オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

ガスガス TXT RAGAモデル予約受付!

2009-03-28 20:10:00 | トライアル
 例年、ラガのマシンのレプリカとして、280または300のラガスペシャルが発売されていました。それがラガモデルとして、各排気量に設定されて発売されます。

 カラーリングが違うだけではありません。マグネシウム合金クランクケース、クラッチカバー、チタンエキパイ、ただでさえ軽いマシンが更に軽くなります。サスペンションやエンジンのスペシャルセッティング、究極の2サイクルマシンです。

 しかし、これは数量限定の予約販売でしか手に入りません。予約受付は4月1日~4月15日まで。予約開始まで後3日。お急ぎください。

保安部品は付いていません
250は通関証を出してくれるので登録可能(保安部品取り付け必要)
出荷予定5月20日

TXT RAGA 125 ¥  979,650-
TXT RAGA 250 ¥1,021,650-
TXT RAGA 280 ¥1,038,450-
TXT RAGA 300 ¥1,043,700-
価格は税込





クラシックバイクのリアホイールは、アジャストボルトで合わせない

2009-03-27 17:31:00 | クラシック
 走り出した瞬間、なんかおかしいと感じることの多いクラシックバイク。妙に肩に力が入ってしまう、どっかりとシートに座っていられない、ハンドルから手を離せない。

 それは前後のホイールが、一直線上に並んでいないのです。そんなときは、オートバイからちょっと離れてオートバイの車体の中心に、タイヤがあるか見てみましょう。

 フェンダーなどは曲がっていることがあるので、ステアリングヘッド、スィングアームの中心等からセンターを仮想しそれに対してタイヤがまっすぐ向いているか確認します。

 また前後のタイヤを見て、その端面が同じように見えるか確認します。その見え具合でリアホイールを調整します。ホイール自体が左右どちらかに寄っていることもあるので、スポークの張りで調整して、ホイールの位置を変える必要が出てくるかもしれません。

 前後のホイールが、ひったり直線状に並ぶと、本当に気持ちのいいハンドリングになります。


 フロントタイヤの端面からリアタイヤを見て、左右同じ同じように見えるようにハンドルを切ります。そこから見たリアタイヤの端面が左右同じか、またリアタイヤの端面を直線状に見えるようにして、フロントタイヤが左右同じ傾きか確認します。




 国産車のように、目盛りで合わせる事に慣れていると、左右の引き具合が違うと気持ちが悪いかもしれません。目盛りより、走った時の自分の感覚を大事にしましょう。


調子のいい英車

2009-03-25 18:16:00 | メインテナンス
 クラシックバイクの車検を引き受けると、憂鬱なときがあります。エンジンの調子が悪い、エンストしたらなかなか掛からない、キックが重い、ライトが暗い、レバー類の操作が重い、etc.

 ツーリングが趣味のFさんのアトラスは、そういうことを微塵も感じさせない調子よさです。

 冷えている時こそキック3~4発(オーナーなら、たぶん一発)。暖まればどんなときでもキック一発。もちろんキックも軽い。全く調子の変わらないアイドリング。良く効くブレーキ。しっかりした足回り。ガタのない操作類。

 当然検査は、国産現行車のごとくすんなり通過。Fさんが自らエンジン、車体をフルにレストアし、常にメインテナンスしている結果です。

 いつもなら、トランポに積んで車検に行くのですが、自走で行くのを楽しんできました。きちんと、修理、整備をしたら英車は最高に味わうことができるのです。



’09ハスクバーナ入荷状況

2009-03-23 19:40:00 | ハスクバーナ
 ハスクバーナのエンデューロモデルTEシリーズは、TE250、TE310、そしてTE450も入荷して現在在庫があります。

 モタードモデルは、SM450RIEが入荷待ち。そしてSM510RIEが4月末~5月に入荷してくる予定です。

 SM510Rは、昨年20台ほどが入荷してすぐになくなりました。今年も入荷数は少ないようです。510を検討されている方には、予約をお薦めします。



スペシャルパーツ製作

2009-03-21 20:49:00 | クラシック
 クラシックバイクの修理に部品は不可欠です。1920年代のダグラスのレーサーに、改造の必要が生じて部品を製作しました。

 ブレーキのカムを動かすレバーです。オリジナルのものに対し、シャフト部を延長しました。オリジナルは量産品、レバー部とシャフトを別々に作ってロー付けしたもの。今回のものは一品製作品、レバー部シャフト部一体切削加工です。

 これを制作してくれたのは以前からPRしている、ラルテフィッチェさん。これを数日で作ってくれるのですから頼もしい限りです。