精密板金の丸井工業ブログ

精密板金加工の会社を経営。丸井工業を例にして皆さんに分かり易く精密板金加工を紹介するブログ-精密板金の丸井工業ブログ

昔の加工について

2008年08月01日 | 精密板金 歴史
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


【 精密板金加工 】“昔の加工”についてお話しします。

さて、今日から8月に入りました夏本番です!

先日にひきつづき私が見聞きした少し昔の作業風景にタイムト
リップです。

子供の頃の工場の中は灰色やら薄緑色やら黒い金属の色がそ
のままといった加工機が並んでいたのであまり興味が沸く様
な場所ではありませんでした。
(工場内には“入るな!“とも言われてましたし)

現在の工場内はとてもスピード感がありますが、その当時の
工場は独特なリズムというか時間の流れの中で作業が進んでい
た気がします。
「カッツン、カッツン」と小さなプレスのカムの音に混ざり
「ドン!」という“ケトバシ”の音が響いていました。

やはり殆どが手作りの加工が多く、“ケトバシ“と言う道具が
ずらっと並んでいて作業者がそれを使って加工をしていました。

もともとそういう名前の道具なのか使い方から来た呼び名なの
かは知りませんが現在でも“ケトバシ”は十分に活躍している
道具です

“ケトバシ”はケトバシの前に座って足元にあるバーを足で
蹴飛ばします、蹴飛ばすと上から金型が下がって来て、その下に
ある板金を切り抜いたり、曲げたり、絞ったりと蹴飛ばす力加減
を調整して製品を作って行くのです。




関連 丸井工業株式会社
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昔の加工方法 | トップ | 当時の作業者 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

精密板金 歴史」カテゴリの最新記事