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ハーフパンチを使ったスポット溶接の位置決め

2011年09月08日 | 精密板金 加工
精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


ハーフパンチを使ったスポット溶接の位置決めについてです。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)専務の井手野です。

フロントパネル(操作パネル)の組立を板金部品単体から完成まで見てみたいと思います。

計測器や通信機など装置のフロントパネル(操作パネル)はスイッチやLED・表示部を取り付けるので、用途に合わせてその形状は様々です。写真の大きな部品がパネル本体でそこに板金部品をスポット溶接とアルゴン溶接(TIG溶接)によって取り付けていきます。このパネルの様にスポット溶接部品が多い場合は取付の位置を決める為にハーフパンチを使います。ハーフパンチとはNCTで行う穴加工の際、穴をあけきらない状態いわゆる「半抜き」で止める加工の事です。板金から飛び出した円柱状の出っ張りを取り付けたい相手側に加工したハーフパンチに差し込む事で位置が決まるので正確で早い作業が行えます。

写真の様に細かな同一の形状をした部品を製作する場合はミクロジョイントを使い部品同士を連結した状態で加工すれば効率も上がります。


精密板金 丸井工業 加工
▲ パネルと言ってもその形状は様々です 写真はサンプルに組み立てるパネルの部品です


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▲ パネル本体部分にはハーフパンチ凹が裏面からパネル表面に向けて加工されています


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▲ 上部に加工したハーフパンチ凸を パネル本体部に加工した凹に差し込み位置決めをします


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▲ 部品はスポット溶接・アルゴン溶接によって本体に溶接されています パネル裏面


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▲ スポット溶接の跡やアルゴン溶接の跡などをサンダーにより削り慣らした状態です パネル表面


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▲ パネルの表面には黒のメタリック塗装 溶接の跡は綺麗に無くなります


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