の歌声が聴きたいんですけど。いつか。また。

そしてラストは畑中さんの派手なギターで歌う「シュガーの歌」
ラストの生歌から音源に変わるところでは
客席でもちっさい声でこっそり一緒に歌っちゃってます。
喝采のシーンは3回目の時に拍手したいタイミングで
拍手を贈れて嬉しかった。
2回目見た時はあんまり泣けて拍手どころじゃなかったので。
彼に拍手がしたいのだ。
この芝居は客席に人が座って完成する舞台というのを強く思う。
他のどんな芝居よりも、同じこの空間で彼の言葉を彼の歌を聞き
たくさんの拍手を届けて、歌を口ずさみながら帰るの。
空の見上げて。風を感じて。
そう思うと辛くても、も少し頑張れるよ。
クリスチャンを思うと少し胸が苦しくなるけど。
本当に、なんて苦しくて、なんて幸せなのだろう。
喝采の場にいる二人のメイカー、二人のウォッチャー。

いつかまた、再演して欲しい。次はもう少し長い期間。
見られなかった人は今度こそ見られるといいな。
そう願ってしまう。

それからジョーにも静かな眠りが訪れますようにと願います。
彼の悔いはどれだけ深いのだろうか。
クリスチャンのいなくなった店で、客も来なくなった店の奥で
独り酒を飲み続けて身体を壊してしまうんじゃなかろうかと思ってしまう。

小多田さんの最後の役。
クリスチャンに「自由です」と言う、
「会いに行ったら」と告げる声がやさしくて泣ける。

声が聞こえなくなった時のクリスチャンの台詞の字幕なくなってて。
なくても全然平気だった。これって結構すごいと思う。
あの小さな声を会場全体の人が聞き取ろうと耳を澄ましている、見守っている。

そして。全然本編とは関係ないですが
誰が彼の指を10本全部切り落としたのか。と言う台詞の時に
畑中さんが舞台上にいるので
つい、その人です。
と指さしてしまいたくなる。なるなる。
ならないよね。すみません。