早いもんで、ロンドンの大英博物館を訪ねたから、ちょうど一ヶ月になる。その見聞録を記事にしようしようと思いつつ、その後の活動記録(汗)が優先してしまい、今日になってしまった。でもその間、大英博物館に関するいくつかの本を読むことができた。その中で、一番、面白く、わかりやすかったのが”たけしの大英博物館見聞録”(とんぼの本)である。で、今回の記事のタイトルもまねしたのでありんす。
たけしが大英博物館に行きたいと思ったのは、94年のバイク事故の直後だったそうである。生きるか死ぬかの大事故のあと、”おいらの生きてる意味があそこの中で見つかるかもしれない”と思ったそうだ。あそこに入っているものはみんな人間が死んで後世に遺したものばかりで、いうなれば大英は”生きてた証”の巣窟だ、その中で何かをつかみたいという気持ちがたけしの心を揺り動かしたのだ。
たけしが(ぼくらも)まず直行したのが”ロゼッタストーン”。本物はガラスケースに入れられているが、別室にレプリカがあり、自由におさわりが出来るし、どうして古代エジプト文字を解読したかが、説明されている。1779年、エジプトに遠征していたナポレオン軍の将校がナイル川河口付近のロゼッタ村で偶然発見、フランスに持ち帰る。その後(経緯が面白いが省略)、英国に渡り、フランス人のシャンポリオンにより解読に成功、一躍、有名な石碑となる。今や、大英一の至宝となっている。たけしに言わせると、”おいらがフランスの大統領だったら、最初にみつけたおいらの国に返せ!と抗議する。(爆)
古代エジプトをつづける。ラムネス二世の像。たけしの言葉:丸太でコロコロの時代によくまあこんなでかいものをロンドンまで持ってける気になったもんだよ。すごいのは像だけではないよ、台座にもびっくりだ。
石灰岩の夫婦像:名前は分からないんだけど貴族だって。
自然保存の男性遺体:BC3400年頃 身長163cm 髪が赤いからジンジャーとういあだながついている。
内棺
みいら室は子供たちの勉強部屋
にゃんこもおるぜよ。
つづく。次回は3日後です。これから二泊三日の小旅行に行くもんで(汗)。