9月1日になりました。
この日になると、私の脳裏には必ず思い出す遠い昔が蘇ってきます。
スマホもゲーム機もテレビさえない時代のこと、生まれ育った集落の隣り集落の祭り「八朔
祭り」を楽しんだことがあります。
当時、子供の私には何の為の祭りか知るよしもなく、多くの露店が軒を並べ、神社の境内に
常設されている土俵では角力大会が開かれ、近隣からの来客で大賑わいだったその雰囲気
は年に1度だけの貴重なものでした。
後々になり、「八朔祭り」は収穫の秋に向かい、五穀豊穣を祈願するものと知りましたが、祭り
自体の目的など何処かへ、改めて神社に参拝する訳でもなく、その賑わいを見て、楽しむだけ
のことでしたが2学期の始業式が済むと急ぎ駆けつけたものでした。
近年、その祭りはどうなっているのか、昔の伝統を守り、その昔と変わりなく行われているよ
うなら、いつか機会があれば昔に返って楽しんでみたいものと思っています。