風の向くまま、気の向くまま

人生楽しく行こうじゃないか、山よりデッカイ獅子は出ん、何事にも挑戦するぞ!

手術記念日

2009-08-27 08:01:18 | ペット


我が家の愛犬リックが「子宮蓄膿症」になり、開腹手術をしてから今日で丁度1年になります。

手術するとは言え、その時リックはすでに15歳と言う老齢犬で、小さな体に精神的なストレス
や体力的なダメージに耐えられるか心配だったのですが、適切な治療法もなく放置すれば確実
に数日間の命となることは明白でした。

リスクはあっても、唯一の方法は手術以外にないとのこと、獣医さんを信頼し、リック自身の頑張
りに期待して手術をすることにしました。

開腹して小さな体から摘出した「子宮と卵巣」は、ポンポンに大きく腫れあがって私の両手を受け
皿にして一杯になるほどでした。

それでも、苦しがる訳でもなく、痛がる訳でもなく、泣く訳けでもなく、静かに伏せっている姿に同
じ開腹手術を経験している人間の私には真似のできない動物の持っている強さを感じたもので
した。

幸い、順調に手術は成功しましたが、次は、その後に予想される後遺症が心配でした。

やはり予想した通り、術後1週間程度は元気も食欲も回復せず、やはりダメージが大きかった
のかと思ったのですが、それ以上の心配はそれまで!

リックの生きたいと言う強い精神力があってのことと思っていますが、薄皮をはがす如く日に日
に元気さを取り戻し、めでたく今日は術後1周年を迎えることが出来ました。

現在、16歳と言う超高齢犬になり、難聴を始め年齢相応の老化現象はありますが、我が家の
大切な一員として一日でも長生きして欲しいと思っています。