なぜ、精密板金加工と言う言葉を使う様になったのか、についてです。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
板状の金属材料(板金)を使うのであれば板金加工と言う方が分かりやすいと思いますが、我々は自社の事業について紹介する際「精密板金加工」と言う言葉を使います。
異業種の方に「板金加工」とか「精密板金加工」と言うと大抵「車の修理ですか」と言った様な話の展開になります。まだまだ精密板金加工も含め板金加工全体の知名度は低いのでこのブログを通して多くの方に知って頂き少しでも知名度が上がって行けばと思います。
さて、これは諸説あるかと思いますが精密板金加工の語源について私が以前に聞いた情報としてお話します。
その当時、日本国内外でシェアーを誇る加工機メーカーが自社の持つ多種類の加工機を効率良く売って行く為の手段として加工機をそれぞれの性能により分類したところ3つのカテゴリーが出来それを便宜上分類した名称が製缶板金加工、一般板金加工、精密板金加工、だったそうです。
そこで、板金加工を事業としている会社が自分の会社の設備や得意な分野を手っ取り早くお客様に理解してもらう手段として自然発生的に製缶・一般・精密を板金加工の前につけて使う様になったと言う事です。
▲ 精密板金加工製品例です 精密板金加工で作られた板金部品を使い組立てた筺体(ケース)です
▲ 精密板金加工の薄くて小さいシンプルな製品例です これよりずっと小さくて複雑な物も加工します
▲ 精密板金加工の製品例です 手の平サイズの筺体(ケース)です
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