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金属板・縁に近い圧入加工

2020年04月16日 | 精密板金 技術
精密板金の丸井工業

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金属板・縁に近い圧入加工について。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

精密板金加工は、薄い鉄板・アルミ板・ステンレス板を使っていろいろな形の物を作ります。

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▲板厚1mmのアルミ板とM3スタットネジです ネジのフランジ部分が板に食い込み固定されます

組立を容易にする為に予め製品にネジを固定する圧入加工があります。

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▲ スタットネジの位置は板の縁から5.6mm 板の縁の変形が起こり始めるギリギリの位置

圧入する特性上押し込んだ時の圧に耐えるだけの余肉(材料)がネジの周りに残っていなければなりません。

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▲ スタットメーカーの推奨圧で加工 微量ですが板の縁は変形します(膨らみます)

板の縁からギリギリの位置にネジの圧入加工指示がある場合、メーカー推奨の圧を掛けると周辺が大きく変形してしまうのであえて余肉を付けて加工後に切断をするという方法をとります。

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▲ 板金材料の縁から2.5mmの位置に加工した場合 縁は極端に膨らんでしまいます

ネジに掛かるトルクを低めにする必要があるので、あくまでもお客様の了解を得た上での加工です。

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▲ 板金の変形を押さえる為に余肉(点線内の部分)を付けスタット圧入後にこの部分を切断して整えます

ネジを支える周りの板金が少ないので取れやすいことは確かです。できればこのような設計は避け頂けられた方が良いと思います。

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