すっかり、真夏モードになってしまいましたね。昨日(今日ですね)の夜、寝苦しくて夜中の1時半ころ目がさめてしまいました。ボクは寝るときにはクーラーをつけない人ですが、その代わり寝室の窓は全部開けて寝ます。それでも目がさめてしまったのでした。それで、そうゆうときにいつもするように、ボクはリビングに移り、南側のベランダのガラス戸や東側の窓を全部開けて、絨毯の上にパンツ一枚で大の字になって寝転がりました。南側からの、山を越えた海風(今日は微風でしたが)が涼やかにボクの身体を包んでくれました。ボクは幸せな気持ちになり、南の国のハメハメハ大王になったみたいになったみたいだと思いました。そういえば、昨日の昼間の浜辺でも、そうゆう気持ちになったなと思いました。
・・・
ボクは、大船ルミネで買ったばかりの、ブルーの海水パンツをはいて、江ノ島東浜海水浴場の砂浜で、大の字になっていました。しばらく波と戯れて、冷え切っていた身体には、熱い砂浜と、かんかん照りのお日様のひかりは、ここちよく、ああ、いい気持ちだ、まるで南の国のハメハメハ大王になったみたいだと思ったのでした。そのうち、うとうととして白日夢をみていました。
・・・
前日、伊東の浜辺で捕まった仲間の鮫が一匹、こちらに向かってきたのです。みんな、ジョーズだ、と叫びながら海の家の方に逃げていきました。ボクだけが取り残されてしまったのです。そのサメは浜辺近くまでジョーズに泳いで来て、サメた目でボクをにらみつけ、早く逃げないと食べちゃうぞと脅かしました。ボクはそのとき腰を抜かしていて逃げられませんでしたから、もうサメちゃんにご機嫌をとるしかないと思ったのです。サメの脳みそとゆうくらいですから、簡単にひっかかると思ったのです。
ものまねで笑わすのが一番いいと思い、ボクは、まず物まねのしやすい、ジョー卓也の歌を歌い始めました。でもはっと思い、すぐ止めました。”骨まで愛して”を歌っていたのです。これではボクを食べてねと言っているのと同じです。それで、ボクはすぐに、ソプラノ歌手の鮫島有美子さんに切り替えました。ありったけの裏声を出して、サメちゃん、海の歌が好きだろうなと思って、砂浜、浜千鳥、出船など歌ってみたのですが、相変わらずサメた顔をしていました。
それで、ボクはやけになって、目の前の江ノ島をみて咄嗟に思い出した「真白き冨士の嶺」を歌ってみました。・・真白き冨士の嶺 緑の江の島 仰ぎみるも 今は涙 帰らぬ十二の 雄々しきみ魂に 捧げまつる 胸と心・・歌っているうちに、本当に胸がつまってきて、ボクはサメがいるのも忘れてしまうほど、まごころ込めて歌っていたのでした。歌い終えて目を開けると、そこには信じられない光景が待っていたのです。あのサメちゃんが映画のジョーズのように半身を海上に出して、うちふるえているのです。そして、あのサメていた目にはいっぱい涙が溢れ、サメザメと泣いているではありませんか。涙もろいサメちゃんだったのです。名曲とゆうのはサメの心まで揺り動かすのですね。
さらにとどめを刺すべく、ボクは、今度はテノール歌手の秋川雅史のものまねで、「千の風になって」の替え歌「千の波になって」をろうろうと歌い始めました。”私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の波に 千の波になって あの大きな海を ふきわたっています”
サメちゃんは、昨日亡くなった伊東の友達サメくんのことを思い出し、もう涙がとまらなくなり、もうその歌は歌わないで、おとなしく帰るから、とおよよと泣き崩れてしまったのです。そして、ボクが最後のフレーズを、一段と高らかに歌い込むと、もう、ダメとゆうように、くるりと脊を向け、一目散に沖の方に逃げて行ったのでした。
・・・
痛い!赤い海水帽の女の子がボクの足を踏んづけて走り去っていったのでした。赤頭巾ちゃん気を付けて!・・ぶつぶつ言いながら立ち上がったところでボクの白日夢は終わったのでした。
でも海の家に戻ってからも、ハメハメハ大王になった気分はしばらく抜けず、大勢の”ビキニのお嬢さん”方が遊ぶ浜辺を、今上野で開催されている、トプカプ宮殿のハーレムの宮廷のようにみていたのでございます(汗)。
・・・・・
「南の島のハメハメハ大王」
作詞 伊藤アキラ・
作曲 森田公一
南の島の大王は
その名も偉大なハメハメハ
ロマンチックな王様で
風のすべてが彼の歌
星のすべてが彼の夢
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島の大王は
女王の名前もハメハメハ
とてもやさしい奥さんで
朝日の後で起きてきて
夕日の前に寝てしまう
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島の大王は
子どもの名前もハメハメハ
学校ぎらいの子どもらで
風がふいたら遅刻して
雨がふったらお休みで
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島に住む人は
誰でも名前がハメハメハ
おぼえやすいがややこしい
会う人会う人ハメハメハ
誰でも誰でもハメハメハ
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
・・・
ボクは、大船ルミネで買ったばかりの、ブルーの海水パンツをはいて、江ノ島東浜海水浴場の砂浜で、大の字になっていました。しばらく波と戯れて、冷え切っていた身体には、熱い砂浜と、かんかん照りのお日様のひかりは、ここちよく、ああ、いい気持ちだ、まるで南の国のハメハメハ大王になったみたいだと思ったのでした。そのうち、うとうととして白日夢をみていました。
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前日、伊東の浜辺で捕まった仲間の鮫が一匹、こちらに向かってきたのです。みんな、ジョーズだ、と叫びながら海の家の方に逃げていきました。ボクだけが取り残されてしまったのです。そのサメは浜辺近くまでジョーズに泳いで来て、サメた目でボクをにらみつけ、早く逃げないと食べちゃうぞと脅かしました。ボクはそのとき腰を抜かしていて逃げられませんでしたから、もうサメちゃんにご機嫌をとるしかないと思ったのです。サメの脳みそとゆうくらいですから、簡単にひっかかると思ったのです。
ものまねで笑わすのが一番いいと思い、ボクは、まず物まねのしやすい、ジョー卓也の歌を歌い始めました。でもはっと思い、すぐ止めました。”骨まで愛して”を歌っていたのです。これではボクを食べてねと言っているのと同じです。それで、ボクはすぐに、ソプラノ歌手の鮫島有美子さんに切り替えました。ありったけの裏声を出して、サメちゃん、海の歌が好きだろうなと思って、砂浜、浜千鳥、出船など歌ってみたのですが、相変わらずサメた顔をしていました。
それで、ボクはやけになって、目の前の江ノ島をみて咄嗟に思い出した「真白き冨士の嶺」を歌ってみました。・・真白き冨士の嶺 緑の江の島 仰ぎみるも 今は涙 帰らぬ十二の 雄々しきみ魂に 捧げまつる 胸と心・・歌っているうちに、本当に胸がつまってきて、ボクはサメがいるのも忘れてしまうほど、まごころ込めて歌っていたのでした。歌い終えて目を開けると、そこには信じられない光景が待っていたのです。あのサメちゃんが映画のジョーズのように半身を海上に出して、うちふるえているのです。そして、あのサメていた目にはいっぱい涙が溢れ、サメザメと泣いているではありませんか。涙もろいサメちゃんだったのです。名曲とゆうのはサメの心まで揺り動かすのですね。
さらにとどめを刺すべく、ボクは、今度はテノール歌手の秋川雅史のものまねで、「千の風になって」の替え歌「千の波になって」をろうろうと歌い始めました。”私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の波に 千の波になって あの大きな海を ふきわたっています”
サメちゃんは、昨日亡くなった伊東の友達サメくんのことを思い出し、もう涙がとまらなくなり、もうその歌は歌わないで、おとなしく帰るから、とおよよと泣き崩れてしまったのです。そして、ボクが最後のフレーズを、一段と高らかに歌い込むと、もう、ダメとゆうように、くるりと脊を向け、一目散に沖の方に逃げて行ったのでした。
・・・
痛い!赤い海水帽の女の子がボクの足を踏んづけて走り去っていったのでした。赤頭巾ちゃん気を付けて!・・ぶつぶつ言いながら立ち上がったところでボクの白日夢は終わったのでした。
でも海の家に戻ってからも、ハメハメハ大王になった気分はしばらく抜けず、大勢の”ビキニのお嬢さん”方が遊ぶ浜辺を、今上野で開催されている、トプカプ宮殿のハーレムの宮廷のようにみていたのでございます(汗)。
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「南の島のハメハメハ大王」
作詞 伊藤アキラ・
作曲 森田公一
南の島の大王は
その名も偉大なハメハメハ
ロマンチックな王様で
風のすべてが彼の歌
星のすべてが彼の夢
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島の大王は
女王の名前もハメハメハ
とてもやさしい奥さんで
朝日の後で起きてきて
夕日の前に寝てしまう
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島の大王は
子どもの名前もハメハメハ
学校ぎらいの子どもらで
風がふいたら遅刻して
雨がふったらお休みで
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
南の島に住む人は
誰でも名前がハメハメハ
おぼえやすいがややこしい
会う人会う人ハメハメハ
誰でも誰でもハメハメハ
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ