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気ままに

大船での気ままな生活日誌

”家政婦のミタ”につづけ

2011-12-24 11:24:06 | Weblog
”家政婦のミタ”がテレビドラマとしては異例の40%越えの視聴率を示したという。何がこの高視聴率をもたらしたか。久々に登場した、松嶋菜々子演じる、家政婦ミタの、無表情で”承知しました”、”業務命令でしょうか”と言葉少なに対応する特異なキャラクターが、人気を呼んだともいえるが、何と言っても最大の”視聴率功労者”はタイトル名であろう。人気ドラマだった市原悦子主演”家政婦は見た”をもじってつけたタイトルが当たった。

これに味をしめた日テレが、二匹目のどじょうを狙わないわけはない。たとえば、”家政婦のミタは見た”なんかどうだろうか。菜々子主演のシリーズものにし、元祖”家政婦は見た”風に仕立て、上流階級の家庭の嘘とすきま風をあばく。ただ、無表情、承知しました、業務命令でしょうか、は継続する。第一話は”どじょう家は金魚でいっぱいだった”にする。

元祖のテレ朝も黙ってはいない。正月番組で”家政婦は見た”の2話を5時間にわたり再放送し、さらに、このとき、市原悦子主演の新番組を発表する。タイトルは未定だが、いくつか候補を挙げ、視聴者の投票によってきめる。1)”家政婦のミス”(また失敗しました お許しくださるでしょうか、を多用する)2)”家政婦のミエ”(芦屋に住んでいます 金の延べ棒で床がへこみます、これは上沼恵美子主演でもいい)3)前述の日テレの新シリーズが先行した場合という限定つきだが、対抗して、”家政婦のミタは見なかった”とする。ミタは見たか見なかったかで大騒ぎとなり、相乗効果で両番組とも50%の視聴率を越える。

TBSも後塵ながら、職業別ミタ・シリーズで応戦する。初回は専業主婦”悪妻のミタ”(承知しません、厳命します)。第二回は、”女医のミタ”(いつもの薬出しておきましょう)、第三回”薬剤師のミタ”(また同じ薬ですね、お医者さん変えた方がいいんじゃないですか)、以下”女賭博師のミタ”(ちょうかはんか よござんすか)、”女弁護士のミタ”(証人には落ち武者の幽霊を呼びましょう)、女相撲のミタ(ごっつあんです 阪神負けに賭けます)、女優のミタ(三田佳子主演)、ネタはいくらでもあるので、視聴率が20%を切るまでつづける。

来年は大変なことになりそうです。

。。。。。
フェルメールが描く、家政婦のmita


 
コメント
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