箱（ケース）の作り方もいろいろ

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箱（ケース）の四隅、底面から上までの部分を「立ち上がり」と言っていますがこの部分に着目してみました。

おはようございます。丸井工業（株）専務の井手野です。

日常生活の中で箱を意識して見る事など無いと思いますがたまに見てみると使用用途や材料によっていろいろな作り方がある事に気付き参考になる場合もあります。

板金で箱を作る場合、材料が金属なので接合部分は一般的には溶接ですが用途やコストによってその作り方も様々です。

立ち上がり（赤矢印）を溶接にした場合、丸井工業はこの様な溶接であれば自動溶接機で行いますが一般的には人が溶接や仕上げを行うので仕上がりは作業者の腕次第です、下の図の様に横の面に板金の合わせ目が出ても構わない状態であれば多くの溶接の工数を減らす事が出来て仕上がりも綺麗です。



▲立ち上がり（赤矢印部）四隅を全て手作業の溶接にした場合　溶接と仕上げは作業者の腕次第。



▲上の図面通りに作った箱　緑矢印方法から見ると周囲は全て曲げなので綺麗に見えます。（塗装前の製品）


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