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板金材料の縁にギリギリのカシメ加工

2014年07月29日 | 精密板金 加工
精密板金の丸井工業

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―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―

板金材料の縁にギリギリにカシメ加工をした場合についての紹介です。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

ビス(ねじ)やスペーサーを板金材料に直接取り付けるカシメ加工です。板金部品にビス類がすでに固定されている状態で配線や組立作業が出来るのでとても便利な加工方法です。しかし、板にビス類を押し込むという特性上押し込んだ時の圧に耐えるだけの材料がねじ類の周りに残っていなければなりません。どうしても材料の切り口からギリギリの位置にカシメ加工をしなければならない場合、メーカー推奨の圧を掛けると材料が変形(外に膨れる)してしまうので余肉を付けて加工後に切断をするという方法をとります。この加工はあくまで板金部品の体裁を整える為の加工なので、有る程度までのトルクでしか締めることができません。


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▲ 板厚1mmのアルミ板とM3スタットネジです 圧入するとネジのフランジ部分が板金材料に食い込みます


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▲ スタットネジの加工位置は板の縁から5.6mm 縁の変形が起こり始めるギリギリの位置です


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▲ スタットメーカーの推奨圧で加工 微量ですが縁は変形します(膨らみます)


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▲ 板金材料の縁から2.5mmの位置に加工した場合 縁は極端に膨らんでしまいます


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▲ 板金の変形を押さえる為に余肉(点線内の部分)を付けスタット圧入後にこの部分を切断して整えます


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