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気ままに

大船での気ままな生活日誌

桐光の松井 夏終わる 

2013-07-25 21:59:52 | Weblog
昨日、雨天により順延となった、高校野球神奈川大会の準々決勝、桐光学園対横浜高校。本日、横浜スタジアムに行って参りました。

ぼくが行ってみようと思うくらいだから、試合開始の2時には、もう球場は超満員。もし、外野席も開放していたならば、きっと、そこも埋まっていたはず。プロ野球でも、なかなかないこと。

お目当ては、もちろん、桐光の松井裕樹投手。去年の夏の甲子園で今治西高を相手に、なんと22三振を奪って、一躍、注文を浴びたドクターKだ。今秋のドラフトの目玉とも言われている。

さて、今日はどうだったか。どうもはじめからピリッとしない。奪三振も少ないし、リードしながら、2本のホームランで逆転されてしまった。味方の、拙攻といってよい残塁の山もあり、とうとう、大事な試合を落としてしまった。これで、注目を浴びた、松井投手の夏は終わった。甲子園で雄姿をみせて欲しかったのに。

でも、ぼくとしては、学生時代最後の松井クンが投げる姿をみたわけで、彼には悪いが、運がよかったといえる。将来、プロで活躍する名投手になったときに、俺は、高校最後の松井をみたんだ、最後のマウンドとなった、8回裏では3者連続三振をとって、横浜から2ケタ10三振を奪う意地を見せたよ、と居酒屋で友達にイバレルのだ。

泣くな松井。これからだ!

松井の投球




五番打者としてもがんばった。三塁打、放つも点にならず。


8回裏、3三振。高校最後の投球を撮る。


松井の夏終わる




超満員だった、あの夏の日。
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風立ちぬ

2013-07-25 09:34:25 | Weblog
うわさの奪三振王、松井裕樹投手擁する桐光学園と横浜高校との試合が横浜スタジアムであるというので出掛けた。でも、まだ降ってはいなかったが、順延となっていて、がっかり。どうしようか、ふと思いついたのが、最近、封切られた宮崎 駿監督作品”風立ちぬ”。隣りの駅の映画館で観てきた。

”風立ちぬ”といえば、ぼくらの世代では堀辰雄。題名に惹かれて(汗)、若き日に、ぼくも読んだことがある。内容は、もうすっかり忘れていたが、映画を見ているうち、少しづつ思い出してきた。たしか婚約者が重度な結核に罹かり、残り少ない命。残された日々を大切に生きようという物語だった。”風立ちぬ、いざ生きめやも”

映画でも、この小説を下敷きにしている。小説の”私”が、零戦設計のチーフを務めた実在の人物、堀越二郎に。時代背景は、関東大震災頃から、日中戦争を経て、太平洋戦争に突入する暗い時代。二郎は大学の航空学科を出て、会社に就職。新型航空機の設計チームに入る。研究開発に携わった人であれば、わくわくするような共感場面がいっぱい。ぼくもちょっとだけ使ったことのある計算尺がしばしば出てきて、うふふ。ドイツに派遣され、最新の技術を目の当たりにして、目を輝やかす二郎。こうして、10年がたち、新型戦闘機の設計主任を任されるようになる。

研究開発物語と併行して奈緒子との恋物語。ここは、これから観る人のために詳しくは述べない(笑)。宮崎監督が自作ではじめた泣いたという場面はどこだったか。死期を悟った奈緒子が二郎に置手紙をして立ち去る場面か。

ジブリ作品、いつもながらの美しい画面と様々なキャラの登場人物も楽しい。ちんちくりんの設計技師、黒川(声、西村雅彦)や、気の強い、二郎の妹の加代(志田未来)。時空を超えて、二郎が尊敬するイタリアの技師、カプローニの声は野村萬斎。その他の声優陣は、二郎(庵野秀明)、奈緒子(滝本美織)二郎の同僚、本庄(西島秀俊)、その他、風間杜夫、竹下恵子、大竹しのぶなど多彩な声優陣。

一言でいえば、いい映画だった。あんな時代、こんな時代、現在だって、そう変わりはない。”風立ちぬ、いざ生きめやも(さあ、生きないでいられようか、断乎として生きぬこうぞ)”



主題歌は聖子ちゃんの”風立ちぬ”を期待していたのですが、ユーミンの”飛行機雲”でした。

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