湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

東京初日の前編。

2011-03-31 | 夏への扉のこと
大阪楽から1週間。
なんて待ち遠しい日だったことでしょう
でもでもでも。
大阪で見たことで逆に眠れない日々。
どうにも夜眠れない。
いろいろネットチェックしまくりで
寝不足で寒くて、風邪ひいたり…
これからなのに何やってんだか

そしてさらに。
この日は諸事情で家族総出で築地まで出かける羽目に…
初日の開演前とあって、ワタクシかなり気もそぞろ状態。
正確には弟と父、母がいればいいんだから私がいなくてもと
思ったんですけど。父母の道案内的役割で同行。
荷物持ちとか、まぁそんな感じでした。
そして諸々の用事を済ませ、築地で寿司を食し。
有楽町駅まで父母を送り届けて改札のところでお別れ。
これで自由。もうお楽しみ時間。
うきうきと劇場に向かいました。

3/5(土) 19:00
土曜でも初日だから夜公演のみ~。
エレベーターで3階まで。ルテアトル銀座。
ここ、たぶん前回来たのは上川さんの「イットランズインザファミリー」以来。
初日の客席に高橋由美子(らぶ)を見かけて大喜びした会場。
その前は劇団新感線の「花の紅天狗」かな。
生で高橋由美子の歌声を初めて聞いて涙した会場だわ。
3列目だったんだよな~。マイ・アイドルです。
コンサート行かなかったこと未だに後悔してるよ。
あと、やっぱり迷子になった会場。
今回は大丈夫でした。

サンシャインと比べて当日券の並ぶスペース少ないなぁ
ロビー開場されるまで、トイレがなくて不便。
結局無印良品あたりに戻って時間潰してから会場にまた向かったのだった。
ロビーでグッズを眺めるも、買うのは明日でいいやーと見送り。
客席へ。

今回は友達と並びのお席。
キャラメルでいつも一緒に行くA嬢以外の人と観るのは
ほとんど初めて。

確か初日は前説映像でも拍手が起きてた気がする。


大阪、楽。

2011-03-30 | 夏への扉のこと
昨日のマチネと同じくらいの上手端、
でも3列目! という嬉しいお席で観劇。
なんと、2列目の方々(2人)がいらしてなくて
フラットな床にもかかわらず、見易いままだった。
らっきー!!

始まってすぐ、上手のテーブルに移り
スコッチとジンジャーエールを注文する時には
すでに酔っ払いの目になってるんだなぁと

ちゃきちゃきのカウボーイ…
あんまりどうと言うことはないんですが
東京辺りで変わらないかなと思ってたシーン
変わらなかった。
同じく、マクドナルドとモアイもそだな。
もうちっと。言い方? うーむ。

それはさておき。
ベルに注射を打たれて言いなりの状態でしゃべる声が
昨日は後ろの席だったにもかかわらず
ちゃんと聞こえたなと。
どういう発声してるんだろう。
やはし、腹筋?
さらに注射を打たれて、
「なんだ、今の?」だっけか
正気に戻る時の声がすき。
あのトーンの違いが、好き。

そしてこの日のダンスのシーンで
畑中さんのシャツの袖のボタンが
外れているのに気付いたりしなければ
後々袖チェックをあんなに毎回しなかっただろうに。
なんてなことを思ったり。

ただ、もう。
ダンスの時の心情あふるる笑顔を
近くで見られたから、いいや。
なんかもう、この時から胸いっぱい。

上手の席だと
下手側のあれこれが見えないなぁ。
プロポーズも下手向いて言うなぁ。
いいなぁ、下手と
思いつつ。

左のお尻のポケットに四角い何かが入ってると
思ってたら身分証明書だったね。
というかお尻の辺りまで汗がすごい。
ほんっとに凄い運動量だろうなぁ。

楽の挨拶を仕切るのは大内さん。
覚えているのは杏那ちゃんのハイヤードガール。
尊敬する人、ダイソン。
じっきーが高いとこ苦手なのに
高いところからの登場、東京までに慣れたいとか。
多田くん。舞台上で本物のコーラを口に出来るなんて。
でも飲んだ後台詞をしゃべるのが難しいとか。
畑中さんは妹さんが見に来てた時の感想。
汗だくすぎて…っていう話。
それは、まぁ。確かに…。

〆は筒井君。
しゃべり損、のあのポーズで決めてた気がするのだが
というかそれしか覚えてないかも。

終った後は
帰りもぷらっとこだまだったので
速攻劇場を後にしました。
名残惜しかったなぁ。

2度目の観劇。

2011-03-30 | 夏への扉のこと
夜の回は当日券で観劇。

キャンセル待ちしたものの、生憎
前方のお席が売り切れてたので
どうせならと一番後ろの正面あたりを選択。

ここで観ておいてよかったと思ったのは
ラストのシーン。

ダニィが正面を見上げた時に
他の出演者がみんなちょっとづつ扉を開いているのだけれど

その光のバランスが
後ろの方から観るとすごく、きれいだったのだ。

よいな~。

ダンスも全体を見るのもいいものだ。
前の方だとやっぱりどうしても
畑中さんしか見られないしね。

そして何も大阪の地で、今買わなくてもと思いつつ
トーク&フォトブック購入。

というのもマチソワの間に
今回衣装協力してくださってるという
ゆないてっどあろーず、に
衣装を見せてもらいに寄りました。

じっきーのワンピースはどうにか見せてもらえまして
(結構待たされたましたが)
ああ、すっげ、細くて短い…

畑中さんのシャツが気になってたので
メンズの方にも寄りましたら
まったく意味がわからない、という対応をされました。
しょうがないのでトーク&フォトブックを持って
翌日再度寄ろうと思ったのです。
その為に買いました。
ええと。それはまた後で。

2回目、見て。
改めてすごく、好き。
と思いました。この舞台。

特に、ダニィが。
挨拶はももこさん、Wで畑中さん
今年はこの舞台からスタートとか、
関西出身なので大阪で演れて嬉しいみたいなこと言ってたかな~

マチソワの間。

2011-03-30 | 夏への扉のこと
マチネ終演後、会場外にでると
東京のお知り合いの友達がきていて

今観た感動を分かち合おう!とばかりに
飛びついて行ったんですが
向こうは今、着いたとのこと
じゃあ夜公演見るのかとおもいきや
明日の楽のみという。

うううん。そういうものなのか
ここまでくるなら観ちゃえばいいのに
とかつい、見たがりの自分としては思っちゃうんですけど。
スタンスは人それぞれ。

そして大阪の友達が観に来た私に会いに
会場に来ていてくれてので
ホテルに荷物預けた後、
お願いして大阪駅までの行き方を教わる。

これであしたはだいじょーぶー。
地下を通ればこんなに簡単だったなんてな…。

結局道を行き来してるうちに
ソワレの時間が近づいてきて
軽くサンマルクカフェで腹に詰め込んだ後
私だけ劇場へ。

どうもありがとう。
おかげで落ち着きました。
おいしいものが食べられなくて残念だったけど。

夏への扉。2/26 14:00

2011-03-29 | 夏への扉のこと
初めて見る「夏への扉」の舞台。
舞台上には扉がいくつも並んでいる。
来る前にネットでちょびっと見てしまっていたので
やっぱり見ないで楽しみにとっておけば
良かったなと思ったり。

席は上手端の8列目くらい。

期待で胸が膨らんで、わくわくしていたので
前説映像の終わりに
「ただいまより開演いたします」の言葉に
拍手なしで始まることに、物足りなさを感じたりした。
やはり生のひとが言わないと拍手なしなのかなと。
今回の前説映像は
出演していない岡田達也さんと井上麻美子さん。

暗転後、正面階段の上に畑中さん登場。
まず髪形に驚く。
なんであんなに膨張させてるのだろう、とな。
ゆっくり降りてきて紡がれる台詞。
夏への扉がページをめくるように
始まる

あまりに不自然に大きいボストンバックに
あそこからピートが登場するのねと
登場前から想像できただけに、
私はあの登場はあんまり驚かなかったんですが
出入りはあの大きい身体でよくも楽々ととは思いました。

ジンジャーエールを飲む猫。
西川さんの電話。
初舞台の小笠原君の登場に嬉しくなり、
ハイヤードガール(人型)に和み
畑中さんの車に乗り込む姿にちょっと「死に神の精度」を思い出し
リッキィの曲がかかると台詞よりも音楽に耳を奪われ
ピートの大活躍よりも前に倒れているダニィに見入って
網戸が裏口になってて、
ベルがほんっとに小気味いいほど嫌な女で
つうか岡田さつきさんのお年を考えると
かわいらしい小悪魔っぷりに感嘆して、脚の美しさも
尖らせた赤い唇も、爪を見る表情も小娘にしか見えなくてすごい。

ダニィが薬を撃たれてベッドに倒れた後に始まる曲。
びっくりした。
よくもこんな曲を見つけてきたなと。
ストレートな歌詞と走るメロディー
一度聞いたら忘れ難い曲だった。

ピートが連れ去られたダニィを見送る時に
いくつもの扉が開いて空っぽなのを見せる。
舞台上台詞としては出てこないけれど、
ピートが、ダニィに捨てられたと思い込んだまま
のシーンのようで切ない。

そして下手よりの高い位置の扉が開いて、
ダニィがっ
笑顔で駆け降りてきてピートと見つめあい
ダンスが始まるんですが
これがもう、
映像残らないなんてーって喚きたくなるくらい
かっこいい。というか笑顔が。
もう畑中さんしか見てなかったんすけど
うわーん。すきー。

そこから先はジェットコースターのような
急展開の連続で。
勤勉ビーバーのロボットちゃんな動きに見入り
年老いたベルの膝に見入り
だってちょっと曲がってるだけでさっきと同じ人なのに
ちゃんと老女って感じなんだもの。すごい。

ヌーディストクラブはさすがに無理だよねの
柔道着で登場。
いーよなーサットン夫妻。

そしてラストの
あの台詞。

本当に見られてよかった。

終演後ロビーの加藤さんとちょこっとお話。
前の方が長々と話されていて
夜も見るから夜でも~と思ったのだけど
私は加藤さんと話すのに結構勇気がいるので
勢いのある今しか無理ーと思って、待って
見られて良かったですと、サントラ待ってます。
だけ告げて会場を後に。

ああ、本当に見られて良かった。
見に来て良かった。

夏への扉への道

2011-03-29 | 夏への扉のこと
まずは大阪公演。

ぷらっとこだまで大阪へ。
乗り遅れると、とほほなチケットなので
前日からきちんと起きられるようにと前日は早寝。
何しろ二週間前のライブで神戸行く時
うっかり目覚まし12時間間違えて危なかったので

そして
思えばここから後悔しっぱなしだったな
初日が平日地方だったから諦めてたけど
どうにかして行けば良かったと何度も何度も思っていた。
世界で一番最初のいちばんの舞台に。

新幹線が新大阪に着いて、JRに乗り換えて大阪駅へ
駅から5分と書いてあっても迷子名人の私としては
迷うだろうなとは思っていたので、迷う時間も想定して
開演一時間前に着くようにしていたから
ばっちりだろうと思ってた。

間違いでした。

迷って人に聞いて、わからなくて人に聞いて。
ようやく会場にたどり着いたのが開演10分前。

朝家を出る時に寒くて一端着替えに戻って厚着して
着てきて良かったと思ったのは東京駅を出たところまでで
大阪に着いたらなんなの、この陽気は!
という暖かさ。当然ダウンは脱いでましたけど
汗だくで劇場入り。

なるべく身軽になって
劇場スタッフさんに荷物を預かっていただいて客席へ。
そしてしばらくしてすぐ後悔。
冷えてきた。ダウン預けるんじゃなかった
ということがあったのでこれ以降の観劇は
常に膝にかけて見てましたけど。

でもどうにか見られた。

そもそもの夏への扉。

2011-03-29 | 夏への扉のこと
原作は、
あのとか
有名なとか
そういったたぐいの
思い入れ深い人は見るのはちょっと
と思われるような
SF小説なわけなんですが。

私は好きな役者さんである
畑中さんが主役!!! というのを知ってから
舞台の始まる少し前に読みました。


キャラメルボックス2011スプリングツアー
『夏への扉』
原作 ロバート・A・ハインライン
翻訳 福島正実(ハヤカワ文庫刊)
脚本・演出 成井豊+真柴あずき

■大阪公演
2011年2月22日(火)~27日(日)
サンケイホールブリーゼ


■東京公演
2011年3月5日(土)~27日(日)
ル テアトル銀座 by PARCO


■CAST
ダニエル: 畑中智行
ピート: 筒井俊作
リッキィ: 實川貴美子
マイルズ(他): 大内厚雄
ベル(他): 岡田さつき
ジョン・サットン(他): 西川浩幸
ジェニイ・サットン(他): 坂口理恵
チャック(他): 多田直人
マクビー(他): 渡邊安理
ハイヤードガール(他): 稲野杏那
勤勉ビーバー(他): 林貴子
万能フランク(他):森めぐみ
製図屋ダン(他): 小笠原利弥

http://www.caramelbox.com/stage/natsutobi/index.html

覚えておきたいので。

2011-03-29 | 夏への扉のこと
今回の観劇日記をできるだけ
書いておいてみようと。

チケットを取ってから、
大阪行きを決めてから
あまりにも楽しみで

楽しみすぎて
見に行けないような気がしていた。

私の見に行く少し前に
ニュージーランドで大きな地震があって
日本も来るかもと思ったこと。
少し前から母が出歩きすぎてて
疲れて倒れたりするんじゃないかと思ったこと。
私自身も風邪を引きそうになったり

何かが最悪のタイミングでやってきて
見られないんじゃないか
と思っていた。

でも見られた。
嬉しかった記憶を残しておこう。