昨日でした、今冬の厳しすぎた寒さに琵琶湖周辺の越冬地に飛来しているコハクチョウの
北帰行が大幅に遅れていることを記事にしましたが、珍しく、今日もコハクチョウに関わる記
事を書かなければなりません。
それは、新聞やテレビでも報道されましたが、東映京都撮影所の撮影クルーという映像撮
影のプロ中のプロであろうと思われる人達がこともあろうに、予め用意していた爆竹を鳴らし
て驚いて飛び立つシーンを撮影していたというものでした。
これなどいくら見た目の良い映像が撮れてたとしても、決して自然な飛び立ちでなく、一種
の「やらせ」ではないかと思うと同時に、正月早々、深夜の福知山動物園に忍び込み、猿山
に大量の花火を投げ入れ猿達に危害を与え、人間対して恐怖心を与えてしまった無分別な
少年達と何ら違わない超低レベルな所業と言わざるを得ません。
その後には、180羽ほどいたコハクチョウは1羽も帰ってこなかったということですが、これ
が一過性の現象ならまだしも、来年以降どうなるか心配と聞きます。
関係者が観察センターへ謝罪に行くと言うが、福知山動物園長の言葉をそのままお借りし
て言いたい。
一番先に心から「コハクチョウに謝れ」と・・・