オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

オイル漏れ

2009-11-23 19:56:00 | クラシック
 あきらめていませんか?トライアンフのオイル漏れ。停めておくだけで、エンジンの下にオイルがたまり、エンジンをかけたらブリ-ザーからオイルが噴出なんてことに。

 オイル漏れのところは分解してオイル漏れの原因を対処していくと防ぐことができます。

 ブリーザーからのオイル噴出しは、ポンプが原因の場合があります。トライアンフのポンプは止まっているときオイルの流れを防ぐようにスプリングで押されたボールがオイルの出口を塞いで流れを止めます。このシール性が悪くなるとタンクのオイルがエンジンに落ちてしまってエンジンをかけたとき噴出します。

 ポンプをいい物に替えるとオイルの落下もなくなりますし、クランクケースからのオイルの吸い上げも良くなり、吹き出しがなくなります。


 オイルポンプはこのタイミングカバーの中に入っています。しかし、このオイルポンプが曲者。新品なのに、吐出圧のでないものもあります。普通売っているものはどこのメーカーで作ったかわからない部品。製造メーカーのはっきりしたものを選ぶのがポイントです。

トライアル中古車"ホンダTLM220R改”(委託販売)

2009-11-22 16:20:00 | トライアル
 お客様よりの販売依頼の車両です。

 和光のタンクシート、サイレンサー、シリンダーはコンペモデルの250cc使用、ステップのワイド化加工等の改造が施されています。

 嬉しいことに、分離給油はそのまま。公道を走ってトライアルを楽しみたい方に良いと思います。とてもきれいな車両です。

価格は車両本体15.8万円(状態は現状)
登録可能

連絡はM&Dモーターサイクルス 028-655-4282




有料になりますが整備メインテナンスは可能です。

サスペンションの動きはライディングセミナーで

2009-11-21 19:08:00 | ライディング
 サスペンションは、道路の凸凹を吸収するだけではなく、コーナーリングに重要な役割をしていることはご存知のとおり。

 ベテランの方は、サスペンションの動きを感じてコーナリングにあった車体姿勢で安定させていると思います。しかし、まだライディング経験の浅い方はサスペンションの動きを感じ取れていないかもしれません。

 フロントブレーキレバーを握るとまず、スーッとフロントフォークが沈みそこからブレーキが利きだします。フロントが沈めばリアが浮き上がってきます。まずこの動きを感じこと。テクニックがどうのこうのより自分のオートバイの動きを感じ取ること、これが大事です。

 この動きを感じ取るには、気持ちを集中させなくてはいけません。そのためにはライディングセミナーで集中して練習するのが一番です。一般の道で練習してはいけません。


 ニューTE250はカヤバ製フォーク。オートバイはどんどん進歩していきます。それに負けないように感性を鍛えていきましょう。


フロントフォークオイル交換の薦め

2009-11-18 12:18:00 | メインテナンス
 エンジンオイルを交換したり、メインテナンスをよくする人でも、長い間フォークオイルを交換していないという人もみられます。

 オイルの劣化、磨耗による汚れで動きも変わってきます。ブレーキング、コーナリング時など、気持ちよく乗るにはスムースなフォークの動きは大切です。

 一般路走行が主体のオートバイなら最低でも車検のとき交換したいものです。

 トライアル車などはフロントフォークの動きを利用してフロンとアップをします。新車で入ってくるオイルの粘度が高くて動きの悪いものもあります。トライアル車は慣らしが終わったらすぐ交換したほうが良いです。


 トップキャップを外してスプリングを外してオイルを抜いて交換。
整備書に、オイルの量と油面、両方が記載されている場合があります、必ず油面を合わせましょう。


 中には、トップキャップを外しただけではオイルは抜けず、カートリッジを分解する必要なのがあるので要注意