オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

モーターサイクルダイアリーズを見てきました。

2004-11-30 23:02:05 | ノンジャンル
 以前オートバイが出てくる映画があるということで紹介しましたが、この前見てきました。ノートンの500cc(ES2?)で主人公ともう一人とがいっぱい荷物を積んで南米を旅していく映画です。オートバイ自体は前半で壊れていなくなっちゃいますけど豪快そのもの。あれは、オートバイの旅、ツーリングではありません、あくまで“旅”です。

 ノートンの単気筒の乾いたエキゾーストノイズが画面の右から左、左から右へ響いていくとと、これは旅に行かねば、、と思ってしまいます。

 私はオートバイが出てくるというだけでこの映画を見ましたが、今までまったく見たことのなかった南アメリカの風景のなかでのオートバイ、自分で走ることはできないですが、古いノートンには乗ることもできるので、その握ったハンドル、操作するレバーの感じが分かる気がして自分で走っている感じになりました。

 物語は、実在の革命家、チェゲバラの若いときのもの。オートバイで旅をして、旅先の出来事が彼の人生を変えていく。ああいう旅をすれば変わっていくんだろうなと思わずにいられません。
 


ハングオフ、してます?

2004-11-30 20:38:30 | ノンジャンル
 皆さんは“ハングオフ”で走りますか?オートバイをバンクさせて大きく腰をずらしてコーナリングしていくあのスタイル。いまどきハングオフ云々と言うと笑われそうですが、、、もちろん普通の道では必要ないのは言うまでもありませんが、私は練習してできるようになりました。もちろんサーキットでの話です。普通の道ではほとんどまっすぐ座って乗りますし、ずらす場合も、わずかに腰を動かし曲がりやすくしたり、ブレーキング時に腿をタンクに当てたりする程度です。必要ある無いより、できるけど使わないか、できないかではぜんぜん違うわけで、一応できるようになっていたほうがオートバイの操作に幅ができると思います。

 練習して分かったのは、まっすぐ乗って走るいわゆるリーンウィズという乗り方から腰を動かせばハングオフか、と言うとそうではなかったのです。足の使いかた、ステップ操作、ホールド、これらなどができないと大きく腰をずらすことはできないです。これはやっぱり練習なしにはできません。   

 同じハングオフでもケニーロバーツが活躍したころと今とではずいぶん違ってきています。オートバイもタイヤも変わってライディングスタイルが変わってきている。ハングオフを例にとっても、こういうライディングの違いも体感で理解できる。これもオートバイの楽しみのひとつだと思います。来年、練習に来てみるのはいかがでしょうか?

今年もやりました、ライディングセミナー!

2004-11-25 13:25:41 | ノンジャンル
 この前の日曜日21日に、我がオートバイのライディングスクール、“ライディングセミナー”の今年の最終回を行いました。午後から天気が崩れると言う予想に反して秋晴れとなったので、思う存分走れて参加された方も良かったのではないでしょうか?
 ’98年から始めたので今年で7年になりました。こうして開催できたのも、会場を提供していただける東武自動車教習所さんのご好意と、参加してくれるライダーの皆さんのおかげで、大変感謝しております。
 もともと、私自身ロードバイク乗るのは上手じゃなくてワインディングロードを走っても気持ちよく走れないし、何人かでのツーリングでは、ついて行くのが大変で、楽しいなんていう思いにはなれなかったので、ライディングスクールに通って練習をしたんですね。そうすると、信じられないくらいスムーズに乗れるようになって、それまで以上にオートバイで走るのが好きになっていきました。きっと同じような思いの人がいるんじゃないかと思ってこのスクールを始めたわけです。 
 オートバイは所有して普通の道だけを走って楽しむ、というのもひとつの楽しみ方ですが、オートバイの持っている性能を生かして走りたい(全開したい!)と思うのは当然です。しかし、特に最新のスポーツバイクの持っている性能を楽しむには公道では不可能ですし、それを上手に使うためには、クローズドされた場所でのスキルアップの練習が必要です。そのための基礎の練習をするのに、このラディングセミナーを使ってもらいたいと思っております。そして、全開のできるサーキット走行へ進んでもらいたいです。
 また、私のHPを見ていただいている方は、クラシックファンの方も多いと思いますが、実はクラシックなオートバイに乗る人もライディングの練習をするといいことがあるんですよ。ライディングの練習、すなわち、どういう入力をしてオートバイを操っていくかと言うことの練習ですから、それが体感できるようになると、特にハンドリンガがいいといわれている英車などの乗車フィーリングが良くわかって、走ることの楽しさが倍増します。
 来年も行ないますので参加をお待ちしてます。


4ストシングルのこと

2004-11-18 21:17:17 | ノンジャンル
 この前CL400を見たと言うことを書きましたが、ひょんなことから、ホンダの4ストシングルのSL250を譲ってもらいました。230ではありませんよ。’72,3年ごろの発売されていたものですから30年前のオートバイです。ホンダの本格的オフロード車の最初のもので、久し振りに見るそれには懐かしくほっとさせてくれるものを感じます。最近のコンペティションモデル張りのオフロード車では絶対に思わない、これでツーリングに行ったらきっと楽しいいいだろうなと考えてしまいます。
 いまBSAのB50を車検取得に向けて準備中の折、このSL250を開発していた年代はB50が最新の機種だった時代、きっと開発の時、参考にした車種に入っていたかもしれませんね。乗り比べてみるのも興味があるところです。
 譲っていただいたオーナーの方は、私とほぼ同じ年だったし、オートバイや車が好きな方だったので、そういう人と話をするのは楽しいものでした。話をしていくうちに昔の仕事関係でつながっている部分があって、これも何かの縁だなぁと、クラシックなオートバイならではの縁だと思わせてくれました。


やっぱりF1はこのカタチ!

2004-11-13 19:06:03 | ノンジャンル
 9日に茂木コレクションホールの動態確認テストがありました。6気筒のRC174、50cc2気筒など相変わらずいい音で走っておりました。2輪では、カワサキのA1Rもレストアが完了したということで出てましたが、遅れていったので音を聞くことができず、60年代の2ストロークファンとしては、とても残念でした。
 今回期待していたのは4輪のF1。2輪も好きですが、同じくらい4輪も大好きなので、RA273とRA301が走ると聞いては見逃すわけに行きません。葉巻型のあの形はシンプルで美しい。それとエンジンとエキゾーストパイプの取り回しは見ていて惚れ惚れとしてしまいます。エキゾーストノイズがまたいい!同じ2輪に通ずる甲高い音。本当にドキドキさせられてしまいます。
 クラシックのホンダF1で一番好きなのはRA302、走る姿を見てみたいなと思うのでありますが無理でしょうね。
 今回はクーパーのクライマックスの走るのも見ることができました。エンジン音を聞くと、“あっ、車だ!”と思わず言ってしまうほどの違い。こういうのを、近くで見られて、音が聞けると言うのは、車好きにとって本当にうれしいですね。
 この先の日曜日にはロータスの50周年記念イベントがあるそうで、そこではロータスの歴代F!が走るそうな、それまた楽しみ。行きたいですね!
 写真のドライバーは宮城さん。クラシックF1にはやっぱりジェットヘルです。